京都の女子旅は「こんなハズじゃ～」の連続に

＼ようこそ～／

このブログは

海外（タイ・アメリカ）で育った帰国子女ガル子（21歳・海外歴約9年）とガル男（18歳・海外歴約11年）の英語ペラペラ日本語おっぺけ、たまにまだある異文化ショック!!なお話とおっちょこオカンBoiが直面するアラフィフヘルス＆美容＆実母の介護問題からの円形脱毛を中心に構成されてます。夫は単身赴任中。時折生存確認程度に登場です

詳しくは「はじめに～家族紹介～」を読んでね

昨日のこちらの記事

『オトナになると貯金するものが増えてくると実感』

早速お読みいただきありがとうございます。

タイ・パタヤに駐在しているときに出会い

その後お互いアメリカの中西部に再び駐在となり、今、共に日本在住の友人がいて、

かれこれ15，6年くらいのお付き合い。

そんな彼女とは、年に1回は会う。

今年も京都ひとり旅をするとなり

色々プランを練って、メインのアクティビティを陶芸体験に決定。

清水五条の「ザ・キョウト」な雰囲気の中で体験できる

瑞光窯でいざ！！

ふたりには「作りたいもの」が明確にあった。

彼女はご飯茶碗を

ワタシは五条若宮陶器祭で買った廻窯舎さんのコレ。

この器が使い勝手が良くて、こんな浅く広い器が出来たらと

ふたりとも希望を伝え

いざぐるぐる回るろくろの上の土に手を乗せる。

同じように力をかけて、上にす～っと上げていってる

つもりなのに

ブウォ～ンブゥオ～ンとゆがみ初めて、電気ろくろの上が

ロデオ

あ～ちぎれる、落ちる～！！！吹き飛ぶ～！！！

のスタートから大騒ぎ陶芸。

その後もそ～っと触って頑張るも、いっこうに作りたいものへと導かれない。なのについてくれる先生も

「それもまたいい器です」

とか言うて、迷い込んで抜け出せそうにない闇へ

ポジティブに背中を押すという

ちゃうねん、ちゃうねん

ワタシら作りたいの、ユニーク大歓迎の芸術とちゃいますねん

友人は

「先生、どんどん、どんどん外に広がっちゃう、先生、せんせーーーい！！！」

パニック

見ると、茶碗が「すしざんまい！」いうて開いた手のようにわんぱくに広がっている。

ワタシはというと

「先生～、なんか上に伸びる、ほんでデカイ！！」

高台の脇んとこも一向にくぼまず、ずっしり胴でろくろの上に仁王立ち

ちびっこ相撲の横綱やん

そんなさなかを写真に収める先生

＃不本意ナウ

そして2個目を作ってもお互い全く同じように、すしざんまいとちびっ子相撲の横綱がちゃんとと出来上がるという

そんな、ナニコレ珍作品を2個も生み出した後

土も時間も余っていたのでもうひとつ、となり

友人は片口の器。

ワタシは冨部咲喜子さんの楕円小皿のようなのを欲しかったので

この写真を見せた。

先生「あ～はいはい、わかりました」

と土の量の調整をしてくれる。

ふたりで最後の１つを作っていると

友人：「先生、どんどん、どんどん、上にあがっちゃう。あれ？なにこのくぼみ、あれ、え！？」

思ってた片口の背丈がぐんぐん伸びていく。

ワタシは、ほどよく楕円になってきたので

「外側が中に折れ曲がってたよな」

とぐ～っと押して、冨部さんのような器が完成するぞ～！！！と気が付くと、ろくろの上に

アワビの殻みたいなもんが鎮座

ナニコレ・・・

先生も友人も絶句

これ、陶芸じゃなくて工作

で、ぎゅい～んと方向転換。

こうして

なに一つ、思うように出来上がらず陶芸体験終了。

ふと周りを見ると、お皿、マグカップ

とみんなその教室がおしている体験の定番ものを作り、それはそれは美しく出来上がり、ホクホクと満足そうな笑顔。

器好きですねん！！！

言うて、技術もなにもないのに、やりたいもんだけいっちょ前に考えてきて、前のめりでやってきたミドルエイジたち

結果

「先生、違う、なんとかして～」

と慌てる二人

「でしょうね」

と、こうなることは見越してたと言わんばかりに冷静な先生

てか

見えてなかったのはそもそも、我々二人だけで。

友人は

開ききった茶碗と、濁った酒を山ほど入れて注ぐ山賊専用縦長片口が出来上がり

ワタシは

浅いどころかどこまでも深く、華奢の対極「でか太高台」が付いた椀とアワビ皿経由片口仕上がりという最後はもう「器であればよい」という心持ちに。

「乾燥して焼くと、今より一回り小さく出来上がります」という先生の言葉

ひとまわり小さくなったとて...

という我々の想いが宙を舞う

そう、サイズの問題でなく…

なのに、釉薬の見本を置かれた瞬間

心折れてんのに、いっちょ前に釉薬の色で悩むという

色付けたら、何かが変わるかも

の期待だけが膨らむ

この後、店を出てお茶お頂きながら・・・

「あれだな、ちょっと器好きのおごりあったな」

「色んな器をすごい見てきてるから、妙に希望だけ突出してたよね」

の反省会。

好きと作るは違うと思い知った2023年の秋。

この衝撃陶芸体験、年末に焼き上がったのが届くので

再びの衝撃と爆笑が降り注ぐことが約束されている。

そうなると、コレは2度もおいしい陶芸体験に。

「コスパは非常に高く、有意義な時間の使い方だったに違いない」

という総括に辿り着いたふたり。

およそ1ヶ月が経った今も

カメラロールのこれと目が合うと

ジワる

【おまけ】

上の画像の奥の人が作ってるお皿見て？

上手にできてるわ～

旅のお話２つ。お楽しみください

何一つ思い通りに行かなかった旅、前にもあった（笑）

『【そうだ、京都へ行こう!】大人の遠足＜その１＞』

シカゴ時代、旅から帰って青ざめたことあり

『旅行から帰ると・・・』

オトナ女子にビンゴなお洋服見つかります

5000円以上で600円、1万円以上で1500円

2万円で4000円OFFクーポン出てます。

  

器はアラビアのRunoシリーズ

150周年ロゴ入り先行販売は予定数限り。

売り切れ後は12月26日以降値段を上げての販売です。