病院で「え!?なんで？」診察室が人だかり

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海外（タイ・アメリカ）で育った帰国子女ガル子（21歳・海外歴約9年）とガル男（18歳・海外歴約11年）の英語ペラペラ日本語おっぺけ、たまにまだある異文化ショック!!なお話とおっちょこオカンBoiが直面するアラフィフヘルス＆美容＆実母の介護問題からの円形脱毛を中心に構成されてます。夫は単身赴任中。時折生存確認程度に登場です

詳しくは「はじめに～家族紹介～」を読んでね

それは数日前の話。

その日はムスコのガル男、整形外科のリハビリ補助のバイトの日で。帰ってきたガル男がなんだかホクホクしている。

そしたら

ガル男：「今日さ、ほぼ日本語できないって患者さんが来てさ～」

オカン：「お？とうとう君の英語が役に立つ時が来た!?」

とオカンも興味深々。

ガル男：「前にも一度来たことある患者さんらしくて。診察室に入ってちょっとしたら、先生から呼ばれてさ。で、どれくらい日本語を理解してるのか横に立って見てたんだけど…」

～診察室にて

医師：「ここしびれてる？」

患者：「・・・・・。」

医師：「ガルちゃん、これ分かってないっぽいから訳してくれる？」

そう言われ、ガル男が

ガル男：「Do you ever get a numb feeling in 

your leg?」

と聞く

患者：「Uhh, yeah, a little bit」

と答える。

ガル男：「ちょっとあるみたいです」 

と先生に伝える。

医師：「日本に来てからサッカーやってるの？」

と聞く

どうも自国ではサッカーをやっていたという情報を先生はもっていたらしく

患者：「う～ん」

とやってる風の返事

怪しいと感じたガル男が聞く

ガル男：「Have you played soccer since you came

 to Japan？」

患者：「Nope」

してへんのかーーーい！！！

ガル男：「先生、サッカーしてないって」

先生：「お、おぉぉぉぉう（笑）」

でガル男、ふと顔を上げると診察室の奥に

その病院の全看護師がずらり

いや、この病院、今止まってる！！

とガル男、思ったらしく。

ガル男：「あんなに人が英語を話すのを見たいって思われて、しかもちょっと話しただけで『スゴイ』とか言われるんだね」

と。

そう、そこなのだ！！！

帰国子女たちってのは、その言語を小さいころから生活のために使ってるだけなので、日本における特に「英語話者」の貴重性とか需要の高さを知らない

帰国して４年とはいえ、そのうちの３年半ってのは、生徒の2/3が帰国子女という高校にいから、世の「英語」に対する感覚をまだまだ知らないわけで。

これまで

「アンタたちの英語は、スゴイねん、武器やねん」

「日本にいて英語好きで努力したって、その域にはたどり着けへんえん」

「スゴイ財産やねんて!!!」

「それを存分に活かした方がエエからね」

「自分たちが思ってるよりも『すごいこと』やねんからね！！」

と何度となく言って来たけど、これがもうちっとも

ピンとけーへん

みたいな顔をすんのよ。

ほんでその顔が

英語を話せるようになりたくてしゃーないオカンからしたら

癪に障る 笑

ガル男も「日本における英語」について

この日は、少し理解してくれたのかもしれない。

昨日の記事はこちら

あ、この記事知らんわ、って方はあわせて読んでね

『【介護日記】施設長さんからの思いもよらぬあるひと言』

ピンとけーへんアメリカ話２つどうぞ！！

これなかなか深いハナシでっせ

『秘密の質問に苦戦する』

これはえらい軽いハナシでっせ

『ウォシュレットに恋焦がれ』

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