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3DS『謎惑館 ~音の間に間に~』 ファーストインプレッション



謎惑館 ~音の間に間に~
対応ゲーム機 : ニンテンドー3DS
発売日 : 2011/08/04
希望小売価格 : 4,800円(税込)
ジャンル : 立体音響アドベンチャー
プレイ人数 : 1人
セーブデータ : 1つ
CERO : C(15才以上対象)
備考 : イヤホンおよびヘッドフォン使用推奨(というか必須?)

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 3,894円(新品)
プレイ時間 : 約1時間半
プレイ内容 : 第3話の途中までプレイ
◆====================================◆


●= 摩訶不思議な館へ、よう~こそ~ =●
今作は、カプコンより発売の新作アドベンチャーゲームです。
「オトフォニクス」と呼ばれる立体音響が最大の特徴で、ヘッドフォンなどを使用してプレイするとあちらこちらから音が聞こえます。
謎だらけで個性も非常に強く、3DSのあらゆる機能も使っていきます。なので、1人きりでのプレイ推奨だとか(笑)

今回、1回目のインプレッションになります。第3話の途中までプレイしました。
もちろん、イヤホンをつけて遊んでますよ~。



●= 概要 =●
プレイヤーは、様々な”部屋”に入って、それぞれの部屋の物語を体験していきます。
物語が終わると自動で次の部屋に移動。これを繰り返します。1部屋につき、だいたい5~10分といったところです。

物語の途中ではミニゲーム的なものがあり、タッチ操作・ボイス入力・ジャイロによる本体の操作などをおこないます。
うまくいかないとゲームオーバーになることもありますが、直前からすぐにやり直すので、そんなに心配しないように(笑)

◆== セーブについて ==◆
セーブは、次の部屋に移動する時に自動でおこなわれます。
途中でやめて再開する時は、最後にセーブした部屋からのスタートになります。

◆== 音符マークについて ==◆
画面右下に「♪」のマークが表示されたら、そこはマイク入力が必要な場面です。
相手の問いや状況に合わせたセリフを言いましょう。
あまり本体に顔を近づけすぎると、逆に反応しづらくなりますからね。立体視を見る時と同じで、だいたい15~20cmくらいは離しましょう。

◆== ジャイロ操作 ==◆
画面に上下左右の三角マークが表示されたら、そこはジャイロ操作を使用する場面です。
状況に応じて、本体を動かしたり傾けたりしましょう。

その他、タッチスクリーンをタッチしたり、もちろんボタン操作をする場面もあります。



■== partygameの評価 ==■ … 69点(100点満点)
あくまで、雰囲気を楽しむ作品


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== ここまでやれば清々しい ==|
とにかく、ぶっ飛んでいます。

大抵の場面では、ボイス入力が当たり前のように出てきます。ボタン操作やタッチ操作よりもボイス入力のほうが多いと思います。『nintendogs + cats』ですら声をかけるのが苦手という人がそれなりにいるくらいですが、これは相当です。恥ずかしげもなく声を出せる人でないと、ついていけないかもしれません。
あと、世界観的にも本当になんでもあり。まあ、紙芝居的なグラフィックなので、いうほど濃くは感じないかもしれませんが…何か嫌いな表現方法があると、危ないかもしれません。ホラーでもお色気要素でも、何でも来い!という人が望ましいです。

いずれにしても、それなりの覚悟をもってプレイしてくださいな(笑)

|== 立体音響による雰囲気作り ==|
特にボイスですね。声優陣、超がんばってます。
遠くに聞こえたり、耳元でささやかれたり、息づかいや空気まで感じるような立体音響。ハンパじゃありません。

この点については文句なく満点をあげたかったんですが…ちょっと残念な部分もありました。

たまに、キャラクターが動いていないのに音声だけが右往左往している場面があります。プロモーションムービーでもあった表現ですが、これは、個人的にはあまりよろしくなかったです。”不思議”なのではなく”不自然”です。
逆に、例えばキャラクターが画面外に歩いていってしまった時に、音声などががそれに合わせて移動していないことがありました。

せっかくのオトフォニクスなので、ゲーム全体との一体感は徹底して欲しかったです。
これだと「ただオトフォニクスが使いたかっただけ~」って話になっちゃうので。もったいないです。

|== 音声の認識について ==|
基本的には、単純な言葉でないと反応してくれません。
例えば「手伝ってくれませんか?」という問いに対しては、「はい」「いいえ」と答えるのがベストです。「手伝いましょう」とか「イヤです」とか、ちょっとひねりを入れるだけで認識してくれません。
もう少しバリエーション豊富に対応して欲しかったかな~という気持ちでした。

ちなみに。
どうやら、周りの評価では「そもそも音声が認識しない」という意見が多いようです。
実は私も最初、それを強く感じたんですが…すぐにその理由が分かりました。本体に”近づきすぎ”なんですね。


おそらく大抵の人は、音声が認識されなかったら、本体に顔を近づけると思うんですね。逆効果です。なお認識されなくなります。
実は、15~20cmほど離して発声したほうが、遥かに認識率が高いです。近すぎると(認識する側には)おそらく音が割れて聞こえているんじゃないでしょうか?
音声認識がうまくいっていない人は、落ち着いて本体から一定の距離をとって、改めて発声してみてください。焦りは禁物です。

…できればゲーム側も、あまりに認識されなかったら「近づきすぎてない?」とか、それくらいのアドバイスをして欲しい気がします。

|== 3DSの様々な機能について ==|
立体視やジャイロ操作など色々ありますが、正直、あまりうまく利用できているとは思っていません。
精度とかではなく、とにかく「ムリヤリ使用している」感じが強いです。一部、理にかなった操作はありましたが。
立体視も、そんなに重要視していないからか、立体感は弱めでした。

|== 下画面が気持ち悪い? ==|
基本は上画面で物語が進行し、何も用事がない時の下画面は、筆をバケツに漬けた時のようなモヤモヤ~としたグラフィックが流れています。しかも色合いが濃いです。
人によっては、見ていると気持ち悪くなるかもしれません。いや、見る必要はないんですが、かなり目立つのでね…。イヤでも目に入る気がします。

ちなみに、モヤモヤが出ている時は、タッチスライドするとかき混ぜることができ、マイクに息を吹きかけると中心から膨らむように色が広がっていきます。

◆== まとめ ==◆
立体音響で、世にも不思議な世界や物語に没入できるのが醍醐味のゲームです。

あくまで基本は、雰囲気を楽しんで読み進めていく作品で、あとはちょっとした操作があるくらいです。
なので、ゲームをプレイする行為自体に面白さがあるゲームではありません。

それを理解したうえで購入を検討してください。

あとは、恥ずかしがらずに発声できるか?ですね。声が出せないと、このゲームは進むことができませんので。
認識が良くない場合はオプションで調整もできますが、それでも認識されない場合は、ちゃんと本体から15~20cmほど距離を置いてから試してみてください。もう一度言いますが、近づきすぎは逆効果です。

シナリオクリアしたら、セカンドインプレッションを書きます。

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   万人向け ← ○○○○○○○●○○ → 熟練者向け
 躊躇(ちゅうちょ)なく発声できて、かつ濃い世界観も大丈夫な人。けっこう、限られてきますね(笑)
 操作自体は別に難しくありません。
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    手軽に ← ○●○○○○○○○○ → じっくり
 1部屋につき5~10分。ちょっとした時間にどうぞ。
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  思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
 今のところ、頭を使う場面はないです。とにかく雰囲気をお楽しみ下さい。
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 爽快感重視 ← ●○○○○○○○○○ → 達成感重視
 「爽快感」ではなく「没入感」ですね。
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今週発売のゲームソフト 2011/08/10&08/11

※廉価版(れんかばん) … すでに発売されているタイトルが、低価格になって再販売されたものです。



●= 8月10日(水)発売のタイトル =●


モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G - pick up!-
 カプコン … アイルーライフ … 3,990円



●= 8月11日(木)発売のタイトル =●


WWE オールスターズ
 THQ ジャパン … WWEアクション … 6,090円

剣と魔法と学園モノ。3(廉価版)
 アクワイア … 本格3Dダンジョン学園RPG … 3,990円


世界樹の迷宮III 星海の来訪者(廉価版)
 アトラス … 3DダンジョンRPG … 3,129円

真・女神転生 ストレンジ・ジャーニー(廉価版)
 アトラス … RPG … 3,129円


スーパーポケモンスクランブル - pick up!-
 任天堂 … アクション … 4,800円

びっくり!とびだす!魔法のペン
 GAE … おえかきアドベンチャー … 3,990円


剣と魔法と学園モノ。3(廉価版)
 アクワイア … 本格3Dダンジョン学園RPG … 2,940円

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat
 ブロッコリー … キスよりすごい音楽って本当にあるんだよADV … 5,040円




◆== pick up 1 - PSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』 ==◆

2010年8月26日に発売された『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』のグレードアップ版です。
ネコキャラクター「アイルー」の暮らす村で、採取・料理・クエストなどを思いのままに楽しめます。新たなクエスト・新たな施設・新たなモンスターなど、追加要素が色々と盛り込まれていますよ。

私は前作をプレイしましたが、どういったものなのか?は前作で充分に楽しんだので…根本的な内容が変わっていない今作は見送る予定です。
可愛いアイルーたちとまったりスローライフを楽しみたい人は、是非どうぞ。




◆== pick up 2 - 3DS『スーパーポケモンスクランブル』 ==◆

Wiiウェアで配信中『乱戦!ポケモンスクランプル』の続編タイトルです。今回も、ネジまき人形となったポケモンたちが大暴れします。
様々なフィールドでポケモンを仲間にして、バトルロワイヤルなどに挑戦!この繰り返しで、より多くのポケモンを仲間にしていきましょう。ワイヤレス通信で協力プレイしたり、すれちがい通信でバトルが出来たりします。

元々は7月28日に発売予定でしたが、直前で延期。そして数日後、今作の発売と同日にニンテンドー3DS本体の1万円値下げが決定しました(25,000円→15,000円)。
本来この週は、3DSタイトルが1タイトルしか発売予定でなかったので…急遽、ポケモンだけでも持ってこれたことで、ニンテンドー3DSの”再出発”を後押ししてくれることと思います。さて…どうなることやら?です。


ちなみに。3DSをお持ちの人に注意事項。

8月10日以前に3DS本体を購入した人への特典”アンバサダー・プログラム”をもらうには、8月10日までに『ニンテンドーeショップ』へ一度でもアクセスする必要があります。
まだニンテンドーeショップを利用したことがない人は、別に何も購入しなくても良いので、とりあえずアクセスしておきましょう。HOMEメニューにニンテンドーeショップのアイコンがない人は、本体の更新をする必要があります。

ニンテンドーゾーン」や「3DSステーション」なら、インターネット設定をすることなく、簡単に更新やアクセスができます。
自宅に無線LANの環境がない人は、上記リンク先の公式サイトで最寄りの設置店を探して、利用してみてくださいな。

※本体更新の手順
 HOMEメニューから「本体設定」を起動 → 「その他の設定」をタッチ → 数字の4をタッチ →
 → 「本体の更新」をタッチ → 「OK」「同意する」「OK」の順にタッチすると更新開始

今日のテレビゲーム情報 2011/08/05


●= TGSでPlayStation Vitaの発売日が発表!? PS VitaコミュニティサイトでSCEJの河野弘プレジデントがコメント =●
「PlayStation Vita」コミュニティサイト - SCEJプレジデント 河野 弘からのメッセージ


E3などでは年内とか言っていたと思いますが、日本の発売時期が具体的にいつ頃かは明確にされていませんでした。
この度、改めて日本でも年内に発売することが分かって、ホッと一安心?という感じです。

そして、発売日などの詳細はおそらく「東京ゲームショウ2011(TGS2011)」での発表になるだろうとのことです。
いいですね~。今年のTGSも盛り上がりそうです。

さて、あとはタイトルラインナップですかね。発売日以上に、ここが大事なので。
このあたりの詳細も、TGS待ちになるでしょうかね?




●= "パルテナ立佞武多"が堂々の出陣! =●

8月4日~8日まで、青森県五所川原市にて「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」というお祭りが開催中です。

予定通り、ピット君とバルテナ様が立佞武多(たちねぶた)となって青森の街に光臨!
明日の8月6日まで運行予定のようですので、最寄りの人で見ていない人は、今日明日をお見逃しなく!




●= コナミ、ソーシャルゲームが家庭用ゲーム機の売上を逆転―第1四半期 =●

現在、GREEでは最もホットとされる『ドラゴンコレクション』。この存在がコナミにとってかなり大きなものとなりました。一方、コンシューマゲーム機では最近、スポーツゲーム以外で目立ったタイトルはなし。
こうなってくると、コナミとしてはきっと、ソーシャルゲーム主体になっていくんでしょうね。

どことなく寂しい感じがしますが、時代は流れるもの。
それぞれ、その時その時で有効だと思う舞台を選択していけばいいとは思います。




●= 海外サイトによる「任天堂が3DSを救う方法」TOP7 =●

1位 - コアゲーマーに焦点を合わせる
2位 - バーチャルコンソールのラインナップ拡大
3位 - ハードウェアの強化、特にバッテリーライフ
4位 - eショップ専用ゲームの開発
5位 - すれちがい通信のアップデート
6位 - 3Dに依存しない
7位 - ソフトの価格を下げる


だそうです。

”救う”という言葉の捉え方にもよるでしょうが、私の意見としては「いかにもネットユーザーな答えですね」という一言に尽きます。
トップ3を見て「フーン」って感じでしたもん。2位に、バーチャルコンソールのラインナップが挙げられている時点でね…(苦笑)

あと1位の「コアゲーマーに焦点を合わせる」というのも、いかにもな答えです。
「カジュアル層でもう一度ヒットするのは難しいようだ」というのは、判断があまりに時期尚早。また、「ハードコアゲーマーはそこに留まる理由があれば決して任天堂を見捨てることはない」という意見も、ゲームという文化がそれなりに受け入れられている海外なら、まだ通用するのかもしれませんね。日本でそれでは、また「ゲーム離れ」が加速するだけです。

ま、日本と海外の違いというところもあるかと思います。
皆さんは、この意見をどう思いますか?

Wii『ファミリーフィッシング』 ファーストインプレッション(追記あり)

※追記は、記事の一番下にあります。



ファミリーフィッシング
対応ハード : Wii
発売日 : 2011/08/04
希望小売価格 : 通常版 = 5,040円 「さおコン」同梱版 = 6,090円(ともに税込)
ジャンル : リゾートフィッシング
プレイ人数 : 1~4人
セーブデータ : 3つ
通信機能 : インターネットランキング対応
CERO : A(全年齢対象)
備考 : Wiiモーションプラス(Wiiリモコンプラス)対応

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 4,940円(新品・さおコン同梱版)
プレイ時間 : 約5時間
プレイ内容 : とりあえず一通りの釣り・ショップ・ボートを利用
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●= リゾートアイランドで、自由気ままに釣りをお楽しみあれ =●
今作は、バンダイナムコゲームスが展開している『ファミリーシリーズ』の最新作です。
その名の通り、釣りゲームです。開発はプロペが担当。様々な環境で釣りが楽しめるほか、クエストや水族館など、釣りをより楽しめる要素も充実しています。

いつもより、ちょっとボリューム多めの文章になっちゃいました。今回、1回目のインプレッションとなります。
とりあえず2つの釣り場でプレイしてみました。「さおコン」も一通り使ってみましたので、一緒に評価します。



●= 概要 =●
プレイヤーは、リゾートアイランドの釣り人となって、毎日を自由に過ごしていきます。
7時に起床。19時になると必ずホテルに戻され、ベッドで寝ると1日が終わります。ゲーム内時間は1分=1秒くらいで、メニュー画面を開いている間や建物の中では時間が止まります。

この作品は、ヌンチャクスタイル(Wiiリモコン+ヌンチャク)でプレイします。


◆== 釣りの手順(ウキ釣り) ==◆
基本、柵などがない水辺であれば、どこでも釣りができます。
釣りをしたいポイントに来てAボタンを押すと、竿を構えます。Wiiリモコンを振り上げて、真っ直ぐ前に振り下ろすと、釣り開始です。

ウキ釣りの場合は、ウキをよく見ておきましょう。コントロールスティックの上下で、カメラのズームイン・アウトができます。
ウキがしっかり沈んだタイミングで、Wiiリモコンを上に振り上げるとフィッシュオン!ここから巻きに入ります。

ヌンチャクを振り続けると、リールを巻いていきます。
”テンションゲージ”と”Wiiリモコンマーク”に従って、竿(Wiiリモコン)を傾けたりリール(ヌンチャク)を巻いていきましょう。
手強い魚も多く、距離がどんどん離れていく場合もあるでしょう。しかし、根気よく対応していれば、魚の体力が落ちて引っ張ってくる力も弱くなるので、諦めずに対応していきましょう。

|== テンションゲージ ==|
画面真ん中に表示されます。糸がピンと張るほどゲージが赤色のほうに伸びていき、緩むほどゲージが青色のほうに伸びていきます。
どちらであっても、ゲージが伸びきってしまうと魚を逃がしてしまいます。リールを巻いて、赤色に近づいてきたら止める。これを繰り返しましょう。

|== Wiiリモコンマーク ==|
いわゆる従来の釣りと同じで、魚がいる方向とは逆のほうに竿を傾けることで、テンションゲージが赤色に伸びにくくなります。
しかし、魚がいる方向に対して竿の傾けている方向が良くない場合、画面下にWiiリモコンマークが表示されます。Wiiリモコンのマークが影に重なるように、Wiiリモコンを傾けましょう。

ちなみに、今作はWiiモーションプラス(Wiiリモコンプラス)に対応しています。
竿の動きがより細やかに反映されます。

◆== ルアー釣り ==◆
基本的な手順はウキ釣りと同じです。
ただし、ウキと違ってルアーは放っておくと沈んでいくので、リールを巻いては止める、というのを繰り返す必要があります。ウキ釣りが”守りの姿勢”なら、ルアー釣りは”攻めの姿勢”です。
Wiiリモコンが振動したら、竿を振り上げてフィッシュオン!

メリットとしては、エサがいらないのでお金がかからないということ。そして、比較的大きな魚を狙うには、こちらのほうが有利だということだそうです。
デメリットは、小さい魚が食いつきにくい、もしくは食いつかないことです。小さいサイズの魚を狙うなら、ウキ釣りで。



●= システム紹介 =●

◆== セーブについて ==◆
この作品はオートセーブです。再開時は、最後にオートセーブしたポイントからのスタートになります。
別にホテルに戻らないとダメということはありません。

◆== 撮影について ==◆
移動中、2ボタンを押すと撮影モードに入ります。
コントロールスティックで視点移動。+-ボタンでズームインアウト。Cボタンと十字ボタンでプレイヤーキャラの向く方向や表情も設定できます。撮影した写真は保存され、撮影モードでいつでも見れます。ホテルの掲示板に貼り出されることも?
ちなみに、釣り上げた直後の結果画面でも撮影ができます。

◆== ポイントについて ==◆
この世界では、ポイントがお金扱いになります。
魚を釣り上げてチャージしたり、この後紹介するクエストやアワードを達成するなどでどんどん溜まっていきます。たまったポイントで、新しい釣竿や服などを購入しましょう。


◆== クエストやアワードについて ==◆
「!」マークが表示されているキャラクターに話しかけると、何らかのクエストが発生します。(○○を見つけてきて欲しい・○○を釣って欲しいなど)
クエストを達成することで、ポイントが貰えます。挑戦中のクエストは、STARTボタンを押すと開く手帳(メニュー画面)で確認できます。

また、このゲームには様々な”アワード”が存在します。簡単に言うと、ポイントやアイテムを獲得できる様々な条件が眠っているということです。
魚を○○匹以上釣る・○○を初めて利用するなど、かなり大量に用意されています。なかには難しい条件もあるみたいですが、もちろん難しいほど報酬も大きいです。

◆== ホテルの施設その1・フロント ==◆
この島には、ホテルはいくつもあります。
フロントに話しかけることで、宿泊場所を別のホテルに変えることができ、他の釣り場へと移動することができます。

◆== ホテルの施設その2・フィッシングセンター ==◆
釣った魚は、必ずここに持ってこなくてはいけません。1日の終わりに行けばいいでしょう。
ここで魚を渡すことで、ポイントが貰えます。同じ魚でも、サイズが大きいほうがもらえるポイントも上がります。


◆== ホテルの施設その3・掲示板 ==◆
掲示板には、地図・ツアー・お願い伝言などが掲載されています。

地図は、初めて来た場所では選択しておきましょう。地図を獲得できます。
以後はSELECTボタンでいつでも確認でき、地図の各ポイントに一度でも行っておけば、地図の画面から”ワープ”ができるようになります。(時間は経過します)

ツアーにも種類は様々。練習ができるスクールや、ツアー専用の釣りポイント、事前に予約が必要な大会など色々です。
お願い伝言とは、簡単に言うと”この魚を釣ってくると、ポイント2倍!”的なことです。何種類かあるので、その中から今日の目標となる魚を選択しましょう。目標にできる魚は1種類までです。

◆== ホテルの施設その4・パソコン ==◆
ホテルの部屋にあります。
調べることで、これまで獲得したアワードの一覧を確認できたり、釣った魚のサイズ、もしくは数によるランキングを見ることができます。手動でのセーブもここで。
ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続して、インターネットランキングを見ることもできますよ。
※インターネットランキングを利用するには、パソコン画面の「せってい」で、「Wi-Fiせつぞく切りかえ」をONにしましょう。初期ではOFFになっています。

ちなみに、パスワードが打てる画面もあります。
ホームページなどでパスワードを入手したら、ここで打ち込んでみましょう。そのうち、新たな魚が放出されるみたいです。


◆== ホテルの施設その5・水族館 ==◆
特定のホテルにある施設です。プレイヤーは(なぜか)ここの館長となって、水族館を管理していきます。
できるのは、魚を釣ってくることと、エリアを”増築”することです。

魚を釣ってフィッシングセンターにチャージしていけば、魚は勝手に増えていきます。
また、ポイントを消費することで新しい水槽エリアを作ったり、すでにある水槽エリアのレベルを上げて、飾り(サンゴなど)を賑やかにしたりできます。
ちなみに、水槽に近づいてAボタンで、キャラクターの視点で水槽の中を見回せます。

また、水族館の館長になってから毎日、収入が入るようになります。収入は、来場者数によって決まります。
どんどん水族館らしくなってくると、来場者数もどんどん増えていきますよ。


◆== 乗り物のレンタルについて ==◆
釣り場には、自転車・ボートなど様々な乗り物が用意されています。
利用するには、1日分のレンタル料を払う必要があります。


◆== ショップについて ==◆
ここで、ポイントと引き換えに釣り竿・エサ・ルアー・服などを購入できます。
ルアーにもかなりの種類があるみたいですが、まあ…最初のウチは無難なものを購入しておくといいでしょう(笑)
また、服も意外と豊富。上着(2種類)・下着・靴・帽子・手袋・その他アクセサリーなど様々。余裕があったら、着替えてみてはいかがでしょうか?ちなみに、着替えはホテルの部屋やショップ(一部を除く)でできます。

◆== マルチプレイについて ==◆
まだ利用はしたことないので、説明書を参考に。

移動中はどこにもいませんが、プレイヤー1が釣りポイントを決めた時に、プレイヤー2~プレイヤー4がその場に現れて、一緒に釣りを楽しむことができます。(乗り物に乗っている場合や狭い場所では、出てきません)
誰かがフィッシュオンすると、フィッシュオンしたプレイヤーが釣り上げる場面になります。
また、プレイヤー2~プレイヤー4は、Wiiリモコンのみでのプレイも可能だそうです。Wiiリモコンを振ることでリールを巻くらしいですが、竿を傾けるのはどうするか?などについては不明です。

なお、あくまでプレイヤー2~プレイヤー4はゲストという扱いなので、釣り上げた魚はプレイヤー1のものになります。



●= 「さおコン」の紹介 =●

※どうでもいいですが、3D写真です。3DSの「インターネットブラウザー」なら3Dに見えますよ。

こんな感じです。Wiiリモコンとヌンチャクを取り付けて組み立てると、右の写真のようになります。
リールは右に取り付けていますが、左に取り付けることもできますよ。
個人的には、思ったより大きいという印象でした。もちろん、ヌンチャクがリールとなってグリグリ回せます。(ヌンチャクのヒモは、さおコンの中に収納します)



■== partygameの評価 ==■ … 78点(100点満点)
概ね予想通りの面白さ ただし「さおコン」は×


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== 雰囲気作りが見事 ==|
まあ、ムービーを見た時から分かっていましたが、改めてプレイしていると、これだけでわりとテンションが上がります。

マップは思ったより広く、まずはひたすら知らないところに行ってみるだけでも冒険心をくすぐられます。
3Dグラフィック自体はそこまでクオリティが高いわけではありません(魚は例外ですけど)が、背景には実写をうまいこと使っており、特に乗り物に乗ったときの遠景は、雰囲気作りの良さを強く感じられます。
水族館とかも非常に良い雰囲気で、水槽から水槽までの通路までもが「あ~そうそう、こんな感じ」みたいな作りです。

ただただ純粋に釣りがしたいだけの人には、各所での移動などが面倒に感じるかもしれませんが…まあ、これはこういうゲームです。
”釣りの環境を作っているゲーム”ではなく、”釣りの世界を作っているゲーム”だと思ってください。


|== クエストやアワードが良いアクセント ==|
とりあえず、気ままにクエストを受けてみたり魚を釣ってみたり、何か新しいものを見つけたら利用してみましょう。それだけでもアワードが次々と発生して、ポイントがザクザク入ってきます。かなり頻繁なので、とても良いアクセントですね。
もちろん、アワードやクエストでポイントが入手できるのは1種類につき1回だけ(一部例外あり)ですから、ポイントの使用は計画的に。

|== ポイントは色々な場面で使用 ==|
わりと色々なシステムにポイントは絡んでいます。故に、ポイントを獲得するという行為だけでもモチベーションは上がりやすいです。
乗り物のレンタルや、ホテルの宿泊料に至るまで、ちゃんとポイントを払う形になっています。一見「別にいらないでしょう」とも思うんですが、そこはやはり雰囲気作りのためですからね。

|== ワープ機能について ==|
概ね『ファミリースキー』と同じ仕様なんですが、例えば”レンタルの乗り物がないと行けない場所”については、一度行ってもワープができないようです。
巨大な湖とかはほとんど乗り物で移動することになるので、さすがにちょっと面倒に感じました。こういう時は、ワープする時にレンタル料も払うようにすれば良かったのではないでしょうか?ヘンな感じはしますが、そちらのほうが理にかなっているかと。

ちなみに、ホテルの部屋や、水族館の中からはワープできません。あと、大会中もワープできません。

|== テンションゲージがちょっと見えにくい ==|
なぜか半透明なんですよね。危なくなってきたら濃くなってくるという形です。背景の色合いによっては見えにくい時があります。
また、テンションゲージが画面真ん中に表示されるのに対して、Wiiリモコンマークは画面下に表示されます。どちらも必要なデータなわけですから、あまり離れたところで表示しないで欲しかったように思いました。

半透明なのは、景観を損なうから…ということなのかもしれませんが、それならそもそも目立たない画面下に表示すればいいと思うんですが、どうでしょうかね?
今のところは、そのせいでプレイに支障が出たことはないですが…難しい釣りになってくると、ちょっと不安かも?

|== × リールの巻く音について ==|
ウキ・ルアーを投げる時は、釣り竿の振りに合わせてWiiリモコンから「ヒュッ」と音が鳴るんですね。しかし、リールを巻く時にはテレビからしか音が流れてきません。
いやいや、リールを巻く音こそWiiリモコンから流すべきでしょう!そこでなぜそうしなかったのか、はなはだ疑問に感じました。
もちろんゲームのプレイには影響しないですが、このゲームは雰囲気作りを重要視している作品です。であれば、雰囲気を作れていないこの点については、私はあえて×を付けます。ちょっと厳しすぎるかな?

あともう1つ、リール音について些細ですが気になったこと。
私がずっとリールを巻いている時、ゲーム内のキャラクターもずっとリールを巻いている…かと思いきや、半分はリールを巻いて、もう半分は竿をグイッっと引っ張っています。
引っ張っている間もリールを巻いている効果はありますし、実際の釣りはそういう感じなんだろうな~と思うんですが、こっちはずっとリールを巻いているのに、リールを巻いていないタイミングがあることには、わりと違和感を感じました。リール音がたびたび聞こえなくなりますからね。
そこはプレイヤーの操作に合わせるべきでしょう、というのが私の考えです。

|== × 「さおコン」に問題あり ==|
Wiiリモコンとヌンチャクの取り付けは少々面倒。
もちろん、何も付けずにプレイするよりかは、リールを巻いている感覚にはなれます。

しかしここで致命的な問題。リールの取っ手から、プラスチックの擦(こす)れる音がするのです。「キュッキュッ」という感じでうまく表現できませんが、少なくとも言えるのは”人間が嫌いな音”に分類される音であるということです。
最初、何とかガマンしてプレイしてみましたが…ダメです。先ほどの話にもあったように、Wiiリモコンからリール音は流れないので、擦れる音がなおのこと目立ちます。

もしかしたら私だけかもしれないので、もし「さおコン」を触ってみた人がいたらご意見が欲しいのですが…もし他の方もそうでしたら、決定的です。開発スタッフのかたは、この正式版のさおコンをちゃんと触ったんですか?と問い詰めたくなります。
まあ、触っていてもいなくても、ダメであることに代わりはありませんが。

|== その他、細々と ==|
・Wiiモーションプラスによる恩恵は、そこまでありません。多少竿の動きが細かくなりますが、プレイにはさして影響しません。

・水族館は増築していくと、それなりに広くなっていきます。迷っちゃいそうです。
しかし、マップはありません。そして、ワープ機能も使えません。ちょっと気になりました。

◆== まとめ ==◆
釣りゲームとしてはよく出来ていると思いますが、「さおコン」について残念な出来。
リール音についてもそうなんですが、ゲーム内の雰囲気作りは完璧なのに対し、ゲーム外の、我々の周りの雰囲気作りはうまくいっていない印象でした。

色々と文句を書きましたが、私は何だかんだいってハマっています(笑)

あくまで「さおコン」がオススメできないというだけのこと。通常版で、この作品の魅力を充分味わっていただけます。リール代わりのヌンチャクも、キレイに回さなくても適当に振ればリールは巻きますし、それでも多少は釣りっぽさを感じられると思いますよ。

あと、この作品は雰囲気作りを重視している作品です。テンポを重視する人には「雰囲気作りとかいいから、さっさと釣りをやらせて」と思うかもしれません。
各所での移動ややり取り、クエスト・水族館などの仕組みなどの”無駄を楽しむ部分”もある作品なので、その点を考慮に入れて、購入を検討してみてください。

プレイしていて何か評価が変わることがあれば、セカンドインプレッションを書く予定です。

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   万人向け ← ●○○○○○○○○○ → 熟練者向け
 どなたにでも、釣りの面白さを味わっていただけると思います。
 そもそも釣りに興味がないなら、話は別ですが(苦笑)
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    手軽に ← ○●○○○○○○○○ → じっくり
 オートセーブでいつでもやめることはできます。ただ、プレイし始めると、わりと止まらないかも…。
 ちなみに、1日をフルに使うと約20分といったところです。
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  思考タイプ ← ○○○○○○○●○○ → 感覚タイプ
 基本は感覚を楽しむゲームですが、慣れてきたらルアーの使い分けとかも考えるといいかもしれませn。
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 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
 自分なりに色々と目標を作って、プレイしてみましょう。
 特に目標がなく、ただただまったりと釣りを楽しむのも一興です。
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※追記(2011/08/06 08:58)

「さおコン」のプラスチックが擦れる音について、コメントでアドバイスを頂きました。

擦れる部分に少量の油を付けてあげると、イヤな音は改善されました。キッチンペーパーなどに油を染み込ませて、塗るように付けるといいでしょう。
ただし、時間が経つことで油の匂いが気にならないか?とか、油がプラスチックに影響を与えないかどうか?(変色など)は不明なので、利用は自己責任でお願い致します。

ちなみに、本来なら自転車に差す油とかのほうがいいと思うんですが、私はそんなものないので、サラダ油で代用(笑)
私も、これでしばらく利用してみて、影響がないかを調べてみます。結果はセカンドインプレッションで書く予定です。
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Wii『ファミリーフィッシング』 セカンドインプレッション(2011/09/08)

3D写真スペシャル-2「蓮華王院 三十三間堂」

7月23日~26日の旅行で撮影してきた3D写真を、いつもより多めに紹介するスペシャル。
先週から始まりました。しばらく続きそうです。


今回は、前回紹介した伏見稲荷大社のあとに行ってきた蓮華王院 三十三間堂(れんげおういん さんじゅうさんげんどう)をご紹介。
といっても、堂内は撮影禁止だったので、あまり枚数はないです。




※写真をクリックすると、もっと大きなサイズで見れます。
 ニンテンドー3DSの「インターネットブラウザー」で写真をタッチすれば、3D立体視で見たり保存したりできます。
 他の写真も同じです。







まあ、中が撮影できなかったので、とりあえず外装は色々な角度から撮っておきました。

三十三間堂はその名の通り、長さが”三十三間”なのです。
ちなみに一間(いっけん)は約1.8m。三十三間で約60mです。けっこう長いのですよ、これが。

中には、1,000体もの千手観音像がズラリ。
別に歴史とか分からない私ですが、そのスケール感には誰でも圧倒されるものがあります。
しかも像はそれぞれ違う顔をしており、1,000体のなかには必ず自分に似たような顔があるとかないとか。





堂のまわりには、池やら庭やらがあったりしたんですが…見て回ったものの、写真を撮る余裕がありませんでした。

というのも、ここの駐車場は40分しか止めておくことができない決まりだそうです。
40分以上居座っているのが見つかれば、なんか面倒な手続きが必要になるらしいので、時間厳守で行動…というわりには、堂内を回った時点で30分くらい経っていたので、庭などはそこそこ急ぎ目に回る羽目になったということです。
皆さんも、車でお越しの際はご注意あれ。でも、堂内の千手観音を見る価値はあると思いますよ。


旅めぐりの写真は、まだまだ続きます。次回から三重県へ。


前回 : スペシャル-1「伏見稲荷大社」