セグメントゲームズ β -138ページ目

PSP『ブランディッシュ~ダークレヴナント~』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション



ブランディッシュ ~ダークレヴナント~
対応ハード : PSP
発売日 : 2009/03/19
希望小売価格 : 2,800円(税込・廉価版の価格です)
ジャンル : アクションRPG
プレイ人数 : 1人
CERO : B(12才以上対象)

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 1,730円(中古)
プレイ内容 : シナリオクリア & 2周目を少しプレイ
シナリオクリアまでのプレイ時間(目安) : ●●○○○
 ●○○○○ … 5時間未満
 ●●○○○ … 5~15時間
 ●●●○○ … 15~30時間
 ●●●●○ … 30~50時間
 ●●●●● … 50時間以上
◆====================================◆



●= 地中に眠る”呪われた世界”より脱出せよ =●
今作は、日本ファルコムより発売のアクションRPGです。様々なパソコンやスーパーファミコンで発売された『ブランディッシュ』というアクションRPGのリメイク作品のようです。
基本はシンプルなダンジョンRPGですが、ちょっと独特な操作感で、様々なトラップをかいくぐりながら先を目指していきます。

今回、2回目のインプレッションとなります。
シナリオをクリアし、2周目も1時間ほど進めてみました。



●= 新たに気づいたこと・分かったこと =●

◆== ボス戦について ==◆
ボス戦でピンチになったら回復!もいいですが、実はボス戦のエリアから抜け出すことができます。
危なくなったら、素直にエリア外へ移動するといいでしょう。ボスへのダメージは蓄積されているので、この方法を利用すれば比較的安全に戦えます。
リトライパンを使用すればボスへのダメージも記憶されるので、よほど苦戦するようであれば、チマチマ削ってはエリア外に逃げるというのも、1つの方法です。

◆== 2周目について ==◆
1周目では「アレス」という剣士でプレイしたわけですが、シナリオクリアのデータを保存して、それをロードすると、ライバルとして登場した「ドーラ」という魔法使いで2周目を楽しむことができます。

キャラクター自体は、人物と武器のグラフィックがちょっと違うくらいで、今のところまだ明確な違いはありません。
しかし、ダンジョンマップの難易度は大幅アップ。1周目とは全然違う仕掛けが登場します。



■== partygameの評価 ==■ … 86点(100点満点) 前回比…+1点
後になるほど、さらなる緊張感


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== トラップが最大の敵 ==|
敵が出てくるだけだと、1体ずつしっかり対処すればそんなに苦戦しません。怖いのはトラップ。
終盤、それこそ本当に”手さぐり”で進んでいく必要のあるステージが出てきて、もう一歩一歩が怖いです。しかもそんな時に敵が来たりしたら、なお怖いです。何回パニックになったことやら(笑)
ま、そのトラップに苦労することと、それを乗り越えることがこの作品の魅力です。

|== 2周目が全くの別物 ==|
なんか、すでに何十回とゲームオーバーになっています(笑)
トラップがさらに強化されており、とても1周目と同じダンジョンをプレイしているとは思えません。容赦なしです。
まだまだこの作品は、楽しめそうですね。

|== ラスボスは多少の運が必要 ==|
超強かったです。「復活の指輪」が少なかった私も悪いんですが、しめて50回はゲームオーバーになってるかも(笑)
戦略は分かるんですが、多少の運が必要な攻撃になっているんですよね。その点が、人によっては歯がゆく感じるかもしれないとは思いましたが…まあ、ラスボスなんでね。

とりあえずラスボスまで、「復活の指輪」はたくさん残しておくこと!
あとは、今回説明した「エリア外へ逃げる」を利用して、少しずつダメージを与えていくのもいいですね。
※「復活の指輪」とは? = 死亡しても一度だけ、その場で復活。

◆== まとめ ==◆
冒険心と緊張感を最後まで楽しむことができました。隠れた名作です。
コツコツと進めていく地味な魅力が好きな人には、満足していただけると思います。2周目もまるで違うダンジョンが楽しめるので、2周プレイすれば、●3つ~●4つくらいは楽しめるかも。ボリュームも充分です。

前回も言ったことですが、操作性に少しクセがあるので、それもまた面白さだと思えるか?がポイントです。とはいえ、最初の簡単なステージで大抵の人は操作に慣れると思いますし、落ち着いて操作すればそんなに難しい操作でもありません。
そして、トラップや大量の敵によってパニックになった時に、冷静な行動がとれるか?これもまた魅力の1つです。


一応、これ以上インプレッションを書くつもりはないですが…2周目をプレイしていて、よほど評価が変わるようなことがあれば、サードインプレッションを書くかもしれません。
まあ、私のなかで2周目以降は”おまけ”なので、何か酷いことがあっても気にしないかも(笑)

|========================================================|
   万人向け ← ○○○○○●○○○○ → 熟練者向け
 操作に若干クセはありますが、わりとすぐに慣れると思います。
|========================================================|
    手軽に ← ○○●○○○○○○○ → じっくり
 セーブはいつでも可能です。リトライポイントの更新は、定期的に。
|========================================================|
  思考タイプ ← ○○○○○○●○○○ → 感覚タイプ
 トラップに気をつけて慎重に進む姿勢と、
 敵とのバトルで有利なポジション取りができるかが重要です。
|========================================================|
 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
 チビチビ進めて、次の階へ進んだ時やエリアを踏破した時の達成感を。
|========================================================|


関連記事 :
PSP『ブランディッシュ ~ダークレヴナント~』 ファーストインプレッション(2011/07/21)

3DS『謎惑館 ~音の間に間に~』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション



謎惑館 ~音の間に間に~
対応ゲーム機 : ニンテンドー3DS
発売日 : 2011/08/04
希望小売価格 : 4,800円(税込)
ジャンル : 立体音響アドベンチャー
プレイ人数 : 1人
セーブデータ : 1つ
CERO : C(15才以上対象)
備考 : イヤホンおよびヘッドフォン使用推奨(というか必須?)

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 3,894円(新品)
プレイ内容 : シナリオクリア
シナリオクリアまでのプレイ時間(目安) : ●○○○○
 ●○○○○ … 5時間未満
 ●●○○○ … 5~15時間
 ●●●○○ … 15~30時間
 ●●●●○ … 30~50時間
 ●●●●● … 50時間以上
◆====================================◆


●= 摩訶不思議な館へ、よう~こそ~ =●
今作は、カプコンより発売の新作アドベンチャーゲームです。
「オトフォニクス」と呼ばれる立体音響が最大の特徴で、ヘッドフォンなどを使用してプレイするとあちらこちらから音が聞こえます。
謎だらけで個性も非常に強く、3DSのあらゆる機能も使っていきます。なので、1人きりでのプレイ推奨だとか(笑)

今回、2回目のインプレッションになります。シナリオクリアしましたよ~。



●= 新たに分かったこと =●

◆== クリア後のお楽しみについて ==◆
タイトル画面のオプションでは、メインモードでプレイした部屋を自由に選択して再プレイができます。

ここには、シナリオをクリアすると出てくる”おまけ”のシナリオがあります。これは、メインストーリーにはない物語です。
もちろん、内容は秘密。クリアした人だけ、お楽しみいただけます。



■== partygameの評価 ==■ … 54点(100点満点) 前回比…-15点
立体音響と豊富なボイスを楽しむ作品


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== スタッフロールが良かった ==|
いわゆる普通のスタッフロールではないですし、最近よくあるスタッフロール中にミニゲームが遊べるというものでもありません。
スタッフロールにおいても”仕掛け”は用意されており、わりと楽しめるようになっていました。
もちろん、ネタバレになるので詳しくは教えません。あしからず。

|== × ストーリーが面白くない ==|
単刀直入にいうと、謎惑館は、最後まで謎だったということです。

各部屋のストーリーで良いと思ったのはあまり無く、いかにもよくあるストーリーか、すでに存在する名声を利用したネタストーリーばかり。怖い系のストーリーがそれなりに緊張できて楽しめたかな、という程度でした。
なんかスッキリしない感じが続き、最後も最後らしい感じはなく、消化不良のまま終了。なんだかなぁ~という気分です。

|== × ボリューム不足 ==|
”根本的に”というのももちろんあるんですが、それ以上に不満なのがダウンロード版の存在です。

第一話のストーリーが200円で配信中なんですが…これと比べると、4,800円という価格はあまりに釣り合っていません。
ボリューム的な部分もそうなんですが、第二話以降に”第一話になかった新鮮さ”がそんなに多くないという点でも不足です。

◆== まとめ ==◆
ありていに言えば、立体音響で作った演目の集合体という感じでした。
鑑賞作品としてはまあ悪くないと思いつつ、1つのゲームとして見ると、ボリューム不足や何となく練りこみ不足に感じて、なんか素直に楽しめない作品でした。


謎は解けてこそ価値を感じるわけで、謎を押し付けるだけ押し付けてハイおしまいって、どうかと思うわけです。
手品などのように、謎自体に大きな魅力があるならまだしも、今作は謎が本当に謎でしかなかったので。「だから何?」と思ったまま終わってしまった感じです。

ただ、オトフォニクスの魅力は充分に楽しめたので、将来への可能性を感じることはできました。
調整がけっこう大変とのことなので、標準的にゲームへ導入されるのはまだまだ先かもしれませんが…それこそ『バイオハザード』シリーズでゾンビが後ろから来ているのがハッキリ分かったり、『モンスターハンター』では聴覚を頼りに大型モンスターを探せたりと、色々活用はできるハズです。
ま、その点については今後に期待ですかね。

|========================================================|
   万人向け ← ○○○○○○○●○○ → 熟練者向け
 躊躇(ちゅうちょ)なく発声できて、かつ濃い世界観も大丈夫な人。けっこう、限られてきますね(笑)
 操作自体は別に難しくありません。
|========================================================|
    手軽に ← ○●○○○○○○○○ → じっくり
 1部屋につき5~10分。ちょっとした時間にどうぞ。
|========================================================|
  思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
 頭を使う場面はそんなにありません。とにかく雰囲気をお楽しみ下さい。
|========================================================|
 爽快感重視 ← ●○○○○○○○○○ → 達成感重視
 「爽快感」ではなく「没入感」ですね。
|========================================================|


関連記事 :
3DS『謎惑館 ~音の間に間に~』 ファーストインプレッション(2011/08/07)

※ストーリーの詳細など、ネタバレになるコメントはご遠慮ください。

3D写真スペシャル-3「伊賀上野」

7月23日~26日の旅行で撮影してきた3D写真を、いつもより多めに紹介するスペシャル。
先週から始まりました。しばらく続きそうです。

今回から、三重県の旅めぐりを紹介。
24日と25日の1泊2日で行ってきました。旅の流れを、写真を見ながら振り返っていきます。




※写真をクリックすると、もっと大きなサイズで見れます。
 ニンテンドー3DSの「インターネットブラウザー」で写真をタッチすれば、3D立体視で見たり保存したりできます。
 他の写真も同じです。


JRで京都駅から1時間半ほど。伊賀上野駅へ到着~。





といっても、駅の前に何かがあるわけでもなく、静寂な感じです。

と。ここで親が行き先である上野公園を調べてみたところ、「上野市」という駅に行く必要があることが判明。
駅員さんに聞いてみたら、「ついさっき出発したばかりで、次は1時間後です」とか言われてしまい、ゲンナリ(笑)

すると。何やらそばにいた謎のおじさんが、上野市駅なら歩いて30分くらいで行けることを教えてくれました。
感謝感謝と思っていたら、なぜかそのおじさんも「帰り道だから」といって付いてくることに。




懐かしい感じの街道を通り…


伊賀上野~上野市間の線路を横切り…上野公園へと向かいます。

途中、謎のおじさんの案内で、周辺のちょっとした見どころを覗いていきました。





伊賀では「かた焼き」と呼ばれるお菓子が名物。
小麦粉・砂糖で作ったおせんべいですが、超硬いのが特徴。割って食べないと危ないくらいです。

で、目の前でかた焼きを作っているお店にて、地元ならではの「焼きたてのかた焼き(1枚30円)」を頂きました。
いわゆるアツアツのかた焼きで、これが冷えるとカチカチになるみたいです。
アツアツかた焼きは柔らかく、ちょっと不思議な感触。口の中でゆっくり溶けていく感じです。けっこう甘いですが、ちょっと歩き疲れていたのでありがたいです。ただし、本当にアツアツなのでヤケドには注意!

店の名前は忘れましたが、場所からして「昔ながらのかたやき屋さん 鎌田製菓店」というお店かな?
近くにお越しの際は、是非どうぞ。外見ではちょっとお店と分かりにくいので、ご注意あれ。







三重県立上野高等学校。
ここには、県が指定する有形文化財である「第三尋常中学校校舎」というものがあります。ネット越しでの撮影ですが…明治時代から残り続けている校舎で、今も現役とのことです。





という感じで色々と見て回りながら、上野公園へ到着!写真は、すでに公園の中です。
入り口という入り口はよく分からなくて、撮り損ねました(笑)

ここで、謎のおじさんとはお別れ。
感謝感謝…と思っていたら、上野公園の管理者さんに「大丈夫でしたか?」と言われました。

なぜかというと、どうやらこの辺りでいわゆる”たかり”がいるらしいのです。何気なく付いてきて、流れで最終的には昼飯をおごることになっている、みたいな。
「私たちに付いて来た人は、そんなことなかった」と言うとホッとした様子でしたが…まあ普通に考えれば、勝手についてくるのは怪しい話です。親も最初から怪しんではいましたが、例のおじさんは、通りすがる人のほとんどと親しく話していたほど顔見知りだったようですし、ただの”優しいおじさん”だったと思うことにします。

…「焼きたてのかたやき」1枚おごったけど(笑)


旅めぐりの写真は、まだまだ続きます。次回から上野公園の中をウロウロ。


スペシャル-1 : 「伏見稲荷大社」
スペシャル-2 : 「蓮華王院 三十三間堂」

今日のテレビゲーム情報 2011/08/11


●= 値下げは本日(2011年8月11日)から! ニンテンドー3DS価格改定初日の様子は? =●
●= ニンテンドー3DS本日より値下げ、量販店ではまずまずの滑り出し =●
「ニンテンドー3DS」公式サイト


25,000円から15,000円に。本日より、3DSの再出発です。
ま、初日くらいはそれなりに注目を集めてもらわないと、下げた甲斐がないというものです。

ただ、8月に発売されるタイトルは少なく、9月以降もまだ不明ということで…まずは一時的な伸びになるだけでしょう。
再出発した3DSの勝負どころは、年末。『スーパーマリオ 3Dランド』『マリオカート7』を筆頭として、充実したタイトルラインナップが展開されることを期待したいです。




●= 「アンバサダー・プログラム」ファミコンソフトは9月1日より配信スタート、GBAソフトは年内 =●
「ニンテンドー3DS アンバサダー・プログラム」公式サイト


すでに既存の情報ですが、公式サイトでは新たに、自分の3DS本体がちゃんと特典の対象となっているか?を確認できるようになりました。
各自、3DS本体のバーコード番号を入力して、確認してみましょう。

また、アクセス集中によりアクセスできなかったなどの理由で、値下げ前の購入者なのにまだ対象となっていない人は、「任天堂テクニカルサポートセンター」に相談しましょう。それはそれでサポートセンターがパンクしそうですが。
あと、何らかの「値下げ前に購入したことを証明するもの」が必要だと予想されるので、相談する時は一応、外箱とかも用意しておいたほうが良いかもしれませんね。
※サポートセンターは、8月13日~17日まで休業だそうなので、ご注意下さい。




●= 『デッド オア アライブ ディメンションズ』無料スペシャル・コスチュームの再配信が決定 =●
3DS『デッド オア アライブ ディメンションズ』公式サイト


以前予想した通りで、繰り返し配信をおこなうみたいですね。

配信しなければしないで後から購入する人が損した感じになりますし、配信し続ければ続けたで発売日近くに購入した人からすれば希少価値がなくなって損した感じになりますし。
一方で、再配信をきっかけに購入する人もいるかもしれませんし。逆に「ずっと配信し続けるなら、もっと後でもいいや」となるかもしれませんし。
…こう考えていくと、キリがないですね。なかなか、難しいものです。

好評発売中で、価格は6,090円(税込)です。




●= 『サカつく7』10万本超えで1位、新作ソフトも多数ランクイン・・・週間売上ランキング(8月1日~7日) =●

この週は様々な新作が発売されましたが、トップに立ったのは、PSP『J.リーグ プロサッカークラブをつくろう! 7 EURO PLUS』。初週売上は約101,000本でした。
前作よりも伸びているようですし、さすがに往年のシリーズタイトルは実力があります。

その他の主な新作は、以下のような感じです。

DS『あつめて!カービィ』 - 2位 約75,000本
PSP『トリコ グルメサバイバル!』 - 3位 約63,000本
DS『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』 - 5位 約52,000本
Wii『ディズニー エピックミッキー ~ミッキーマウスと魔法の筆~』 - 6位 約27,000本
Wii『ファミリーフィッシング』 - 7位 約22,000本
PSP『勇者30 SECOND』 - 17位
3DS『謎惑館 ~音の間に間に~』 - 23位


カービィは、何だかんだでそれなりの数字。同じくDSで発売された『タッチ!カービィ』の初週売上(約72,000本)とほぼ同じです。
私も購入した『ファミリーフィッシング』は、概ね予想通りの数字。どうもこのシリーズ、ファミリー向けのハズなのにあまり振るわないんですよね~。まあ、当たりハズレの激しいシリーズみたいなので。
同じく購入した『謎惑館 ~音の間に間に~』が売れていないのも、まあ納得。まだ本体の売上が安定していないのに個性の強い作品なんて、売れるわけがないので。ま、それでも面白ければいいんですが、面白かったかどうかは…私がまた後日、書きますよ。セカンドインプレッションを。

関連記事 :
Wii『ファミリーフィッシング』 ファーストインプレッション(2011/08/05)
3DS『謎惑館 ~音の間に間に~』 ファーストインプレッション(2011/08/07)

3DS『VectorRacing(ベクターレーシング)』 インプレッション



VectorRacing(ベクターレーシング)
対応ゲーム機 : ニンテンドー3DS(ダウンロード専用)
発売日 : 2011/08/10
希望小売価格 : 500円(税込)
ジャンル : ノスタルジックハイスピードレーシング
プレイ人数 : 1~2人
セーブデータ : 1つ
通信機能 : ワイヤレス通信対応・インターネットランキング対応
CERO : A(全年齢対象)

◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 : 約1時間
プレイ内容 : 一通り全てのコースをプレイ(対人戦は経験なし)
◆====================================◆


●= レトロなビジュアルで、極限の速さを =●
今作は、レトロな見た目が特徴のレースゲームです。
iPhoneで配信されている同作に、ボリューム&3D立体視を追加して移植したものです。



●= 概要 =●
ルール自体は、至ってシンプルなレースゲームです。決められた周回を走って、1位を目指しましょう。
重要なのは、コーナリングの取り方とスピードパネルを踏むこと。それだけです。


◆== マシンについて ==◆
全6種類のなかから選択します。
性能が違うので、色々とプレイしてみて自分の使いやすいマシンを探しましょう。

◆== 操作説明 ==◆
スライドパットマシンのハンドル操作
Bボタンアクセルアクセルを離して曲がるとドリフト…ということは、ないみたいです。
Yボタンブレーキ
Xボタン視点の変更通常の視点・もう少し離れた視点・レーサー視点の3種類があります。
STARTボタンポーズメニューを開くここからオプションに入ることもできます。

◆== ビジュアルカラーの変更 ==◆
本来、3Dグラフィックを構築している線や文字には様々な色がありますが、オプションでこれらを一色に統一することができます。
用意されている色は、白・赤・緑・青・シアン(水色っぽい色)・黄色・マゼンタ(紫っぽい色)の7種類です。せっかくなので、色々と試してみましょう。



●= モード紹介 =●

◆== グランプリ ==◆
3種類の難易度と、3種類のグランプリから選択して、全4コースの順位で競います。

4コース×3種類なので、全12コース。これが、今作に収録されているコースの数です。
難易度は、高くなるほど全体のスピードが上がります。『マリオカート』の「50cc」「100cc」「150cc」みたいな感じだと思ってもらえばよいです。

◆== シングルレース ==◆
難易度と、好きなコースを選択してプレイできます。

◆== タイムトライアル ==◆
ライバルがいない状態でプレイできます。シングルレースと同じく、好きなコースを選択できます。

◆== VSバトル ==◆
ワイヤレス通信を使用して、2人での対戦プレイが楽しめます。

◆== レコード ==◆
各モードでの記録を見ることができます。
インターネットランキングにも対応しており、記録は、各モード・各難易度・各コースの全てに分類されています。自分の得意なモードやコースで、1位を目指してみましょう。



■== partygameの評価 ==■ … 62点(100点満点)
逆に新鮮に感じるビジュアル ゲーム性はちょっとシンプルすぎるかな


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== ビジュアルカラーの変更がいいアクセント ==|
色を変えてみながら遊んでいると、わりといいアクセントになりました。

緑一色にするとそれこそ昔のモニターっぽい感じになりますし、青一色にすると若干見えにくくなりますが夜になったような感じになりますし。意外と楽しめます。
赤一色にすると「バーチャルボーイ」みたいな色合いになり、しかも立体視に対応しているので…バーチャルボーイを見たことがない私は、こんな感じだったのかな?とか思っていたりします。

|== インターネットランキングが細かく分類 ==|
当然ながら、他のマシンがいる場合といない場合ではタイムが変わってくるわけですから、それが統一されずに別々としてランキングに記録されるのは、個人的には良い印象でした。

|== 立体視について ==|
そもそもグラフィックがシンプルなので、レースゲームとしては把握しやすいほうです。なので、立体視でより遊びやすくなった…というのは、あまり感じませんでした。

ただ、立体感はわりと強く、このグラフィックで奥行きを感じるというのが何か不思議です。
臨場感というよりは、電子空間を覗き込んでいるような感じです。

|== スピード感はそれなりに ==|
何せビジュアルがシンプルですし、コースの外にビルみたいな”高さ”を感じられるものもないので、そこまでスピードが出ている感じがしません。それでも、高難易度であれば時速600kmくらい出るので、それなりにスピード感を感じられます。
レーサー視点であれば視点が地面に近づくぶん、なおスピード感が増します。

|== 全てにおいてシンプル ==|
見た目もシンプル。音楽もシンプル。効果音もシンプル。ゲーム性も、ドリフトすらないのでシンプルです。
故に、飽きやすいかも。人によっては、ちょっと眠たくなるかも(笑)

|== ボリュームについて ==|
全12コースですし、タイムを極める以外にこれといったやりこみ要素はないので、ボリュームはそんなに多くありません。
タイムを極める楽しみ方ができる人でないと、長くは遊べないでしょうね。

|== その他、気になったこと ==|
・レース以外の画面では十字ボタンが使えてスライドパットが使えません。レースでは、スライドパッドが使えて十字ボタンが使えません。別に両方使えても良かったのでは?

・微妙な旋回ができません。スライドパットをスライドした距離によって曲がる距離が変わる…のではなく、ちちょっとスライドしても端までスライドしても、曲がる角度は変わりません。ま、iPhone版の移植だから仕方ないか…。

◆== まとめ ==◆
見た目もシンプル、内容もシンプルなレースゲームです。
ま、元々iPhoneの作品ですからね。ゲームをやり慣れている人には物足りないでしょう。ただし、インターネットランキング対応なので、タイムを極めることに楽しさを見い出せる人なら、それなりに楽しめると思います。

あと、個人的には、たまにビジュアルカラーを変化させて楽しむことをオススメします。
見た目の変化とはいえ、全部の色が変わりますからね。シンプルで飽きやすいプレイに、いいアクセントとなってくれるでしょう。
こういうグラフィックのゲームは今でもわりと面白いと感じるので、最近のゲームしか知らない人にこそ遊んでみて欲しいように思います。

|========================================================|
   万人向け ← ○●○○○○○○○○ → 熟練者向け
 シンプル操作でコースもそんなに難しくないので、レースゲーム未経験者も是非どうぞ。
|========================================================|
    手軽に ← ○●○○○○○○○○ → じっくり
 1コースで4分前後。グランプリで17分前後といったところです。
|========================================================|
  思考タイプ ← ○○○○○○○○○● → 感覚タイプ
 まあ、レースゲームなので。
|========================================================|
 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
 グランプリやインターネットランキングで1位を目指しましょう!
 何も特典はないようですが(笑)
|========================================================|