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Xbox360『レッド・デッド・リデンプション』 ファーストインプレッション



Red Dead Redemption(レッド・デッド・リデンプション)
対応ゲーム機 : PS3・Xbox360
発売日 : 2010/10/07
希望小売価格 : 7,340円(税込)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1~16人
通信機能 : インターネット通信対応・ボイスチャット対応
CERO : Z(18歳以上のみ対象)
「取り込み」の容量 : 6.8GB

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 3,680円(Xbox360版・中古)
プレイ時間 : 約5時間半
プレイ内容 : ひとまずシングルプレイでプレイ中
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●= 西部の世界で、己の道を往け =●
今作は、『グランド・セフト・オート』(以下「GTA」と略)などでおなじみのロックスター・ゲームズによる、新作アクションゲームです。
西部開拓時代のアメリカが舞台となっており、GTAと同じでオープンワールド(広大なフィールドをロードなしで駆け回れる)な世界を自由に走り回れます。

ずっと購入を迷ってましたが、3,000円台から一向に安くなる気配はないので、いよいよ買ってみました。
今回、1回目のインプレッションとなります。とりあえず、シングルプレイで進めています。
マルチプレイは、初心者が入り込める隙間がなさそうなので(笑)

ちなみに私、オープンワールドのゲームでまともに遊んだことがあるのは『Fallout(フォールアウト)』シリーズくらいです。
そのうえでの評価であることを、ご了承下さい。




●= 概要 =●
シングルプレイを基準にしてお話していきます。

基本的には、広大なフィールドを好き勝手に移動できます。思うままに、この世界を楽しんでみましょう。
プレイヤーは、メインストーリーである”ミッション”をこなすも良し。サブクエストである”出会いミッション”をこなすも良し。
はたまた、適当に野生の動物を狩って地道にお金を稼いでもいいですし、街中で暴れまわってワルの道を歩むも良しです。

まあ、基本はメインストーリーを進めることをオススメします。


◆== セーブについて ==◆
ミッションを攻略するなど大きな変化があった場合は、オートセーブされます。
また、自分の拠点のベッドを調べたり、荒野のフィールドでキャンプを張って休息すると、手動でセーブをおこないます。
なお、プレイヤーがやられてしまうと、最寄りの家からのスタートとなります。(家については、もう少し下の「施設について」で説明します)


◆== 操作説明 ==◆
== 基本行動 ==
左スティック移動
右スティックカメラ視点の操作
左スティックを
押し込む
しゃがむ
== 攻撃 ==
LBボタン武器を構える・しまう
LBボタンを押しながら
右スティック
武器の選択
LTボタンズームして狙いをつける
RTボタン武器の使用
右スティックを
押し込む
デッドアイ発動デッドアイについては、下記で説明します。
== アクション ==
RBボタン近くの隠れられる場所へ
隠れる・出る
乗り物に乗った状態で
RBボタン
減速・バック
Aボタン長押しで走る・連打でダッシュ馬に乗っている状態で、他の仲間と一緒に走っている時、
Aボタン長押しで、仲間のスピードに合わせて走ることができます。
Bボタン話す・調べる
武器のリロード
重要イベントに注目する
例えば、イベントで他の人物に付いていっている時、
Bボタンを押しておけば見失うことがありません。
Yボタン馬や乗り物に乗る・降りる
殺した獲物や人物を調べる
Xボタンジャンプ・登る屋根の上に登るといったこともできます。
馬に乗った状態で
Xボタン
馬をつなぐ本来、プレイヤーが乗っていない馬は
状況に応じて適当に移動してしまったりしますが、
木の柵?などにつなげておけば、その場で留めておくことが出来ます。
方向パッド上口笛で馬を呼ぶ
== その他 ==
方向パッド左右カメラ視点が「右肩ごし」か
「左肩ごし」かを切り替える
方向パッド下ミニマップのズームアウト
STARTボタンポーズメニューを開く
SELECTボタンアイテムメニューを開く



●= システムについて =●


◆== デッドアイについて ==◆
右スティックを押し込むと、デッドアイを発動。もう一度押し込むと、解除します。

デッドアイ発動中は画面の色が変わり、周辺の動きがすごく遅くなります。射撃が苦手な人でも、照準をつけやすくなります。
ただし、使用中はデッドアイゲージを消費。ゲージがなくなると使用できなくなります。
ゲージは時間とともに回復する他、専用のアイテムを使用したり、華麗なヘッドショットなどを決めても回復するようです。

また、ストーリーが進むにつれてデッドアイのレベルが上がるみたいです。
レベルが上がると、デッドアイ発動中にロックオンができるようになったりします。


◆== ミッションと出会いミッションについて ==◆
地図上でアルファベット表記されているポイントに行くと、メインストーリーとなる「ミッション」が発生します。イベントムービーが流れた後、仲間とともに行動してミッションを攻略していきます。
アルファベットは複数表示されており、どれを進めていくかは自由みたいです。おそらく、どれを重視して進めていくかなどで、今後の物語が変わってくるでしょう。
なお、ミッションを失敗すると、最初もしくは少し前から再開します。

また、道中ではミニマップ上に”?”マークが表示されることがあります。
マークのあるポイントに行く、もしくはそこにいる人物に話しかけることで「出会いミッション」が発生。
以後、出会いミッションで行くべきポイントは、全体マップにて紫色の丸、もしくは紫色の”?”マークで表示されます。
出会いミッションはメインストーリーとは関係ないので、好きなタイミングで進めていくといいでしょう。

あと、どちらのミッションにも属しませんが…何気なく移動していると、人が野生の動物に襲われていたり、人が誘拐されていたり、ギャングに取り囲まれていたり。そういった場面をみかけます。
もちろん、良い行動を起こせば見返りもありますが、無視しでもいいです。



◆== チャレンジについて ==◆
色々な行動をしているうちに、自動で「チャレンジ」が発生することがあります。
例えば、タカを初めて撃ち落とすとタカに関するチャレンジが発生。一定数のタカを撃ち落とすたびにレベルが上がり、報酬を得ることができます。
道中にある花を摘むとチャレンジが発生。同じ花を一定数獲得するたびにレベルが上がり、報酬を得ることができます。

こちらも出会いミッションと同じで、制限時間みたいなのも無いので、気が向いたら挑戦してみましょう。
チャレンジについても、ポーズメニュー画面で確認できます。


◆== コスチュームについて ==◆
様々なミッションをこなしたり、チャレンジのレベルを上げていくなどすると、コスチュームが手に入ります。
コスチュームは家で着替えることができ、マルチプレイモードでも使用できるそうです。


◆== 名声と名誉について ==◆
様々な行動やミッションの攻略などによって、名声が増えたり、名誉が増減したりします。
これによって、周りのあなたに対する印象が変わっていきます。


名声が上がると、より多くの人から助けを求められることになり、報酬も大きくなっていきます。
名誉が上がると、店で値引きをして貰えたり、報酬が多くなったり。はたまた、犯罪行為を目撃されても見て見ぬフリをされるようになるようです。逆に名誉が下がれば、出会いミッションを進められなくなるなどのデメリットが発生しますが、悪者には好かれるようになるとか。



◆== 決闘について ==◆
時々、決闘を申し込まれることがあります。受けて立ち、1vs1の決闘に勝利すれば、多少の名声が上がります。
今のところ、決闘の時は必ず”デッドアイ”が発動するので、よほどのことがない限り負けることはないですが…まあ、狙う部位によって結果が変わったりするのかもしれません。



◆== 懸賞金について ==◆
保安官や警察署に、指名手配犯のビラが貼られています。

内容を確認したうえで指名手配のビラを獲得をすると、犯人の目撃された場所が、マップに赤いドクロマークで表示されます。
目撃場所まで行けば、犯人とその一味が待ち受けています。殺して証拠品を取るか、投げ縄で生け捕りにして、ビラのあった場所まで帰れば、懸賞金が貰えます。
生け捕りのほうが、報酬が大きいですよ。

ちなみに。プレイヤーにも懸賞金がかかる場合があります。
町などで犯罪を目撃されてしまうと、プレイヤーに懸賞金が付いてしまい、保安官などから狙われるようになってしまいます。
懸賞金が高くなるほど、攻撃も激しくなると思われます。
右上には懸賞金専用のゲージが表示され、保安官に見つかっていない間は徐々に減っていきます。ゲージが0になれば指名手配を消すことができて、保安官からは狙われなくなるようです。


◆== 施設について ==◆
街中には、雑貨屋や薬屋、ガンショップなど色々なお店が存在します。
ポーカー・ブラックジャックといったギャンブルもあります。
これらの施設は、ミッションを攻略するなどで利用できるものが増えていきます。

また、町には空き家があります。お金を払って購入もしくは借りることで、そこを自分の家とすることができます。
家では休息&セーブができるほか、リピーターという種類の武器の弾薬が、タダで補給できます。



■== partygameの評価 ==■ … 90点(100点満点)
徹底的な雰囲気作りに、好感が持てます


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== 徹底した雰囲気作り ==|
根本的なグラフィックが綺麗なのはもちろんのことですが、細かいところへのこだわりが強く感じられますね。

広大なフィールドの中では、小動物がしょっちゅう出てきたり。馬で走っていると、対向車(対向馬?)がしょっちゅう通ったり。
街中にいきなりギャングが突撃してきたり。
なんか雲行きが怪しくなって、そのうち雨が降ってきたり。徹底していますね。

ポーカー1つとっても、トランプは実際にプレイする時のように手に隠し持って見ますし、チップやカードを配る様やチップがなくなって席を立つ様まで徹底しています。
一応、見るのが面倒くさい人のためにスキップもできます。

まあ、最近の洋ゲーではこれくらい当たり前なのかもしれませんが、私には比較のしようがないので。
ただただ感心しています(苦笑)

|== アクセントが多い ==|
ミッションやチャレンジが豊富だったり、ただ道沿いに走っているだけでもちょっとしたイベントが発生したりなど、プレイヤーを中だるみさせない工夫は施されています。
私はそういうのが気になるタイプなので、無視せずに関わるわけですが、大抵うまくいかないという(笑)

|== マーカーが便利 ==|
全体マップで行きたい場所にマーカーをつけると、”一番近くかつ安全な道順”も一緒に表示されます。
いわゆるカーナビゲーションですね。便利です。

その他、アドバイスも頻繁に出てきますし、けっこう遊びやすく出来ているとは思います。

|== ミッションについて ==|
ミッションではムービーを見た後、目的のポイントまで仲間と移動するわけですが、その間、ひっきりなしに会話がおこなわれます。雰囲気作りという点では良い演出で、私は楽しめています。
しかしこの場合、ボイスは英語なので…日本語字幕を見ながら仲間の移動に付いていかないといけないため、見るところが二箇所あって、時と場合によってはちょっと対応しづらかったです。


Bボタン押しっぱなしで仲間の速度に合わせてくれるのであれば、いっそ移動する方向も仲間に合わせて、Bボタンを押しっぱなしにさえしていれば仲間に付いていくということで、良かったのでは?とか思いました。
ま、字幕がある故に気になった点なので、海外の人には関係のない話ですが(笑)

|== 睡眠時間が設定できない ==|
ベッドで休息をおこなうと「6時間だけ睡眠する」という設定になっています。
個人的には、やはり朝・昼よりも夜のほうがターゲットが見えにくいわけですから、基本は朝・昼に行動したいわけです。となると、睡眠時間もそれに合わせて設定したいのですが…睡眠時間は6時間と固定されているので、1回休息するだけでは夜が明けていなかったりすることもあり、若干わずらわしく感じました。
まあ、『Fallout』では休息だけでなくその場で時間を進めることもできて便利だったので、結局はそれと比較してしまっているのかもしれませんね。

|== デッドアイについて ==|
アクションシューティングがそこまで得意でない私としては、このシステムはありがたいです。
ただし、回復力はけっこう遅いので、あくまで「切り札」という位置づけなんでしょうね。というか、休息をとった時くらいは回復して欲しい気もしますが、回復しないみたいなんですよね~これが。

あと、これまた比較をして申し訳ないんですが、敵を狙いやすいとか、敵味方の判断がしやすいとかいう点では『Fallout』シリーズの「V.A.T.Sシステム」と呼ばれるあの戦闘システムのほうが上です。私は(ゲームの腕前的な意味で)ヌルゲーマーなのでね(笑)
まあ、どちらが好みかは人それぞれなので。

|== その他、気になったこと ==|
・まあ、Z指定だからと言ってしまえばそれまでですが、動物の皮を剥(は)いだあと、わざわざ皮を剥いだ後の死体を残しておかなくても…とは思っちゃいました(苦笑)
あと、皮を剥ぐアクションが5~10秒程度あり、毎回見るにはちょいと面倒に感じました。スキップできないっぽいです。

◆== まとめ ==◆
抜群の表現力で構築された、西部劇の広大な世界。そこをただ思うままに行動できる、オープンワールドの見本誌みたいな作品だと感じました。

私お気に入りの『Fallout』シリーズは、雰囲気作りはそこそこで利便性も考えられていましたが、こちらは雰囲気作りに徹底。瞬間移動がないなど、利便性という点では少し劣りますが…面倒だからこそ面白いと思える部分もあるわけです。
ようは、”雰囲気作り”と”利便性”のバランスですね。どちらのほうが好みなのか?は、やはり人それぞれであります。

私はご存知の通り、チマチマしたことも好きなので、瞬間移動できないならできないで良しとして、移動しながら小動物を狩っています(笑)
ただ、今のところわりと同じ道を往復している印象なので、私がこの先、ここが原因で飽きてプレイしなくなることがないかがちょっと心配です。
広大なフィールドを見ているだけでも気持ちは高ぶりますし、アクセントとなるイベントも発生したりしますが、そうはいっても限界はあるわけで。まあ、そう思う前に新しい大地へ踏み込めるようになるとは思いますけどね。


シナリオクリアしたら、セカンドインプレッションを書く予定です。

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   万人向け ← ○○○○○○○○○● → 熟練者向け
 まあ、このタイプの作品は覚える操作が多いので、ゲームに慣れてないとキツイです。
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    手軽に ← ○○○○○○○○●○ → じっくり
 家に戻ればセーブができます。とはいえ、サクッと楽しめる作品ではないですね。
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  思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
 行動次第で状況が変わることもあるので、多少頭を使う部分もある…のかな?
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 爽快感重視 ← ○○○○○●○○○○ → 達成感重視
 敵を倒すことに価値を見い出すか、ミッションをこなすことに価値を見いだすか?
 人それぞれという感じです。
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今週発売のテレビゲーム 2011/08/25

※廉価版(れんかばん) … すでに発売されているタイトルが、低価格になって再販売されるものです。



●= 8月25日(木)発売のタイトル =●


モンスターハンターポータブル3rd HD Ver. - pick up!-
 カプコン … ハンティングアクション … 4,800円

戦国無双3 Empires
 コーエーテクモゲームス … タクティカルアクション … 6,090円(プレミアムBOX = 9,240円)

DiRT 3
 コードマスターズ … レーシングゲーム … 7,770円

Hunted: The Demon's Forge
 ゼニマックス・アジア … アクション … 7,980円
 ※D指定タイトルです(17才以上対象)

レジスタンス2(廉価版)
 ソニー・コンピュータエンタテインメント … アクション・シューティング … 2,980円
 ※D指定タイトルです(17才以上対象)

アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団(廉価版)
 ソニー・コンピュータエンタテインメント … アクションアドベンチャー … 2,980円


DiRT 3
 コードマスターズ … レーシングゲーム … 7,770円

Hunted: The Demon's Forge
 ゼニマックス・アジア … アクション … 7,980円
 ※D指定タイトルです(17才以上対象)


蒼黒の楔 緋色の欠片3 DS
 アイディアファクトリー … 女性向け恋愛ADV … 5,040円(限定版 = 7,140円)

スイートプリキュア♪メロディコレクション
 バンダイナムコゲームス … ミニゲーム集 … 5,040円

キングダム ハーツ 358/2 Days(廉価版)
 スクウェア・エニックス … ロールプレイングゲーム … 2,940円


両目で右脳を鍛える3D速読術
 マイルストーン … 速読訓練ゲーム … 3,990円


クリムゾン・エンパイア
 クインロゼ … 女性向恋愛ADV … 5,985円(豪華版 = 8,925円)

デュラララ!! 3way standoff -alley-
 アスキー・メディアワークス … 池袋疾走アドベンチャー … 5,040円(限定版 = 7,140円)

快盗天使ツインエンジェル ~時とセカイの迷宮~
 アルケミスト … アクティブスロットADV … 7,140円(限定版 = 10,290円)

ブラック★ロックシューター THE GAME - pick up!-
 イメージエポック … RPG … 6,279円(ホワイトプレミアムBOX = 10,479円)

真・三國無双6 Special
 コーエーテクモゲームス … タクティカルアクション … 6,090円

機動戦士ガンダム 新ギレンの野望 - pick up!-
 バンダイナムコゲームス … 戦略級シミュレーション … 6,280円

ペルソナ3ポータブル(廉価版)
 インデックス … RPG … 2,940円




◆== pick up 1 ~ PS3『モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.』 ==◆

いよいよ、PS3で初のモンハン祭りが始まります。

基本的な内容はPSP『モンスターハンターポータブル 3rd』と同じですが、PS3ということで画質アップ&3D立体視に対応。ちょっとした映像特典もあるらしいです。
また、PSP版との連動によりセーブデータが共有できるほか、『アドホック・パーティー』を利用すれば、PS3版のプレイヤー同士はもちろん、PSP版のプレイヤーともオンライン通信プレイが楽しめます。
あと、これはPS3コントローラのご利益ですが、右スティックでカメラ操作できるので楽チンです。

ほとんどPSP版の移植も同然ですが、この夏、他にこれといった強力なタイトルが発売されていないので、PS3ユーザー&モンハンユーザーは、わりとここに集中しているかもしれません。どの程度の成果をあげるのかが気になるところです。

ちなみに私は、購入予定なし。PSP版で、もうお腹一杯です(笑)




◆== pick up 2 ~ PSP『ブラック★ロックシューター THE GAME』 ==◆

イメージエポッグが送る日本製RPGシリーズ第2弾です。

デジタルコンテンツやアニメなどを展開している「ブラック★ロックシューター」をゲーム化したもので、ストーリーや声優は、アニメとは違うものになっているそうです。
戦闘は、シンプルなアクションバトル。移動は無しで、攻撃・回避・スキルの使用のみ。上昇するヒートゲージに注意しながら戦います。

シリーズ第1弾だった『最後の約束の物語』は、どうもまだまだ雑な作りが目立ったようで、あまり良い評価をいただけなかったようです。
今回は完全新作ではなく、存在するアニメ作品のゲーム化なので、原作関係者のためにも同じ轍(てつ)は踏みたくありませんね。あくまでムービーを見る限りですが、スピード感があって良さそうな印象でしたので、今回は面白い作品に仕上がっていることを願っています。




◆== pick up 3 ~ PSP『機動戦士ガンダム 新ギレンの野望』 ==◆

戦略シミュレーションゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズの最新作です。
ガンダムの世界ではおなじみの一年戦争 & 第二次ネオ・ジオン抗争を中心に描かれており、今回は総司令だけでなく、司令官やパイロットの視点でもプレイ可能となったようです。

私はシリーズ未経験者なので何も分かりませんが、「新」と付いているだけあって、他にもシステム周りが変わっているそうです。
シリーズファンの人は、ちょっと注意して購入を検討したほうがいいかもしれませんね。

3D写真スペシャル-4「伊賀 上野公園」

7月23日~26日の旅行で撮影してきた3D写真を、いつもより多めに紹介するスペシャル。
しばらく続いています。

前回より、三重県の旅めぐり。伊賀上野駅から、歩いて上野公園を目指すところまで紹介しました。
今回は、その上野公園の中や周辺で見たものを紹介します。


※写真は、クリックするともう少し大きなサイズで見れます。
※ニンテンドー3DSの「インターネットブラウザー」で写真をタッチすれば、立体視で見たり保存したりできます。






いきなり、本来行く予定でなかったところですが芭蕉翁記念館」というところがあったので入ってみました。
かの有名な松尾芭蕉は、伊賀が出身地。周辺には、ここ以外にも芭蕉の様々な名所があります。

…まあ、私は「おくのほそ道」という作品の名前くらいしか知らない無能なので、あまりよく分かりませんでした(苦笑)





伊賀流忍者博物館」へ。
伊賀というと、忍者をイメージする人が多いですね。
忍者の歴史や道具が展覧されていましたが、一番の見どころは忍者ショーかな。(写真は、その模様を撮ったもの)

こういうのって、いわゆる”チャンバラ”的なものを思い浮かべるかもしれませんが、ちょっと違います。1つ1つ、忍者の道具を紹介しては、それを実演するという流れになっていました。
色々な道具を分かりやすく知ることができ、多少のギャグもあり。見てて面白かったです。お越しの際は、時間を惜しまずに是非見ていってください。
ちなみに、体験後は手裏剣を実際に投げてみることも出来ますよ。(ただし有料)

また、写真には写せませんでしたが、忍者屋敷の様々な仕掛けの実演を見ることもできました。
壁のように見えて自動回転ドアのようにクルリと回る「どんでん返し」や、思わぬところに抜け穴があったりなど。こういうのって、手品と同じで相手の”先入観”をうまく利用していますね。





博物館を出て、上野城を目指す途中で俳聖殿と呼ばれるものが。
これは、記念として建築された比較的新しい建物で、笠(かさ)を被った松尾芭蕉の姿形をイメージしているそうです。

と、ここで遠くから誰かに呼ばれる声。前回紹介した、謎のおじさんです。
軽くあいさつして、早々に立ち去りました(笑)





伊賀上野城」に到着。
木が邪魔ですが、3DSカメラで全体を写すには、この位置しかなかったので…。



上野城の最上階からの写真。
目の前には、前回ちょっと紹介した三重県立上野高校が見えます。

上野城の中は、いわゆる本来の城のままの形で残されており、階段も急勾配(きゅうこうばい)です。ハイカラに変化した名古屋城とはえらい違いです。
お年寄りとかにはかなり辛いですが、歴史を残しているという意味では、私はやはり今回のような形のほうがいいと思うわけです。





これは、上野城の石垣。日本でも一・二を争う高さだそうで、30mほどあります。
もうちょっとこう…高さを感じられるよう撮りたかったんですが、なかなか難しいですね。





そして、上野公園からちょっと外れるんですが、最後にだんじり会館」という展示館に。
「だんじり」とは、京都の祇園祭とかでも出てくる、山車【だし=神輿(みこし)のようなもの】のことを言います。

撮影はできませんでしたが、京都のそれより一回り小さいようでした。
また、一定時間ごとに、巨大スクリーンで山車の歴史などが紹介される映像が流れていましたが…会館全体が暗くなり、内容も思ったより単調で言うほど興味のひくお話がなかったので、親共々、ちょっとウトウトしていました(笑)


これで伊賀めぐりは終了。
次回は、最寄りの駅から津市を目指します。(主に食べ物の話)


前回の写真 : スペシャル-3「伊賀上野」
前々回の写真 : スペシャル-2「蓮華王院 三十三間堂」

世界のゲームハード売上集計 2011/08/07~08/13

※参照元 : VGChartz Network
※前週比での増減が±5%以内の場合は「」としています。



◆== 日本 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS7,628-2232,886,780
3DS206,155+202,1271,517,426
PSP39,053+4,71717,850,614
Wii20,364+3,41111,764,532
PS320,220+1,3646,873,730
Xbox3601,553+1361,518,849

お盆休みに差しかかった影響からか、全体的に売上が上昇していますね。

そして、3DSは値下げによって飛躍的に売上が伸びています。ファミ通調べでは214,821台。メディアクリエイト調べでは196,077台。ということで、概ね20万台前後だと思えばいいでしょう。
大きく伸びたのはいいんですが、問題は次週以降ですね。おそらくスト~ンと落ちるんでしょうが、元気だったのはたった1週だけ…というのも寂しい話なので。少しの間くらいは元気であって欲しいものです。



◆== 米国 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS55,029-3,76655,723,267
3DS57,845+42,6941,227,073
PSP24,753-1,10722,319,326
Wii52,174+1,81441,628,346
PS345,722-49120,391,718
Xbox36074,277-1,89632,673,129

さて、一方。米国でも8月12日に値下げがおこなわれました。
もちろん売上は伸びているのですが、携帯ゲーム機志向の日本と比べると、そこまで大きな伸びではありません。
いや、日本が伸びすぎなんでしょうけど(笑)
ゲームソフトのほうに目を向けてみても、『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』が約19,000本の売上。前週より少し伸びたという程度です。

海外では同週に『スーパーポケモンスクランブル』が発売されなかったですし、まだ『スターフォックス64 3D』も発売されていない状態。それこそ、日本よりもタイトルラインナップが充実していないのかもしれません。そうなるとやはり、欲しいゲームソフトが出ないと買わないことに、変わりのない人がなお多いんでしょうね。
あるいは、本体価格に感じる抵抗力が、日本人ほど大きくないのかもしれません。海外は、日本よりもゲームという存在が比較的世間に浸透しているみたいなので、価格の”ボーダーライン”が日本ほど高くない。故に、値下げによる効果は思ったほど大きくないとも考えられます。

いずれにしても、本体を安くするだけではこれが限界ということで。日本以上に、海外ではまだまだ苦戦が強いられそうです。



◆== 欧州やその他地域(EMEAA) ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS51,280+2,25559,298,194
3DS50,309+37,8631,053,086
PSP34,234-1,09029,057,686
Wii47,406-4834,161,973
PS361,763-1,56524,736,514
Xbox36039,756-2,37721,181,340

こちらでの3DSも、日本ほどの伸びはなく。前任機であるDSも上回れない結果だったようです。
ゲームソフトの伸びもそこまでではないようで。この週の『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』の売上は、約21,000本となっています。

こうなってくると、次週であっという間に元の勢いに戻りそうで、怖いですね…。
もちろん、ソフトあってのゲームですからね。そうなっても、おかしくはないんですが。



◆== まとめの一言 ==◆
思った以上に伸びた日本。思ったよりは伸びなかった海外。
そして、共通して言えるのは、ゲームソフトが思ったより伸びていないということです。

3DSの値下げが、ユーザーにとって”本当の意味で”効果を発揮するのは、まだまだ先の話なのかもしれませんね。


先週のデータ : 2011/07/31~08/06

3DS『パックマン&ギャラガ ディメンションズ』 インプレッション



パックマン&ギャラガ ディメンションズ
対応ゲーム機 : ニンテンドー3DS
発売日 : 2011/06/23
希望小売価格 : 5,040円(税込)
ジャンル : アクション&シューティング
プレイ人数 : 1人
セーブデータ : 1つ
通信機能 : インターネットランキング対応
CERO : A(全年齢対象)

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 3,715円(新品)
プレイ時間 : 約3時間
プレイ内容 : 一通り全てのモードをプレイ
◆====================================◆

●= ナムコの往年タイトル、3DSでも進化! =●
今作は、ナムコの代表的なシリーズ作品である『パックマン』と『ギャラガ』の様々なゲームが楽しめる作品です。
3D立体視に対応した過去の作品。そして、今作だけの新しいシリーズ作品も収録されています。

一通り楽しみましたので、インプレッション記事は今回きりとさせていただきます。



●= 収録されている作品の紹介 =●


◆== パックマン ==◆
毎度おなじみ、初代パックマンです。立体視に対応しています。
筐体のデザインは、「テーブル筐体のデザイン」「作品オリジナルのデザイン」「デザインなし」の計3パターンから選択できます。


◆== ギャラガ ==◆
こちらも毎度おなじみ、初代ギャラガです。同じく、立体視に対応しています。
初代パックマンと同じく、3パターンの筐体デザインで楽しめます。


◆== パックマン チャンピオンシップ エディション ==◆
Xbo360のダウンロード専用タイトルとして配信されているタイトルです。
ちなみに私は、その続編であるDXバージョンを遊んだことがあります。

クッキーを食べていくという基本ルールは同じですが、スタイリッシュなグラフィックに進化しています。
また、スムーズな流れでパックマンを楽しめるようになっています。
クッキーはルートに沿って出現し、右半分のクッキーを食べると左半分からフルーツが出現。フルーツを食べると右半分に新たなクッキーが出現!という流れになっています。(左半分も同じ流れ)


◆== ギャラガ レギオンズ ==◆
Xbo360のダウンロード専用タイトルとして配信されているタイトルです。私もプレイしたことがあります。

ギャラガを撃退していくという楽しみ方は変わらないですが、出てくるギャラガの数が半端じゃなくなっています。また、特定の敵を倒すことで一網打尽にできたり、弾を撃つサブウェポンを好きな位置に設置できたりします。
詳しくは、本家のブログで私が書いた評価の記事を参照下さい。

ちなみに。
ステージ上で出てくるキャプチャーホールが、1ステージにつき1つだったのが2つに増えているので、Xbox360版よりは若干易しめになっているかも?まあ、それでも全ステージクリアはなかなか厳しいようですが。
※キャプチャーホールとは?…弾を撃ち込むことで発動して、ギャラガを自分の味方にします。


◆== パックマン ティルト ==◆
新作です。パックマンを操作する2Dスクロールアクションゲームです。

ステージの一番奥にある、スコアの書いたカップに入るとステージクリアです。
穴に落下したり敵やギミックに触れるとミスとなり、直前のチェックポイントから再開します。残機が0になるとゲームオーバーです。
全25ステージ+エクストラステージが用意されています。ステージクリアすることで新しいステージが解放されていきます。

|== 基本操作について ==|
スライドパッドで移動。Aボタンでジャンプと、基本操作はよくあるアクションゲームですが…最大の特徴は、ジャイロ操作に対応していることです。3DS本体を傾けることで重力が変わり、例えばシーソーを動かすことができたりします。
また、重力を大きく傾けた状態でパックマンがしゃがむと、勢いよくコロコロと転がっていきます。ソニックみたいな感じだと思っていただけるといいです。

ちなみに。本体をナナメに傾ける必要があるため、この作品は立体視に対応していません。傾けると、立体に見えなくなりますからね。

|== ステージ上の仕掛けについて ==|
ステージ上にはジャンプ台やフリッパーなど、ボタンで操作する仕掛けも存在します。
LボタンまたはRボタンを押して、うまく利用しましょう。

|== パワークッキーについて ==|
ステージ上にあるパワークッキーは、獲得すると”ストック”されます。
以降、下画面の専用アイコンをタッチすることで、いつでもパワークッキーを使用できます。
いつものようにゴーストが食べられるようになる他、ギミックに当たってもミスになりません。

|== メダルについて ==|
ステージクリア時のスコアに応じて、ブロンズ・シルバー・ゴールドのメダルを獲得できます。
ゴールドメダルを一定数獲得することでエクストラステージが遊べるようになるので、是非ハイスコアに挑戦してみましょう。
ゴーストを全部食べる・クッキーを全部食べる・フルーツを全部食べるなどのパーフェクトボーナスは逃さないように!


◆== ギャラガ 3D インパクト ==◆
こちらも新作です。ギャラガが、本体を動かしてプレイする一人称視点のシューティングに生まれ変わりました。

ステージの最後に登場するボスを倒すとステージクリア。
敵の攻撃や体当たりを受けて、画面上のエネルギーが0になるとゲームオーバーです。
全4ステージで、ステージを選択してプレイするということはできません。必ずステージ1からのスタートとなります。ゲームオーバーになった場合は、ステージの最初から再開します。

|== 基本操作について ==|
3DS本体を上下左右に動かすと、それに合わせて視点が動きます。Aボタンでレーザーを発射して、ギャラガを撃退していきましょう。
敵が撃ってくる弾は、レーザーで撃つとかき消せます。

|== キャプチャー弾について ==|
Bボタンを押しっぱなしにして、メーターがなくなったタイミングで離すとキャプチャー弾を発射。ザコ敵に当てることで”捕獲”します。
捕獲した敵はエネルギーとなって下画面に溜(た)まっていき、一定まで溜まると様々な能力がアップします。ちょっと強めのザコ敵は、翼を壊したり瀕死状態にしてからキャプチャー弾を当てましょう。

どの敵を捕獲すると、どの武器のエネルギーがたまるか?は、下画面に表示されています。
レーザーとキャプチャー弾は最初から使えますが、その他の武器は、一度エネルギーを満タンにしないと使用可能になりません。

|== その他の武器について ==|
Rボタンでバリアを張ります。一定時間、敵の攻撃を弾きます。
Lボタンで一定時間の間、敵の動きを止めます。
Yボタンでボムを発射。敵に当たると爆発して、さらに周囲も巻き込みます。
Xボタンだけ使ったことがないんですが、押しっぱなしでロックオン。離すと、敵を追尾するミサイルを発射します。

|== 武器のメーターについて ==|
レーザーを撃ち続けていると、照準の周りに表示されているレーザー用のメーターが減っていき、0になると満タンに回復するまでレーザーが撃てなくなります。適度に休んで、メーターを維持し続けましょう。
また、その他の武器は1回使うとメーターがなくなり、メーターが回復するまで次が使えません。

|== アジャスト機能について ==|
ジャイロ操作がなんかズレたと思った場合は、正面に向き直って、下画面の「ADJUST」アイコンをタッチしてください。
現在の位置が正面になるように再調整されます。



●= その他システム =●

◆== 勲章システム ==◆
各ゲームには、いくつかの「勲章」が隠れています。
旧作の場合は、下画面に勲章の一覧が表示されており、タッチすることで獲得する条件が見られます。
是非、コンプリートを目指してみましょう。

◆== インターネットランキング ==◆
全ての作品が、インターネットランキングに対応しています。
是非、1位を目指してみましょう!

◆== 30周年記念ムービー ==◆
パックマン30周年を記念して作られたショートムービーが見られます。
パックマンの物語のいきさつ?的なお話が見られ、パックマンたちがガンガン喋ります。(英語音声・日本語字幕)



■== partygameの評価 ==■ … 79点(100点満点)
新作が面白いです 過去作品も、立体視によってちょっと新鮮に


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== 初代『パックマン』&初代『ギャラガ』について ==|
まあ、ゲーム性自体はいつも通りのパックマン&ギャラガです。

今作ならではの特徴といえば、やはり3D立体視。筐体デザインによって、立体視の活かし方が違います。
「テーブル筐体のデザイン」は、画面にいかにもブラウン管テレビっぽい丸みが付いて、”それっぽい”という感じになります。
「オリジナル作品のデザイン」は、画面が若干奥に傾いています。個人的にはこれが一番いい見た目だと思いました。ギャラガだと、敵がちょっと奥にいるような感じなります。
「デザインなし」は、かなり微妙な立体視でした。特にパックマンは、ステージではなくパックマン&ゴーストが飛び出しており、明らかに不自然でした。普通、逆だと思うんですが…。

あと、立体視に対応するためには仕方なかったんだと思いますが、横長の画面の中に縦長の画面が表示されるため、表示がかなり小さいです。
個人的には、プレイにそこまで支障を感じませんでしたが、見にくくはありますね。

|== 『パックマン チャンピオンシップエディション』について ==|
私は続編のDX版をプレイした身なので、どうしてもそれと比べてしまうもので。若干の物足りなさを感じます。
DX版では、ゴーストが行列を作ってパックマンの後ろを付いてくるという法則があり、パワークッキーを食べることで一網打尽にできる気持ちよさがありましたが、今作にはありません。
今作はあくまでパックマン本来のプレイスタイルを重視しています。

しかし、チャンピオンシップ エディションのシリーズを初めてプレイされる人には、関係のない話です。
初代パックマンよりはテンポの良いパックマンが楽しめますし、ビジュアルの変化などで新鮮に感じられると思いますので、充分オススメできます。
ちなみに、立体視は無難といった印象。クッキーを食べた時の点数が、ちょっとこちらに向かって浮いてくるというくらいです。

|== 『ギャラガ レギオンズ』について ==|
私は原作をそれなりに評価しており、今回も変わりなく楽しめました。難易度は、相変わらず高いですけどね。
立体視は、両端がこちら側に反っているような形になり、あまり魅力的には感じませんでした。

|== 『パックマン ティルト』について ==|
いわゆる”なんかどこかで見たことのあるアクションゲーム”ではありますが、ジャイロ操作は良いアクセントになっています。

1ステージにつき大体2~4分。スピード感を活かしたステージもあれば、ジャイロ操作を駆使するステージもあり、ステージ構成もGOOD。ステージ数もそれなりに用意されており、けっこう楽しめますよ。
この作品だけ立体視に対応していませんが、本体をナナメに傾けることばかりなので、OFFにして正解ですね。

|== 『ギャラガ 3D インパクト』について ==|
本来の”ギャラガらしさ”はあまり残っていませんが、1つのゲームとしてはけっこう楽しいです。
いわゆる『顔シューティング』みたいなものですが、背景がグワングワン動いて、わりとスピード感のあるシューティングが楽しめます。
ただし、かなり酔いやすそうだな~と思ったのと、背景の動きによっては敵の動きが分からなくなって、照準が付けにくいことが気になりました。私は相変わらず、ゲームでは酔わない体質なので(苦笑)

キャプチャー弾による仕組みもいいアクセントです。
良い武器を使えるようになるには、レベルの高いザコ敵をキャプチャーしないといけませんが、グズグズしていると、初代ギャラガで御馴染みのトラクタービームを発射されて逆にエネルギーを吸い取られるという悲惨な目も。油断は禁物です。

また、難易度はかなり高いです。うまく武器をパワーアップさせていかないと後半で辛いことになりますし、ゲームオーバーになればステージの最初からです。良くも悪くも、挑戦のし甲斐があります。
全4ステージしかないので物足りないように思われそうですが、むしろ私は、まだステージ3すらクリアできないという状況でして…(哀)

|== その他の要素について ==|
・勲章やインターネットランキングがあるおかげで、初代のパックマン&ギャラガでも、わりとプレイのし甲斐があるように感じました。

・パックマン30周年記念のムービーは、なかなか面白かったです。
 約5分程度ですが、アメリカンコミックなノリに近い感じかな?途中で若干汚い表現もあるので、ご注意あれ。

・以前、セーブデータを削除できないという情報がありましたが、説明書によると、
>>「A・B・X・Y・L・Rボタンを同時に押しながらゲームを起動すると、プレイ記録を消去できます」
 と書いてあります。なんか、普通にセーブデータを削除できるみたいですね。
 …じゃあ、あの騒動って何だったんでしょうか?海外だけが、そういう仕様だったんでしょうかね。

◆== まとめ ==◆
これまでに多かった”ただ単に昔の作品を寄せ集めただけ”というシリーズ作品とは違い、今作は懐かしい要素と新しい要素がうまく両立できていたように思います。
3D立体視&ある程度のやりこみ要素により、昔の作品もわりと楽しめましたし、新作2本はどちらも良い出来でした。

新作についてはあまり”原作らしさ”が残っていないですが、”原作らしさ”によほどこだわりのある人でなければ、お楽しみいただけるかと思います。
また、実質的なボリュームはそこまで多いわけではありませんが、勲章のコンプリートを目指したり、インターネットランキングで上位を目指そうと思えば、かなり楽しめるでしょう。要するに、楽しみかた次第です。

スペースインベーダー』シリーズもそうですが、ここ最近こういったレトロな作品たちの進化が、ようやくいい方向に向いてきたように思います。
この挑戦精神を忘れないで欲しいですね。まあ、成果を出すのは厳しいかもしれませんが…。

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   万人向け ← ○○○●○○○○○○ → 熟練者向け
 作品によって違いますが、概ね万人向けかな~と。
 ただし反面、『ギャラガ レギオンズ』と『ギャラガ 3D インパクト』は、かなり歯ごたえがあります。
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    手軽に ← ○○●○○○○○○○ → じっくり
 だいたいは、短い時間で楽しんでいただけます。だいたい5分前後です。
 ただし『ギャラガ 3D インパクト』は通してプレイしないといけないので、そこそこ時間がかかるかも。だいたい25分前後といったところです。
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  思考タイプ ← ○○○○○●○○○○ → 感覚タイプ
 『パックマン』シリーズは、どちらかというと思考タイプ。
 『ギャラガ』シリーズは、感覚タイプですね。
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 爽快感重視 ← ○○○○○○○●○○ → 達成感重視
 気持ちの良い場面もあったりしますが、やはり達成感重視かな。
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