世界のゲームハード売上集計 2011/08/07~08/13 | セグメントゲームズ β

世界のゲームハード売上集計 2011/08/07~08/13

※参照元 : VGChartz Network
※前週比での増減が±5%以内の場合は「」としています。



◆== 日本 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS7,628-2232,886,780
3DS206,155+202,1271,517,426
PSP39,053+4,71717,850,614
Wii20,364+3,41111,764,532
PS320,220+1,3646,873,730
Xbox3601,553+1361,518,849

お盆休みに差しかかった影響からか、全体的に売上が上昇していますね。

そして、3DSは値下げによって飛躍的に売上が伸びています。ファミ通調べでは214,821台。メディアクリエイト調べでは196,077台。ということで、概ね20万台前後だと思えばいいでしょう。
大きく伸びたのはいいんですが、問題は次週以降ですね。おそらくスト~ンと落ちるんでしょうが、元気だったのはたった1週だけ…というのも寂しい話なので。少しの間くらいは元気であって欲しいものです。



◆== 米国 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS55,029-3,76655,723,267
3DS57,845+42,6941,227,073
PSP24,753-1,10722,319,326
Wii52,174+1,81441,628,346
PS345,722-49120,391,718
Xbox36074,277-1,89632,673,129

さて、一方。米国でも8月12日に値下げがおこなわれました。
もちろん売上は伸びているのですが、携帯ゲーム機志向の日本と比べると、そこまで大きな伸びではありません。
いや、日本が伸びすぎなんでしょうけど(笑)
ゲームソフトのほうに目を向けてみても、『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』が約19,000本の売上。前週より少し伸びたという程度です。

海外では同週に『スーパーポケモンスクランブル』が発売されなかったですし、まだ『スターフォックス64 3D』も発売されていない状態。それこそ、日本よりもタイトルラインナップが充実していないのかもしれません。そうなるとやはり、欲しいゲームソフトが出ないと買わないことに、変わりのない人がなお多いんでしょうね。
あるいは、本体価格に感じる抵抗力が、日本人ほど大きくないのかもしれません。海外は、日本よりもゲームという存在が比較的世間に浸透しているみたいなので、価格の”ボーダーライン”が日本ほど高くない。故に、値下げによる効果は思ったほど大きくないとも考えられます。

いずれにしても、本体を安くするだけではこれが限界ということで。日本以上に、海外ではまだまだ苦戦が強いられそうです。



◆== 欧州やその他地域(EMEAA) ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS51,280+2,25559,298,194
3DS50,309+37,8631,053,086
PSP34,234-1,09029,057,686
Wii47,406-4834,161,973
PS361,763-1,56524,736,514
Xbox36039,756-2,37721,181,340

こちらでの3DSも、日本ほどの伸びはなく。前任機であるDSも上回れない結果だったようです。
ゲームソフトの伸びもそこまでではないようで。この週の『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』の売上は、約21,000本となっています。

こうなってくると、次週であっという間に元の勢いに戻りそうで、怖いですね…。
もちろん、ソフトあってのゲームですからね。そうなっても、おかしくはないんですが。



◆== まとめの一言 ==◆
思った以上に伸びた日本。思ったよりは伸びなかった海外。
そして、共通して言えるのは、ゲームソフトが思ったより伸びていないということです。

3DSの値下げが、ユーザーにとって”本当の意味で”効果を発揮するのは、まだまだ先の話なのかもしれませんね。


先週のデータ : 2011/07/31~08/06