男性に多い「喉頭がん」
こんにちは、阪急石橋店スタッフYです。「喉頭がん」というと、最近では声帯を摘出した芸能人のつんく♂さんを思い浮かべますが、国立がん研究センターの統計によれば、喉頭がんの発生頻度は人口10万人あたり約3.4名、がん全体の0.6%程度と報告されており、稀ながんのひとつといえます。しかし、発症すると症状の進行や治療内容によっては声に大きな影響が出たり、声を出すことができなくなったりする可能性があり、日常生活に大きな影響を及ぼします。喉頭には「声を出す」、「肺への空気の出入りを確保する」、「気管に水や食べ物が入ることを防止する」という機能があります。声が枯れたり、かすれたり、食べ物や飲み物でむせることが頻繁にあったり、それが長引いたりするような場合は要注意です。喉頭がんの治療は、他のがんと同様、手術、抗がん剤治療、放射線治療の3つを進行度合いやできた場所に応じて組み合わせて行います。抗がん剤治療や放射線治療は近年ほぼ外来による治療が行われており、仕事を続けながら治療を受けるケースが多くなっています。一方手術による治療は基本的に入院治療となり、できた場所によっては声帯を含めて喉頭そのものを摘出しなくてはならない場合があります。声を残すのか、失うのかは非常に大きな決断を要し、例えばつんく♂さんは喉頭を摘出しましたが、故・立川談志さんや忌野清志郎さんは残すことを選択しました。いずれにせよ、主治医とよく相談して治療方針を決めていく必要がありますね。喉頭がんはタバコとの関連が極めて高いと言われており、実際、喉頭がん患者さんの約9割がタバコを吸う人と報告されています。もし、声のかすれが気になったときは早めに病院へ行き、診察を受けてくださいね。