ガス欠で起きる、弊害とは? | 裕ちゃんが、言うよね~!

ガス欠で起きる、弊害とは?


ガス欠は、
エンジンへの
ダメージが有る…?


ガソリン等燃料の残量は
小まめにチェックしておくのが
理想的ですが、うっかり給油を怠ると
「ガス欠」になってしまいます。


実はこの「ガス欠」、

エンジンへ大きな負担に

なってしまう事も、

ご存知でしょうか?

エンジンへの負担…


燃料不足が原因で
エンジンの空転が発生します。
その為、摩擦熱や摩耗により、
燃料ポンプ、インジェクター、
バッテリー、スターターモーター等の
燃料パーツに負担がかかり、
最悪の場合、
部品の交換までに至るケースも
あるそうです。
★インジェクターは、燃料噴射装置。
 燃料ポンプは、
 燃料タンクから汲み上げる装置。


また、ガス欠後の給油をした直後には
燃料ポンプ内等に空気が溜まっており
すぐにエンジンが始動しないため、
何度か空回しが必要になる為、
それもまた負担の一つになるそうです。

化石燃料のできるまで…

ハイオク・レギュラー・軽油の原料は
元々同じ石油で、蒸留して作られますが
蒸留する時の温度が、
約30度~約180度で
ガソリンが抽出され、
約240度~約350度で
軽油が抽出されます。

残留オイルが重油となり、
大型船舶の燃料となります。
他にも石油会社で工場見学等があれば、
ジェット燃料等も分かるでしょうか…?

ハイオクとレギュラーは
ガソリンになり、
オクタン価の違いで
ハイオクとレギュラーになります。

ハイオクは、スポーツカーや高級車、
レギュラーは軽自動車から普通車等、
軽油はトラックやバス等の大型車や
鉄道にも使用されています。

オクタン価とは?
オクタン価とは、
ガソリンのエンジン内での
自己着火のしにくさ、
ノッキング(異常燃焼)の
起こりにくさを示す数値になります。

オクタン価が高いと
ノッキング不調が起こりにくく、
日本ではオクタン価96以上がハイオク、
86以上がレギュラーと
規定されています。

燃料を間違えると?


ハイオク仕様の車にレギュラー、
レギュラー仕様の車に
ハイオクを入れても
通常通りに走りますが、
本来の性能が発揮する事ができません。
しかし、ハイオク仕様の車に、
安いからとレギュラーを入れ続けると、
やはりノッキングが起きます。
(過疎地のスタンドで
ハイオク販売が無い場合、
1、2回のレギュラー給油までは
大丈夫。)
ハイオク仕様のクルマに
レギュラーばかり入れてて
不調起きた場合、
ハイオクを数回給油するだけで、
修理する事なく治る場合が多いです…

どちらも専用の燃料を使う事で
性能が発揮できる様に
設計されています。



ガソリン車に軽油、
ディーゼル車にガソリンを入れると、
ノッキング等不調が起こり
エンジンが停止し故障してしまうので
燃料の知識の無いドライバーが
セルフスタンドで給油したい場合は、
入れ間違えない様にして下さい。

入れ間違えた場合は、
エンジンを始動せず
レッカーサービスを呼んで、
整備工場で抜いてもらいましょう。
エンジンさえ始動しなければ
燃料ポンプやエンジンまで
不適合燃料が回ってないので、
タンク内の燃料を抜いてから
正しい燃料を入れたなら
そのまま始動して運転もOKです♪

エンジンを始動してしまったなら、
燃料ポンプやエンジンまで
不適合燃料が回ってしまった後なので
車を買い換える覚悟で!
燃料代プラス人件費かけてでも、
セルフスタンド以外の給油が
燃料確認もしっかりしており、
車を買い換えるよりは
安上がりだったりする!


電気自動車等も同様…


ガソリン等の化石燃料車と同様に、
電気自動車が電力切れになる事を
「電欠」と言います。
ハイブリッド車だと、
「ガス欠&電欠」の
両方起きるかもしれませんね…
ガス欠と同じ様に電気が無くなれば
エンジンやモーターが
停止してしまいます。

スマートフォン等でも知られた様に、
充電式バッテリーにとって
充電回数は少ない方が
良いとされていますが、
小まめに残電量をチェックし
化石燃料と同様、残量の管理が
必要になります。

スマホ等のバッテリーの様に、
過放電してしまったら、
再充電できなくなる危険性も
考えられます!
ハイブリッド車&電気自動車の
走行用バッテリー1台分は、
60万〜80万円とも
言われてるそうです。
一回の車検並みに高額かも…
化石燃料車両のバッテリーの、
10倍から20倍の価格はありますね…
大きさもケタ違いだし、
自動車整備士とは違う
専用国家資格が必要だし…

初車検前に
過放電での走行用バッテリー交換なんて
ハイブリッド&電気自動車を、
辞めたくなる出費ですね…

ボクも、充電中…

燃料パーツの中には繊細な物もあり、
少しのダメージでも
部品へは大きく影響する事があります。

まずは、燃料やバッテリーの残量を
確認する事や、小まめな給油等を
習慣付けていきましょう。
高速道路や自動車専用道路で
ガス欠等を起こすと、
レッカー移動代等の他に、
免許証の点数や反則金にまで
飛び火します。

ガス欠に関する罰則

違反点数と反則金

違反点数 2点
反則金
大型車 12,000円 普通車   9,000円
二輪車   7,000円
高速道路においての罰則なので、
原付バイクはもちろんありません。

大型自動車とは、
車両総重量11トン以上、
最大積載量6,5トン以上、
または乗車定員30人以上の、
四輪以上の車輛を指す。

普通自動車とは、
ワンボックスカー、軽自動車も含まれ、
リッターカーやクラウン、GT−R、
ランドクルーザー、サファリ、
国産車、輸入車の格差も無いです。

反則金の予算あれば、
普通車にレギュラーガソリンで
50リットル前後は給油できますね…
かなりお得!
(レギュラー166円換算)

免許証や反則金までなのォ〜!
ガス欠イヤなら、
免許自主返納だわぁ〜❤