皆さまこんにちは!
School of BTW東京校ミュージカルAdvanceクラスの角田千夏&菅原優希子です!!
緊急事態宣言が解除され、BTWでも今年度のレッスンがようやくスタートしました!✨
現在、Advanceクラスが取り組んでいるのはトニー賞4部門受賞したブロードウェイミュージカル『アイーダ』です。
(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/9/96/Aida_Broadway_logo.jpg)
これからこの作品について
・あらすじ/原作
・時代背景
・作詞家/作曲家
・見所
・俳優
の五つのテーマに分けて、advanceクラスのメンバーでみなさんにこのミュージカルについてをご紹介していきたいと思います!👏✨
まず第一回目のあらすじ/原作をadvanceクラスから角田、菅原の2人でみなさんにご紹介!!
〜あらすじ〜
舞台は古代エジプト。
エジプトがナイル川の恵を独占しようと隣国への侵攻を繰り返し、富を築いていた時代。
エジプト軍を率いる若き将軍・ラダメスは隣国ヌビア(現在のエチオピア)との国境付近で数人のヌビア人を捕らえる。
その中の一人、アイーダ(実はヌビアの王女)が仲間を助けようと勇敢にも兵士に立ち向かう姿を見たラダメスは彼女を気に入り、自分の許婚であるアムネリスの侍女としてアイーダを献上することにした。
(https://www.musical-world.de/theater/musicals-a-c/aida/essen/)
アムネリスもまた、気品高く知性を感じさせるアイーダに好感を抱き、次第に友人として心を通わせるまでの仲になる。アイーダが素性を明かさずとも、一国の王女同士悩みをわかり合うことができたのだ。
凱旋したラダメスは、婚約者である王女アムネリスと7日後に結婚式を行うことを宣言される。
しかし何よりも冒険を愛するラダメスは箱入り娘のアムネリスではなく、自分と同じ冒険好きで、したたかなアイーダに惹かれていた。そして初めは反発していたアイーダもラダメスの愛に触れ、
2人は次第に惹かれていく…。
一方エジプトに捕われ、絶望の淵にいたヌビア人たちは王女アイーダにヌビア再興の希望を抱く。アイーダも民の熱い想いに応え反撃に転ずるリーダーとして共に戦うことを誓うが、
そこには一人の女性として愛し愛される幸せを望みながらも王女としての責任を果たそうとする大きな葛藤があった。
そんな中ついにヌビア国王でありアイーダの父・アモナスロが捕らえらてしまう。アモナスロを脱出させようと、城内の警備が薄くなるアムネリスとラダメスの結婚式の最中に脱走することを計画する。
ラダメスは結婚式を中止させるつもりだとアイーダに伝えるが、アイーダは「愛しているが私達は結ばれない」と告げアムネリスとの結婚式を挙げるよう説得する。このやり取りを目撃してしまったアムネリスは、ラダメスの愛を勝ち得ないことを悟る。
(https://tvtropes.org/pmwiki/pmwiki.php/Theatre/AidaJohnRice)
2人の結婚式は行われるが、その最中にアモナスロ脱走の知らせが入る。捜索に駆り出されたラダメスが桟橋に駆けつけると一緒にボートに乗り込もうとするアモナスロとアイーダを発見し、そこで初めてアイーダが本当はヌビアの王女であることを知る。
これまで自分に見せた愛がすべて、今このときのための偽りであったと思ったラダメスはアイーダを非難するが、アイーダはそれを懸命に否定するためにラダメスと向き合う。
追手が襲う混乱の中、ラダメスは船を止めていたロープを切ってアイーダの父でヌビア国王のアモナスロを脱出させるが、アイーダは再び捕らえられ、またラダメスも反逆罪として捕まってしまう。
二人は裁判にかけられ、エジプトの砂の下に埋める事を宣告させるが、アムネリスが口を開き、せめて二人を一緒に埋めるよう進言する。冷たたくくらい砂の下で、二人は、生まれ変わっても必ず互いを見つけ出すという約束を交わし、固く抱き合い死を受け入れるのだった…。
以上が大体のアイーダのあらすじです!
(ふぅ…😤💦笑)
このミュージカル『アイーダ』は1871年初演のジュゼッペ・ヴェルディ作曲のオペラ『アイーダ』をミュージカル化したものです。
「凱旋行進曲」が有名ですね✨
そして実は!オペラ版とミュージカル版とで物語が違う箇所がいくつかあるのです☝️
ミュージカル版にはラダメスの父・ゾーザーの悪巧みが加えられていたり、オペラ版ではアモナスロがアイーダにラダメスから逃げ道を聞き出させたりなど色々ありますが、大きく違うのがラストシーン!
(http://macsan.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/ny-84a9.html)
ミュージカル版では逃げ遅れたアイーダが捕らえられラダメスと共に裁判にかけられますが、オペラ版ではアイーダはアモナスロと逃げ切り、ラダメスだけが囚われます。そこでアムネリスより「アイーダを諦め自分を愛してくれるなら助ける」と告げられたラダメスは真っ直ぐにアイーダへの愛を選び、自ら刑を受ける事を決意します。
刑が執行されラダメスが地下牢に入れられると、そこにはアイーダが判決を予想して彼を待っていました。そして2人は現世の苦しみに別れを告げ、息絶えるのでした。
オペラ版はアイーダに出会ったことによるラダメスの変化が強調される展開です。また、逃げ延びたアイーダが自らラダメスと共に処刑されることを選ぶストーリーは2人の愛の強さを際立たせますよね!
逆にミュージカル版ではアムネリスの成長が窺えるシーンです。物語序盤では世間知らずで、チャーミングな女の子として描かれていますが、自分が愛した2人が自分を裏切り、そして父・ファラオも裁判のシーンではれっきとした王女としてアムネリスは毅然とした態度を貫き、2人を許し一緒に埋めるよう計らいます。(アムネリスの心情を思うと涙が…😭)
そもそもアムネリスのキャラクター自体がオペラ版ではかなり異なっています。
ラダメスと親密なアイーダに、嫉妬したり、「ラダメスは戦死した」と嘘をついて動揺させたり、自分こそラダメスにふさわしいと宣戦布告したり…😱あ、あれ?なんか怖いぞ…😱😱
(https://www.shochiku.co.jp/met/news/s/%272018-19/20181901/)
まるでアムネリスもラダメスとアイーダの障害の一つの様に描かれています。
ミュージカル版でのアムネリスはおちゃめで優しく、純粋です。だからこそアムネリスに感情移入する方も多いと思います!😳
愛らしい性格によりアイーダとラダメスの心にはアムネリスを裏切りたくないという葛藤も増え、物語により深みが生まれています。
いかがでしたでしょうか?
このように原作ともまた違った魅力を持つミュージカル『アイーダ』。
次週は時代背景について、ご紹介したいと思います!
乞うご期待!!✨
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
school of BTW 東京校advanceクラス
角田千夏&菅原優希子
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