スクールメソッド(右脳教育、感情コントロール)で学びを好きに! -8ページ目

スクールメソッド(右脳教育、感情コントロール)で学びを好きに!

子供の教育事業を展開。「飛び級」もあり、右脳開発もあり。曖昧な知識を脱却し、理解をするためのノウハウをレクチャーしています。

「文章問題が苦手」というメンバーが相変わらず多いです。

ご家庭で親御さんがこの手の取り組み方をアドバイスする時、

「国語力(読解力)が無いから本をしっかり読みなさい」みたいなアドバイスをすると、ちょっと本末転倒になってしまうかもしれません。

確かに読む力が無いのかもしれませんが、文学作品を読んでも、数学問題は解けるようにはなりません。

まず基本的に、「文字が多い」というだけで問題をしっかり読まず(下手をするとやらない)、解こうとしたりします。

でも、書いてある内容が判らないと、正解からかけ離れた答えを求めてしまいます。

そこで、子供達には、文章を一緒に読みながら、文節ごとに区切りながら内容を聞いていきます。

「~~…、ここまでは判った??」

場合によっては、そこまでの内容を子供に説明させます。

「2桁の整数があって、、」という時、この2桁の整数とは?みたいに聞いてみます。
結構答えられなかったりしますので。(笑)

そうやって、問題を最後まで一緒に読むと、何となく解き始めたりします。(笑)
(食わず嫌いでは無く、読まず嫌い…??(笑))

その後は、解く時の方向性を考えさせます。

・最初に○○を求めてから、次に△△を求めて…

となれば、ほぼ解けたも同じです。

それを繰り返して、色々なパターンをやってみるとそのカテゴリの所は克服することが結構ありますので、まずは一緒に読むところからスタートしてみて下さい。

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さぁ、最終回です!(笑)

以前の記事の内容は以下のURLです!

~見ない君は損してるって知ってた?~

▼なぜ、多くの生徒は「後ろのページ」を見ないのか?

~資料集の後ろのページには、どんな「宝物」が~

▼「後ろのページ」を使いこなすための実践テクニック!
では、実際にどうすれば資料集の後ろのページを効果的に活用できるのでしょうか?

△まずは「ざっと眺める」ことから始める

難しく考えずに、まずはどんな情報が載っているのか、パラパラと眺めてみましょう。意外な発見があるかもしれません。苦笑

△教科書・資料集の本文と「行き来」する

教科書や資料集の本文を読みながら、「この場所ってどこだろう?」「この出来事っていつ頃のことだろう?」と疑問に思ったら、すぐに後ろの地図帳や年表を開いて確認する習慣をつけましょう。

△「なぜ?」を意識してデータを見る

統計資料を見る際は、単に数字を追うだけでなく、

「なぜこの数字なのか?」
「この変化は何を示しているのか?」と、
常に「なぜ?」という疑問を持つようにすると良いかと思います。

そして、その疑問を解消するために、本文や他の資料と照らし合わせてみましょう。

△自分だけの「メモ」を書き込む
┗ノート作りにも役立つ

資料集の余白や付箋を使って、気づいたことや疑問点、他の情報との関連性などを書き込んでみましょう。
自分だけのオリジナル資料集にすることで、より愛着が湧き、学習効果も高まります。

△テスト前には必ずチェック!

テスト範囲に関する地図や年表、統計データなどは、必ずテスト前に一度目を通しておきましょう。思わぬヒントや、知識の整理に繋がることがあります。

△まとめ

資料集の「後ろのページ」は単なる付録では無く、「未来」を拓くカギとなります!

なぜなら、受験にはこの内容を知った上で、更なる問題が出題されるからです。

※○○が19**年から減少していった理由を端的に述べなさい。

などと出題されると、結構深堀をした内容を知らないと解くことができません。

ということは、

・知識を多角的に捉える視点
・情報を整理し、分析する力
・「なぜ?」を追求する探求心


ということを考えるためにも「後ろのページなんて、テストに出ないから見なくていいや」と考えるのではなく、「最高の勉強ツール」だということで、有効利用をしてみて下さい。

さあ、今日から「資料集マスター」を目指そう!(笑)

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前回の記事の内容は以下のURLです!

~見ない君は損してるって知ってた?~

▼なぜ、多くの生徒は「後ろのページ」を見ないのか?


では、具体的に資料集の後ろのページには、どんな「宝物」が隠されているのでしょうか?

1. 知識の「点」と「点」を「線」で繋ぐ「地図帳・年表」

理科や社会は、単なる知識の羅列ではありません。様々な事柄が、時間軸や空間軸で密接に繋がっています。

△地図帳

「なぜこの地域で〇〇が盛んなのか?」「〇〇の資源はどこで採れるのか?」といった疑問は、地図と照らし合わせることで、地理的背景から理解を深めることができます。

例えば、気候帯と農作物の関係、産業の立地条件、歴史上の出来事が起こった場所など、地図を見ながら思考を広げることで、単なる暗記ではなく、背景にある因果関係を理解できるようになります。

△年表

歴史の出来事や科学技術の発展、人物の功績などが、時間軸で整理されています。
一つ一つの出来事を単発で覚えるのではなく、年表で流れを追うことで、時代背景や出来事同士の関連性がより鮮明に見えてきます。

「この出来事が起こったから、次はこの出来事が起こったんだな」という因果関係を理解することで、歴史や科学の大きな流れを掴むことができます。

教科書の本文では、どうしてもページ数の都合上、部分的な説明になりがちですが、地図や年表は「全体像」を俯瞰するのに最適なのです。

2. 「なぜ?」を解決する「統計資料・データ集」

理科や社会では、グラフや表などの統計資料が頻繁に出てきます。
資料集の後ろには、さらに詳細なデータや分野別の統計が豊富に掲載されています。

「日本の人口推移ってどうなってるんだろう?」
「世界の食料生産量って、どの国が多いんだろう?」
「日本のエネルギー自給率って、どれくらい?」


こういった疑問を持ったときに、後ろの統計資料を紐解くことで、具体的な数字や変化の傾向を掴むことができます。数字は嘘をつきません。漠然としたイメージではなく、根拠に基づいた理解を深めることができます。

さらに、これらのデータは、レポート作成や発表の際にも非常に役立ちます。自分でデータを読み解き、分析する力は、これからの時代に求められる「思考力」や「情報活用能力」の基礎となります。

3. 疑問を即座に解決!「索引」

「あれ?あの言葉ってどこに載ってたっけ?」

勉強中にこんな経験、ありませんか?

索引は、まさにその悩みを一瞬で解決してくれる「魔法のツール」です。
単語を調べる辞書のように使うことで、効率的に必要な情報にたどり着くことができます。

分厚い資料集の中から目的のページを探し回る時間と労力を大幅に削減し、ストレスなく学習を進めることができます。
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▼なぜ、多くの生徒は「後ろのページ」を見ないのか?

前回の記事はこちら

↓↓
~見ない君は損してるって知ってた?~


まず、なぜ多くの生徒が資料集の後ろのページに目を向けないのか、その理由を考えてみましょう。

△「見なくても困らない」という誤解

普段の授業や宿題では、先生から指示されるのは教科書でも間に合ってしまう内容のもの多く、資料集すら見なくても大丈夫というケースがほとんどです。
そのため「後ろのページは、特に必要ないもの」という認識になってしまっているケースが多いです。

△情報量の多さへの戸惑い

後ろのページには、膨大な量の情報がコンパクトにまとめられています。
年表や統計資料などは、一見すると文字や数字が羅列されているだけで、どこから手をつけていいか分からないと感じてしまうのかもしれませんね。汗

生産量や雨温図だけ見ていても良く判らないという感じが多いのかもしれませんし。

△「テストに出ない」という先入観

授業で扱われない部分や、直接的にテスト問題に出てこないだろうという先入観から、「見る意味がない」と感じてしまっているのかもしれません。
※テスト範囲の中にも、資料集の何ページから出題…というのを見たことがありません。汗

△単なる「惰性」

習慣として、前のページから順番に見ていき、後ろまでたどり着く前に満足してしまう、ということも考えられます。

これらの理由は、どれも非常にもったいない!
なぜなら、後ろのページこそ、勉強の知識を深め、思考力を高めるための「隠れた秘密兵器」だからです。

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~見ない君は損してるって知ってた?~

いま、新塾生たちに良く話すことがあります。
それは、理科や社会、国語などの資料集をあまり見ていないということです。

中間テストや期末テスト、そして高校受験に向けて、毎日勉強に励んでいることと思いますが、理科や社会の勉強で、資料集を手に取る機会ありますか?苦笑

理科などは実験の結果や、宇宙や岩石など、なかなか普段見られない美しい写真があります。
社会も、行ったことが無い地域の画像を見る事ができるので、見ているだけで楽しいのですが…。

って、私だけ?
楽しいの…!?汗

その資料集の「後ろの方のページ」って、開いたことあるか聞いてみると、ほぼ100%、開いたことが無い!
という意見どころか、学校に置きっぱなしなので、見る機会もないという兵も!!驚

社会は年表や○○ベスト10(川で一番長いものや湖の大きさ、深さ、透明度や生産量などがでている)、理科などは化学元素記号一覧とかも出ています。

「え、別に後ろのページなんか見なくても、教科書と資料集の本文で十分でしょ?」

と思っていると、実はとんでもなく損をしているかもしれません。
※入試にも役立つはず!!(笑)

今回は、なぜ資料集の後ろのページが「宝の山」なのか、そして、そこを使いこなすことで、理科や社会の勉強が劇的に面白く、そして得意になる秘密をお伝えしたいと思います!

※ということで、またまた長くなりそうなので、シリーズ化です!(笑)

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