■まだ気持ちが乗らない?(1)
昨年のこの時期、子供達と話をした内容です。
この時期、まだ「志望校校」というのが見えていません。
それは、進路(進みたい高校のイメージ=やりたい事)や自分の偏差値が見えていないので、その高校に行けるのかを含めて判っていないために、「判らない」ということです。
良くある形が、クラブを継続したい場合。
例えば中学がクラブチーム(例えばサッカー)に在籍をしていて、そのまま高校のユースに進む場合。または高校のサッカー部に入部をするということで迷ったりすることもあります。
また新しい事(部活によっては中学になかったけれど、高校にはその部活がある等)にも挑戦をしてみたいということもあるかもしれません。
または大学進学を目指して、勉強に邁進するかもしれません。
専門的な学業や部活で将来を考えるかもしれません。
そのような意味では、選択肢が沢山あるので、まだ決められないということもあるかもしれません。
それが見えてくると、今度は
「その高校に入学できるのだろうか?」という新たな悩みも出てきます。
全国テスト(模擬試験)を受け始め、自分の成績と乖離している状態に呆然とする場面もあるかもしれません。
そのような場合でも、子供のやりたいことに耳を傾け、まず共感をしてあげて下さい。
アドバイスは、時には残酷な壁になることもあります。
高校受験という新たな門を開くために、まずチャレンジをする気持ちを持って貰うようにしていきましょう。
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