スクールメソッド(右脳教育、感情コントロール)で学びを好きに! -6ページ目

スクールメソッド(右脳教育、感情コントロール)で学びを好きに!

子供の教育事業を展開。「飛び級」もあり、右脳開発もあり。曖昧な知識を脱却し、理解をするためのノウハウをレクチャーしています。

塾や家庭学習でよく聞くアドバイスのひとつに、「とにかくたくさん問題を解こう!」という言葉があります。
もちろん、勉強において問題演習はとても大切です。

しかし、量をこなすことにはメリットもあれば、見落とされがちなデメリットも存在します。

今回は、「たくさん問題を解く」という学習スタイルの良い点と注意点について、少し考えてみたいと思います。

▼メリット:量が質を生むこともある

まず、たくさん問題を解くことには確かな効果があります。

何度も問題に取り組むことで、よく出る解法パターンが自然と身につきます。また、処理スピードも徐々に上がり、限られた試験時間の中で落ち着いて解ける力が養われます。

さらに、数をこなすことで、自分の「できるところ」と「苦手なところ」が明確になっていきます。「これだけやったんだから大丈夫」と感じられることも、大きな自信につながります。

 

▼デメリット:量だけでは伸び悩む

一方で、注意しなければならない点もあります。

まず、「解いて終わり」になってしまうと、本当の意味での理解や定着にはつながりません。間違えた問題をきちんと見直し、「なぜ間違えたのか」「どこでつまずいたのか」を整理する時間がとても大切です。

また、パターン練習に慣れすぎると、「考える力」が育ちにくくなります。少しひねった問題や初めて見るタイプの問いに対応できない、ということも起きてしまいます。

さらに、大量に問題を解くことに集中しすぎて、ノートのまとめや暗記など、他の大切な学習時間が削られてしまうこともあります。「やっている感」だけで時間が過ぎてしまうのは避けたいところです。

■ 大切なのは「量」と「質」のバランス


たくさん問題を解くことは、確かに力になります。でも、それが「ただの作業」になってしまってはもったいないですよね。

大切なのは、「何のために」「どのように」問題を解くかを意識すること。そして、間違えた問題には丁寧に向き合い、解き方を理解すること。これがあってこそ、初めて「量」が「質」につながります。

学びには、立ち止まって考える時間も必要です。「たくさん解く」ことが目的になってしまっていないか、ぜひ一度見直してみてください。

               --------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

「○○が苦手!」という子供達。
一つの解消法として、

・たくさん問題を解くこと

問題を沢山解くことにより、問題へのアプローチ方法も判って来る感じなのですが、注意しなければならないことがあります。

ただ単に、問題を解くというだけではダメで、「いかに修正をしてできるようになるか」ということに着眼をすることが大切かなと思っています。



この内容を、もう少し細かく具体的に考えてみたいと思います。

・たくさん問題を解くこと
 ┗算数の小数点の割り算で、概数を求める方法が理解できているか
 ┗社会の歴史で、時代ごとの〇〇文化に関わる人の名前を記憶出来ているか

など、細かく1点ごとに確認をして、出来ているかを見ることに注力することが大切です。

その上で、「反復練習=量をこなす」ことで、修正ができてくるかと思います。

ただ、この反復練習をしている時に、必ず1問ごとに意識をしないと「やっているだけ」の練習になってしまうので、子供の反応を見ながら進めて行くことを指導側も見ていければと思います。

解き方が判って来ると、計算など解くスピードも上がりますし、正答率も上がって来ます。
それが子供達の自信にも繋がりますので、量をこなすように頑張ってみて下さい。
              -------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「テストが終わったらそれっきり?」──定期考査の見直しをしないことの落とし穴

中学校や高校で定期的に行われる「定期考査」。多くの生徒がこのテストに向けて一生懸命勉強します。
けれども、テストが終わった途端に「解放感」だけが残り、答案用紙が返ってきても、そのままカバンの中に入れっぱなし……。そんな光景、思い当たりませんか?

実はこの「見直しをしない」ことが、学力の伸びを大きく妨げているのです。

見直しをしない背景には何がある?
テストの見直しをしない理由は、いくつか考えられます。

・間違いを直視したくない(精神的なブロック)
・勉強は「テスト前だけで十分」と思っている
・見直しの方法が分からない
・部活や習い事で忙しい


つまり、「やらない」というより、「やる必要を感じていない」「やり方が分からない」ことが多いのです。

見直しをしないことで何が起こる?
見直しを怠ると、さまざまなデメリットがあります。

① 「自分の弱点」に気づけない
テストは「学びの結果」であると同時に、「自分の理解の穴を見つけるツール」です。見直さなければ、どこで間違えたのか、どこが曖昧だったのかが分からず、同じミスを繰り返すことになります。

② 「点数だけ」で満足してしまう
テストの本質は「理解の定着を測ること」です。しかし、点数だけを見て「まあまあだった」「ダメだった」で終わってしまうと、テストの価値が“通知表の材料”だけになってしまいます。

③ 「考える力」が伸びない
見直しをする過程で、「なぜこの答えになるのか」「どうして自分は間違えたのか」を考えることは、思考力や論理的な分析力を養う絶好のチャンスです。これを逃すのは非常にもったいないことです。

④ 受験への準備が不十分に
高校・大学受験では、問題を解いた後に「なぜできなかったのか」を振り返る作業が不可欠です。定期考査の段階から見直しの習慣をつけておかないと、入試本番で「わからなかった原因を分析しないまま次へ進む」という悪循環に陥りやすくなります。



見直しは「失点の回収」ではなく「成長のきっかけ」
見直しとは、ただ答え合わせをすることではありません。
「自分はなぜここで間違えたのか?」
「どの知識が不足していたのか?」
「時間配分に問題はなかったか?」
こうした問いを持ちながら振り返ることが、次の成長に直結するのです。

まとめ:テストの“終わり”は、学びの“始まり”
テストが終わってホッとする気持ちはわかります。でも、学力を伸ばしたいなら「その先」に目を向ける必要があります。
点数に一喜一憂するだけで終わらず、「自分の今」を知る材料として活用していく──それが、本当に意味のある学びの姿ではないでしょうか。

「やりっぱなし」にしない。
そこから、未来は大きく変わります。

            --------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思ったほどの定期テストの点数にならなかった…という感じのメンバーがいました。

他塾の生徒さんなのですが、顔見知りなこともあって、3回ほど、講習レクチャーをしたことがあります。

その内1回は、「1次関数のところが判らない」ということで、グラフの書き方、意味、問題各種という解き方まで話をしてあげました。

結構頑張ってやる子なのですが、ある日、ママから土日や普段の講習数を増やした!
という話を伺いました。

週6日??
塾に通いっぱなしで、帰りも遅いという。

やること自体は、悪くはないかなと思われる方も多いと思うのですが、これは普段の勉強法をどのように行っているかで随分と違ってくるかと思われます。

特に「講習型」の授業の場合、自分のレベルに合っていない時は、結構大変です。

俗にいう「インプット」(話を聞く)ばかりになってしまい、「アウトプット」する時間がなかなか持てないということです。



アウトプットは、

「聞いた内容を理解してまとめ、それを記憶をして問題を解いていく!」

という一連の形を持つ時間
が無い場合が、最大のデメリットになってしまうのです。

講師の話を聞いていることは聞いているし、その時は「わかった気になっている」という状態で、実際に問題を解き始めた時、少し問題内容をひねられると、もう考えられないという状態になってしまい、点数としては伸びないという結果になってしまうのです。

本人的には、試験前にこれだけ(講習授業を受けたし…)やったので、大丈夫だろうと思ってやったところ、思い出せなかったり、単純ミスをしてしまうということになることが多いのです。


では、問題を多くやれば良いかというと、塾帰りでは、疲れ切っていて考える力が半分以下になっていると、モチベーションも上がらぬまま、問題を解いても効果が薄いのです。

スケジュールは、余裕を持って取り組めるくらいで、自分で勉強する時間が持てるくらいの方が良いかと思います。
           --------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期末試験がボチボチ戻り始め来ていますが、戻って来た試験結果を見直さないメンバーが若干名います。汗

新塾生にその傾向があるのですが、試験結果というのは、小テストであろうと定期考査であろうと、過去問であろうと、現在の自分の知識の量を計るには、持って来いのツールかと思うのです。

「あ、、ここを忘れてしまった」
「??全然わからん!!」
「間違えて書いた!」


等々、出来なかった理由は、本人が一番わかることかと思います。

その出来なかった問題を、再度やることによって、
「解き方を覚える、答えの内容を知る=理解をする」
ということに繋がって行きます。

その大事な資料を、無くしたり捨てたりするというのが、私的には良く理解できないのです。

大切なものだから、少なくとも次の受験が終わるまではStockしておいた方が良いかと思っています!

が、、、、

「ただ取っておくだけ」だと、机・本棚の肥やしになっているだけになってしまうので、しっかりと見直して理解をするということに繋げたいと思います。

可能であれば、どこかのタイミングで、もう一度解きなおしてみるというのが良いかと思います。

『試験の時は、□点だったけど、今回やったら+15増えた!』(いや、満点にしないとまずいのですが:汗)という復習ツールにして欲しいと思っています。

再度解いて判らない所は、先生や友達、塾の講師などに聞いて、判らない所が無いようにすることが大事です。

テスト毎にファイル分けをしておいて、見直す時間を取ってやってみるように、心掛けて下さい。
満点が取れれば、そのセクションは完璧OKですが、それでもまだ点数が取れない場合は、何が判らないのかをしっかり確認するようにしましょう!

これが一番大事で、点数を上げるには有効な手段かと思います。

              -------------------------