ScanSnap S1500の価格動向
つい最近だと、PC DEP○Tで4万4千某。あとどこか忘れましたが、家電量販店で4万2千某というのもありました。
ScanSnap S1500は登場してだいぶ経つので、もしかしたらそろそろ後継機種が登場するんですかねぇ。
後継機種はどんどん出てくれて構わないのですが、これまでの機種を愛用している顧客のために、補修部品や消耗品はずーっと確保し続けて欲しいところです。
ScanSnapは物作りが得意な日本が誇れるコンシューマー向けプロダクトですから、そのプロダクトを生み出したメーカーの誇りにかけて、ぜひ息の長いサポートをお願いします、PFUさん!!(^-^)/
技のタネ1:超整理法的PDF利用術
使ったものが常に一番右だか左だかに来る、というのではなかったでしょうか。押し出しファイリングとかって名前じゃ、ないですかね?
(違ってたらごめんなさい。)
超整理法に倣って押し出しファイリングのように、見た・使ったPDFファイルがWindowsのエクスプローラ画面の上から順番に並べばなーって思ったのは私だけじゃないはず。
通常、スキャンした結果のPDFファイルは読み取り専用で、WordやExcelで開いて編集ってわけにはいきません。(acrobatを持っていれば、acrobatで加筆や編集もできますが。)
そこで、今私が「技のタネ」として検討中なのが、「PDFファイルの更新日時を利用した押し出しファイリング」です。
やり方の候補は次の二つ。
その1:ファイルのプロパティを編集することによってファイルが持つ「更新日時」を更新して、エクスプローラ上で「更新日時の降順に並び替える」というもの。
その2:PDFファイルを開く標準アプリケーションをAcrobat Reader(あ、今はAdobe Readerだっけ)から「PDF XーCHANGE」というフリーソフトにして、PDFファイルを開いたらCTRL+SでPDFをセーブ(save)する。これによりファイルのタイムスタンプが更新されるので、エクスプローラ上でタイムスタンプ降順に並び替える。
それぞれのやり方を検証してみて、手軽に使えそうなら、「技」としてあらためて紹介したいと思います。
我がDR-150が他の飼い主のもとへ(?)
自宅にはScanSnap S1500を置いているので、Canon DR-150は勤務先に置いていました。
しかし、勤務先にはxeroxの複合機が設置してあり、こいつがドキュメントスキャナーの機能を持っていることから、DR-150はほとんど机の引き出しの中で眠っていました。残念ながら、机のスペースは自宅の机の半分以下の面積しかないので机の上に常時出しておく、というわけにもいかず、、、。
そんなこんなでしたが、今日突然同僚から電話があり、
「しばらく客先に半常駐になるから、スキャナーを貸してくれないか」
と打診してきました。
まー、眠らせておいても仕方がないし、これを機会にドキュメントスキャナーを個人で持つことの有用性を知ってもらえれば、ということで、しばしDR-150を貸し出すことになりました。
その同僚が使ったあとの使用レポートを後日掲載したいと思います。
iPhone+Bluetoothキーボードは電車の中で使えるか?
時々、電車に乗っていてふと思いつくことがあると、iPhoneのメモ帳にブログの原稿を入力している。
私の通勤時間は、朝は1時間半、夜は1時間15分くらい。
朝の出勤時は6時頃に家を出るため、確実に座れる。
夜の帰宅時も、ほぼ始発駅であるため、確実に座れる。
電車に座って考え事をしていると、ふとひらめくことがあるので
「電車に乗っている間にブログの記事を書くのを日課にしようかなーーーー」
と思うこともある。
さて、そうなると、iPhoneでの長文の入力はしんどいなぁと思っており、
電車でのブログの更新を口実にMacBook AirからDELLのInspiron Duoをと
考えていた次第。
であるが、ここで残念なことが。
最近の電車は「一人でも多く座れるようにしましょう」ということで
「強制7人掛け席」の導入がとっても増えている。
座席に7人座ると、ノートPCを両手でタイピングしようにも、両肘が隣の人に
あたってしまうので、窮屈に腕を体の中心に寄せながタイピングをしないといけない。
(>_<)
そこで考えたのが、この記事のタイトルとなっている「Bluetoothキーボード」だ。
私が使っているiPhoneは3GSだがOSをiOS4.2にしているため、Bluetoothキーボードの使用は可能。
次の悩みは「キーボードの種類」。。。。
タイプA:ノートPCのキーボードより一回り小さいキーボード
タイプB:折りたたみがたキーボード
タイプC:ほぼiPhoneと同じくらいの大きさのキーボード
タイプAは、安いが、結局電車で使うのが難しいかも、という問題。
タイプBは、かばんに入れやすいサイズになるが値段が高い、という問題。
タイプCは、コンパクトなのが魅力なんだけど、入力が早くできるのかが不安、という問題。
ということで、悩み中である。。。。
昨晩、さんざん悩んだ挙句、タイプAのキーボードなら、万一iPhoneで使わなくなったとしても
今後iPadのようなものを買ったときにも使えるし、、、と無理やり自分を納得させて
楽天でとあるキーボードを購入した。
今週中には届く予定なので、届いたらレビューをブログの記事に掲載してみようと思う。
(今回のブログ記事は、気分を変えて「である」調にしてみました。(笑))
参考に、上記3タイプのキーボードの写真を掲載。
タイプAのキーボード

タイプBのキーボード

タイプCのキーボード

ScanSnapの購入を検討中の人、ここもチェック
私がScanSnap S1500を買うときに悩んで、買ったあと「あー、やっぱりか、、、。」とがっかりした点があります。
それは、ScanSnapはTWAINに対応していないということです。
それがどういうことかというと、TWAINをサポートするWindows上の他のアプリケーションに直接ScanSnapから取り込むことはできないということです。
もしScanSnapを検討している方で、TWAIN対応アプリケーションでのスキャン結果の読み取りを考えている人は要注意です。
モバイルスキャナーは本当に使えるか?
モバイルドキュメントスキャナーは、ScanSnapやCanonのDRシリーズ、Offirioといったドキュメントスキャナーを外出先でも気軽に使うことのできる位置づけのスキャナーです。
ビジネス鞄に入れやすい形状であることから、ノートPC・モバイルwifiと並んでモバイル機器と呼べるものです。
さて、ドキュメントスキャナーの大御所、PFUからはScanSnap S1100というScanSnapシリーズの末弟ともいえる製品が発売されています。
「ScanSnap S1100 オフィシャルページ」
http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/s1100/
■誠Biz.IDがYouTubeに掲載しているビデオ
実はこのテのモバイルスキャナーはScanSnapS1100が発売されるまでにも
いろいろな機種が出ていました。
秋葉原のショップをぶらつけばちらほら置いている店があったものです。
S1100が出るまではだいたい1万円半ばくらいでした。
S1100が約18,000円という値段になったからかどうかわかりませんが
先日秋葉原を歩いていたら、それまで14,000くらいだったスキャナーが8,000円くらいまで値下げされていました。
モバイルスキャナーって、どうよ?
さて、モバイルスキャナーはどの程度使えるかですが。。。
このブログのテーマ「思考のスピードで書類・メモ・名刺を整理する」の観点から見ると
モバイルスキャナーに対しては懐疑的です。
どのへんに懐疑的かというと
1.「モバイル」であることのメリットはあるか? 書類として取り込む必要がなければデジカメで十分。携帯電話のカメラ機能でも十分。
2. 使うたびに格納・収納場所から取り出すことになり、対象物を取り込むまでに時間がかかる。結果、使わなくなる。
特に2.については、「買ったことで満足して最初だけ使って、しばらくすると使わなくなる健康グッズ、ダイエットグッズのようになる」というような気がして。。。
「平日は事務所で使い、休日は自宅で使う」という用途ならScanSnapS1300やCanonのDR-150のほうがおすすめというのが私の感想です。
ではS1100は本当に使えないか?
私のブログとしてはこのモバイルドキュメントスキャナーについては否定的な意見となりましたが、では実際にモバイルスキャナーが使えないかというと、YouTubeに掲載されたビデオなどを見ると、そうでもありません。
利点というか、使い勝手の良さというと次のような点でしょう。
(1)基本的な機能であるA4サイズドキュメントの読取りや名刺の読取りは可能です
(2)USBバスパワーで動作させることも可能なので機器設置のレイアウトがしやすい
(3)設置面積が少ないため、モバイルスキャナーとはいえ据え置きで使用することも可能。特にオフィスの狭い自分の机などでは重宝する。
買うならどれ?
この記事のはじめのほうにも書きましたが、モバイルスキャナーはいろいろと出ています。
ちょっと楽天で探してみたら、↓こんな感じでした。
![]() PC不要!電池駆動でいつでもどこでもパッとスキャン!《送料無料》A4ポータブルスキャナー 転写... 価格:11,800円(税込、送料込) | ![]() 【送料無料】exemode YASHICA A4サイズ対応USBモバイルスキャナー S40 価格:11,033円(税込、送料込) | ![]() 富士通 Scan Snap S1100(A4対応/モバイルスキャナー)【02P14Jan11】 価格:17,800円(税込、送料込) |
まだまだあるみたいですが。
ではどれを選んだらよいかですが。まず、初めてドキュメントスキャナーを買う方は、迷わずScanSnapS1100がオススメです。
理由は次の通り。
(1)同梱のソフトウェアがしっかりしている
(2)メーカーに対する安心感
初めてではなく、既にドキュメントスキャナーを使っている方がモバイルスキャナーを選ぶ際には、同梱のソフト、TWAIN対応かどうか、電源方式などが機種選定のポイントになってくるでしょう。
[技・013]駅でみつけたフリーペーパーは即・ScanSnapでスキャン
駅によく置いてあるフリーペーパー。
求人だったり、クーポンだったり、情報誌だったり、住宅情報だったり。
ちょっと仕事で使えそうなフリーペーパーを見つけたので
即、お持ち帰りしました。
このテのフリーペーパーって、タダで手に入るということの手軽感から、
持ち帰ったはいいけどしばらくほったらかして、そのあげく、ろくに見ずに捨ててしまう、なんてことも。
そこで、フリーペーパーを持ち帰ったら、即、スキャンしてしまいましょう。
せっかく持ち帰った「情報」ですから、使える状態にしておかないと損です。
写真1.持ち帰ったフリーペーパー
写真2.今回は枚数が少ないので、デザインナイフで切り取ります。
(枚数が多いときは、冊子全体をばらします。)
写真4.原稿をセット。原稿がとても薄いので、ちゃんとページがフィードされるか心配。
フリーペーパーは紙が薄いモノが多いので、読取り原稿をドキュメントスキャナーにセットするときは、用紙ガイドであまり紙を挟みつけないようにセットするのがコツです。
[技・012]ScanSnapでとりこんだ書類のiPhoneでの持ち歩きは「iBooks」で
ScanSnapで取り込んだ書類。基本的にはPDFにしています。
その書類を持ち歩くのに、DropBox+iBooksを使っていることは以前の記事でも書きました。
(さらっと書いたので目立ちませんでしたが。)
以前の記事→[技・008]システム手帳のリフィルをスキャンして1年間を振り返る
DropBoxでは、一度読み込んだPDFファイルはキャッシュしてくれるようで、
2度目以降開くときにはネットワーク上のドライブから必ずしも読み込むようではないようです。
それでもiBooksを使う理由は
iBooksなら、書類のページナビゲーションが楽だからです。
(操作性は思考のスピードで情報を整理・活用する上で最も重要なテーマの一つです。)
どういうことかというと、DropBoxでは、読み込んだファイルで、ページを前後するには
フリックで上下にスクロールしなければなりません。これが1ページ単位なので
ページ数が多い書類の場合はけっこうな手間です。
iBooksでは、ページのサムネイルのようなものが画面最下部に表示されるので、
一気に何ページも異動することができるのです。
以下、前の記事で書いた過去のシステム手帳をスキャンして利用する件について
DropBoxからiBooksへの切替えの流れを写真を使って図示します。
写真1.DropBoxをiPhoneで起動したところ。
写真2.DropBox内の「手帳」フォルダに格納された、過去のシステム手帳リフィルたち。
写真3.DropBoxでシステム手帳のリフィルを開いたところ。
ページのナビゲーションは上下への1ページ単位の移動しかできない。
写真4.DropBoxからiBooksへコピーする画面
写真3の右下のアイコンをタップするとこの写真のような画面が表示されます。
写真の最下部にサムネイルが並んでいる。
このサムネイルをクリックすることで任意のページを表示することが可能。
PCではこれまでどおりDropBox上のPDFを直接開くので
DropBoxとiBooksを併用することは「情報の二元管理」となってしまう弊害もありますが。。。
それでも、外出時のiPhoneでの書類閲覧の利便性確保のほうを優先しております。
ScanSnapも複数台から使用可能? USBデバイスサーバ「MZK-DSG04U」
今日は勉強机を見に行って、注文してしまった。
子供部屋に長男の机と並べて置く予定。ああ。。手狭になる。。。
二段ベッドも買わないと行けないし。。。 (私儀)
これまで自分の書斎として使用していた部屋に、かみさんの仕事スペースも
併設することに。。。
そこで、これまで自分だけで使っていたScanSnap S1500をかみさんのPCからも使用できないかなぁと考え、USBデバイスサーバーを物色した。
「USBデバイスサーバ」とは、簡単に言うと「ネットワーク越しに複数PCからUSB機器を共有することのできるUSBハブ」とでも言ったらいいだろうか。
Googleで「USBデバイスサーバ」の検索
共有したいUSB機器は次のとおり
・ScanSnap S1500
・レーザープリンター
・カラーインクジェットプリンター
・・・。3台もある。
さて、3台のUSB機器に対応しているUSBデバイスサーバとして候補に挙がったのは
プラネックスコミュニケーションズの「MZK-DSG04U」

こいつを選んだ(まだ買ってないけど)理由は次の通り。
1.価格が安い(楽天の最安値で7000円くらい(送料込み) メーカーの直販サイトで8,400円)
2.4台までのUSB機器に対応
この機種の特徴はこんな感じ。(各説明、画像はプラネックスコミュニケーションズのホームページから転載)
USB機器を家中どこでも共有可能
プリンタやスキャナ、USBカメラ、外付けのHDDやDVDドライブなどパソコンと1対1で接続していたUSB機器をまとめてネットワークに接続することで、家の中の様々な場所で利用できます。
例えばリビングに置いてある一台のUSBプリンタを家族で共有する場合、使用するたびにパソコンやプリンタを移動してケーブル接続する必要がなくそれぞれのパソコンから印刷することが可能です。

購入したら購入後レポートを書く予定。
[技・011]紙書類をScanSnap等のドキュメントスキャナーで版管理
再利用度:★★★★★
即効度:★★★★★
唐突ですが、紙書類の利点と弱点は何でしょうか。
利点と弱点をひとつずつあげてみます。
利点
記録したいことをすぐに書ける
弱点
紙の書類やメモに何度も加筆や訂正線による訂正をおこなった場合、どの加筆内容がいつのものであるかの時系列情報を持たせることが難しい。
今回のトピックは、この弱点を克服するためのドキュメントスキャナーの使い方です。
やり方は簡単。次のような流れにより紙の利点を活かしながらバージョン管理をします。
1/書類作成。自分で印刷したものでも配布されたものでも。
2/書類に書き込み。打ち合わせ時のメモだったり、設計書へのかきこみだったり。
3/「このバージョンを保存しておこう」と思った時点で、その紙をスキャン!
4/スキャンしたファイルのファイル名はつぎのどちらかのような形でつける。
タイプA:日付ーファイルを示す前.pdf
(例:20110114-リフィル設計.pdf)
タイプB:ファイルを示す名前ー日付.pdf
(例:リフィル設計ー20110113.pdf)
5/スキャンしたファイルを印刷する。
6/また書き込む。
7/またあるタイミングでスキャンして保存する。
これによって紙書類のバージョン管理できるんです。
しかも、数世代(注:バージョンの用語で、それぞれのバージョンのことを「世代」と呼びます。)さかのぼることも容易です。例えば、3世代前の内容を踏まえて、さらに別の角度から設計してみる、など。
私はこの手法を先日このブログで紹介した「バイブルサイズ横置きバーチカルリフィル」の開発で使い始めました。
各世代はこんな感じです。(細かい変更に関する世代ははしょって書いてます。)
第一世代:設計用方眼紙の状態。(第一世代というよりはテンプレートです。)
第二世代:時間軸と一週間7日分の罫線をいれた状態
第三世代_1:時間を1時間単位にいれたもの
第三世代_2:時間を30分単位にいれたもの
第四世代:第三世代_1をベースにダミーのスケジュールデータを書いてみたもの
以降は紙ではなく、
EXCEL上でリフィルの
形にもっていきました。
紙書類のバージョン管理、私はまだ使いこなせているとは言えませんが、この方法は書きなぐったメモをただスキャンして保存するやり方から一歩進んだやり方と思えませんか?
[この方法への各スキャナの適合性]
ScanSnap S1500: ◎
ScanSnap S1300:○
ScanSnap S1100:○
DR-150:○
DR-2510c:◎
Offirio:◎