素人サイエンティスト、スーパー糖質制限食に警鐘をならすブログ -8ページ目

素人サイエンティスト、スーパー糖質制限食に警鐘をならすブログ

素人サイエンティストが、スーパー糖質制限食を実施中に起きた機能性低血糖(血糖調節異常)症について考察、情報収集および治療に役立てる。糖質制限食はほんとうに大丈夫なのか??副作用について考え、警鐘をならす

当然のことながら、ずぼらなので毎日の分析はとてもできないのですが、糖質制限食を始める前から、食事を分析するために、ヘルシーメーカーなるソフトを使用していました。

食べた食品の重量を入力することによって、分析が可能です。ただ、食品のデータを入力するのは、大変です。たとえば、コンビニで何か買ったら、表面に書いてある分析値を入力します。

これがかなりデータベースとして蓄積されると使うのはだんだん簡単になってきます。

スーパー糖質制限食をやっていたときには、これを使用して分析していました。これで、1日あたり80±20gぐらいの糖分を取っていました。

この糖分の intake で、2-3か月ほどやったところで、自律神経失調症状、すなわち、機能性低血糖症の症状が発現しました。

このソフトを使用して現在は、1日あたり150gの糖分まで増量しています。

ペタしてね
一か月前に比較すると体調は、かなり、改善しました。とはいうものの、まだまだ、かなりの波があります。ちょっと、いままで元気だとおもったら、突然におかしくなったり、ほんとに気まぐれです。

自律神経失調はほんとにきまぐれです。血圧を時間ごとに記録すると、1回の発作でも振動しながら減衰していくのがわかります。

スーパー糖質制限食をはじめとする極端なダイエットは、ほんとに怖いと、身に染みております。健康になるはずのダイエットで、不健康になっては、なんのこっちゃわかりません。ペタしてね


低血糖症治療体験集(一般社団法人低血糖症治療の 会)を読むと、ほんとうにいろんな精神症状に関する体験談が出ています。東京の某有名病院で統合失調症と診断されたが、実は、機能性低血糖であったとか、枚挙に暇がないほどです。


機能性低血糖の症状は多彩であり、偉大なる物真似師と言われているそうです。私も最初にこの症状がでたころ、どうもパニック障害様の症状であり、このまましぬんじゃないかと思うような不安感にビビリました。


実は、血糖の急激な降下により、交感神経が緊張して、副腎から、アドレナリンとノルアドレナリンが多量に分泌されたためだと知りました。


一般的な精神科のお医者さん、いや、普通のお医者さん、大病院のお医者さんでも、機能性低血糖からくる精神症状については、知るよしもありません。


そもそも、機能性低血糖自体、潜在患者は、少なくとも日本で400万人はいるらしいのですが、認知度は極めて低く、通常のお医者さんが、見破ることはとても不可能です。


したがって、誤診による精神疾患と診断された患者が、実は機能性低血糖症であったというかたがごまんといるようです。


実際、マリアクリニックの柏崎良子院長によれば、他医療施設にて精神疾患と診断されて、先生の病院に来た患者さんの90%強が、機能性低血糖症だったそうです。









約1ヶ月前から、スーパー糖質制限食(私の場合80g/日に糖分)をやめて少しずつ糖質を増やして現在のところ、150g/日まで戻しました。100g/日を越えると体が喜んでいることが実感できました。


顔色も随分と良くなったようです。手足の先で燃えているような感覚があり、体が暖かくなってきました。そして、日によっても変わりますが、例のほんとうに不快な交感神経緊張発作も相当に治まってきたようです。


江部先生の本やブログでは、上手くいった光の部分しか書いてないので、糖質制限を疑うことなく始めましたが、影の部分も十分に書いてもらわないと片手落ちです。


私の場合には、糖質を1日あたり、125-150g/日ぐらいまで減らしてもさほど問題がなさそうですが、100g/日を切ると完全におかしくなったので、皆様方も糖質制限食には十分注意なさった方がよろしいと思います。


今回の体験を通して、「主食を抜けば糖尿病が良くなる」と言ったような本を書かれる方は、先人の研究についてもう少し詳細にフォローして、書かれた方が賢明かと思います。


医薬品の治験はあれだけ厳密に行われているのにもかかわらず、医者が主導しているだけで、民間療法の域をでないこのような療法が広範に広がることに戦慄を感じているのはわたしだけではないでしょう。





今から述べることは、ほとんど、決定的なイビデンス(証拠)は、ありませんが、お付き合い下さい。

私の手の爪をみると、糖質制限を行った頃と推定されるところの爪に段差ができています。


手の爪は、年齢や個人差もありますが、1日 0.08-0.12mm ずつ伸びると言われていますので、大体、スーパー糖質制限を始めた時期と合うわけです。


これは、栄養障害により、爪の成分(ケラチン)の生合成が阻害されたものと思われます。爪でこのようなことが起きたということは、全身的な問題でもあります。


つまり、糖質の制限により、糖からエネルギーを取り出すTCA(トリカルボン酸)サイクルが回らなくなり、生合成のエネルギー不足が起きたと思われます。


そこで、通常、血糖の上昇は、膵臓で分泌されるグルカゴンの作用により、コントロールされていますが、このグルカゴンの生合成が阻害されたのでグルカゴンが不足し血糖をコントロールできないので、2番手として控えているアドレナリンを出て不快な症状が出たのではないかと思っています。


以上の議論は、米国NIH傘下のNIDDK のサイトにのっていた、2つの機能性低血糖の原因説の、グルカゴン欠乏説を取ったものです。

機能性低血糖の不快な発作を防ぐ重要な補食テクニックにプロテインカノンがあります。詳しい説明は、MsGordonさんの日記 にありますのでプロテインカノンを熟読して実行してみて下さい。


私もやってますが、効果を実感しています。体内でアミノ酸から、ゆっくりと、糖が合成される(糖新生)ので血糖が急速に下降するのを抑制して、不快な発作(アドレナリンなどの分泌)を抑制します。


糖新生は、ゆっくりおこなわれますので、不快な症状が出てから飲んだのでは、遅いわけです。


すなわち、プロテインを取るタイミングがむずかしいので、2-3時間おきに輪唱のように、前のが終わらないうちにまた補食することにより、いつも食間の血糖の降下速度を抑制することをプロテインカノンと呼んでいるようです。


機能性低血糖の場合には、インスリンなどの薬剤を使用していておこる低血糖とは、ちがいますので、血糖をあげるためにシュガーなどをとりますと、一時的に楽になっても、急激な血糖の上昇にたいして、インスリンが分泌されて急降下して、かえって症状を悪化させるわけです。


このことが機能性低血糖の本質なわけで、山たかければ、谷深しとなってしまいます。食事療法(テクニック)により山を低くし谷を浅くする必要があるわけです。





私が最近、機能性低血糖関連の読んだ、いや、かじった本というのが正しいかもしれませんがあげておきます。


①低血糖と神経疾患治療の手引き マリアクリニック院長 柏崎良子


②栄養医学ガイドブック マリアクリニック院長 柏崎良子


③低血糖治療体験集 一般社団法人 低血糖治療の会


④米と糖尿病 山梨医科大学名誉教授 佐藤章夫 


まだ、読んでもかじってもいず、注文している本


⑤Reactive Hypoglycemia: Lytle KE


⑥The Do's & Don'ts of Hypoglycemia Roberta Ruqqerio ← http://hypoglycemia.org/


上記の本は洋書も含めてアマゾンで買えます。決してアマゾンの廻し者ではありませんよ(笑)。


それから、治療に役立つ分子矯正医学関連の教科書を物色中です。



ペタしてね



糖質制限食は、最初の間、私にも劇的な効果をもたらしました。しかし、2回にわたり副作用が出たことから、かなり疑問を持っています。それで、最近、江部康二先生と真逆の考え方をもっておられるのが、山梨医科大学名誉教授の佐藤章夫先生です。「米と糖尿病」(日本人は、炭水化物(糖質)を制限してはならない)というものです。


ウエッブサイトは、こちら です。最初、この先生何言ってんのという感じだったのですが、私が言うのも変ですが、さすがに国立医科大学の教授として研究室を主宰していただけのことはあります。読み進めるほどに、学識の深さがわかり、すごいものだと感心しました。


先生によれば、糖質制限食は、100年前にまだインスリンが発見される前の主流の考え方だというものです。ロンドン大学のヒムスワース教授の実験というのがあって、それによると、インスリン感受性は、糖質をとればとるほど上がるというものです。このことを、 Staub-Traugott 効果というそうです。


逆に糖質を1日50g以下になると、健康な人でも糖尿病と同じようにインスリン感受性が落ちてきます。すなわち、インスリン抵抗性が上がり、抹消の細胞が糖を取り込みにくくなります。


それで、糖質制限を続けていると、糖を取らない限り、確かに血糖はあがらのですが、どんどん、インスリン抵抗があがり、もし、その状態で糖をとると血糖値が相当高くなるわけです。


佐藤先生は、日本人がご飯を食べなくなったことで糖尿病が増加したと考えています。確かに戦後すぐのころには、米1200万トンを食べていましたが、今では半分ぐらいになっているようです。


それで、日本人に糖尿病が増えたのは、糖質、特に複合糖質であるご飯を食べなくなったからだという結論を導いています。このような、インスリン療法が始まって以降の事実と実験の積み上げがあって、現在の主流な糖尿病の食事療法(高炭水化物食)があるのだということがわかりました。


糖質制限食では、確かにHbA1cや血糖などの見かけの値はさがりますが、ほんとうに、これだけで、長期予後についてどうなるのかは、何の結論もでていません。いつも糖質制限を支持する人は、イヌイットの例などを持ち出しますが、ほんとうにそうなのでしょうか???


私はスーパー糖質制限食により自律神経失調となってから、糖質制限食に大きな疑問を持つようになりました。ペタしてね

私は、最初にこの何とも言えないような不快な症状に襲われたのは3年前でした。それでこの症状は自律神経の異常だろうということは、分かったのですが、自分の中で一体全体何が起きているのかよくわかりませんでした。


インターネットサーチするうちに、胃の幽門部分を切除した患者さん見られるダンピング症状と同じだということがわかってきました。


これは、胃から急速に関所である幽門がなくなったので食物、特に炭水化物が小腸に行き急速に血糖が上がって行き早期ダンピングになり2-3時間してから、血糖が下がってきて後期ダンピングとなります。


私は試したことありませんが、ぺリアクチンという薬剤が使用されることもあるようです。


この血糖の乱高下およびこの乱高下に伴う、インスリンの乱高下などに反応して、副腎よりアドレナリンとノルアドレナリンがでることにより、極めて不快な症状、たとえば、手足の冷え、手足の冷汗、動悸、どうしたらいいのかわからない不安感、パニック障害、耳鳴、顔面蒼白、血圧の乱高下、手指の震えなどが、襲ってきます。


こうなるとどうしようもなくて、ただただ、横になって通りすぎるのを待つしかありません。私の場合、このまま死ぬのかなと思うようなほんとうにどうしようもないような不安が襲って来たこともありました。ほんとうに不快です。


ところが、じっとして横になっていると、1時間ぐらいすると治まってきて、疲労感はありますが、動けるようになります。でも、いつもこの発作が起きるのじゃないかと思って不安に思っていました。いわゆる予期不安です。


ほんとにQOLがめちゃめちゃ悪くなってしまいます。自分の症状に上述のような説明がつくようになったのは、最近のことです。米国NIHの傘下にあるNIDDKのサイト に Reactive hypoglycemia(反応性低血糖、機能性低血糖)の原因は、はっきりとはしていませんが、アドレナリン(エピネフリン)のリリースの感受性亢進かあるいはグルカゴンの欠乏であるというようなことが書いてありました。


食事→血糖乱高下→自律神経(交感神経緊張)→副腎・アドレナリン・ノルアドレナリン→血糖上昇および不快な症状


これを防ぐには、まず、少量の食事を頻回に分けてたべる。食事間の時間を3時間以上あけない。血糖が降下する前にタンパク、ナッツ、チーズやヨーグルトなどを取るとよいようです。


このことをプロテインカノンと呼んでいる人もいるようです。すなわち、輪唱のように前が終わらないうちに次のプロテインを摂取していくことを言っています。ググってみて下さい。


また、就寝する1時間ぐらい前に上と同様のタンパクリッチな食物をとると良いようです。これは、タンパクが分解されてできたアミノ酸の糖新生作用により、ゆっくりと血糖が上がってくるので、効果があるようです。


私の場合には、日にもよりますが、このような食事療法が効果があるようです。


ペタしてね




5時間にわたるOGTT(Oral Glucose Tolerance Test)は、データとして集められれば、先生方としては、あった方がいいと思いますが、気になる記述を米国のNIH(National Institute of Health)のNIDDK のサイトにありましたので書きました。


日本では、5時間のOGTTが保険適用されていないので、柏崎先生夫妻を中心に厚生労働省に働きかけをしているようですが、


http://diabetes.niddk.nih.gov/dm/pubs/hypoglycemia/#nodiabetes


The oral glucose tolerance test is no longer used to diagnose reactive hypoglycemia because experts now know the test can actually trigger hypoglycemic symptoms.


「専門家は、試験(OGTT)が実際に低血糖の症状を引き起こすことがわかっているので、OGTT は反応性低血糖を診断するのにもはや用いられてはいない。」


ということです。このサイトには診断基準が書いてありませんが、世界一の医学研究機関であるNIHが言っているのだから、とりあえず信用することとしましょう。OGTTをしていないときの診断基準を是非しりたいものです。


それから、大阪にも機能性低血糖の診察をしてくれる医療機関があるようです。以下を参照してください。


http://www.orthomolecular.jp/clinic/


ただ、皮膚科と美容形成の先生が多いのが気になるのですが。。。。。できれば、内分泌代謝内科医師が良いと思うのですが。。。。。


ペタしてね