古今処池袋づいていた映画鑑賞ですが、今日は久しぶりの二子玉、次回観る予定の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が年明けだから、今年最後の映画館になるかしら?
※なお、今回は今後のSSU&MCUの展開考察を含むかなり重要なネタバレ要素満載ですので、くれぐれもご注意&ご了承の上お読みくださいませ!
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 アンディ・サーキス監督
宇宙からの共生体シンビオートのヴェノムに寄生された記者エディ・ブロックは、凶悪殺人鬼クレタス・キャサディへの取材を敢行、ヴェノムの記憶能力の助けを得てキャサディの罪を暴き、彼の死刑を決定づける手柄を挙げた。
追加取材の際エディに噛みつきシンビオートを取り込んだキャサディは、新種のモンスター・カーネイジとして覚醒、死刑を免れ恋人のミュータント・シューリークを救出し、エディ達の命をつけ狙う…
SONYによる「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」の1作目である「ヴェノム」に続く第二弾。
スパイダーマンの中でも凶悪なヴィランを主人公にしたダークヒーローモノなのですが、意外と軽妙なコメディタッチで夫婦漫才な感じは前作同様、ディープなアメコミファンの間ではイマイチ不評なんですが、個人的にはこれはこれでまぁいいのかも?という感じではあります。
音波が大弱点なシンジオート・カーネイジと、音波が武器のミュータント・シューリークがカップル、という基本礎設定が面白く、作品上キモの部分だと思うのですが、その良い設定がイマイチ生かしきれてない感じ?
期待通りにカーネイジが鬼強いのは良いのですが、その強敵をどう倒すのか?という局面からの展開が意外とショボかったのがちょい残念か…
タイマン勝負じゃ無理なので友情努力勝利で!という展開はまぁわかるしありなのですが、なんかちょっと雑過ぎる…
例えばシューリークさんとカーネイジの間に致命的な何かが発生してあきらかにシューリークがブチ切れてカーネイジをキャサディから切り離す為に攻撃するとか、意外と頑張った元カノの今彼の攻撃が直接決定的な瞬間へのきっかけになるとか、もっとわかりやすい理由づけがあっても良かったかも?
そういえば、結構女性一人で見に来てる方とか多くて何だろう?って思い調べてみたら、ヴェノム×エディのブロマンス(ロマンス?)モノとして結構女子人気があるのだとか…(笑
確かに、そう思って見た方がもっと楽しく観れるかもしれません、今度前作見直す時とかソッチ目線で観てみよう…
そして本編以上に話題を呼んでいる本作のエンドクレジットシーン、かねがね噂されていたSSUとMCUの合流がこれで完全に確定しましたね~!
それにしても、カメオレベルとは言え、この時点でトムホラ君がヴェノムに爆登場してくるとは思わなかったので、非常にびっくりいたしました。
スパイダーマン前作ファーフロのエンドクレジットを彷彿とさせるJ.J.ジェイムソンの登場、更にはエディ&ヴェノムがマルチバースを転移してMCUの世界に飛ばされたような表現が、正月明けに公開される『スパイダーマンNWH』のマルチバーズ展開にものすごくリンクしてるんですよねぇ…
何かと期待させるような展開すぎます…!
最新の予告編では、すでに確定していたドック・オック、グリーンゴブリン、エレクトロに加え、サンドマンとリザードの登場も確定たので、もしもここにヴェノムが加わればもうシニクター・シックスじゃん!?みたいな…(笑
SONY側はSSUで本格的にシニクターシックスの映画展開したいようなので、NWHでのヴェノム本格参戦はないのでは?という説が強いようですが、果たしてどうなるでしょう…
そういえば、前の推測記事で「他バースのスパイダーマンもトムホラくんがやってるのでは?」説を出したんですが、最新予告でドック・オックがトムくんの顔見て「誰だオマエ?」みたく驚くシーンがあるので、向こうの世界のスパイディがトムくんじゃない(トビー&アンドリュー?)のは確定の模様ですな…
そんなこんなで『スパNWH』の公開は年明け、楽しみ過ぎて、TOHOシネマイレージ会員に再登録までして試写会申し込んじゃいましたよ…(苦笑