昨日の会員サービスデーの映画鑑賞ハシゴ、2本目は『ワンダーウーマン1984』以来半年ちょいぶり、DCエクステンデッド・ユニバースの最新作。
※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 ジェームズ・ガン監督
南米の独裁国家コルト・マルテーゼにあるナチスの置き土産・ヨトゥンヘイム研究所を破壊する為、政府職員ウォラーによって極秘編成された犯罪者集団タスクフォースXが送り込まれる。
マキャベリストなダークヒーロー・ピースメイカー、ゆとり世代のネズミ使い娘・ラットキャッチャー2、宇宙ウィルスの影響で超常能力を得たポルカドットマン、恐怖のサメ人間・キングシャークら、クセの強すぎる凶悪ヴィランを率いる第二班のリーダーに任命された全身武器男ブラッドスタートに命じられたのは、撃破され捕獲された先行隊の隊長・フレッグ大佐、そしてジョーカーと別れ彼氏募集中の最狂女性ヴィラン・ハーレイクインの救出作戦だった…
う~ん、この映画もムッチャ素晴らしい!(笑
今年は…何なんでしょう、『ゴジ×コン』もそうでしたが、コッチ方面の映画の当たり年ですね!(笑
そもそもはDCEUのライバルであるMCUシリーズ「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」シリーズで知られるガン監督が、過去の不謹慎ツィートをQアノンに暴かれ「GoG」監督をクビになりかけたタイミングでこの「新スースク」に引き抜かれたという、何かと曰く付きの作品。
素晴らしいと言ってもアレです、飛び散る顔面吹き出す内臓、みたいなシチュエーションで笑いを取る、みたいなタイプの映画なんで、もちろん万人にお勧めするタイプの映画ではないんですけど…(苦笑
「デッドプール」あたりから始まったアンチ・ヒーローモノのアメコミ映画ですが、色んな意味でどっちつかずで不評だった前作「スーサイド・スクワッド」に比べて、本作は突き抜けたバカグロ不謹慎B級路線に振り切った、みんなが見たかった「スースク」に仕上がってきたような気がします(笑
「前スースク」、そして単独作品「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」とセンターを張ってきたハーレイ・クインですが、若干迷い気味だったキャラ付けもこの作品で「ピュア、かつ狂気」、って線で綺麗に収拾されてきましたね。
個人的には「BOP」で敵に少女を差し出すハーレイより、子殺し発言を聞き、結ばれた直後の男を一瞬で切り捨てるハーレイの方が、よっぽどしっかりフェミニズムしてたと思います…(笑
赤ドレスでのバトルシーンは本当にエロ美しくて珠玉でした、それにしても、このシーンで若干ディズニー感のある演出ぶち込んでくるトコとか、マジでジェームス狂いすぎ…(苦笑
ハーレイ&イケメンだけどやや地味目なフレッグ隊長以外総入れ替えの新キャラも、それぞれしっかりしたキャラ立てとそれに沿った役割分担がしっかりしていて良かったです、特にピースメイカーの使い方が絶妙。白ブリもっこりも眩しかったし…(笑
ネズミ娘の活躍っぷりも水玉男の活躍しなさっぷりも面白いし、ちょいやり過ぎ感のあるラスボスももうこれはこれでいいでしょう、仕方ない、としか言いようがない感じ…(笑
ブラッドスタート達の最終的な行動原理も、単に正義に目覚めたのではなく、むしろ悪徳政府への反抗心を感じさせる展開がしっかりヴィラン映画してて上手だなぁ、と感心しました。
あと「スタローンの無駄使い」とか散々小ネタにされたさめくんキングシャーク、想像以上に可愛く愛らしくて、しっかりマスコットキャラ役を果たしてました(笑…フィギュア、ムッチャ欲しい…
とか思ってたらさめくんフィギュアガチで出てました、それも高級フィギュアのホットトイズから!
しかもまさかの「極集」シリーズの第一弾、ハーレイちゃんよりも先という…(笑
さすがのクオリティだけど、参萬円也かぁ…(苦笑
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