ドバイにやってきて3ヶ月。
私にもドバイをご案内する日が来ちゃいました。
友人家族がトランジットでドバイに寄ることになり、
待ち時間が十何時間とあったため、空港をいったん出て遊びにきてくれたのです
しかーし、私は子どもが学校に行き始めて、まだやっと1度ドバイモールへ行ってみただけ。
この3ヶ月、自力ではほとんどどこにも行けていません
きちんと案内役がつとまるのでしょうか…
遊びにきてくれる友人に、どこに行きたいか聞いてみたところ
短時間だし、軽くドバイ感が味わえればいいかなーということでした。
友人は5歳の男の子を連れています。
数時間後にはまた長時間のフライトを控えているわけだし
疲れさせてしまってもいけません。
短時間でドバイらしさを味わえる…となると、
やっぱりここは、自分も勝手が少しわかってきた、ドバイモールじゃないかろうか…。
というわけで、空港でご一家をピックアップし、
我が家に荷物を置いてもらって、タクシーでドバイモールへ向かいました
タクシーで向かったのは、もちろん楽だからということもありますが、
片道6車線のシェイク・ザイード・ロードの近未来的な景色をお見せしたかったから。
メトロもシェイク・ザイード・ロード沿いを走っていますが、
両側に摩天楼が流れてゆくSF映画のような景色は、やっぱり車でこそ楽しめるかな、と。
運転手さんもいい人で、「遊びにきてくれた友人の案内だ」と言うと
「あの建物は〇〇ホテルだ」とか、ガイドしてくれました
しかしながら…。
深夜便に7時間乗ってやってきたみなさん…往復ともに爆睡でした…。
やっぱり疲れてるんだよねぇ…
私も、はーこが毎日スクールバスで15時前に帰ってくるので
お昼のドバイファウンテンを見て帰宅する、
3時間のツアーで行こう!ということに。
昼間の噴水ショーは、13時と13時半にあります。ブルジュハリファを背景に、『Time to Say Goodbye』かアラブ音楽に合わせて水が踊り、
クライマックスでは花火のような轟音をあげる噴水ショー。
いつ見てもスケールのデカさに震えます
ちなみに、この記事を書いている今日現在、
この噴水のある池の上を滑走するxline(ジップライン)があることをタウン誌『Times Out』で知りました。
うわー、噴水ショーのタイミングでも滑走できるのかな?
一度はやってみたいジップライン、ここでやってみるべきでしょうか?
高原とかのほうが気持ちいいのかしら?
ドバイの空を滑空するのは600AED(≒16872円)、高いのか安いのかよくわかりません。
映画『ザ・ウォーク』のモデルになったフィリップ・プティさんが、ここで綱渡りしないのか、も気になります。
ドバイでは、こんなこともできるみたい。
毎度ながら話が逸れました。
さてさて、年中さんの男の子とパパママのご案内ツアーは
とりあえずアラビア感溢れるザ・スークから始めます
こちらのラクダさんと、まず記念写真をパチリ
乗っていいものかどうか迷っていたら、欧米系のお姉さんが颯爽と跨がっていたので
我々一行も子どもさんだけ、座ってるほうのラクダさんに乗せてもらいました。
注意されなかったけれど、ダメだったらごめんなさい
10時台のモールはガラガラなので、のんびり写真が撮れます。
ちなみに、ドバイのモールに行くのは午前中からがオススメです。
会社や学校の始業がやたら早い割に、ドバイの人たちの行動時間はゆっくりめ。
午前中の商業施設は、最大のドバイモールでも空いています。
お昼を過ぎると道も混むし、駐車場はパンパンで
他の車が出るのをじーっと待つハメになったりするので、
車なら特に、午前中に到着しておいたほうがストレスが少ないです。
ドバイ・モールの営業時間は、終電がなくなる0時まで。
どこも0、1時近くまで営業していて、21時をまわっても家族連れで賑わっています。
ドバイの人々は一体いつ寝ているのか気になるところ…。
逆に中東やインドの人たちが、中年になると、ものすごい腹囲になっちゃうのには頷けます。
遅い時間から、炭水化物をモリモリ食べるんだもんな…
スークをずんずん歩いていくと、開けたドームに
レプリカと思いきや、まさかのoriginal bone。
私、仕事で恐竜の展覧会に関わったことがあるので、想像できます。
これをアメリカ大陸から空輸してきて、こんな風に広々と展示するのに、どんな莫大な費用がかかるか…。
しかも、2008年に発掘された化石だそうなので、ドバイショック後に購入・設置したわけですよね。
すげーなあ…ドバイ…
こちらのディプロドクスちゃん、1億5500年前に地球を闊歩していたそうです。
うちの5歳長女は恐竜好きなのに、動き出すとでも思っているのか
化石を見に行こうと言っても「こわい!絶対いや‼︎」と断固拒否です…。
でもやっぱり圧巻だから、今度黙って連れてってみよ
恐竜化石のあるホールから、エスカレーターで上にあがると
すぐにドバイ水族館の巨大水槽が見えてきます。
水族館は有料で、入れるエリアが増えるにつれて約2000円、3000円、3500円と値段があがる
なかなか阿漕な商売をされていますが、
この水槽は中に入らずとも見ることができます。
平日は、子どもたちが遠足で見にきています
水族館の中にはまだ入ったことがありません。
だって、この水槽だけで、かなりお腹いっぱい
ものすごく大きなエイに、様々な種類のサメ、
上のほうではマグロ?のような回遊魚がぐーるぐる
水族館のスター的な巨大魚たちが、
他では見たことのないような高密度で泳いでいます。
この日はちょうど、餌やりの様子が見られましたシャッターチャンスを逃しましたが、巨大なエイの口に
30cmはありそうなサバ的なお魚を丸ごと呑みこませていました
エイって、プランクトンとかを食べてるんだと思ってた…
潜水服の飼育員さんは、自分より大きなエイに体当たりされていて、大変そうでしたよ
水槽の上の天井には、星空が広がっています
右下の船の横にあるのは、ディスカバリー・チャンネルの映像が映るモニターで、この演出もなかなかに派手です。
広告のスケールが凄すぎるわ…
5歳男児は水槽から離れようとしません。
でも、そんなお子さまも、こちらのレストランでお昼を食べれば楽しいのですよ
でも、そんなお子さまも、こちらのレストランでお昼を食べれば楽しいのですよ
水族館のすぐお隣にある、レインフォレスト・カフェです。
我が家の5歳女児はこのお店のおかげで、水族館に行けませんでした
なぜなら、入り口でこんな動物が待ち構えているからです。
このヘビは、大人でも怖いくらい威嚇してきます
うちのはーこは、さらに手前にいるワニが怖くて号泣。
ついでに水族館まで怖くなっちゃったのでした…
お店の中は、まさにテーマパーク
トラ、ゴリラ、猿、キリン、ゾウと動物たちがたくさんいて、
交互に動いたり吠えたりしています。
ごはんは正直、ビミョーでしたが、かなり楽しい空間です
恐竜、水族館、熱帯雨林カフェ…上記3つはうちの子たちが近づけない場所なので
今回、いい機会をいただけました
水族館のお向かいには、これまたどでかいお菓子屋さんがあります。
飴作りをしているお兄さんたちの前には回転寿司のコンベアベルトがあり
お寿司パックに入った飴が流れていきます。
なぜこの発想に至ったのか気になる…
このときはまだ知らなくて、カフェ・バティールの後ろの滝がすごいよ!としか紹介できなかったのですが
外の蒸し暑さにバテちゃった、友達の旦那さんに
「これでも涼しくなったんですよー」と言っている自分に、
私もちょっとドバイの気候に慣れてきたんかな…と感じました。
初めてのドバイモール・ツアーは以上でした。
今回はご案内しなかったけれど、うちの娘たちが楽しめるのは
Blooming dales の前にある、カルーセルです
常夏のドバイでもスケートが楽しめるアイスリンク。
フィギュアスケーターのように、華麗な技を決める欧米人3姉妹が滑っていました
あと、アイスリンクのほうにある、可愛い傘のディスプレイ。
ここには触ったところがレインボーカラーに光る、
インタラクティブな柱(オブジェ?)もあって、チビさんたちは楽しめます。
フィギュアスケーターのように、華麗な技を決める欧米人3姉妹が滑っていました
週末には、ホッケーの試合も見られるそう。
遊ぶところは他に、セガのゲームパークやキッザニアがありますが、
これはドバイで行かなくてもいいんちゃう…?って気がする…。
キッザニアは、日本のほうが職種が多くていいみたいです。
あと、LG階のダイソーの近くのおもちゃ屋は、いろんなおもちゃが体験できるようになってます。
さてさて、この日は帰宅後、友人一家には仮眠をとってもらい
夕方、子どもたちが遊びだしたところで、
私ひとり、ごはんを買いに外へ出させてもらいました。
ひとりで近所を出歩いたのは初めてです
9月末はもう、夕方になるとだいぶ涼しくて、
子どもたちがサッカーを楽しんでいました。
いろんな人種の子たちが一緒に遊んでいるのが、微笑ましいな。
近所のSultanDubaiFalafelRestaurantに着きました。
店員が外で怒鳴りあっていて、入っていいのか戸惑いましたが、勇気を出して中へ
フムスに、茄子のペースト・ムタバル、ファラフェル、チキンとケバブのシャワルマ・サンドイッチを
大人3人、子ども3人で十分すぎるくらい買って、
レインフォレスト・カフェでの1人分以下のお値段です
ピクルスと生野菜もついてきます。
近所のスーパーで、タブーレ(パセリなど刻んだ香草のサラダ)を追加で買って帰りました。
お店で食べないのはもちろん、レストランではお酒が飲めないからです
アラブ料理は塩分強めで、お酒に合いますからねー!
友人一家は21時前に空港へ向かいました。
私もいろいろ初体験ができて、ありがたい1日でした