おそらく17日から、ラマダンが始まります。
ムスリムの方々は、日の出から日没まで飲食ができません。
7歳以下くらいの子ども、妊婦、高齢者、健康に問題がある人は対象外ですし
イスラム教徒でなければもちろん絶食の義務はありません。
そもそもイスラム教では本来他人に何かを強いてはいけないのであり
どこまでやるかは自分次第、人それぞれなのであります。
ただし、みんな絶食で頭はフラフラ、心はイライラしているので
(といってもムスリムにとってはラマダンは心と身体のデトックスであり
日没後は毎晩ごちそう‼︎な、盆暮れ正月全部来た的な期間だそうです)
秩序を守るためのルールとして、日中の、公共の場での飲食は禁止されています。
外では水を飲むのも禁止、ドバイでは見つかったら罰金です。
車中での飲食もレーダー監視されているとか…。
それでも年々、ラマダン中の日中も営業する飲食店が増えています。
モールのフードコートはいつも通りやっていますし
ずいぶん多くのカフェやレストランが、カーテンを閉めて営業しています。
ただ、お酒まで飲めるお店はやっぱり少ない…
通常ならアルコール飲み放題があるホテルビュッフェも
ラマダン期間中はほとんど、断食明けのイフタールビュッフェになり
アルコールの提供がなくなります。
このイフタールはイフタールで、アラブ感が素敵なのですけれどね。
ドーンと大砲が鳴ると皆んなが一斉に食べ始める様子も面白いです。
でもやっぱり在住異教徒外国人は、お酒が飲みたいわけで…
ラマダン前は、ビュッフェの駆け込み需要があります。
我々一家も、家族で外食しようとなりまして…
初めてここにやってきました。
デイラのシェラトン・クリークサイドにある日本レストランです
ここも、The Entertainerのバウチャーがあります
そもそも、バウチャーがあるとこしか行かないんですけれどね…
久しぶりの日本のビールに涙がちょちょぎれます
生ビールはステラのみですが、キリンは瓶が好きなのでよし。
甘口だったので私は飲みませんでしたが、日本酒も含まれています。
マグロは正直いまいちでしたが、サーモンはおいしい
カリフォルニアロールとか海外アレンジなmakiが中心で
なぜマグロがあるのに鉄火巻きがないのか…とは思うものの
あるだけよい。
バナナキャラメル醤油って…。
でも外国人には好評な様子でした。
鉄板焼きです。
サーロイン、鶏肉、ラム、エビ、イカ、お魚、いろいろ焼いて
テーブルまで運んできてくれます
牛肉をレアで焼いてもらったら、日本のソース味でやってきて
写真を撮り忘れました…が、
ほかにうどん、そば、ラーメンが注文できるヌードルコーナーがあったり
アラカルトには日本風ポテトサラダやキムチサラダなどがありました
個人的にはソムタム(タイの青パパイヤのサラダ)が嬉しかったです。
ここはホスピタリティもよくて、スタッフが常に近くにいてくれたし
子どもたちにロンドン・デイリーのアイスクリームを持ってきてくれたりしました。
クリークを行き交う船が見えるテラス席は、満席でしたよー。
ビュッフェは199AED(約6000円)が半額になりましたが
飲み放題ぶんは残念ながら半額にならず、ひとりプラス3000円ずつ、
思ったより安くなかったですが、
スパークリングワインもいっぱい飲んだし、子どもたちも楽しめました
2016年より、6歳・3歳の2人子連れでアラブ首長国連邦に赴任帯同。
ドバイに暮らす、もしくは旅行にいらっしゃる方のお役に立てればとブログを書いております。
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