長男が高校辞めたいと言った日に今の生活は想像してなかったな | 低学年の自己肯定感の育み方 子育てコーチング協会インストラクターさとさん

低学年の自己肯定感の育み方 子育てコーチング協会インストラクターさとさん

島根県放課後児童クラブスーパーバイザーも務める学童保育19年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

こんにちは、親のためのオンラインサロン「不登校の先にあるもの」主宰さとさんこと高島です。

 

 

長男は定時制の高校に行っている。毎朝、車で送ってる。長男は2回目の高校1年生で、なんとか学校生活についていっている。

 

1回目の高校生活は、受験の時から波風が凄かった。タブレットで勉強をして、それを送るっていう課題みたいなのがあったんだけど、何がまずかったのか、送れてないことがぎりぎりに分かる。

 

それを提出すれば、特に問題なく入学できるはずだったんだけど。

 

中3のほとんどを不登校で過ごしてきた長男にとって、高校進学は望んでなかった。

 

とりあえず、高校受験してみた方がいいと夫婦そろって伝えたから、長男は仕方なく勉強していた。

 

しかも、全く勉強してない長男が真っ向勝負の受験をすることになったので、半端な勉強では追いつかない。

 

そこで、断行したのが、受験までの残り10日間、1日8時間以上の入試の過去問を100点になるまで繰り替えす学習。高校受験させようとしているのは親なので、みっちり付き合った。

 

朝から夜まで、予備校並みの勉強。ホームページ上にある過去問を全て印刷して、実際にテストをやってみる。まー全くできない。当然の結果。

 

そこから、今はネット調べれば、類型の問題が出てくる。そのまんまの問題もすぐ出てくる。その解き方やポイントも丁寧に書いてある。それを全て理解できるようになるまで、繰り返しテストをする。

 

ひたすらに、10日間やった。

 

時には泣きながらやってたよ。1週間ほどで、テストの成績は良くなるもんで、最終日にはほぼ全門回答できるようになっていた。中学までの勉強は、何とかなるってのを、親子で体感しちゃってます。

 

ある意味無理をして、受験をして、その学年では優秀な成績で入学をしている。進学クラスに入ったが、結局心のエンジンを動かす燃料はからっからになっていた。

 

 

結局、高校を辞めて、その後3年間家で過ごすことになる。簡単に言えば、引きこもりだが、実に明るいもので、元気に暮らしていた。

 

ネットでつながるゲーム仲間と遊ぶくらいで、外に出て遊ぶことはない。

 

昼夜も逆転してるんだろうけど、ごみ捨てとかしてもらってたし、仕事が遅くなったときは、妹の晩御飯をつくってもらったりしてて、助かった面もたくさんあった。

 

その後、うちのサロン「不登校の先にあるもの」で2度話をしてくれたんだけど、1日8時間の10日間受験勉強は、自信にもなったって話してたのが、なんとなく面白い。

 

そんな息子が、今は定時制高校1年生をしている。周りの同級生は2つ、3つ下の年齢。そんな中、友達もできて、定時制だから平日の午後に遊び惚けるなんてこともやり始めた。

 

体育祭の実行委員やら、3年の時には生徒会長もやって、学校のことを変えたいなんて言ったりもする。

 

毎朝、車の中で時々話すくらいだけど、そんなことを気軽に話す長男。

 

できてもできなくても、どっちでもよくて、やってみようと思ったことをやってみればいいと思う。

 

結果はおのずとついてくるだろうから。

 

もっと面白いのは、同じく高校1年生(N高)の妹が、外に出て人と接触しないことを心配していることだ。

 

自分のことは棚に上げて感は、半端ないが、そこは置いておいて、長男と長女の価値観の違いを説明するようにしている。

 

11月に開催するこの講座で学ぶカラーの違いを話している。

 

 
息子は「一緒に」がキーワードのピンクタイプ。
娘は「一人で」がキーワードの青タイプ。
 
全く違うわけです。
 
長男から見れば、そんな価値観の違いを見渡しているわけじゃないので、自分が友達と遊ぶ楽しさや価値を見出していて、妹がそれを経験しようともしていないことに、不安を感じてるんだろうな。
 
さらには、妹とどう接したらいいかも悩むなんて言っている。
 
笑ってしまう。
 
長男は誰かと一緒に何かをすることで、行動の目的を見つけていくタイプ。人に影響受けたり、人に影響をあたることが、喜びにつながるんだろうな。
 
ピンクだけじゃなく、赤の要素も持ち合わせてるので。
 
だけど、長女は違う。
 
行動の目的を先に見つけて、それにとことん突き進むことができるタイプ。目的を見つけるまでは、準備期間だけど、間違いなく見つけられる力を持っている。
 
親バカかもしれないが、山ほど子どもを見てきたさとさんから見ても、長女は2クセ以上も違うものを持っている。
 
誰かと一緒なんてどうでもよくて、自分の進むべき道を見つけたら、その目的に沿って人と関わりながら、自分の目的を果たしていくことだろう。
 
そんなようなことを、長男には伝えている。
 
要するに、違うってことを。
 
 
さとさんは子どもが不登校になっても「余裕そう」って、言われることもたまにある。
 
それは、児童クラブでたくさん子どもを見てきたという経験の蓄積と、子育てコーチング協会で学んだ知識が体感となってさとさんの軸を作ってくれているから、そう見えるんだと自分では認識している。
 
その時々で、困ることはあっても、子育てにおいて悩むことはそんなにない。
 
むしろ、自分の生き方に悩むことはあっても(笑)
 
不登校の子どもがいる親が、子育てコーチングを学ぶ意味があるのか?
 
と聞かれたら、まっすぐ答える。
 
学ばずに進む道を歩くほど、真っ暗なトンネルを歩くことはない。
 
学んで進む道には、一つずつ明かりがともされて、気づけばトンネル向こうの出口の光が見え始める。
 
なので、ぜひぜひ一緒に学びませんか?
 

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