不登校原因不明でも親にできること | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

こんにちは、さとさんです。

 

保育園くらいまでのころは、何を考えているのか?わかったりするよね。

 

でも、小学生になるとかわってくる。

 

そうなってくると、親としての悩みが出てくる。

 

子どもが何を考えているのか…わからない。

 

親は不安になる

 

でもね、

 

とても普通なことです。

 

子どもが成長しているという証拠でもある。

 

 

 

自己肯定感を育むには、つまずきは必要

 

先日、「不登校の先にあるもの」ガイドのみょんちゃんのオンライン「子育てハッピーセミナー」を受講しました。

 


その中でね。

 

甘えと反抗を行ったり来たりして、子どもは成長するってあった。

 

しっかり甘えた経験があって、そこから意欲がわいて、反抗をする。反抗すると、自由を経験するけど、不安も付きまとう。だから、また親に甘え安心を取り戻す。

 

このサイクルを子どものペースで循環することが大切なんだって。

 

こうやって、成長の一番土台になる「自己肯定感」を育んでいる。

 

本当にそうだなー。

 

この反抗というところに、親はつまずきを感じてしまう。

 

反抗してしまった子どもは、もう戻ってこなくなるような不安になるのかなー。

 

それとも、親なのに子どものことがわからないのは、親としてダメ認定されると思ってんのかなー。

 

いろんな気持ちが渦巻いて、不安になってるんだよね。

 

 

不登校の原因はわからないもの

 

不登校の当事者である子どもが、自分で原因がわからないということも、実はよくあること。

 

実際、17歳息子も学校に行けない時期に、何が原因だったかはいまいちわかってなかったみたいだ。

 

2年たって振り返れば、これが原因だったかなーってことは話す。けど、よくわからないけど、体が拒否反応を示していて、学校に行けないんだ。

 

「明日は学校に行く」と言いながら、登校1時間前くらいになって、体調が悪くなって、結局行けない。なんてことは、本当によくあった。

 

 

つい親や学校は、その原因を突き止めようとする。そうすれば、学校に行けるはず…

 

そういう意図は、子どもからするとこう感じるんだよ。

 

「認めてもらえないんだな…」

 

 

 

原因がわからずに学校に行けない時にできること

 

それは、子どもの今を受け止めて、不安な気持ちや苦しい気持ちそのものをわかってあげる。そんな、あなたでも大切な存在なんだってことを、スキンシップや言葉かけをする。

 

私がこのブログでよく書いている言葉に変えると…

 

子どもの話を聞く

 

それに尽きる。

 

聞き出すじゃないよ。

 

 

イベントします。
 
10月31日(土)。