10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

自己肯定感 ポジティブな声かけNGパターン

 

 

自己肯定感を高めるための声かけがNGに

この記事で、自己肯定感を高めるための5つの関わり方を紹介しています。

 

 

・ポジティブな声かけ
・失敗を受け入れる
・子どもの感情を認める
・他の子どもと比較しない
・選択肢を与える


しかし、ものは使いようで、それぞれ間違った使い方をしている人も多くいる。

 

 ポジティブな声のかけ方
OKとNG

 

ポジティブな声のかけ方OKパターンとNGパターンを見てみますね。

 

OKパターン

ピクセルアートの笑顔の女性

子どもが何かを成し遂げたときや、新しいことに挑戦したときには積極的に褒め、さらに具体的な行動や努力を評価する!

 

NGパターン

ピクセルアートの女性の顔
大人が望む行動や言葉をした時だけ、大げさに褒める。できてない子どもには怒ったり、罰を与えたりする。

 

NGパターンは…

 

基本的生活習慣とか準備片付け、しつけに関わるようなことで起きやすいです。

 

例えば…

 

おやつの時間の前。

 

なかなか静かにならない。声をかけるがうるさいまま。

その中に、静かに座って待っている子どもを見つける。すると、その子を大げさに褒める。

「ほらー、〇〇ちゃんは静かに座ってていいなー。」

それでも、なかなか静かにはならない。そして、静かになるまでおやつを出さない(罰を与える)。

 

こういう日々を続けていると、子ども同士がほかの子どもを見張り、注意したり、ののしりあったりするようになります。

 

雰囲気わるーい子ども集団が出来上がります。

 

OKパターンは…

 

遊びの場面を利用すると、とても効果的。

 

①一輪車ができるようになった。

②他の友達と一緒にサッカーをしてみた。

③新しい発想が見受けられた。

 

そんな時に

 

さとさんの子育て論:自己肯定感を育む声かけ

①一輪車ができるようになった
→ できるようになったね。

さとさんの子育て論:自己肯定感を育む声かけ

②ほかの友達と一緒にサッカーをしてみた
→ 一緒にサッカーしたんだ!

さとさんの子育て論:自己肯定感を育む声かけ

③新しい発想が見受けられた
→ その発想、いいねー。面白い!!

 

と認めたり、褒めたりできます。

 

さとさんのおすすめは「承認」を使うこと。

 

特に「行動承認」です。

 

・見たまま感じたままを実況中継

・以前との違いを伝える

・その人が認めてほしいところに注目する

 

 

 

 子どもの遊びにこそチャンスがある

 

子どもに何度言っても伝わらない問題。

 

伝わらない問題と伝わるコミュニケーション

 

何度言っても伝わらないとき、どういう伝え方をするといいのか?という対策の仕方に陥りがちです。

 

端的にいうと子どもが大人に対して信頼ゼロの状態に伝わらない問題が起きます。

 

「何を」言うか

 ではなく

「誰が」言うか

 

そして、子どもの信頼を得ていくためには、OKパターンの関わり方を積み重ねていく必要があります。

 

回り道のようで、早い方法ですよ。

 

子どもの成長曲線と自己肯定感の関係図

 

続編の記事はこちらになります。

 

 

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

 

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自己肯定感を育む ポジティブな声かけ

 

 


🌟おうちで育てる、子どもの自己肯定感

第1回:ポジティブな声かけで、子どもの心に“できた!”を残す

 

母親が娘のランドセル準備を見守る


🌱はじめに

あなたのおうちでは、どんな“できない朝”がありますか?

 

ランドセルを背負わない。
靴下を履かない。
「早くして!」と何度言っても動かない…。

 

そんな朝のバタバタの中で、つい「なんでできないの!」と声を荒げてしまうこと、ありませんか?

 

わたし自身も、朝の時間に間に合わなそうな子どもの行動に、すごく怒っていた時期がありました。
 

小学低学年のころ、毎朝泣きながら登校させていました。

 

朝ごはんを食べないことでも怒っていたし、時間に間に合わないことがあると、強く責めてしまっていました。
 

でもそれは、「時間を守るのは当然」「親が守らせるべき」と思っていたから。
 

子どものためというより、親としての自分がどう見られるかが気になっていたんだと思います。

 

今思えば、そんな毎日が、子どもの自己肯定感を育てるわけないよね…と感じます。

 


🧩エピソード:できたのに、怒られた

ある朝、時間ギリギリで靴下を履いた子がいました。


でもママは「もっと早く履いてよ!」と怒ってしまった。

 

子どもは「できたのに…」としょんぼり。
 

その一言が、せっかくの“できた!”の気持ちを消してしまうこともあるんです。

 


💡関わり方のヒント

そんなときこそ、ポジティブな声かけが力を発揮します。

 

「間に合ってよかったね!」
「自分で履けたね!」
「がんばったね!」

 

たった一言でも、子どもは「自分ってできるんだ」と感じることができます。
 

それが、自己肯定感の土台になります。

 

でも実際には、できていることに注目するのって、すごく難しいんですよね。

 

よく使われる図があります。丸が2つ並んでいて、片方は完全な円、もう片方は少し欠けた円。

 

円と欠けた円で視覚化
どちらに目がいくかというと、多くの人が“欠けている部分”に注目してしまいます。

 

子育てでも同じで、「できていないところ」「足りないところ」に目がいきがち。


でも、少しでも以前よりうまくいったところに目を向けることが、子どもの自己肯定感を育てる第一歩になります。

 

たとえば、ランドセルの準備。


中身がぐちゃぐちゃだったとしても、以前は全部入れられなかったなら、「入れられたね」と認めてあげる。
 

もし難しそうだったら、「難しいね」と声をかけて、そっと手伝ってあげる。

 

そういう声かけが、「自分はやってみた」「がんばった」という気持ちを支えてくれるんです。

 

以前、保育所に子どもを通わせていた頃、あるママからこんなふうに言われたことがありました。

 

「うちの子、かばんを持ちたがるんだけど、大きくて引きずっちゃうの。それをつい怒ってしまってて…。


でも、さとさんはそういうの見守ってるよね。私にはできないなって思う。」

 

その言葉を聞いたとき、わたし自身も「昔は怒ってたな…」と振り返りました。


でも今は、“やりたい気持ち”を見守ることの大切さに気づけるようになったんです。

 

👉 支援員向けの記事では、NG例とOK例を図解で紹介しています
ポジティブな声かけ(支援員向け)

 


🌿おわりに

子どもとの関係性は、日々の小さな関わりの積み重ねで育っていきます。


今日の帰り道、ひとつだけ“声かけ”を変えてみませんか?

 

「持ちたいんだね」

「やってみたいんだね」
 

そんな言葉が、子どもの心に残る“できた!”の記憶になるかもしれません。

 

次回は、「選択肢を与える」関わり方についてご紹介します。
 

「急かしてばかりかも…」と感じる場面に、やさしいヒントをお届けします。

 

👉 第2回:選択肢を与えることで、“自分で決めた”を育てる

 

見守るってこういうことだったんだシリーズも、よかったら参考にしてみてね。

 

 

子育てコーチング協会インストラクターさとさんでした。

 


 

 

 

 

 


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片づけない問題:手伝うとやってあげるの違い

 

 

永遠の課題「片付け」

小学生の片付け問題は、いろんなところで目にします。

 

ピクセルアートの女性の顔

何度言っても、片づけないんです

 

小学生が片づけてくれるようになるために、できることは色々ありますよ。

 

学童保育で長年小学生と遊んできた経験から、小学生が片づけをするようになるポイントを整理してみます。

 

ぜひ、実践に取り入れてみてくださいね。

 

「手伝う」と「やってあげる」は違うこと

片付けができないところは、片づけをやってあげている。

 

これが一番大きな要因かなと思います。

 

片づけないから、片づけるしかないという現状なんだとは思います。だけど、小学生からしたら、遊んだ後放っておけば自動で片付いていることになっている。

 

小学生の片付け、遊び道具、子供たち

 

片づけを小学生に定着させたいのなら、小学生の片づける力を奪わないことです。

 

こういうと、こんな質問が返ってきます。

 

ピクセルアートの女性の顔

手を出さずに見てればいいってことですか?それじゃ、片付かないじゃないですか。

 

こういう「0か100か」みたいな捉え方になっていると片づけを教えていくことは難しいですよね。

 

手伝うということ

やってあげるとの違いは、「自分で片づけられる」というゴールに向かって関わるということ。

 

  • 一緒に片づける
  • 片づけ方を教える
  • 指名して片づけをしてもらう
  • 他の人の片付けの手伝いをお願いする
  • 片づけてから帰るということを徹底すること

長いスパンでゴール設定

目の前の小学生が今すぐ片づけになるようにすることをゴールにすると、なかなか難しいことになります。

 

ゴール設定は、年度末。じっくり片づけに取り組むイメージで手伝ってみてください。

 

行動承認

そして、一人でも片づけてくれるようになったら、しっかり行動承認をする。

 

行動承認:子どもの成長に気づきを伝える

 

地道な取り組みを日々積み重ねる。

 

存在承認

こうなってくると、「片づけの時間」以外のコミュニケーションも重要になってきます。

 

指示をしても片づけてくれない関係は、コミュニケーション不全を起こしていると考えていいと思います。

 

日常的に、名前を呼んだり、遊んだり、会話をしたり。できることはたくさんあります。存在承認が大切なんです。

 

存在承認とは子どもの存在を認めること

 

聞いてくれる関係を作っていくことも大切です。

 

片づけやすさ

遊び場の片付けや子供部屋の片づけは、大人が望む形と子どもの片づけやすさ・遊びやすさが釣り合っていないことがあります。

 

すぐに取り出せる。

すぐに片づけられる。

 

これが大切です。

 

思いっきり遊ぶとセット

片づけを大人が意識しすぎると、遊びを縮小させる力が働くことがあります。

 

おもちゃや遊具の量を減らしたり、過剰に片づけることへの言葉がけが多くなったり、片づけなかったことで使用禁止にしたり。

 

「いっぱい遊んだ」+「片付けもする」

 

このセットで定着できると最高です。

 

さとさんは、遊びに満足していると、片付けもスムーズになるイメージを持っています。

 

さとさん、マイクを握り笑顔

めっちゃ遊んだんだから、片づけるか!

 

そうなってくると、ずいぶん片付けもスムーズになっていると思いますね。

 

片づけるタイミング

ひとつの遊びが終って、次の遊びに移るとき、その都度片付けさせている場合もあります。

 

賛否ありそうですが、さとさんはまとめて片づける時間に片づけるようにします。

 

児童クラブだと、早く帰ってしまう子もいます。そういう子には、何か片づけてから、帰ってもらいます。保護者さんにも、そのことを分かってもらうようにもします。

 

さとさん、マイクを握り笑顔

残された人が、全部片づけてるんだよ。いくつか、片づけて帰ろう。

 

そして、片づけてくれたら、行動承認です。

 

終わり時間の見通しを伝える

遊びに夢中になってしまうと、終わりの時間が分からなくなりがちです。

 

楽しんでいる真っ最中に、急に片付けを言われても、なかなか切り替えが難しいものです。

 

さとさん、マイクを握り笑顔

あと、10分くらいで片づけになるよ。

 

気を付けたいのは、片付けの時間が決まっていたら、その時間から片づけることです。

 

ついつい、5分前くらいから片づけを促す大人を見かけます。

 

しっかり遊ぶ。そして、片づける。

 

「時間の見通しをつける力」も一緒に育ちますよ。

 

おわりに

「片付け」というのは、子どもの遊びで一番難しいことかもしれません。それでも、少しずつ地道な取り組むをすれば、必ず片付けられるようになるのが小学生です。

 

じっくり取り組んでみてくださいね。

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

 

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おのみちバス放課後児童クラブ研修資料

 

6/15に開催されたおのみちバス株式会社放課後児童クラブ支援員研修で配布した参考資料がこれです。

 

おのみちバス放課後児童クラブ研修資料

 

それぞれの図の解説記事のリンクを貼っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのほか、児童クラブ支援員さん向けの記事をまとめているリンク集もあります。

 

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

 

 


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おのみちバス会社 児童クラブ研修の様子

 

おのみちの児童クラブ研修に講師としていってきましたよ。

 

朝5時半に出発。時間前の会場の様子を一枚。支援員さん、エリアマネージャー、おのみちバス株式会社のスタッフの皆様を合わせると、会場には100名ほどおられたと思います。

 

研修会場の様子

 

クライアントのご要望で、実践の話をたくさんしてほしいとのことでした。ので、できるだけ実際のことを話させていただきました。

 

今回は席をくじで決めてもらいました。一番前になってしまった支援員さんが、終わった後、声をかけてくださいました。

 

一番前になって、嫌だなって思ってしまったけど、一番前でラッキーでした。ありがとうございます!

 

こちらこそ、ありがとうございます。

 

何人か、終わった後、声をかけていただいたんだけどね。荷物を車に入れていたら、隣の車の方が出てきて声をかけてくださった。

 

研修に参加してくださった支援員さん。

 

笑顔って、大切ですね

 

なんか、うれしかったな。

 

学童保育・児童クラブを取り巻く環境は、本当に大変で、もはやよくこの仕事を引き受けてくださいました!と感謝したくなるほどです。

 

研修に来てくださった皆さん、よかったらコメントで感想をいただけると嬉しいです。

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

 

 

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