夏休み直前学童保育支援員に不安が広がっている。この夏は「聞く」で信頼関係を作ってみよう! | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

 

 

夏休みは学童保育・児童クラブにとって、最も忙しい時期です。一日、1年~3年、場合によっては6年生までの小学生30人~50人(もっと多いところもあるけど)が集団で生活する。

 

学童保育・児童クラブを知らない方は、ただ遊んでるんでしょ?と思うかもしれないが、朝7時半くらいから夕方6時くらいまで生活をしているわけです。

 

学校のように授業があるわけじゃないので、どういう1日を過ごすか支援員は頭を悩ませますよね。

 

そんな夏休みを前に、学童保育・児童クラブ関連の記事が読まれてますよ。それも夜中に。

 

 

 

大変なんだろうなと。

 

さとさんの印象では、小学生たちを子ども扱いしているところは、子どもが荒れやすい傾向にあるかなと感じています。

 

一人ひとりの考え方、やりたいこと、主張を、しっかり受け止めて尊重しながら、異年齢の集団の生活の作り方をする方が、結果的に子どもたちが落ち着きます。

 

一人ひとりの意見を聞いてたら、収拾がつかないんじゃないの?

 

なんて、思う支援員さんもいるかもですよね。

 

 

 聞くとは

 

このブログでは再三書いていますが、「聞く」とは子どもの言いなりになることではありません。

 

 

肯定も否定もしない聞き方。

 

これが、支援員だけじゃなくママたちも、ピンとこない場合が多い。

 

例えば、女の子が泣いて支援員に言ってきたとします。

 

 

〇〇くんが叩いてきた
〇〇くん!ダメでしょ!叩いちゃ。

 

謝りなさい!

 

だって、〇〇ちゃんだってバカって言ったもん。

 

この場合は、男の子の言い分は全く聞かず、女の子の言っていることだけを受け取って、評価して「男の子が悪い」と決めています。

 

肯定も否定もしないとは、程遠い。

 

ふと、日常のこういったやり取りを見ると、いつも怒られている子が絡むと、決めてしまっていることは多い。

 

肯定も否定もせずに聞いてみると

 

〇〇くんが叩いてきた。
〇〇くんに叩かれたんだね。

 

うん、私何もしてないのに…
そうなんだね。分かった。〇〇くんにも聞いてみるね。

 

〇〇ちゃんが泣いてるけど、どうしたの?何かあった?
だって、〇〇ちゃんがバカって言った。

 

そうなんだね。〇〇ちゃんに訊いてみるね。

 

この後、互いの言い分はあると思います。それをそれぞれに聞く。そのうえで、対応は色々あるかもしれません。
・叩くことはダメだ
・嫌なことがあったら、言葉でいう
・相手の嫌がることはしない
・あとは子どもに任せる
などなど
子どもへの対応は、子どもによっても児童クラブの方針によっても違うかもしれません。
でも、こういったやり取りの中で積み上げることができるものがあります。
安心感

女の子も男の子も、自分の言い分をしっかり聞いてもらったら、安心することができます。

 

それは、子どもと支援員の信頼関係を強くしていく。

 

 

3つのきくは、子どもとの信頼関係を確実に強くしますよ。

 

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