10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん -2ページ目

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

朝、ママがいいと泣かれた時の対処法

 

「ママがいい」と涙

新年度が始まって3週間。保育園でも小学校でも、そして学童保育でも、新しい環境に必死で頑張っているお子さん。涙の出ることもあるよね。

 

保育園の玄関、登校の時の玄関、学童保育の受け入れの時。いろんなところで泣いている。逆に言えば、そういう時期だなーって。「ママがいい」「学校に行きたくない」とお子さんが4月~5月にかけて言うのは、風物詩のようなものでもあります。

 

お子さんの涙というのは親からすると、私が子どもを苦しめているのではと思ってしまう瞬間かもしれません。

 

それでも、お子さんが新しい生活に慣れるためには、新しい生活を踏んでいく必要があります。20年以上小学生1年生を見ていますが、夏休みに入る前には、ほぼ慣れます。

 

基本的には大丈夫です。

 

ただ、4月当初の対応で長引いてしまうこともあります。私のおすすめは「3つのきく」。お子さんに寄り添いつつ、お子さんに経験させながら、サポートしていく。そうすると、お子さんにも負担が少なく、学校に慣れることができます。

 

こんな時こそ「きく」

じゃ、具体的にはどうしたらいいのでしょうか?

 

お子さんには

  1. 子どもの話を聞く
  2. 帰ってきたらたくさん承認
  3. そして、子どもの話を聞く
先生には
  1. 子どもの様子を聞く
  2. ママ自身の不安を話す
  3. 先生に任せる
 
4月は特に、このブログで何度もお伝えしている「3つのきく」をフル活用する時期なんです。
 
子育ての支え「3つのきく」とは
 

保育園から小学校は環境激変

保育園から小学校になると、すべての面でスケールが変わります。そして、自分の机と椅子ができます。
 
大きな校舎、大きな運動場、大きな高学年、先生もジャージ・エプロンではなくなります。人数も大幅に増える。クラスには知らない子どももいる。そういうことに恐怖を感じてしまっている子もいると思います。急に巨人の世界に迷い込んだような不安なのかもしれません。
 
その環境の中、自分の机・椅子があり、座ることもしなければいけません。保育園の時より、生活のルールが厳しくなります。登下校では、ランドセルを背負わなくてはなりません。制服も少し動きづらいかもしれない。
 
そんな激変する環境にすぐ慣れる子もいれば、なかなか慣れない子もいます。一人一人性格が違うので当然です。
 
それでも、時期に慣れます。夏休み前には確実です。ただ、6月くらいまでは、新1年生は頑張っている時期です。心も体も不安定になりやすいです。
 

子どもの話を聞くは受け入れることではない

だからこそ、こんな時こそ「3つのきく」。特に「子どもの話を聞く」。そして、この過程で2つのことを同時並行で進めていきます。
 
  • 小学校に慣れること
  • 子どもとの信頼関係を作ること
 
子どもの話を聞く|子育てコーチング
 
まずは子どもの気持ちを受け止める。ここで確かめておきたいことがあります。
 
「受け止める」であって「受け入れる」ではないということ。
 
「ママがいい」「学校はイヤ」「学校に行きたくない」そういう気持ちは十分に共感する。学校には行ってもらって大丈夫です。
 
同感ではなく、共感をするということ。
 
冷たいように感じてしまうかもしれませんが、気持ちにはYes、行動にはNoをだしても大丈夫です。
 
少し見方を変えると、子どもはママに泣いて訴えることで、自分で自分の気持ちに折り合いをつける練習をしています。
 
ここで、「受け入れる」「同感する」と、泣いて叫んだら言うことを聞いてくれる経験を踏んでいくことになります。
 
共感をして、学校に行かせることは、親として辛いかもしれません。でも、お子さんが自分で自分の気持ちに折り合いをつけているんだなーって思えれば、その時間も大切な経験になります。
 

学校から帰ってきたら承認

そして、承認。
 
子どもの存在承認:名前を呼ぶ、あいさつ、話を聞く 行動承認で子どもの成長をサポート
 
これはとても重要なポイントです。
 
一日頑張ったお子さんを十分に甘えさせてください。そして、がんばったことを褒めてあげてください。
 
お子さんにとってみると、学校に行ったらママからいっぱいうれしいことをしてもらう経験になります。
 
学校に行ったことを認めてあげることは、行動の強化につながります。
 
ABA応用行動分析学:行動の消去と強化
 

先生に不安を話す

子どもの話を聞いて、帰ってきたら承認をする。文章にすると簡単ですが実際にするのは、決して簡単ではありません。1か月から2か月くらいかかるかもしれません。
 
そんな時、ママの心が折れてしまうことがとても心配です。だから、先生にママの不安を話すことをお勧めします。
 
ママの気持ちも聞いてもらえると、ずいぶん前向きに取り組むことができるようになります。
 
気を付けたいのは、先生を責めたり、苦情を言うのではなく、母親として不安を伝えるだけで充分です。
 
学校に行けなくなるんじゃないかと不安なんです。
学校を休ませた方がいいでしょうか?
 
学校の先生も、毎年少なからずママがいいと泣く子どもを対応してきています。きっと、先生がママの不安を聞いてくれます。聞いてもらえると、先生への信頼も持てるようになります。そして、毎朝の勇気をもらえます。
 
小学校の先生に話しづらかったら、学童保育・児童クラブの職員に話すのでも大丈夫ですよ。
 
子どもの話を聞くばっかりにならないで、ママも不安を誰かに話した方がいいんです。ママの心の安定のためにね。
 

小学生を20年以上見てきて

長年、小学生を見ていて感じます。小学生は基本的に順応性が高い。

 

新年度の「ママがいい涙」は、保育園とは違う学校の生活に慣れないから起きていることがほとんどです。

 

その解決には、とても申し上げにくいけど、慣れるしかありません。

 

そして、ほとんどの子が慣れます。大丈夫です。

 

でも、慣れる経験を奪ってしまうと、慣れないままになってしまいます。「奪ってしまう」とは具体的にはどういうことかというと、子どもの要求を受け入れて、学校を休んだり、早退させたりすることです。

 

でも、こうやって文字にすると、それが難しいことなんだよなって感じます。毎日泣いていて、学校から電話がかかってきたら、早退させたくなる気持ちも十分にわかります。「明日は休もうか」と声をかけたくなる気持ちもわかります。

 

それがすべてダメだと言っているのではないことも、伝わるといいなと思って書いています。

 

早退したり、休ませたりすると、そのあともっと泣き叫ぶようになります。そういう傾向があることも十分に知っていてほしいんです。それに耐える心の強さを親が持つのは、とても大変なことです。

 

それよりも、時間通りに帰ってきた子どもを丸ごとを受け止めてあげる方が、100倍楽です。

 

ピクセルアートの笑顔の女性

○○ちゃん、お帰り。頑張ったんだね。ありがとう。

 

と抱きしめてあげてほしいなと思っています。

 

学童保育・児童クラブで子どもとの信頼関係が強くなったなと思う時は、子どもの困ったことに付き合って、一緒に乗り越えられたときだなといつも思います。

 

成長曲線と子供の感情のグラフ

 

子どもが涙を流して苦しんでいるときも、それは大きな成長のための経験だと、長く小学生と過ごしていて実感します。

 

学童保育・児童クラブで子どもの帰りを待っている私としては、学校で頑張った分、楽しく遊んでリフレッシュしてほしい。そして、明日の学校に行く力を育んでほしい。そう思ってます。

 

楽しく遊んで、家に帰る。

 

これが、私にできることだなと感じています。

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

 


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ついつい怒ってしまう人へ。スモールステップ+承認。

 

 

4月にやっておきたいSS+承認

4月は新1年生を含めた新しいメンバーで学童保育の生活が始まります。そのため注意すること・叱ること・怒ることがが多くなりがちです。

 

本当は学童保育・児童クラブの生活を楽しんでほしいのだけど、ついつい怒ってしまいがちでダメだな…と落ち込んでいる職員向けの記事です。

 

承認とスモールステップを組み合わせて使えば、「叱る・怒る」ではなく、「ほめる」で生活を作ることができますよ。

 

承認とは:存在承認・行動承認

存在承認というスキル

特に難しいことはなく、普段やっていることを特に意識をしてやることで、小学生との関係を作っていくことができます。

 

子育てコーチング、存在承認と声かけ

 

名前を呼ぶ、挨拶、スキンシップ、目を見て話す、声をかける、子どもの話を聞く、などなど。

 

まずは信頼関係を作っていくために、こちらからのアプローチが大切。日常の接点から作ることができるんです。

 

さとさんのおすすめはこれ。名前付き挨拶。

 

さとさんの子育て講座登壇風景

○○くん、おはよう!

 

名前を呼ばれる効果は、思っている以上の大きいものです。新1年生は、新しく見た大人(職員)に不安を持っています。その人が、名前を呼んでくれた。それだけで、ぐっと安心できるようになります。

 

新年度は、当たり前ですが新しい子どもたちの名前を覚えることがとても重要です。

 

しつこいくらい、毎日名前付き挨拶をしてくださいね。

 

ほめてもらえたと思ってくれる行動承認

学童保育にもよくいるんだけど、いつも怒っている子っています。その子をほめるって、なかなか難しいですよね。そんなときも「承認」をすることはできます。

 

行動承認とスモールステップで子育てを楽に

 

ピクセルアートの女の子の顔

あの子、むかつく!

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

怒ってるんだね

 

これって、子どもの話を聞くということなんです。聞くということは承認の一つなんですよね。

 

行動承認の声掛けをすると、子どもたちは「認められた」と無意識に感じます。ほめられた感覚に近いものを受け取ってくれます。

 

スモールステップと行動承認で子育てを楽に

 

少し具体的に解説しますね。

宿題だったら

宿題って、付き合うの難しいと思っているママ・パパもいるんじゃないかなと思います。

 

そういう時はスモールステップで「できる」を演出して、できたら「承認」の声掛けをします。

 

宿題で「できた」を積み上げるサポート

 

他にも、漢字100問みたいな問題量に圧倒されてしまっている子には、一つ一つの問題だけが見えるように隠してあげてもいいですよね。

 

1問目ができなくて、固まっている子どももよくいます。そんな時は、次の問題はできる?と聞きます。そうやって、できる問題を探します。上の画像と同じ流れになるよ。

 

楽しい雰囲気が好きな子には、クイズ形式とかおしゃべりしながら宿題することもあります。正解したらピンポンピンポンというだけで、楽しめたりもするよ。

 

例えば、1年で習う漢字がすべて書いてあるボードから、漢字探すのに苦労する子もいるんですよね。そういう時は、私が先に見つけてわざと手で隠します。すると、隠されたからどけようとする。そこに探してた漢字がある。

 

子どものタイプを知っていると、いろんなやり方を試すことができますよ。

 

 

着替えだったら

着替えは特にスモールステップでするといいですよね。

 

スモールステップと承認で育つ自信

 

「着替えてよ」と声をかける。しばらくして、また見ると、座った姿勢のまま全く動いていない。そんなことはよくあることです。

 

着替えのスモールステップと承認声かけ

 

一つ一つ、声をかけて、できたら「承認」。

 

着替えが終って片づける工程を、スモールステップで分解してみるといいですよ。

 

最初はすべての工程に声かけが必要かもしれませんが、時期に声かけの回数は確実に減ってきます。

 

そんなときも、承認の声かけができますよね。

 

例えば…

 

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

自分で着替えができるようになってきたね。

片付けだったら

片付けも着替えと同様に、片づけの工程をスモールステップで分解してみます。

 

それをひとつずつ、声をかける。そして、できたら「承認」です。

 

片付けの承認とスモールステップ

 

ありがとうを増やす声かけ

 

さとさんは、片づけの時は子どもたちにめっちゃ手伝ってもらいます。

 

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

ごめん、椅子片づけるの手伝ってー。

 

手伝ってもらったら、必ず伝えます。

 

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

ありがとう!助かったー。

 

わたしが落とした鉛筆も、拾ってもらって、ありがとう。本棚にあるほしい本を取ってもらって、ありがとう。そんな感じで、関わりの中で「ありがとう」を増やすことも意図的にできますよ。

 

できていることを積み上げる関わり

怒っちゃいけないってことじゃないんですよ。

 

怒っちゃったら、ほめなきゃって自分を責めなくてもいい。

 

スモールステップ+承認は、無理なくできることです。

 

ぜひ、やってみてくださいね。

 

スモールステップと承認で「できた」をサポート

 

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。


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承認とは、存在承認と行動承認

 

 

承認とは

「承認」というと、どんな印象を持ちます?「承認とは」と検索すると…

 

しょうにん

【承認】

《名・ス他》

  1. その事柄が正当だと認めること。もっともだと認めること。

     「国会の―を得る」

  2. 国家・政府などに対して、外国がその国際法上の地位を認めること。

     「相手国を―する」

 

このブログで使う「承認」は、ちょっと違います。

 

承認とは
 
あなたがそこにいることに、気づいていますよ

 

何かの基準や他の人と比べること無く、ただ事実を伝えること。ありのままを認めること。

 

もう少し具体的に説明していきますね。承認は2つあります。

 

承認とは:存在承認・行動承認

 

 存在承認

 

存在そのものを、ありのまま認めること。

 

こうやって、定義つけると難しく聞こえるかもしれません。実は日常の中で繰り返し繰り返し行われていることなんです。

 

名前を呼ぶ。

挨拶をする。

手をつなぐ。

一緒に笑う。

目を見て話す。

ねぎらう。

相談する。

などなど

 

普段、やってることです。

 

当たり前のことばかりだけどね。長男が学校に行けなくなったとき、その理由はクラスメイトに空気のように扱われてたことだった。

 

全く存在しないものとして扱われたとき、人は心が折れていく。

 

存在承認は、実は日常の生活の中にあふれていて、気づかずにやっている愛情表現です。

 

子どもはこの一つ一つの関りで、私はここに居ていいんだと安心感を持つようになっていきます。

 

名前の呼び方の具体例2つ

さとさんは、気になる子の名前は特に呼びます。普段、何気に呼ぶ感じです。

 

●怒られがちな子

例えばね。いつも怒られるようなことをしてしまう子はこんな感じで名前を呼ばれています。

 

ピクセルアートの女性の顔
〇〇くん!

 

注意するとき・叱るときって、名前を呼ぶ。子どもは無意識に思ってしまう。

 

名前=怒られる

 

だからこそ、自然に名前を呼んであげたい。学童保育に帰ってきたときにね。

 

男性がマイクを持ち、笑顔で話す

○○くん、おかえり!

 

普段の流れで名前を呼んであげてほしいな。

 

会話をするとき、一緒に遊ぶとき、帰ってきたとき。

 

名前って、その子にとって愛されている証拠のようなものだもんね。

 

●おとなしすぎる子

おとなしすぎて気になる子も、名前を呼ぶようにしています。

 

変わったやり方でいうと、その子のいるグループをその子の名前で呼んだりもします。

 

男性がマイクを持ち、笑顔で話す

ねー、そこの〇〇ちゃんの人たち、これ手伝ってくれる?

 

大体、そのグループの中心になっている子の名前を呼ぶことが多いと思います。

 

そこをあえて、気になる子の名前で呼んでみる。少し、微妙な空気になることもあるけど、時期に慣れてくるから大丈夫。

 

名前を呼ぶ存在承認をすることで、その子との距離が少しずつ知事待っていく感覚。

 

子どもは毎日の関りの中で「安心感」を膨らましていく。

 

 

 行動承認

 

行動面に目を向け、変化・成長・成果などの気づきを伝えること。

 

これも定義つけると、難しく聞こえるな(笑)

 

・見たまま感じたままを実況中継

・以前との違いを伝える

・その人が認めてほしいところに注目する

 

具体的に表すと、このようになる。

 

ある女の子が一緒に遊んでいた女子たちに、いろんな命令をしてやらせていたことがあった。一見、楽しそうに遊んで見えてたんだけど、実際にはちょっとひどい状況だった。

 

それが明るみになったとき、その女の子はひとりぼっちになってしまった。

 

子どもの世界というのは、こういう意味では露骨で残酷。話しかけても全く相手にしてくれない。でも、放ってはおけない。

 

その子が一輪車を練習し始めた。全然乗れなくてね。でも、結構女子は練習して乗れる子が多い。だから、その子もひとりぼっちで練習し始めた。

 

なかなか、ひとこぎができなくて…でも、あるとき、ちょっとこげた。少しだけで進んだ。ほんの少し、顔が緩んだように見えてね。

 

だから、私は一輪車が進んだところに、1本線を地面に引いた。

 

そうしたら、目標ができてヤル気になった。

 

そして、その線を越えたとき、その子は叫んだ。

 

ピクセルアートの笑う女の子

やったー!

男性がマイクを持ち、笑顔で話す

やったね!

 

それからは、2人で線を越えるたびに、盛り上がった。

 

やがて、1人で乗れるようになったある日、乗れる女子(上級生)と遊ぶようになった。

 

「線を引く」が、行動承認になっています。

 

 褒めるとは違う

 

承認はあらゆる出来事にできる。

 

おもちゃの取り合いでケンカになっても、取った子・取られた子のそれぞれにできる。

 

ピクセルアートの女性の顔

おもちゃが使いたかったんだね

ピクセルアートの女性の顔
おもちゃ取られて、悔しかったんだね。

 

でも、こんな声かけをしている支援員は残念ながらいない。

 

褒めるとは違うけど、承認されることで、「わかってもらえた」と小さな信頼が生まれる。

 

褒めるのもいいけど、承認もぜひぜひやってみてくださいね。

 

承認は褒めるとは違って、無限に続けることができる。

 

「かっこういい」「すごいねー」とかは、パターンが限られちゃうよね。

 

目の前に起きていることをそのまま伝えればいい承認は、延々と伝えることができるよ。

 

行動承認のより具体的なやり方をイラスト付きで解説した記事も見てね。

 

 

 

 ちなみに

 

承認とは 意味や具体例

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

 


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お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

 

小学生が喜ぶ声のかけ方

 

 

前回の記事を受けて、行動承認の声のかけ方について具体的に解説してみます。

 

行動承認って、具体的な声のかけ方のスキル

 

まずは、行動承認とは?のおさらい。

 

行動承認:子どもの行動への気づきを伝える

 

Ippon GPみたいに、写真で一言みたいな練習を、子どものこころのコーチング講座で実際にやってます。

 

いくつか子どもが遊んでる姿だったり、普段の様子のイラストがあってね。それに対して、行動承認の声のかけ方をやってもらうんです。

 

このブログでは、イラスト素材をダウンロードできるイラストACから、適当に画像を貼り付けました。

 

子供たちがシャボン玉で遊ぶ様子

 

こんな場面があったとします。

 

3人誰でもいいので、行動承認で声をかけてみましょう。

 

シャボン玉を作る子供たち3人

まずは右上の子。どんな声をかけますか?ほめるとは違って、行動承認の声のかけ方です。

 

例えば…

 

  • 大きなシャボン玉ができたんだね(実況中継)
  • はじめてできたね(以前との違い)
  • 何回もやってたもんね(認めてほしいとこ)

 

こんな感じです。慣れないと、言葉が出てこないかもしれないです。それは、ちょっと意識して練習してみるといいですよね。

 

人によっては、全然違うことに注目してることもあって、講座でも私が学ばせてもらうことも多いです。

 

では、左上の女の子だったらどうでしょう?

 

シャボン玉で遊ぶ子供たち

 

  • ゆっくり吹いているんだね(実況中継)
  • たくさんシャボン玉が出るようになったんだね(以前との違い)
  • 割れないように吹いているんだね(認めてほしいとこ)
 
じゃ、下の子だったらどうですか?よかったらコメント欄に書いてみてね。一番難しいかも(笑)
 
シャボン玉を楽しむ子供たち3人
 
ほめなくても、子どもが喜んでくれるよ。
 

困った場面で使える行動承認

行動承認の素晴らしいところは、困った場面でも使えます。
 
子供たちの葛藤と行動承認の例
 
実際に学童保育でも、保育園でも、こんな場面はとてもよく出てくると思います。
 
  • 人のものを取らないの!
  • 意地悪しないの!
  • 取り合うなら使わせません!
 
とか、言っちゃってませんか?
 
行動承認のいいところは、おもちゃを取ってしまった子や泣かせてしまった子にも、声をかけることができます。それも、怒ることなく。
 
例えば…左上のお兄ちゃん。
 
子供のケンカ、行動承認を学ぼう
 
  • 使ってほしくなかったんだね
  • 大切にしてる車だもんね
  • 嫌だったんだね
 
取られた子にも声をかけられます。
 
  • その車が使いたかったんだよね
  • 赤い車それだけだもんね
  • 悲しいね
 
そのあとの対応は、いろいろだと思います。この子たちとの関係性もあるからね。
 
でも、案外怒らなくても、お兄ちゃんが貸してくれることもあります。なぜかというと、お互いの思っていること、感じていることを二人ともに伝えていることになるから。
 
さとさんが、小さい子に貸してほしいなーって思っていたら、
 
さとさん、マイクで話す様子

使いたかったんだよね。格好いい車だもんね。

さとさん、マイクで話す様子

急に取られてびっくりしちゃったよね

 
って、しばらく言うかもしれません。それでも、貸してくれないときもあります。そんな時は、小さい子に言います。
 
さとさん、マイクで話す様子

残念だったね。今度は「かして」って言ってみようか。

 
お兄ちゃんにも言うと思います。
 
さとさん、マイクで話す様子

それが使いたかったんだと思うよ。

 
では、練習してみましょう。右上の子だと…どんな声をかけますか?
 
子供たちの行動承認と声かけ例
 
  • たたかいごっこがしたかったんだね
  • かっこいいマントだね
 
もちろん、泣いている子にも声をかけられますよ。
 
  • 追いかけられて嫌だったよね
 
最後にもう一つ。下の子だったら、どんな声をかけますか?コメント欄に書いてみてね。
 
子どもの行動承認スキル、声かけ例
 

怒らなくても、伝えられる行動承認

おもちゃを取ったら、すぐに怒る人いますよね。でもね、怒らなくても大丈夫な方法の一つが行動承認だなと思っています。
 
行動承認がいいなと思うところの一つに、代弁しているということ。それを、相手にも伝えられるということ。
 
小学生でも、相手の気持ちを察するのは難しいんです。特に、ケンカっぽくなってたらね。
 
そんな時に…
 
ドット絵の女性の顔

相手のことを考えなさい!

 

なんて、怒らなくてもいいわけです。行動承認で、お互いの気持ちを確認する。そのために、行動承認の声かけをする。

 
小学生くらいになると、そうやって伝えると、ちゃんと考えてくれます。その場で、期待通りの行動をしないかもしれません。けど、十分に伝わってると思います。
 
後日、泣いてた子と楽しくヒーローごっこしてたら、すかさず行動承認で声をかけちゃいますよね。
 
さとさん、マイクで話す様子

今日は2人で、楽しそうだね!

 
行動承認は子どものこころのコーチング講座で学びます。みょんさとのW講師の子どものこころのコーチング講座募集してますよ。
 

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この3つがポイント

この時期になると、このブログ記事が読まれる。

 

 

おそらく、春休み新メンバーになった児童クラブ。暴言を吐く児童もいるのかなと思います。

 

どうすると、暴言を止められるか?が、多くの職員さんが気になるところでしょう。

 

この3つを意識して、乗り切ってもらえればなと思います。

 

  • 外遊びを多めに取り入れる
  • その際、パトロールは必ずする
  • その他の生活の仕方を丁寧に伝える

外遊びを多めに取り入れる

外遊びの効果は、大きいなと毎年感じる。

  • 人口密度が下がる。
  • おかげで、うるささが軽減。
  • 風がそよぐと気持ちいい。
  • 走り回ることで、体力も使う。
  • 新しい場所に来て緊張している1年生のストレスを軽減できる。

職員からすると、外遊びは大変かもしれません。しかし、部屋の中でストレスがたまった状態の児童に、いろんな指示をするより楽だと思います。

 

パトロールは必ずする

ただし。外遊びの場合、パトロールは必要です。どんな遊び方をしているのか?大人の顔を見ながら遊んでる?運動能力は?誰と仲がいいんだろう?

 

これらを意識しながら、子どもたちの様子を見つつ巡回します。もう一つ重要なのは、巡回しながら名前を呼んで声をかけて、ちょっとだけ遊びに参加することです。可能なら、その子たちが望んでいるものを用意できるのなら、用意しましょう。

 

「名前を呼ぶ」「ちょっと遊ぶ」「子どもの望みを叶える」というのは、子どものこころのコーチング講座で学ぶ「存在承認」。

 

 

何気ない時間に、少しずつ関係を積み上げること。それが、1年後の生活を変えていきますよ。

 

遊び以外の生活の仕方を丁寧に伝える

しっかり遊ぶことができていると、ルールを伝えるのにも伝わりやすくなります。

 

間違っていけないのは、矢印の方向。

 

○ 遊ぶ → ルール
× ルール → 遊ぶ

 

実際にはこんなに明確に線引きはできないです。が、職員の意識として、遊ぶを優先させてから、ルールを伝えた方が圧倒的に伝わりやすいです。

 

どうしても、こういうパターンで仕事をする職員さんもおられます。

 

ルールが守れないと遊ぶことができませんよ

 

これは、職員がルールを伝えるために、自分で壁を作ってしまっています。

 

たのしー!

 

と遊んでくれたから、耳が開く。

 

耳がひらいたら、スモールステップ+承認でルールを伝えていく。

 

新1年生の居場所をつくる

学校よりも先に生活が始まってしまう学童保育・児童クラブ。新1年生も不安だらけ。そんな時は、楽しく遊ぶことが子どもの安心感を作りやすい。

 

まだまだ、保育園の気分の新1年生。外で走れること、思いっきり体を使えることを意識して、遊んでみてくださいね。

 

そうすれば、入学式のころまでには笑顔も増えますよ。

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。

 


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