
世田谷区議会議員(2期目)。
米国公認会計士、地方監査会計技能士。
働くママとして、不妊治療経験者として、
現代社会で多くの女性が直面している
子どもを「産むこと」「育てること」に関する問題を
少しでも解決していけたらと、活動を始めました。
人口減少(少子化)・超高齢化社会の中で、少子化については「変えることができるはず」との思いから区政にチャレンジしています。
【佐藤美樹Webサイト】 http://satomiki.org/
米国公認会計士、地方監査会計技能士。
働くママとして、不妊治療経験者として、
現代社会で多くの女性が直面している
子どもを「産むこと」「育てること」に関する問題を
少しでも解決していけたらと、活動を始めました。
人口減少(少子化)・超高齢化社会の中で、少子化については「変えることができるはず」との思いから区政にチャレンジしています。
【佐藤美樹Webサイト】 http://satomiki.org/
2026年を迎えて
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
世田谷区役所は先週26日に仕事納めとなって、5日までお休みですが、
この間、様々伺うご相談事のうち、これからの課題として優先度あげないとと感じているのが
保育園入園に関することです。
26日に保育認定調整課が公表した入園可能数と申込者数のデータによれば
申込者数は過去最多の6741名と。
※世田谷区・認可保育所申込者数(一次選考時):
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/1561/saisyusyukei.pdf
過去の推移をグラフにすると・・
昨年よりも、申込者数が550名ほど増えたのに対し、
入園可能数(新規枠)は10名しか増えていないので、これだけ見ると待機児童数がまた大幅に増えてきそうなことが
わかります。区の所管によれば、申し込みの大幅増加の要因としては、昨年9月からの東京都による保育料無償化の影響がありそうとのこと。無償化の影響はある程度予想されていたものの、精緻に算出できないのが難しいところでもあります。
この間、私のほうでも様々保育園入園に関する相談を受けてきて、課題だと思うのが、認可保育所に入れなかった場合に対策についての区の情報提供が少ない点です。
認可外保育所の活用や定期利用、また一時保育など、いくつか補完的な受け皿についても、見学や申込について
把握しておいたほうがいいのでその辺の情報も提供してほしいところです。
そして、集団での保育の形態とは異なりますが、こうした補完的な保育との組み合わせでやはり抑えておいたほうがいいのが
ベビーシッター利用支援事業。
※ベビーシッター利用支援事業について:
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/1527/03_baby_sitter_donyu.pdf
私たち会派(国民民主党・都民ファーストの会)で、ベビーシッター利用支援事業の導入を求めてきて
ようやく来年4月から導入が決まりましたが(23区で最後!)、こうした情報提供がほとんどされていないので
1次選考の申込者状況がわかったいま、区の窓口等でも力を入れてほしいです。
1次選考結果が最終的に出てくるのは1月下旬で、おそらく、私立認可保育園に対し園長会などを通じて
定員弾力化や定期利用枠の増設を区から依頼していくと思われますし、育休延長を選択される方の分は
計算から減算するので、いま見ている2つの数字の差がそのまま待機児にはなるわけではないものの、
今からできる手を様々打って受け皿確保の優先度をあげていかないとと思います。
農業×教育の政策~不登校傾向の子たちの活動の場(本会議一般質問の内容)
今年最後、第4回定例会にて、
久しぶりに農業×教育の文脈で質疑をしました。
3年前に、粕谷の農地で始まった農福連携事業「せたそら」において、
ここの場を、福祉作業所に通う大人たちだけでなく、障がいのある子たち農業体験の場としても活用できないか?と
議会提案し実現してきました。
※世田谷区・農福連携事業(民間委託事業者によるHP)
※3年前の質疑の様子(令和4年6月の定例会):
今回は、類似の文脈で、不登校傾向の子たちの活動の場として展開できないか?を問いました。
この質問(着想)のもとになったのが、千歳台のミニ農園。
地域の方々によるコミュニティ活動としての園芸の場があり、私も会員としてたまに農作業をご一緒しているのですが、
先日そこに隣接する区立中学校のほっとルーム※の生徒たちが週1回きているというお話を伺いました。
※ほっとルーム(不登校傾向の子たちの居場所的な教室。授業もうけることができる)
↓こちらがその農園
実際に、私も活動の場に伺わせて頂きました、前の週に上田玉ねぎの芽のところに水やりをしたり、
秋ナスの収穫や芋ほりなどなど、地域の方たちがほっとルームの子ども達に説明をし、一緒に作業をしていました。
学校にいきにくい、教室にはいりたくない等々さまざまな悩みを抱えている子ども達も、農作業の場では、別の顔をみせており、
活動を通じて得られるものがあるようにも感じます。
このように、区内のうちにて、不登校傾向の子たちなどを受け入れ、教育の場の1つとして展開していくことは、
そうした子ども達の居場所やあるいは地域とつながりの場といった意義に加え、世田谷の農業の魅力を伝える意義もあり、
こうした場所がもっと増えるといいなということで質疑させて頂きました。
所管側ー農業課からは、現在実施している「せたそら」(前述の)の近くにある区民農園で近隣の小中学校のほっとルームの子たちが来れるようにできないか、検討を始めてくれるとのこと。
また、教育委員会事務局(教育総合センター)に対しても、このような取り組みの意義を伺い、来年4月開校する「学びの多様化学校(北沢学園)」でもこうした農作業をやれるよう(不登校の子たちがそのような活動を希望する場合、だそうですが)取り組みますとご答弁いただきました。
複数所管にまたがる政策提案でしたが、いずれの所管の方も、前向きに取り組んでいただけそうなので
こちらも引き続き関与して、さらに必要な論点あれば取り上げていきます。
※学びの多様化学校:
今後の世田谷区の待機児童対策について
先週の決算委員会・福祉保健領域の質疑にて、新たな局面をむかえている区の待機時対策について取り上げました。
当区の待機児状況について、申し込み数や定員数を加えた推移をまとめたグラフをまず共有すると↓
R6年に58名となった背景には、コロナで「預け控え」だったのが解消されたことに加え、物価高など経済的な理由などで共働き世帯が増えていることがあると思われます。
このジワジワ増加に対しての政策として、昨年度(R6)は、緊急対策でできる分園で対応するとして整備。
この4月には3園の分園(20名×3園の60名分)が開園しました。
58名に対して60名分を整備したわけですので、解消されると思いきや、今年4月も47名と。
今年の待機児の予想は、入園選考が終わった1月下旬ごろには見えてきたと思われますが、結局対策としてはまたしても分園を4か所、来4月開園にむけて整備するとしています。
認可保育所の分園は、認可のための審査が「本園を前提」とするため、短期間(簡略化できる)から機動的ではありますが、
一方で、本園のサテライト機能であり、施設長や看護師は常勤・必置でなく本園でカバーされることを前提とした機関設計なので、当然ですが、分園だけが増え続けることには疑問を感じます。
先の決算委員会では、「分園だのみではないか」という点を指摘し、そのうえで、7月末に区が再設定した「需要予測※」に基づき、中長期的な視野ももって保育ニーズに対応することや、また、需要予測を見極めるのに、入園申込〆切後、より早めに集計・分析できるようにすることも求めました。
※4月の入園申し込み状況をうけて保育の定員確保に向けた取り組み(子ども若者施策等特別委員会報告資料)
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/27078/2.pdf
入園申込に対する入園選考プロセスについては、6千件超の申込を裁くわけですので、AIをうまく活用し効率をあげてほしいところです。
保育園については1歳児は相変わらずひっ迫傾向な一方で4⁻5才は空きがあったり、またさらに保育園以外の未就学児の受け皿である幼稚園の空き、そしてまたベビーシッター利用支援事業※も来年開始になるので、こうした既存の資源・新たなハコモノ以外の選択肢も分析に加えながら、来年4月にむけての待機児というか未就学児対策として進めてほしいです。
※世田谷区・ベビーシッター利用支援事業(子ども若者施策等特別委員会での報告資料):
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/1527/03_baby_sitter_kentou.pdf



