陰ながら「最初で最後の教え子」の卒業を祝う
今日は、勤務校の卒業式です。
約1ヶ月だったとはいえ(10月からの途中交代 で高3は11月下旬にて授業終了 )、選択科目20人足らずを担当したので、私も彼らを見送りたい気持ちでしたが、人数の関係上(この学年は14クラス!)、生徒さえ在校生は代表者のみで全員参加でない、教員も高3を主に担当していた先生のみの出席、まして講師は参加していないとの事でした。「せめて謝恩会でも」と思ったものの、それも無いそうで(卒業生と保護者の会はあるらしいですが)、陰ながら祝う事にしました。
男子校って、こんな感じなのでしょうか?前任校も(当時高3は受け持っていなかったものの)、講師はどの行事については、いっさい知らされなかったし。
ちなみに女子校は、勤務経験校は両方とも講師も参加でした。専任として勤務した所は非常勤の先生の姿を見ましたし、講師として勤務した方も私達は式のみ(謝恩会には講師を呼ばないって!) 参加しました。
共学でも、両校(大学付高校と通信制高校サポート校)とも、前者は高3を担当せず全く知らなかったため、後者も兼務校(前者の高校)の業務の関係上、参加しなかったものの、式・謝恩会とも出欠を聞かれました。
ちなみに、今春高校卒業する学年(2008年度高3)というと、著名人では、フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが代表格ですね。
2003年に中学入学で2006年に高校入学ですが、自分は2004年に教員(主に講師)を始めて以来、他の学年に比べると縁が薄かったです。昨年の段階で一度も、授業で受け持つ機会がありませんで・・・専任時代には、部活や(非常に嫌な思いをさせられましたが)学校行事、そして、小規模校だったため校内をすれ違うと声をかけてくれる生徒も何人かいたものの、授業を担当しない限り深く関われないですし。
授業を受け持ってきた学年は(当時ので)、こんな感じです。学校はすべてバラバラ(2004年度は別々の学校)。
2004年度 高1、高2
2005年度 中1、中2、高2
2006年度 中2、高2、高3
2007年度 高1
2008年度 高2、高3
そして昨春は色々あって「教師を辞める」と、敢えて仕事を受けませんでした
。なので、この学年が高3となった今年度初め「遂に、この学年を受け持たずに終わったなあ。。」と思っていたのでした。
よって、夏に現任校から代講のお誘いを頂き、秋に採用が決定 した際に、高2と高3の担当を仰せつかり、本当に最後の最後で受け持つ事になったという感じです(^^;つまり彼らが、この学年では最初で最後というわけです。
彼らの場合、付属高校
ゆえ大学受験をしなくて良いわけですから(他大受験者も一部いるとはいえ、そういうクラスではないし)、のんびりしているという印象でした。3学期は入学する学部学科に応じて、専任教員(や大学側から)与えられた課題を調べ、2月の期末試験期間前に発表を行っていたようです。
成績が足りず内部進学出来なかったという生徒も、最終授業の時には既に推薦で進学先も決まっており、希望する分野を学べるとの事で満足している様子でした。
「受験戦争」を体験してきた身としては、いいよなあ~と思ってしまう(笑)
あっという間に終わってしまった感じで、彼らにとって私の印象はほとんどないかもしれませんが、それでも2回の実験(初めての専門外の科目ゆえ、こちらは思い通りに指示出来なかった部分もあれど、自ら選択してきたためか進んで取り組んでいた)、授業外でも教科準備室に来た際に他の教職員と共に話をしたり、文化祭 時は担当生徒の1人に「○○先生(私のこと)、うちのクラスに来て下さいよ」と言われたりした事などが思い出されます。
ほんの何ヶ月か前の事なのに、最近は全く会っておらず、ずいぶん前の事のようにも思えてしまいます。
卒業おめでとう!!大学生になっても(そして卒業後も)お元気で!(^o^)/
P.S.
数日前、他の動画検索のためYou Tubeを訪れていたら、何と、数年前の現任校の卒業ライブにヒットしました卒業式二次会のようで、当時の卒業生数名のバンドが、自作の曲を演奏している様子を映したものです。
こんなイベントがあるとは羨ましい(^^;