働く喜びですか・・・ | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

働く喜びですか・・・

働く喜びを、みんなで語ってみない? ブログネタ:働く喜びを、みんなで語ってみない? 参加中

 「働く喜び音譜」を感じる時って、個人的には次の2点でした。

①自分が人の役に立っていると思う時。
②収入(給与)がもらえた時。

学生時代のアルバイトやフリーター時代も含め、働く第一の目的は、やはり「生活のため¥」とはいえど、自分の得意(好きな)分野をもって人や世に役立てる事と考えます。

これまで様々なアルバイトをしてきましたが、中でも最も長くやってきた家庭教師の場合、生徒が理解出来て成績が上がり、本人や親御さんに喜んで頂けた時が、何よりも嬉しかったですね。ニコニコ


 現在の仕事(中高講師)は、夢破れて見出した別の夢も破れ、望んでいた仕事ではありませんが、これらの体験から教える事は好きだったので、最初の勤務先で誘われるがままになったという感じです。

そうした学校での勤務体験から、上記の2点以外にも「上司に認められ、継続勤務をさせてもらえる」というのも、働く意欲や喜びを感じられる重要な要素の一つと感じるようになりました。

本ブログで何度も書いてきたように、働きや評判にも関わらず、上層部(学校)の都合のみによって毎年1年で使い捨てが繰り返され今春から半年間は働く意欲をすっかりくじかれ (加えて、採用された予備校からは騙された )、職に就いていない状態でした。10月から復帰したものの産休代講で期間限定 だし。。

そのようなわけで最近は、正直のところ、そういった喜びを感じられないんですよね。。汗

おまけに、昨年~今年にかけて問題になっている「ワーキング・プア」に加え、最近は「派遣切り」や「内定取り消し」もニュースになり 、「就職氷河期の再来」などと言われています。これでは不安が募るばかり・・・


それでも、生徒から好評だったり慕われたりする事をわずかな励みとしてきましたが、現任校に着任してまだ日が浅いですし、学期末に学年全体で取った生徒アンケートの中に、私担当クラスで「やり方を変えて欲しい」「進み方が遅い」などといった批判が一部見られ、凹んでいました。。ダウン

過去の勤務校では(某校での特に態度の悪かった一部の生徒は除いて)「分かりやすい」との声が多く聞こえてきましたが、高校では初めて教える科目の上(大学受験ではやり込んだのですが)、この学校の独特な方針からそれに合わせて授業をしてみたのですが、自分でも今までより進度が遅くなってしまったのは否めません。

加えて、給与(コマ数)の割には時間外の任務がやたら多くしんどい 上、科目主任が自分より年下というのも初めてのケースで、(学歴や人生経験はこちらが上なのに)そういう「上司」に色々注文や注意を受けるのも、時々嫌になってしまいます。。自分がダメな人間なのでは、とさえ感じてしまう程で・・・ガーンそういう点では、地獄のような某女子校での専任時代に次いで(もちろん、あそこでの苦しみとは比較にもならないのですが)自身を思うように発揮出来ずやりにくいと感じたり、失敗も目立ってしまう感じがしています。あせる

まあ、自分の専門外の科目を教えるというのも勉強になりますから、着任から今までの反省を元に、3学期は改善に努めようと思っています。アップ


 さて、少し前に講師仲間の一人から、以下のような内容のメールを頂きました。手紙

この元同僚は、ご自身の母校でも講師経験があり、そこでの最後の教え子が今年3月に卒業との事で、祝電をお送りしたものの、式では読み上げられなかったという事は、春に伺っていました。

先日その学校での同窓会に参加した際に、元担任だった先生から伺ったお話によると、この祝電は謝恩会で読まれ、一般企業からの祝電ばかりの中、唯一の恩師からのだったようで、生徒達は感動していたそうです。キラキラ
こんなことなら今までも卒業式には送っておけばよかった、そして来春は、次2校での教え子達が高校を卒業との事で「忘れないようにしなきゃ」と。


私自身も、元教え子の卒業の際には、その学校の式の日をチェックして、中学も高校も祝電を送っています
ある学校では式で読まれ別の学校では読まれなかったものの掲示されており、電報の写メールを送ってきたり お礼メールをくれたりした子もいましたので、送り甲斐はありました。

今度の3月にも何かあれば書きたいと思います。
やはり、自分に理不尽な扱いをした学校自体は嫌いでも、そこで慕ってくれた生徒はかわいいものです。講師仲間達も、学校側の対応には腹を立てても、そうした教え子と関係を励みに、勤務校を変えても続けているとの事。
卒業式だけでなくとも、元教え子から何かの折にメールや葉書をもらったりする のは、本当に嬉しいです。ニコニコ
学校を離れても、彼ら彼女らとこうした関係が続く事が、教師冥利に尽きるのかもしれません。学校

 

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