今日は暖かくて動くと汗が出そうな気候で春の終わりにもう夏の始まりを感じますね( ´∀` )b
各季節を楽しんでいきましょう!
色々話題になった3/23 「ONE172」in さいたまスーパーアリーナですがその中でも異質の試合が吉成名高選手 vs ラック・エラワン(タイ)の52.2kg ムエタイ戦でした

吉成名高選手はラジャダムナン3階級制覇、ルンピニー王者、プロムエタイ協会王座、WBCムエタイ、IBFムエタイ、WPMF世界王座等を獲ってきたムエタイPFPでもトップに立つ最強王者ですがラックも元ルンピニーLフライ級王者なので強豪対決でした
試合動画です↓↓↓
結果は3回TKOで吉成選手が勝利、ONE初参戦から圧巻の強さを見せました
開始からじわじわ圧力をかけてくるラックに対して吉成選手は動きながらキレのある左ロー、左ミドルを蹴る
攻撃の後のラックの反撃もスウェーやステップでしっかり外してキレるハイキックを蹴り込む

ラックもしっかりガードしながら見てましたがガードの上からでも吉成選手はお構い無しにビシバシ蹴り続けてましたね
ロー、ミドル、ハイキックだけでなくラックが出てきたら前蹴りでしっかり止めて他の攻撃に繋げる丁寧さもありました

更にボクシングジムでも練習してるパンチがまたキレてました
速いフットワークからワンツー、左ストレートの上下が結構当たってましたね
まっすぐ打ち抜く左ボディストレートもみぞおち付近に何発も入ってましたし効いてたと思います!

Rが進んでいくにつれてどんどんキレが増していく吉成選手は普通は簡単に入らないハイキックとかが本当に速くてラックはガードが間に合わずに被弾してましたね
キックのキレ、一瞬の速さはムエタイの本場タイ人より速いと思います★

ラックのミドルを脛でブロックしてすぐミドル返す、絶妙のタイミングで足を払いこかしとかタイ人顔負けのムエタイの妙技を見せたりとやりたい放題で一方的でした
技巧で寄せ付けず完勝ムードで判定かという3R終盤、狙いすました左ストレートをラックに打ち込んで糸が切れた様に倒れたラックを見てレフェリーが試合を止める

試合全般 技術やスピードで圧倒して最後はしっかり倒す、相手に何もさせない吉成選手の完勝KOでした

上手さと強さを融合させた美しさすら感じさせるムエタイスタイルが凄まじいですね!

ムエタイ好きの自分にとっては本場タイでも勝ってタイ人でも成し遂げられない偉業を成し遂げ続ける吉成選手の強さや実績は神です。