こんにちは。

インテリアと暮らしに寄り添う

一級建築士

川嵜あきこです。

 

 

5月も明日で終わりですね。

今月私は、色々活動したためか

結構長く感じたのですが、

あなたはいかがだったでしょうか?

 

 

 

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という訳で月末恒例企画!

「今月の本のご紹介」です。

 

 

 

 

 

 

『素敵な蔵書と本棚』ダミアン・トンプソン著

 

 

 


 

昨年の記事でも書きましたが、

図書館で2回ほど借り、

気になって購入。

 

 

読んで良いアイディアがあったら

また記事にします、と書きつつ

そのままになっていた本書。

 

 

良い本なので内容をちゃんと紹介しよう、と

今回改めて取り上げる事にしました。

 

 

 

著者のダミアン・トンプソン氏は書籍編集者。

『ザ・ワールド・オブ・インテリア』誌副編集長となっていますが、発行は2012年8月でもう10年以上前なので、現在どうされているかは不明です。

 

 

 

 

 

ハードカバー160ページ。

ずっしり重いく、存在感のある本です。

 

フォントが今風でないのも

逆に味があります。

 

 

 

 

裏表紙の言葉

 

「蔵書を効果的にディスプレイして個性豊かな自分流の住まいに」

 

この表現、気に入っています(^^)

 

 

 

インテリアの流行り廃りや

インテリアスタイルを問わず、

本が主役のインテリアが多数紹介されています。

 

 

目次です。

 

 

本を装飾物として活かす

考え方についての解説の後、

リビングリーム、ベッドルーム、階段と廊下、子ども部屋など、部屋ごとにアイディアと事例写真を紹介するという構成。

 

 

暖炉脇のアルコーブを利用するとか

独立したダイニングルームについてとか

廊下広すぎだろうとか

実際取り入れるにはなかなか

厳しそうなアイディアが多いのですが。

 

 

その中でも印象的だった話や

取り入れられそうなアイディア、

この本のオススメポイントなどを

いくつかご紹介しますね。

 

 

 

本で壁を覆うメリットについての話

「壁一面を本で埋め尽くす事で、

部屋のスケールも人間味を帯びてくる

なぜなら本は人間が手で持つようにデザインされたものだから」

 

あまりそういう発想で考えた事はなかったのですが、なるほどなるほど、と思いました。

確かにがらんとした大きな壁面より、

本が並んでいる方が、親しみあるスケール感になる気がします。

 

 

また本で壁を覆う事で断熱効果や吸音効果もある、との事。

 

なるほど。

リビングなどの共用スペースに

大きな本棚をつくるかどうかで

家族間で意見が割れた時に使えそうな、実用的なメリットですね(笑)。

 

 

扉や窓の上を利用する

扉や窓周りを本棚で覆ってしまうアイディア。

窓周りは日本だと湿気に気をつけないといけませんが。

 

扉周りや、扉の上ー特に下の写真のように引っ込んだ所にある扉上ーには取り入れやすいアイディア。

 

 

 

 

そういえば我が家のリビング入り口、

この形に出来そう。

 

本気で考えてみようかな。

 

 

適度に隠す事も必要
 

真っ白いインテリアの廊下。

 

もしキャビネットに扉がなければ

色とりどりの本によって

インテリアコンセプトが台無しになり。

 

逆に扉がガラス戸だったら

病院のような印象になっていたところ、

金網の扉にする事で絶妙なバランスになっているとのお話。

 

 

 

いやはや、確かに。

ちょっと高度なテクニックですが、

とても参考になりました!

 

 

 

斜めに立てかけるより横積みの方が本に優しい

海外インテリアの本棚って、

よく本が横積みになっていて。

見た目が良いからやってるのかと思っていたら。

 

 

「本を斜めに倒すと背に余分な圧力がかかる。

積み上げる方がはるかにいい」

 

との事。

 

あ、そうなんだ。

はるかに良いんだ。

 

 

これからは積極的に横置きも

取り入れようと思った一文でした。

 

 

これはすぐにでもマネ出来るアイディア。

あなたもまだやった事がなかったら

ぜひ取り入れてみて下さいね♪

 

 

 

ちょっと皮肉っぽい文章が楽しい

『ザ・ワールド・オブ・インテリア』

はイギリスの雑誌。

著者自身が英国人なのかは分かりませんが、

ちょっと皮肉っぽい文章、

ウィットに富んだ文体は

あぁイギリスだな、という感じ。

私は好きです。

 

 

写真も素敵ですが、

読み物としても充分楽しめる本です。

 

 

 

 

この本の

マイナスポイントを挙げるとすれば

文章と写真がリンクしていない事くらいでしょうか。

 

 

文は文、写真は写真で独立していて、

写真には写真用の注釈があり、

文に出てくるアイディアは読んで、

自分の頭の中で想像する必要があります。

 

さすがは『本好きの為の』と

謳っているだけの事はある。

想像力が鍛えられます(笑)。


 

 

 

ブログという

デジタルコンテンツに書くのもなんですが。

「スマホやタブレットなどのデジタル機器に疲れた」あなたにオススメの本。

 

 

 

紅茶を片手に優雅な気分で

ゆったり写真を眺めつつ

イギリス的な文章を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 


 

今までに書いた

インテリア・整理収納本のご紹介記事リンクです

 

 

 

今年いっぱいは続けるつもりですので

ぜひまた見に来ていただけたら嬉しいです♪

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました(^ ^)

 

 

 

 

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愛知県在住

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川嵜あきこ

 

 

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ーKAWAくらしデザイン室ー