三光クリニック 蒲田駅前院(東京都大田区西蒲田) 院長ブログ
東京都大田区西蒲田三光クリニック 蒲田駅前院は、内科、消化器・胃腸内科、苦しくない・痛くない・胃内視鏡検査(胃カメラ)・大腸内視鏡検査(大腸カメラ)日帰り手術、ピロリ菌、すい臓・肝臓・胆のうの病気、がんにも対応、、川崎・東京・品川方面からもアクセスしやすい立地です。


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  • 18Jun
    • 月の満ち欠けが都会人の睡眠にも影響

       月の満ち欠けの周期に同調して、人の睡眠時間が変動していることを示すデータが報告され、「Science Advances」誌に掲載されました。 データ解析の結果、満月の前の3~5日は就寝時刻が遅くなり、かつ睡眠時間が短くなる傾向が認められました。反対に新月前の数日間は、最も睡眠時間が長い結果となりました。 睡眠障害のため、医師から明るい光やスクリーンタイム(スマートフォンなどの利用時間)を減らすことを指示されている場合、満月に近い時期にはその対策をより強化すべきかもしれません。

  • 16Jun
    • 脂肪肝患者は、がんになりやすい

       非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肝臓外のがんリスクと関連することが明らかとなり、GUT誌に掲載されました。 実際に、消化器がん(食道がん、胃がん、膵がん、大腸がん)の発生リスクが約1.5-2倍、肺がん、乳がん、婦人科がん、泌尿器系がんの発症リスクが約1.2-1.5倍に上昇していました。 脂肪肝は、体重と炭水化物を減らし、運動をすることで予防できます。

  • 14Jun
    • テプリズマブによる糖尿病の発症予防

       テプリズマブという開発中の薬による、1型糖尿病の発症抑制効果が報告され、「Science Translational Medicine」誌に掲載されました。1型糖尿病ハイリスク状態にある人に同薬を2週間投与したところ、発症抑制効果とともに、膵臓のインスリン分泌力が高まることが確認されました。 1型糖尿病は、血糖値を下げるホルモン「インスリン」を産生している膵臓のβ細胞が自己抗体によって攻撃・破壊され、インスリンを分泌できなくなる病気。発症後は生涯にわたるインスリン療法が必須となりますが、同薬は自己抗体の働きを抑制し、糖尿病の発症を予防します。

  • 12Jun
    • 腸内細菌叢がダイエットの成功と関連

       減量プログラム開始時の腸内細菌叢が他より優れていることが、個人の減量の結果を予測する因子になることが明らかとなり、Gastroenterology誌に掲載されました。プログラム開始時にBlautia wexleraeおよびBacteroides doreiが豊富に存在していることが、減量の最も強力な予測因子でありました。腸内細菌叢の検査は、クリニックにて施行可能です。

  • 10Jun
    • にきび治療に利尿剤?

      高血圧の治療に用いられてきた古い薬で、スピロノラクトンという利尿剤があります。スピロノラクトンは、別の働きとして、アンドロゲンの働きをブロックする作用があり、ニキビの原因となるアンドロゲンの働きを抑えることにより、成人型の女性のニキビを改善します。ニキビに対する効果は非常に高く、中止後にリバウンドが起きにくいのが特徴です。

  • 08Jun
    • ココアは脳血管の機能を高める

       ココアに含まれるフラバノールを高用量摂取すると、脳血管の機能が活性化され、同時に一部の認知機能も向上することが明らかになり、Scientific Reports誌に報告されました。脳の「酸素化」を促進し、一部の認知機能も向上するとのこと。 フラバノールは、ポリフェノールのなかで最もよく知られているフラボノイド系化合物の一種です。緑茶の成分としてよく知られているカテキンやエピカテキン、エピガロカテキンなどがフラバノールに分類されます。フラバノールは緑茶のほか、ココア、ベリー、ブドウ、リンゴ、紅茶などにも豊富に含まれています。

  • 06Jun
    • ブルーライトカット眼鏡、眼精疲労を緩和せず

       眼精疲労症状を伴うコンピュータ使用者に、ブルーライトカット眼鏡による眼精疲労緩和効果を検証した結果がAm J Ophthalmol誌に掲載されました。 その結果、2時間のコンピュータ課題実施後、ブルーライトカットレンズ群とクリアレンズ群で有意差がないことが判明。ブルーライトカット眼鏡は、眼精疲労を緩和しませんでした。

  • 04Jun
    • 高血圧治療用アプリの降圧効果を確認

      株式会社CureAppは、開発中の高血圧治療アプリについて、24時間の平均収縮期血圧(SBP)で降圧効果が確認され、薬事承認申請を行う予定と発表しました。 高血圧治療アプリは、IoT血圧計を用いた血圧モニタリングと生活習慣のログから最適化された食事、運動、睡眠など、個々の患者に適した治療ガイダンスを患者に提供します。高血圧は脳心血管疾患の最大危険因子ですが、薬物に拒否反応を示す患者にも、このアプリが有効と思われます。

  • 02Jun
    • 人工甘味料はカラダにいい?

      このたび、人工甘味料の食前摂取が、甘味料不使用の場合と比較して、食事エネルギー摂取を減少させることが示され、Microbiome誌に報告されました。 以前より、サッカリンなどの人工甘味料が血糖値を上昇させ、肥満、2型糖尿病、メタボリックシンドロームの人ほど人工甘味料を使用しているという報告がされてきましたが、甘味を感じるということが、満足感を高め、早い満腹感の招来し、食事エネルギー摂取を減少につながることが実証されました。肥満や糖尿病患者のエネルギー摂取管理法として、人工甘味料は上限量を守る限りにおいて、大いに推奨されるべきだと考えます。ちなみに、FDAの定めるADI(人の1日摂取許容量)は15mg/kgですが、世界保健機関(WHO)/国際連合食糧農業機関(FEO)合同委員会(JECFA)のADIは5mg/kgです。

  • 31May
    • 朝食は早い時間に食べる方が良い

       8時30分より前に朝食を食べる人では、8時30分以降に食べる人よりも血糖値やインスリン抵抗性が低かったという結果が、米国内分泌学会(ENDO2021)で発表されました。 全粒穀物などの健康的な食品を選択すれば、さらに大きなメリットを得られる可能性もあります。 一般に、早朝は糖の代謝が良好で、時間の経過とともに代謝が低下するといわれています。

  • 29May
    • 早期アルツハイマー病、donanemabで進行抑制

       早期症候性アルツハイマー病(AD)患者257例を対象に、N3pG-βアミロイドを標的とする抗体donanemabの有効性を検討(TRAILBLAZER-ALZ試験)した結果が、New Engl J Med誌に掲載されました。 試験開始時から76週までの統合アルツハイマー病評価尺度(iADRS、範囲0-144点で低スコアほど認知および機能障害の程度が重い)の変化量は、donanemab群-6.86点、プラセボ群-10.06点(差3.20点、95%CI 0.12-6.27、P=0.04)と、donanemabの有効性が示されました。 アルツハイマー病の早期診断・治療に一筋の光がみえてきました。

  • 27May
    • 膀胱炎がワクチンで予防可能に!?

       マウスを用いた実験で、ワクチン接種により免疫系を再プログラミングして、膀胱炎の原因となる大腸菌を除去し、再発を防ぐことができる可能性が示され、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に掲載されました。 ワクチンを、大腸菌が残存する膀胱への直接投与した結果、膀胱内の残存細菌が完全に除去されただけでなく、膀胱炎の再発防御効果も高いことが示されました。 ただし、動物を用いた研究結果と同じ結果が、ヒトを対象にした試験でも得られるか、現在検討中。

  • 25May
    • 減量成功にはデジタルツールを用いた自己管理が有用

       減量管理のためにデジタルツールを使用することが、減量の成功につながることが明らかとなり、「Obesity」に掲載されました。 肥満治療を推進するためには、アプリやウェブサイト、ウェアラブルデバイスなどデジタルツールを用いたセルフモニタリングで、何を食べ、どれだけ動き、体重は変化したか、食事のカロリーはどれくらいかなどを日々記録することが成功の秘訣と報告しています。 体重、運動量、カロリーのどれをどのくらいモニタリングするかも、今後明らかになることと思われます。

  • 23May
    • 遺伝性血管浮腫治療薬ラナデルマブ

       武田薬品工業は、遺伝性血管浮腫(HAE)の治療薬「ラナデルマブ」(一般名、海外製品名「タクザイロ」)の製造販売承認申請を行ったと発表しました。 HAEは顔や手足など身体のさまざまな部位に繰り返し浮腫発作がおきる遺伝子疾患。 タクザイロは浮腫発作を予防する抗体医薬。皮下注射で投与します。

  • 21May
    • 抗体薬がアルツハイマー病の進行を抑制

       N3pGアミロイドβ(Aβ)を標的とする抗Aβ抗体donanemabが、早期症候性アルツハイマー病(AD)患者の疾患進行を抑制することが、N Engl J Med誌に報告されました。 早期症候性AD患者において、donanemabは76週時点の認知機能と日常生活機能の複合スコアをプラセボに比べて32%改善し、疾患の進行を有意に抑制する結果となりました。

  • 19May
    • 長生きしたければ1日5サービングの果物と野菜

       1日5サービングの野菜と果物(3サービングの野菜と2サービングの果物)の摂取は長生きにつながるとする研究結果が、「Circulation」誌に報告されました。なお、この研究では、野菜と果物のいずれでも、80gを1サービングとしています。 1日の果物と野菜の摂取量が5サービングの人では、2サービングの人と比べて、全死亡リスク、心血管疾患や脳卒中による死亡リスク、がんによる死亡リスク、慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患による死亡リスクが、それぞれ低い結果となりました。 なお、野菜であれば、ほうれん草やレタス、ケールといった葉野菜、果物であれば柑橘類、ベリー類などのベータカロテンとビタミンCが豊富なものの摂取がベネフィットをもたらすとしています。

  • 17May
    • 新規糖尿病薬tizepatide、第Ⅲ相試験で優れた効果を発揮

       日本イーライリリーは、新規糖尿病治療薬tizepatideの第Ⅲ相試験の結果を発表しました。 tirzepatideはGIP、GLP-1の両インクレチンに作用する週1回投与のGIP/GLP-1デュアル受容体作動薬。同試験では、成人2型糖尿病患者を対象に、セマグルチド注射薬(1mg)を対照薬として40週にわたる介入が行われました。 tirzepatide最高用量(15mg)では、HbA1cが2.46%低下、体重が12.4kg(13.1%)低下、HbA1cが5.7%未満に達した割合は50.9%。tirzepatide最低用量(5mg)では、順に2.09%低下、7.8kg(8.5%)低下、29.3%、セマグルチド群では、順に1.86%低下、6.2kg(6.7%)低下、19.7%でありました。

  • 15May
    • 円形脱毛症にJAK阻害薬が毛髪再生効果

       頭皮などに斑状の脱毛を引き起こす円形脱毛症(AA)。JAK阻害薬バリシチニブについて、同クラスの薬で初めて毛髪を再生する効果が認められたとする第Ⅲ相試験の結果が、米イーライリリー社より発表されました。 AAは頭皮に円形または楕円形の脱毛斑ができる疾患。病因として、毛根を包む毛包組織をリンパ球が攻撃することで髪が抜ける自己免疫疾患と考えられています。 現在、米食品医薬品局(FDA)から画期的治療薬(ブレークスルーセラピー)の指定を受けて、開発が進められています。

  • 13May
    • 痛み止め+胃薬で急性腎障害のリスク

       鎮痛薬の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と、プロトンポンプ阻害薬(PPI)という胃薬を併用すると、腎機能が急激に低下する「急性腎障害(AKI)」のリスクが大きく上昇することを示唆するデータが報告され、「BMJ Open」誌に掲載されました。 PPIとNSAIDを併用した場合のAKI発症率は、NSAIDを使用していない場合に比べてオッズ比3.12(同1.84~5.37)と、発症率が3倍以上に上昇することが分かりました。 NSAIDとPPIはどちらも広く使われており、例えば、NSAIDでは胃が荒れやすいため、それを抑える目的でPPIが処方されることも少なくありません。

  • 11May
    • 「胸やけ」で食道がんや喉頭がんのリスクが増加

       慢性的な胸焼けが続く胃食道逆流症(GERD)は、食道がんや喉頭がんのリスクを高める可能性が示唆され、「Cancer」誌に発表されました。 研究開始時にGERDがあった人では、GERDがなかった人と比べて、食道がんや喉頭がんのリスクが約2倍高いことが示されました(ハザード比は、食道腺がん2.23、食道扁平上皮がん1.99、喉頭がん1.91)。 GERDは慢性的に胃酸が食道に逆流する疾患で、主な症状は胸焼けであります。