アルツハイマー病症状の進行抑制に脳深部刺激療法

　アルツハイマー病患者の記憶力の維持に対する脳深部刺激療法（DBS）の有効性が報告され、「Nature Communications」誌に掲載されました。
 

　DBSは脳の特定の部位に電極を埋め込み、電気刺激を加えることで異常な脳活動を抑制する治療法。
 

　DBSは、すでにてんかんやパーキンソン病、強迫性障害などいくつかの疾患に対する確立された治療法となっていますが、アルツハイマー病に対する有効性も検討され始めています。