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血液の鉄人の医学と切手のサイト

医学関係の仕事に携わっている傍ら長年収集した医学切手を使用して、医学関係の出来事を興味深くそしてわかり易く解説いたします。

豚肉はなぜ生で食べてはだめなのでしょうか?

豚肉を生で食べてはいけない理由は、主に以下の3つの危険性があるからです。

1. E型肝炎ウイルス

豚肉の内部に存在し、生食によって感染するリスクが高いからです。

E型肝炎重症化すると肝炎や肝不全を引き起こす可能性があります。

日本では、豚肉の生食が原因とみられるE型肝炎患者が多数報告されています。

2. 食中毒菌

サルモネラ菌やカンピロバクター菌など、様々な食中毒菌が豚肉の内部に存在する可能性があります。

生食によってこれらの菌に感染すると、下痢や腹痛、発熱などの食中毒症状を引き起こします。

3. 寄生虫

豚肉には、有鉤条虫や旋毛虫などの寄生虫がいる場合があります。

生食によってこれらの寄生虫に感染すると、様々な健康被害を引き起こす可能性があります。

上記のような健康リスクがあるため、厚生労働省は2015年6月から豚肉の生食を禁止する法律を施行しました。

「新鮮だから大丈夫」という考えは誤りです、豚肉は必ず中心部まで十分に加熱して食べましょう。

肉が原因となる食中毒は、一般的には食べてから7日以内に症状が出ます。

つまり食後7日以降、体調に変化がないようであれば、あまり心配する必要はありませんが、生や加熱不十分な豚肉は食べてはダメですよ!!



切手は1975年キューバ発行の「獣医学切手」の中の一枚で、ブタ回虫が描かれています。

 

 



 

切手は1987年デンマーク発行の「ベーコン工場100年記念切手」で、食用豚が描かれています。

 

 



切手は2024年オーストリア発行の「ブタ切手」で、マンガリッツァ豚が描かれています。
 

マンガリッツァ種はハンガリー固有の希少種のブタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャベツには、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や改善に効果があるといわれるビタミンU(キャベジン)が豊富に含まれています。

ビタミンUには、胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜を健康に保つ働きがあります。

ビタミンUは熱に弱く水に溶けやすい性質があるため、生で食べると最も効率よく摂取できます。

煮込み料理やスープに入れて汁ごと残さずに食べることで、汁に溶けだした栄養素まで摂取することができます。

キャベツの捨ててしまいがちな外側の葉や芯に特に多くビタミンCが含まれているといわれています。

キャベツは食物繊維の少ないほうれん草やじゃがいも、かぶ、大根などとともに消化にいい食品として挙げられます。

キャベツには胃潰瘍や十二指腸潰瘍を改善する効果があり(抗潰瘍因子)、その名前にちなんだ医薬品も開発されています。

キャベツの汁には、以下の2つが確認されています。

①胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療を短縮すること

②小腸や大腸の炎症に効果があること

しかし生のキャベツを加熱すると有効成分は失われます。

一昔前までは一般的で、キャベツの成分が胃粘膜を保護し、胃潰瘍の改善に役立つという研究結果も出ていました。

キャベツが胃潰瘍に良いとされる理由としては、キャベツに含まれるビタミンU(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)は、胃粘膜の修復を促進し、胃潰瘍の改善に効果があると言われています。

キャベツの効果は個人差が大きく、全ての胃潰瘍患者さんに効果があるわけではありません。

胃潰瘍の原因は、ピロリ菌感染やストレス、薬の副作用など、様々な要因があることからキャベツだけでは、全ての胃潰瘍を治すことはできません。

キャベツだけでなく、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

 胃の不調を感じたら、自己判断で食事療法を行うのではなく、必ず医師に相談しましょう。

 

切手は1967年ハイチ共和国発行の「ジャン=ジャック・デサリーヌ切手」の中の一枚で、ジャン=ジャック・デサリーヌの肖像とともにキャベツが描かれています。

 

 



ジャン=ジャック・デサリーヌ(1758~1806)は、最初のハイチ皇帝であり、ハイチ革命の指導者

 

切手は2006年ボスニア・ヘルツェゴビナ発行の「野菜切手」の中の一枚で、キャベツが描かれています。

 

 



切手は2011年南アフリカ発行の「野菜切手」の中の一枚で、キャベツが描かれています。



 

 

切手は2015年日本発行の「野菜と果物切手第3集」の中の一枚で、キャベツが描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界三大美女として称えられる楊貴妃(719~756)は絶世の美女と言い伝えられています。

しかし絶世の美女である彼女に、ワキガであったと言い伝えられています。

言い伝えによると、彼女はとても暑がりでいつも汗をかいており、体臭もきつかったと、伝えられていいます。

ある説によりますと彼女は胡族(中近東)の出身で、胡族は東洋人と比べるとワキガ臭が強いからと伝えられています。

そのため彼女はその臭いを隠すために麝香(ムスク)を体中に塗り、その香りが体臭とまじりあい、よりいっそう人々を魅了する香りを漂わせていたといわれています。

※ムスクとは雄のジャコウジカの腹部にある香嚢(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥した香料です※

古代中国の美女、楊貴妃が「体から良い匂いを発していた」というのは腋臭だったのではないかという逸話がありますが、これは当時、腋臭を「臭くて、不潔なもの」ではなく「魅力的と感じられる体臭要素」と捉えていたと考えられています。

楊貴妃は、玄宗の寵愛を得てたちまち皇后に次ぐ貴妃の地位に昇りつめます。

玄宗は楊貴妃に溺れ、長恨歌に「これより皇帝は朝早くには朝廷に出てこないようになった」と歌われるごとく、政務への弛緩が目立つようになり国政は乱れていきます。

755年に起きた安史の乱と呼ばれる大規模な反乱の際で、唐王朝は大きな混乱に陥り、反乱軍が長安に迫る中、唐の第9代皇帝玄宗(712~756)と楊貴妃一行は馬嵬坡という場所で兵士に追いつめられ兵士たちは、楊貴妃の兄である楊国忠(?~756)が権勢を振るい国家を滅ぼしかけていると激怒し、楊国忠を殺し禍根を絶つために楊貴妃の処刑を要求します。
 

楊貴妃殺害をこばむ玄宗を玄宗腹心の高力士(690~762)が玄宗を説得し、楊貴妃を縊死させた。

 

切手は1983年中国発行の「京劇の女役切手」の中の一枚で、玄宗皇帝から寵愛を受けた楊貴妃ですが、皇帝との約束を破られ、1人寂しく酒に酔いしれる楊貴妃の姿が描かれています。

 

 



 

切手は1959年モンゴル発行の「モンゴルの野生動物切手」の中の一枚で、シベリアンジャコウジカが描かれています。

 

 



 

切手は1999年ブータン発行の「国際切手展'99切手」の中の一枚で、シベリアンジャコウジカが描かれています。

 

 



切手は2004年アフガニスタン発行の「世界自然保護基金切手」の中の一枚で、ヒマラヤジャコウジカが描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒマワリは花が太陽を追うように動くという性質を持つことから、日本語では「向日葵」、英語では「Sunflower(太陽の花)」という名称を持っていますが、開花以降は基本的に東を向いたまま動かなくなり、太陽を求めて花が動くことはありません。

要するヒマワリは、成長の段階によって向き方が変わります。

成長期には茎が伸びている間は、太陽を追って東から西へ、一日を通して向きを変えます。
 

これは、太陽の光をたくさん浴びて成長するためです。

開花期には花が咲くと、多くの場合、東向きに固定されます。

これは、受粉を効率的に行うためと考えられて東を向くことで、朝日にあたためられ、花の温度が上昇し、昆虫がより多く集まりやすくなるからです。

受粉には東向きに咲くことで、ハチなどの昆虫が活発に活動する時間帯に、多くの花粉を放出することができるからです。

そして朝日によって花が温められ、昆虫を誘引しやすくなります。

生育環境によっては、西向きに固定される場合もありますし、品種によっても向き方が異なる場合があります。

ヒマワリが必ずしも東を向いているわけではありませんが、多くの場合開花後は東向きに固定される傾向がありますこれは、植物が子孫を残すための戦略の一つと言えるでしょう。


 

切手は2000年日本発行の「社会を明るくする運動50回記念切手 」で、ヒマワリが描かれています。

 



切手は2002年日本発行の「ふるさと切手北海道の中の一枚で、」で、ヒマワリが描かれています。

 

 



切手は2012年日本発行の「季節の花シリーズ 第3集」の中の一枚で、ヒマワケが描かれています。

 

 




切手は2015年日本発行の「佐用町のひまわりPスタンプ」で、ヒマワリが描かれています。

 

 

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホロドモールとは、1932〜1933年にかけてウクライナ人が住んでいた地域で起きた人為的な大飢饉のことを言います。

ウクライナ語で「ホロド」は飢え、「モール」は死を意味し、合わせて「飢餓による死」を指します。

当時のウクライナは、ヨシフ・スターリン(1878~1953)が最高指導者を務める旧ソ連の統治下にあり、当時のソ連政府による強引な集団化政策と穀物徴発が主な原因とされています。

スターリン政権は、ウクライナからの穀物生産を最大限に引き出し、工業化を推進しようとする一方で、農民からの抵抗を厳しく弾圧した結果何百万もの人々が飢えによって命を落としました。

一説には数千万人が餓死したとも言われています。

ホロドモールは、単なる自然災害ではなく、ソ連政府によって意図的に引き起こされた大虐殺であるという見方が一般的です。

ウクライナでは、ホロドモールはジェノサイド(集団殺害)として認識されており、歴史認識をめぐるロシアとの間で大きな対立となっています。

2024年9月24日スイス連邦議会下院は、1932〜1933年のソ連政権がウクライナで引き起こした人為的大規模飢餓「ホロドモール」をウクライナ人に対するジェノサイドと認定しました。

 



切手は2014年チャド発行の「共産主義切手」で、左上より右へマルクス、エンゲルス、レーニン、左下より右へ毛沢東、カストロ、スターリンが描かれています。

 

 




切手は2003年ウクライナ発行の「ホロドモール70周年切手」で、十字架の中に飢餓で痩せこけた顔が描かれています。

 

 

 

 

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