最近インジェクションが増えたな、、、すごくいいと思います。
最新のドゥカティとかならインジェクションの方がユーザーに優しいですね。
しかし、やはり昭和のバイクといえば、、、キャブレターですね。
キャブレターは低回転から高回転のセッティング変更が可能な所が魅力です。
ここで真似しては困るんですが、
私のやっている事の大まかな概念を説明します。

これはバランスを取っているところですが、
それでは解らないと思いますので、
人間に例えてみますと、
「口から呼吸」
↓
「肺」
↓
「心臓」
↓
「排気」みたいな感じにバイクの燃料は燃焼しています。
キャブレター車は、
ガソリンを霧吹きのようにして気化しているとお考えください。
そしてエンジンがその燃料を「吸っている」という概念になっています。
※強制送り込みも社外キャブにはありますが、例外として。
霧吹きは霧の範囲、勢いを調整出来ますよね、
キャブレターセッティングはその霧吹きを調整するような感じなのです、
そして、
口は空気、エアクリーナーからの大気中の酸素を吸い込みます、
そして肺に溜め込みます、これがキャブレターです。
そして心臓はエンジンです、ここで爆発。
そしてマフラーから排気、
このような流れなのですが、
一番大事なのはバランスなので、
肺に空気が入りすぎても駄目、
心臓は大きく変わらないので、
心臓を一番に考えます。
排気は、、、、ふんずまりという言い方で正しく、大きすぎると、弊害がでます、、、例えがしにくいな、、、
まあ、肺→60 心臓→80 排気→100
と例えるとするなら、
これはちょっと抜けているのですが、いいバランスだと思います、
所が
肺→80 心臓→80 排気→100
ちょっとイメージが変わるとは思います、力強いイメージを持てますね。
肺→90 心臓→80 排気→100
なんかすごくいいんだけどエンジンに負担が掛からないの?と心配になる数字ですね。
カタナに例えると、、、
ノーマル
肺→80 心臓→100 排気→60
、、、上記は私の個人的な意見の1100刃ノーマルの状態です。
ちょっとのキャブレターセッティングとマフラー交換で、、、
肺→95 心臓→100 排気→100
数字を見るだけでドキドキワクワクしませんか?私は身をもって1100刃の魅力を体感しましたので、
この例えで大体あっていると思います。
車両に寄ってはなかなか上手くオーナーさんと意見が合いませんが、
燃費のバランスも考えないといけないんですよね。
これが私のやっている数字の調整と思っていただければ幸いです。
概念編はイメージ力を持って読んでください、
解説編へ続く