antique Salon - Seven Days -7ページ目

ダナンへの旅 2

ダナンはいい天気でかなり日焼けしました。

私は日焼けをあまり気にしないので、シミが増えてしまいましたが、これも年輪と考えます 笑

 

 

夕方からダナンの街へ行きました。

今回のベトナムの旅はタクシーの配車に名古屋のバインミー屋で教えてもらったGrabというアプリを使いました。

 

法外の金額を請求されることもあるタクシーですが、乗る場所と行き先を地図上で指定すれば料金が表示され、タクシーのナンバーと運転手の顔写真が表示される安心システムです。

 

ホテルからダナンの街まで約12~3kmをラッシュ時に172000ドン 約800円くらいでした。

 

ハン市場をまわりカフェでバナナコーヒーを飲み、夕暮れ時のハン川へ。

 

ハン川に架かるドラゴン橋は観光名所です。

パリにセーヌ川が流れているように、ダナンにはハン川が流れていますが、色彩感覚や周辺環境など随分趣は違います。

しかし川は生命感溢れる街のシンボルであることは間違いないです。

 

昼間の風景と夜景。

どちらもエネルギッシュです。

 

ダナンへの旅 1

早めの夏休みでベトナム ダナンに来ました。

名古屋からはまだ直行便がなくハノイで乗り換え、トランジット時間も合わせて約8時間の道のりで。

 

日本はまだ梅雨ですが、こちらはまだ乾季です。

ベトナムの中部であるダナンやホイアンは1月から9月が乾季で、気温も35度以上とかなり暑いです。

 

今回宿泊のホテルは約250mのプールがあるホテルで、高校時代 水泳部であった私ですが、泳ぎきれませんでした 笑

 

 

ビーチサイドに建っていますが、ほとんど砂浜にいる人はいなくて、ほぼプールサイドで寛いでいます。

今 流行りのインフィニティプールが人気ですね。

 

 

ビールは午前2本、午後2本、夜2本のペースで飲んでいますが、タイガーとラルーばかりで333 バーバーバーなどは全然見ません。

ホテルでタイガーを飲むと約90000ドン  約430円ですが、少し冒険し地元の人が行く店で買えば18000ドン  約85円くらいです。

 

 

7月のダナンは韓国人が5割、日本人と中国人と欧米人で5割と言うイメージで、8月は日本人が増えるそうです。

 

朝食は選択肢が広く楽しめます。

 

 

 

 

the antique Garnier Valletti method

絵を観ることはとても好きでありますが、私好みの絵画の一つに”静物画”があります。

特に”vanitas ヴァニタス”的な静物風景に惹かれます。

ヴァニタスに関しましてはウィキペディアにリンクさせて貰おうと思いますが、セザンヌの『頭蓋骨のある風景』に代表されるようにヴァニタスの風景にも多く描かれている果物について。

 

下の画像を見て欲しい。

鮮やかな色のリンゴやレモンが並んでいます。

 

 

頭蓋骨と一緒に並べてみたいものですが、実はこれらの果物はイタリアの『Garnier Valletti method  ガルニエバレッティ方式』で造られた擬似果物なんです。

 

イタリアでは昔から大理石で擬似果物を造っていましたが、それとは違い19世紀末に Francesco Garnier Valletti によって生み出された石膏とレジンを混ぜて成形し、手彩色にて色を付けている、非常に見事な果物模型です。

 

 

イタリアのトリノに”Museum of Fruit Francesco Garnier Valets”という彼に造った擬似果物を飾った博物館があるそうですが、イタリアらしい色彩と造形美と言うのでしょうか、とても絵になる逸品です。

 

私の持っているものはレプリカですが、果物の質感も表現したなかなかのです。

色々な風景を創ってみたいと思います。

 

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未知なる生き物

七夕の名古屋は久しぶりに雲の隙間から青空が覗いています。

天の川を見ることができるかは微妙です。

 

今日は車で店まで来たのですが、雨でないこともありい今池と千種の中間あたりで何かの店に並ぶ長蛇の列を見ました。

最近は行列を見ると『また、タピオカ屋かな?!』と思います。

何回か流行があったと思いますが、私にはタピオカの良さがわかりません。

 

さて、下の画像を見て貰いたい。

 

道で出会ったら思わず逃げ出したくなる風貌の生き物。

これは17世紀に医学・博物学者であるヨハン・ヨンストンが様々な生き物を描いた『鳥獣虫魚図譜』の中の猿の姿を描いた図版です。

おじさん顔の生き物は”ヒヒ”であるようです。

 

博物画がまだ未完成だった17世紀、未知の生き物を船乗りなどから聞いて想像で描いていた生き物がいっぱいました。

当時 ヨーロッパには猿がいなかったそうで、あれこれ話を聞いているうちに顔が人間になってしまったんでしょうか?

 

 

爬虫類も個性的な姿。

 

 

上の画像は”オオヤマネコ”のようです。

 

植物や昆虫などは現物に近い姿で描かれている図版が多いですが、動物や魚類などはキメラのようで逆に面白い。

ヨンストンから100年、百科全書やビュフォンの博物誌が刊行される頃になるとかなり現物に近くなってきます。

 

昔の研究者の好奇心と情熱には見習うべきものがありますね。

 

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エタンについて

まだまだ梅雨空の日が続きます。

今年の7月は去年に比べ低温だそうです。

低温といっても昨年と比べればという程度でしょうが、それでも少しは

 

さて、今年の5月の仕入れで何枚か”étain エタン”のお皿を手に入れることができました。

エタンというのは錫とアンチモンなどの合金で 融点が250℃と言う柔らかい金属。
独特の風合い、優しい手触りが特徴です。

”pewter ピューター”といったほうがお馴染みでしょうか。

 

 

古くから造られていて17世紀が最盛期でありました。

鋳造により造られ、お皿はもちろんカトラリーやポット、燈台、ゴブレットなど色々バリエーションも豊富です。

 

下の画像は鋳造風景です。

 

裏に刻印が入れられることが多く産地が特定できます。

 

また、変わったものも造られていて、画像は注水器いわゆる浣腸です。

 

凹んだり傷があったりと経年変化でとても味が出てくる素材であります。

料理との愛想も良いので、是非ご家庭の食卓に取り入れてみて下さい。

 

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