the antique Garnier Valletti method
絵を観ることはとても好きでありますが、私好みの絵画の一つに”静物画”があります。
特に”vanitas ヴァニタス”的な静物風景に惹かれます。
ヴァニタスに関しましてはウィキペディアにリンクさせて貰おうと思いますが、セザンヌの『頭蓋骨のある風景』に代表されるようにヴァニタスの風景にも多く描かれている果物について。
下の画像を見て欲しい。
鮮やかな色のリンゴやレモンが並んでいます。
頭蓋骨と一緒に並べてみたいものですが、実はこれらの果物はイタリアの『Garnier Valletti method ガルニエバレッティ方式』で造られた擬似果物なんです。
イタリアでは昔から大理石で擬似果物を造っていましたが、それとは違い19世紀末に Francesco Garnier Valletti によって生み出された石膏とレジンを混ぜて成形し、手彩色にて色を付けている、非常に見事な果物模型です。
イタリアのトリノに”Museum of Fruit Francesco Garnier Valets”という彼に造った擬似果物を飾った博物館があるそうですが、イタリアらしい色彩と造形美と言うのでしょうか、とても絵になる逸品です。
私の持っているものはレプリカですが、果物の質感も表現したなかなかのです。
色々な風景を創ってみたいと思います。
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