私が成人式を迎えた時代は、「成人式」に出席するのが、当たり前だった。
よほどの理由がない限り、成人式に出ないという人はいなかった。
当時は、地元から離れ生活していたので、私には「欠席」という選択肢もあった。
こんにちは
自分を認め自己肯定感をあげる簡単な方法を伝授
なおたまです。
その年の正月。
成人の記念に、振袖を着て写真館で写真を撮った。
父と母の為に、撮ったようなものだ。
成人式当日は、写真館も混み合うということもあり、前撮りを兼ねての家族写真でもあった。
父の顔は始終、嬉しそうだった。
「成人式には、送り迎えしたるわ」
父の方が、私より成人式を待ち遠しく思っているように感じた。
「ええわ」
送りたそうにしている父の想いを断った。
背が低く、浅黒く焼けた父のことを、恥ずかしいとも思っていた。
父との会話は少なく、何を話していいかもわからなかった。
何かを否定するような父では無かったが、母親との関係が悪かった私は、父のことも母と同じ位置で感じていた。
成人式当日のことはよく覚えていない。
着物が好きで、何度も振袖を着ることが出来るのが嬉しかった。
お正月とは違う帯結びをしてもらった。
半襟を変え、振袖を着ることが嬉しかった。
着物を買ってもらった手前
喜ぶ親の顔の為
そんな思いの中参加を決めた。
出たいと思って出た「成人式」では無かった。
「久しぶりに友達に逢えるやん」
「ちょっとした同窓会みたいなものかな」
出席するかどうか聞いた友達は、そう答えた。
「まあ。そんなものか」
「成人式に行きたい」
というより、「みんなが行くから行く」
というような感覚だった。
式場は薄暗く、市長や来賓の人の話は長く退屈だった。
何の面白みもない堅苦しい話ばかりで、楽しくなかった。
その後の同窓会は、ほぼほぼ覚えていない。
「みんな行くから行く」
同窓会への参加もそんな感じだった。
成人の日の何を覚えているかと言えば、たいしたことは覚えていない。
みんなが行くから
親が言った方が良いというから
親が喜ぶから
私にとっての成人式は、特別でも無かった。
行きたい
みんなに会いたい
楽しみにして参加した訳でもない
「儀式を重んじる」
そんな特徴を持つ私だが、「儀式」の本当の意味は「成人式」というモノではなかったのだ。
自分取説に書かれている言葉そのものを捉えると、本質は見えない。
本質を語るには、何度も受け取ることで理解は可能になる。
つづく
◎「ちょっとだけ学校に行ってみる」気分転換になればと思っていた日から、連続登校1か月が経った。
◎不登校歴2年。子供が理解出来ない母と反抗したい娘
お金の問題が解決した人の声
◎自分の波動を変えるとお金のエネルギーにも影響を与えることになる。
◎自分に力が無いから稼げないという思い込みが自分を追い込むことになる。
完全成功を約束
正しい問題解決の方法を探し、気が付くと破産寸前になっていた。
どうして、問題解決出来なかったのかの為に、お金を支払ったようなものだ。
どうしたら問題解決(成功)出来るのか。
どうして問題解決できない(失敗する)のか。
その両方を知るから、結果を早く出すことが出来る講座
完全無料
◎「自分取扱説明書」
自分が生まれ持つ才能や特徴を知り、生まれ持つ使命の為に、どう行動すればそれが手に入るか解かります。
◎いつまでも誰かに頼るのではなく、自分で解決する力を付ける為の「無料相談会」です。