おうちの汚れにはなかなか頑固なものもありますね。

 

汚れに合った洗剤を使うと効率よくキレイにできます。

 

今回は一般的な4種類の汚れと、対応する洗剤についてのお話です。

 

汚れは4種類

 
 
汚れには4つの種類があります。
  1. 酸性の汚れ
  2. アルカリ性の汚れ
  3. 固体汚れ
  4. 特殊汚れ
 

それぞれの特徴と、合った洗剤を紹介していきますね。

 

酸性の汚れ

 
油汚れを指します。
手あかやキッチン周りのベタベタした汚れです。
 
ホコリと混ざるとさらに頑固な汚れに。
 
酸性の汚れには、アルカリ性洗剤を使います。
 

アルカリ性洗剤には2種類あります。 

pH値が8より大きく11以下の「弱アルカリ性」の製品と、pH値が11より大きい「強アルカリ性」の製品です。 

pH値の数値が大きいほど性質が強く、洗浄力が高まります。ただし、pH値が11より大きいアルカリ性洗剤は扱いにも注意が必要です。

 

一方、重曹のような自然由来でより安全な洗剤もあります。 水と混ぜるとpH値8程度の弱アルカリ性を示し、キッチンなどの日々のお掃除に活用できますよ。

 

アルカリ性の汚れ

 
水アカや電気ポット、ヤカンの中の白い汚れは、「アルカリ性の汚れ」です。
また、尿石などもアルカリ性の汚れです。
 
水道水の中のカルキやカルシウムが残って固まったものや、尿に含まれるカルシウムは時間が経つと固くなり、とても頑固な汚れになります。
 
アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤を使ってください。
 
なかなか落ちないときはキッチンペーパー、トイレットペーパーなどで湿布をして30分ほど時間をかけます。そのあとでこすり落としてみてください。
 
 

固体汚れ

 
固体汚れとは、ほこりなどが混じった汚れです。
 
布製品などから発生する綿ぼこりやペットの抜け毛などは、手をかけて取り除くしかありません。
 
部屋の隅などに溜まりがちになるので、角はとくに念入りに掃除をしましょう。
 
 
特殊汚れ
 
カビなどは特殊汚れに属し、カビ取り剤など専用の洗剤を使って取り除きます。

 

放置してしまうと、気づかぬうちにカビの胞子を吸い込んで病気になってしまうことがあるそうなので見つけたら取り除いておきたいですね。
 
カビを取り除くときは手袋、メガネをして部屋の換気も十分に行ってください。
 
私は以前、お風呂のカビ取りをした際に気づかぬうちに目に入ってしまったようで、眼科に通う羽目になりました。
高い場所にカビ取り剤をスプレーする際にはメガネをするなどの対策をして、目に入らないよう十分に注意してくださいね。
 
 
 

まとめ

 
汚れには種類があり、汚れに合った洗剤をチョイスすることでラクに掃除ができます。
 
頑固な汚れには、湿布をして時間を置く、上からラップをするなどのテクニックを使うと汚れが柔らかくなり取れやすくなります。
 
掃除をしている時はちょっと大変ですが、キレイになった箇所を眺める時は満足感が得られます。
 
週に1度、1か所だけでもキレイにする習慣をつけてみませんか。