今日の記事のタイトルは、地元の新聞に載っていた見出しです。
「厚労省調査、啓発が課題」という副見出しも。
えー。人生会議って初めて聞いた と思いました。
私も72.1%のひとりです。
人生会議ってなんでしょう?
人生会議とは
人生の最終段階の医療やケアを事前に家族、医師らと話し合うこと
だそうです。
でも記事の内容には「医師や看護師も20%が知らないと回答」とあります。
それじゃ一般人が知らなくても仕方ないかーと思いました
「断捨離」や「終活」の認知度があがってきている一方で
「人生会議」の認知度はまだ低い。啓発が課題だそうです。
今回の調査は
昨年11月〜今年1月に行われたもので
一般国民3000人
医師 1462人
看護師 2347人
介護支援専門員 1752人の回答を集計したもの。
人生会議について「知らない」と回答した人の割合は
一般国民 72.1%
医師 24.6%
看護師 19.6%
介護支援専門員 11.5%
という結果に。
人生の最期をどう過ごしたいかは終活を考えるうえでとても大切ですが
医療関係者や介護専門員が一緒に考えてくれるケアがあることは知りませんでした。
ちなみに人生会議について「よく知っている」と答えたのは
介護支援専門員で 47.5%でした。
やはり現場で必要が生じるのでしょうね。
人生会議で望むこと
最期を迎えたい場所を考えるときに、一般の人が希望するのは
「家族などの負担にならないこと」が最多です。
また、医師など専門職の人は自分が患者となった場合、重要視するのは
「苦痛なく過ごせること」でした。
もし、自分が認知症になったら家族に迷惑をかけてしまう。
そうなったら施設で専門の人に世話をお願いしたい
そう考える人は多いのではないかと思います。
同じ新聞に「認知症不明者 10年で倍増」という記事もありました。
時間に関係なく徘徊したりされると、家族の苦労や疲れは大変なものだと思います。
また、病気などで治る見込みがない場合は
なるべく苦痛を取り除いてほしいと考えますよね。
「人生会議」もっと認知度をあげて、活用できるようにしてほしいと思います。