櫻田日記帳 -4ページ目

The Lovers or School Festival

アメーバニュースで興味深い記事を見つけました。




【文化祭で男子学生が「惚れてまうやろー!」と思う瞬間ランキング】



①二人で買出しをしていて良いムード
②放課後に二人で準備
③何かと頼りにされる
④私服姿がかわいい
⑤用事も無いのに何度も遊びに来る

⑥笑顔で接客する姿

⑦二人で一緒に準備をさぼる

⑧エプロンが似合う

⑨料理が上手い

⑩ぽろっと弱音を吐く






ほほう、なるほどなるほど。 あ~あるある…!と思わせられますね。

いいなあ文化祭、夢と赤い実がいっぱいだ!




………。






「お、謙也。…何か悩んでるのか?」


「文化祭で着るやろ、スタッフジャンパー。そのデザインがなぁ……って、武蔵も担当やろうが。何オレ一人悩ませとんねん」


「はは…そうだったな、ゴメンゴメン。 うーん…とりあえずまぁ、カッコ良い感じがいいよな」


「男共はみんなそう言うねん。で、女子はカワイイのがいいと。どないせえっちゅーねん、抽象的すぎやろ」


「両方の意見を取り入れないとダメか。それで、クラスだから…こう、団結とか調和とかのシンボル的な…」


「全然分かれへん。ちょっと描いて」


「ええっ?俺絵ゴコロ無いんだけどなぁ…。 ………こんな感じ?」


「何やコレ、魔方陣?なんか召喚するん?」


「いやだからこれがクロムハーツで、これがハトで、そんでこのマルがみんなの輪とか…そんなんだよ…」


「…お前…本当、絵へったくそやなぁ……。なんやねんこの幾何学模様……曼荼羅か?」


「うるせっ、悪かったなドヘタで!だから言ったのに!そんなに言うなら謙也描いてみろよ!」


「(おお、怒っとる怒っとる。なんかカワエエ) じゃあこれを清書して、さらに俺の意見をプラス…と。こんなカンジか?」


「……謙也、おまえ…本気で絵上手いんだな。見直したよ」

(尊敬の眼差し)


「武蔵がちょっと常識外なんやろ。それよか今までオレを見くびっとったんかい」


「俺もそっちから見る。 おー…ホントにいいな。センスあるっていうか…」

(隣に移動してぴったり寄り添って)


「…!!(近い!近いわアホ!つか、くっついてっ……)」


「じゃあさ、これをもっと足すとかどうだ?こんな具合に…」

(謙也がペン持ってる上から手重ねて描き足す)


「…!!!(ええ!?いきなり手ェ握ってくるとか、積極的すぎるやろ!?)」


「我ながらいい出来かも。色は赤と黒とかで…」


「……。(アカン。なんかアカン。これはヤバイ。だってなんかコイツ暖か……)」


「それでこの周りにアルファベットを………って。おい謙也?聞いてる??」


「!! き、聞いとるわもちろん。 あー…っと、これ、これな。この、スペルの、KとMの間に何か入れたらエエと思う…なぁ。 …ハートとか?な……」


「それは別にいいけど…このKMって、キロメートルのことだぞ?

…あー、そっか。悪かったな。俺が女子だったらこれ今、かなりイイ雰囲気だったもんなぁ…」


「は!?べ、別に、オレは、お前…………なんやねんその憐みの目ェは!やかましわ!///;」


「いや…うん。何ていうのかなぁ……ぷぷっ」

(くすくす笑って)


「あ、ああっ?///; なにがそんなオモロイねんクソッ」



「なんかいいなァ、こういうの。すげー楽しい」

(嬉しそうに笑う)




「…ほ」



「(惚れてまうやろ…!!!)」







<②放課後に二人で準備> 使用



これ…惚れてまうやろっていうか、既に惚れてるんじゃ… (えっ)

お兄ちゃん実は絵が下手だと可愛いなっていう妄想でした。

…これあんまり文化祭の準備関係ないよね…









つまりこれはこういうことですね





【文化祭で男子学生が「惚れてまうやろー!」と思う瞬間ランキング】



【謙也×武蔵で10のお題(学園祭編)】






よしきた!!!!




アメブロ様至高のネタ振りありがとうございます…! 私、アメブロガーで良かった!!!

(…まさかアンケートがこんな使われ方をされるとは思いもよるまいて・・・)


白武にするか謙武にするかで異常に悩んだのですが、ここは謙武で…なんとなく文化祭といえば謙武かなって…!!

これからポチポチ小ネタで使わせて頂きたいと思います。 念願のALL謙也×武蔵…だ!

拍手お返事です。

拍手・コメントのお返事です!遅くなってしまってすみません・・・

あと返信長くてすみません・・・ コメントって、文字数制限があるんです、ね……!

いつもありがとうございます!!





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10月21日記事コメント:月乃様


きゃー月乃さんこんばんは!(いつもありがとうございます!)

ブログの方にまでおいでいただき…恐縮です、そして嬉しいです(´0`*)(もわわ)

そんなもう、月乃さんでしたら160人くらい受け止められる自信がありますので無問題ですよ!

(…それよか私の方のメールが遅延していてそっちのがすみませ…!)

せっかくコメント頂戴したのに、何とも中途半端なものをお見せしてしまい・・・申し訳ない気持ちでいっぱいですorz

本当その辺の紙にエンピツ描き…の、まま…!!

色くらい塗れよ~と思うのですが、一向に進まないので… 私の場合、そのまま放置の可能性が高いの…で…(…)



本当お兄ちゃんて言わないと誰だか分からないお兄ちゃんですね…!

お褒めの言葉嬉しいです、本当嬉しい……月乃さんお優しい方(涙) せめて後できちんと色塗ります……!


きゃあバレた!月乃さんにあっという間にバレた!

その通りでございます、隣にはキングオブキング・跡部様がおわすつもりで…!

うまく描けないので隠しました!(うわぁ)

「俺様の美手に~」というフレーズが大分気に入ってしまったのでそのつもりで続行いたします。

素敵ネタ振りをありがとうざいました…!


あああ別ジャンルの皇子にまでコメントありがとうございます…!

異国ファンタジーの皇子様なんですが受なので(超・主・観!)、描く時は女性を描く心意気で臨ませて貰っております。

(失敗…だねっ…!)



本当嬉しいコメントいっぱいありがとうございました!またメールの方送らせていただきます~







10月15日記事コメント:まな様


まなさんこんばんはー!再びのツッコミありがとうございます♪
……だ・大分お返事が遅くなってしまって大変申し訳ありませんでした…!;驚異的な遅さに私自身もドン引きです(…)
私生活のご心配ありがとうございます、というかすみませんですorz
ですが元気なので何も問題ありません(゚ー^*)d



わーいわーい、またまなさんからキュンいただきましたー!ポイントのごとく、貯まるとなにか貰えるのでしょうか…!(図々しい…)
なんと!跡部親衛隊女子へのコメントありがとうございます。細かいところを見ていて下さって…!
あの中には絶対ツンデレっ娘が混じっていると思うのです。武蔵はせっかくのイケメン設定なんだから、こんな具合の微ロマンスがあっても良かったのでは…と思ったので!最終的には完全に和解し、跡部との仲を認められます(えっ?)
お兄ちゃんはどういう訳か男に”のみ”大人気ですからね…!


そんなお兄ちゃんが隠しキャラで出てくると信じているモアプリ(←私もこう呼ばせていただきます…心はティーン!)発売日を非常に楽しみにしています。
それまでにぜひ…ぜひ、ダブプリボーイズ開始をお奨めいたしますっ・・・!ガールズ編は今菊丸攻略中なんですね、菊丸は…今、何番目ですか…!?(気忙しい…)
とか言いながら私もガールズちょこっと手をつけただけなので、大丈夫です(←?)



白石×武蔵にもコメントありがとうございます!
このカップリングは今大変アツくてですね・・・お恥ずかしい程に盛り上がっております(///)
まなさんの、 【サラッと変なこと~】 見解には激しく納得いたしました。なるほど…!初見ではスルーしても、戻って二度見してそのおかしさに気付くという…!まさに白石武蔵の真骨頂ですね!!
私もお兄ちゃんのピンクシャツには驚かされた一人です(笑)ブレザー…気になりますよね。



学園祭橘さん in 暗闇 feat. お兄ちゃん…!(〃∇〃)
なんでしたっけ、確か寒いからって暖めてくれるんですよね…!?決して言い逃れ出来ないシチュエーションですね…っ、!(こうふん)


そしてな・なんという跡部×武蔵的展開……
私めの為にご馳走をありがとうございます。大変美味しくいただきました(^u^)
この後はめくるめくお色気シーンですね、わかります!!(o^-')b



おおっ、まなさんもお兄様がいらっしゃるのですね…!
イケメン…ですか?イケメンですか!テニスとかされてますか?ぜ、ぜひ紹介をば(自重の為削除)




気づけばちょ…異様に長い返信に…。長い上に遅くてすみませんでした…!;orz
いえもう、長いメッセージは特に好物なのですごく嬉しいです。コメントありがとうございましたー!







10月19日:19時台の方


こんばんはいらっしゃいませー!

(お返事遅くなってしまって申し訳ありませんっ・・・!;;)


謙也×武蔵という、どん底マイナーなカップリングにコメントありがとうございます…!

この二人はフィーリング合うだろうと思い込んでいます(勝手に)。 良いと思って貰えて非常に嬉しいです!

謙也君は、白石があんまり武蔵武蔵言うもんだから…うっかりその熱気にアテられてしまった感じです。でもそれが自覚のないまま膨らんで、ある日突然覚醒のように自覚しちゃったよ的な…(わかりにくい設定…)

今回は片想いになってしまいましたが、今度はラブラブ・ネバーエンディングイチャイチャしてる二人を書きたいなぁと思っております。

イイですよ謙武・・・!どうですか、ぜひわたくしめと一緒に布教活動を…!!

A DAYDREAM ...

中学生って職場体験学習とかいうのがあると思うのですが、都会の子もあるのかな~?

そんならウチの職場にお兄ちゃんやって来ないかな・・・なんかの間違いで来ないかな・・・と、本日はずっと考えていました。暇人ですね。

私が身を置く場所はどう好意的に見ても中学生が好んでやってくる所ではないのですが、そこは妄想なのでどうにでもなります。



「今日一日お世話になります、桜臨中3年・鏡見武蔵です。よろしくお願いします!」



おはようよろしくね!わかることわからないこと何でも聞いてね!!桜臨中?へ~シャツピンクなんだ可愛いね~似合うよ~~~っていうか鏡見君が可愛いね~~~~~~~イケメンてよく言われるでしょ?モテるよね!彼女とかいる?え?彼女はいないけど好きな子いるの?付き合ってるの??ちょっ、誰?ヒント!ヒント!!



朝礼後、即セクハラに走ります。



武蔵は真面目な子なので露骨に嫌がったりなんかしません。それをいいことに男子中学生にあの手この手で詰め寄りたいですね。

初めての事を一生懸命やる姿を頭頂部からつま先までねたつく視線で微笑ましく眺めながら、時々あえての放置プレイ。「何かやることは・・・」と困った感じで言ってくるお兄ちゃんにわざと冷たく「今忙しいから」と跳ねのけ、しょんぼり落ち込んでしまう様をコソ見チラ見ガン見し一人思う存分萌えたいです。最低ですね。

そこを同じく体験学習で来ていた跡部あたりにパワハラで訴えられ、一気に最高裁まで持ってかれたいです。被告人席に立ち判決を聞きながら、その時初めてああ、鏡見君の好きな人って・・・と気付くんです。

これ最近の夢。




こんなことを今日丸一日考えてたら退社時間が22時になっていました。制限時間を軽くオーバー。

振り返ったらまた副支店長しかいなかった。


仕事が結局全部中途半端なので、こりゃあ土日自主出勤かなぁ・・・

萌えの継続確認

若干お久しぶりで申し訳ありません・・・!!


気がかりなことがひとつ終わったぞ、と思ったらまた…また…か。みたいな日々を過ごしております・・・

やりきれないこともあったり…

・・・・・が、私自身元気は元気です。つまりは普通に元気です!(どないやねん)

人様のサイトやブログで萌えを十分補給させて貰っているので…!そっち方面は非常に充実しております(笑)

やはりひと様の創作物は良い…なぁ…… つД`*)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

好きなキャラ・萌えカップリングの作品が拝めることの幸せを噛み締めている最中でございます。ありがたやありがたや【拝】




とか言いつつすみません、今何も置ける妄想がないので(…)、せめてラクガキでも・・・・・







櫻田日記帳

可愛く描こうとしてまんまと失敗したお兄ちゃん







櫻田日記帳

ハロウィンに全く間に合う気がしない皇子様








すごく…… 途中です…………

相変わらず誰だか分からないキャラ描いてすみません。。。


ハロウィンが近付くと萌えキャラを女装させたい病が発病します。ロメオに関しては常にですがね!!!11111(威張るなよ…)

ロメオは本当に、本当に女の子の格好をした方がいいと思います。むしろして下さいお願いします。絶対似合うから… 絶対可愛いから…!!

ハロウィン仕様皇子様女装をまたやりたい……っ





それよかうおおおまた遅れてて申し訳ありません、拍手・メール・コメントのお返事は明日あたりにでもさせて頂きたいと……!

すみません本当いつもありがとうございます…!!・゚・(つД`)・゚・

裾はチラ見せ希望。

ときめきがファーストトライでK点を超えてしまったが為に、ストーキング行為を働いてしまいました・・・。

だが、後悔はしていないっ・・・・・!!




白石ってもしかしてすごく格好良いんじゃないの・・・・?


お兄ちゃんてもしかしてすごい可愛いんじゃないの・・・・?




すごく素敵でどんツボな作品を見ることができてわたしは幸せだなぁ・・・と思いました。


今週あと1日、仕事頑張ろうと思えます。やるぞ、俺はやるぞ・・・!


しかし明日は会議だった・・・ どうせまた吊し上げられるんだろうな・・・

いかんいかん鬱になってる場合じゃない。でも憂鬱なのは避けられない。前回の会議の資料に私が提出した書類が載ってて「これは良い見本なのですが・・・」て言われたからちょっとドキッとしながら・誇らしげに背筋を伸ばしたら「あ、違いました。これは駄目な例です」の時のあの絶望と羞恥心とか。いやだいきたくない。もちろん無記名掲載ですがどうも私は字に特徴があるらしく休憩中に「さっきの新町さんが作ったやつだったよね?」一発でバレた時の悲しさとか切なさとか心苦しさとか。


これで武蔵が白石のこと好きじゃなかったら発狂してるところだ。





ところで桜臨中って冬服どんななんでしょうか・・・ブレザーであることは確実なんですが、何色…なんだろう。

でもまだそんなには寒くないのでセーターですね。お兄ちゃんの長そでセーター姿萌ゆる(*´д`*)



「セーター!ええなあ、見たいわぁ武蔵のセーター姿」

「いや…別に普通だけど。そんな見せるもんじゃ、」

「見たい。俺めっちゃ見たい。武蔵が長袖セーター着ててでもちょっと寒くて人恋しそうにしてるとこめっちゃ見たい。見たいから写メ送ってくれ!」

「なんでだよ嫌だよ。そしてさりげなくシチュエーション指定してくんなよ」

「ど~してもダメなん・・・?こんなにお願いしとるのに?」

「可愛く言ってもダメ。つか可愛くねーし」

「ならええわ。ナマで見せてもらお」

「?…声が……ってうわーーー!何で俺の背後に立ってんだよ白石!!」

「かわええ…!武蔵めっちゃ可愛ええ!セーター最高!!!」

「聞けよ!……って。何してんのおまえ・・・・・ どうしてここからお前の頭が…」 (怒)

「は~これやこれ、むっちゃええ感じや。ここ俺の定位置決定な~~~」 (超至福面)





セーターの前から頭つっこんで襟元から頭出すとか…やるな。白石ならやるな。あの男はやってくれる。それでお兄ちゃんにすごい怒られると思う。

でも武蔵は頭入れてきたことに怒ってるんじゃなくて、「セーター伸びるだろ!!」って怒ると思う。

いかんなんか二人共アホっぽく・・・ これじゃただのバカップルだ…!




がんば・・・るぞ・・・!

佐伯虎次郎ルート中途感想

終わってから一気に書こうと思っていたんですが、ちょ…っと、もう…あの…

佐伯ルートがときめきっぱなしメモリアルすぎて…

と…とりあえず中途感想…です(瀕死状態)

誰ルートでも大体そうですが、仲直り七夕イベント終えたあたりから怒涛の萌えラッシュ来ますよね。


うん、サエさんハンパない。


とにかくすごいのです彼。何がって爽やか王子様度が。。。

これは跡部の時も思ったのですが、完全に武蔵を彼女扱いしています。 あれお兄ちゃんて男子中学生だったよね(こんらん)


そう…


佐伯ルートはとにかくさあここで萌えるがいいという差し入れがものすごくてですね・・・

だ、誰がそんな、そっちの思惑通りなんていかないんだからねっ! という気持ちで臨むのですが、あれよあれよという間に・まんまと萌えさせられてしまうのです。。。



なに これ   こわい




とりあえず関東大会応援イベントで…



「武蔵が観てるとなると、情けない試合はできないな」
「プレッシャーは掛かるけど、これは頑張らないといけないなぁ」


(優勝後) 「せっかく来てくれた武蔵に、無様なところは見せられないって…」



これは反則だなぁ…と思いました。あのちょっと一言言わせてもらいますけど、お兄ちゃんは彼女じゃないんですからね!!(まだ)






そしてそう… いよいよ満を持してやって来ました、佐伯ルートにしか存在しない・最大の目玉イベント。



お泊り…!!


(ここで思わず正座)



へ~そうかそうか、お泊まりは武蔵から誘うのか積極的なお兄ちゃんもイイですね(*´Д`)ぁ・・・


・・・お泊りと聞いてやっぱりアレじゃないですか。その単語だけで色々思う処がある訳じゃないですか。

だからですね、ヘンな期待とか妙な想像とか、敢えてしないようにしようと思うんですよね。どんな意味深長なセリフが来ても堪えようと。コ●ミ様の罠に絡めとられてはいけない。そう、我々は捕食者だ。狩る者だ。踊らされるな。たとえ何が来ようとも・・・





佐伯: 「じゃあ、俺が初めてなんだ?」


武蔵: 「そういう虎次郎は慣れていそうだよな」








無理でした




……え、今、何ッ………っつった、!!???

いやあの、普通の会話ですけれど。主人公が友達を家に泊めるのなんて初めてっていう、至って普通の健全な男子中学生同士の会話ですけれども。


既に精神が腐りきったいい大人の前でこれは・・・これはキツい。無理。精神的に無理。

そして間髪入れずコレ↓



「えーっと…こういう時って、パジャマとか下着とか貸す物?」
「いや…パジャマとかタオルはともかく、下着はないだろ」
「やっぱりそうだよなぁ」
「変なところでズレてるな、武蔵って」
「いや…俺、慣れてないから」



付き合って・・・る・・・の?


初心な雰囲気で嬉しいながらもちょっと戸惑ってる感じのお兄ちゃんが最高級可愛かったです。

そうですね、武蔵初めてだからね。サエさん優しくしてあげてください。

佐伯パジャマスチルも眩しい程に爽やか素敵でした・・・! これお兄ちゃんのパジャマなのかなと思うともうどうしていいのやら、、、

欲を言えばお兄ちゃん分スチルも用意して欲しかったです…!



そしてイチャイチャしながら就寝・・・

シーン切り替えで画面が暗転した後、もう一回この会話出てくるんじゃないか・・・と思って身構えてしまいました。

まぁ全然無かったんですけどね…(あたりまえ)






これまだ続くんですけど、翌朝の会話です↓



「おーい、武蔵、もう朝だよ」
(あれ~?目覚まし時計が喋ってる…) ←可愛い



「おはよう武蔵。意外と寝起きは悪いんだな」



「ちなみに今…何時?」
「ん、7時を少し過ぎたところ。俺は6時には起きてたけどね」






やめてください


これ以上私を追い詰めるのはやめてください






これか・・・ 空白の1時間てのは・・・

え~じゃあサエさん1時間も何してたの?ってヤツですね。うーん真剣に考察すると、顔洗ったり着替えたりするのに、まぁ男の子なんで20分くらいでしょうか?費やしたとしても、残り40分・・・



40分間ずっと寝ぼすけな可愛い恋人(※武蔵)の寝顔を眺めてたりちょっとイタズラしちゃったりなんかしてささやかながらも最大級の幸せ感じてたって訳なんですね



これそういうことですよ…ね…?


違うとおっしゃるのならその証拠を今すぐ持ってきて下さい(逆ギレ)







それとですね・・・

特筆すべきは佐伯ルートで顕著な、「………」だとかの、沈黙の入れ方・使い方が神業だと思います。

例えばこんな感じで↓

(お泊り後の練習前会話)



「なんだか、変な感じだな」
「なにが?」
「練習前に待ち合わせをしなかっただろ?ずっといたのが、なんだか新鮮でさ」
「ああ、そうだよね。俺も東京にいたらなぁ」



「………」

「………」




これです。


この沈黙が全てを物語ってるというか、二人の辛さを私たちプレイヤーも感じ取ることができますよね。

遠距離恋愛は切ないな…っていう。

叙情的なセリフ回しが本当に素晴らしいと思いました。

今回のシナリオ担当の方は純愛小説でも書いていらっしゃるんでしょうか。そのくらい…ピュア…!






とりあえず本日はこのくらいにしておきます。これ以上は明日からの仕事に支障が出るっ…!(悶絶的な意味で)

これ以降のプレイはもう白装束に着替えてやるしかないかなとも思っています。

怖い…佐伯ルート本当に怖い・・・・・




[ …月乃さんわたしこれ以上平常心を保ったまま(※既に保ててない)プレイできるかどうかわかりません・・・! >超私信 ]

Gamble Rumble

予定が大幅に狂ってしまい、朝から途方に暮れていました。

家にとんぼ帰りしようにも、大層気合いを入れて支度をして出た手前そう簡単には戻れず、

では誰か他に遊んでくれる人は…!!

と考えたのですが、おいおい今日は楽しい三連休中日だぜ…?と思い直し、そっと携帯を畳みました。




結局悩んだ末に向かった先は、地元のパチンコ屋です。

(この発想がもう・・・)




平日でもやたらと混み合っている地元の名店・パーラープリンスへ。

アカギとカイジの台があるかなと思って探したんですが、ここには置いてませんでした。残念。



台を見ても釘の位置がどうとか、本日回転数がどうたらこうたらとか全く分からない凡夫の為、適当に空いてるところを物色。

すると何やら見覚えのあるシルエットが・・・

これは…あれ… まさか上司とかじゃ…!?

気配を殺しながら接近してみると、うん、うちの父でした。しかもアッサリ見つかった。


「人と逢うって出かけたくせに、パチンコ屋来てるとか… 本当は最初から誰も……」


みたいなことを言われたんですがちが、違うよ!本当に最初は予定があったんだよ、、、クソッ、そんな哀しい目で娘を見るのはやめてくれ…!!!





結局並んで台につきました。本日は忍者ハットリ君です。

『新台入荷!!』と頼もしいフラグが立っているせいか、やたらと大人気。

確かに周囲を見渡すとドル箱が4・5個、威風堂々と鎮座されてる方もいらっしゃって、これは期待が持てそうだ…!

しかもこっちは今日はダブルスだ。1人が駄目でもまだもう1人いる・・・!

血の繋がりも手伝った連帯感が生まれ、いよいよ試合開始。



パチンコって、いかにしてあの穴に入れられるかを考えながらやっていると、それだけでも結構楽しいですよね。

連続で玉が入ったりすると嬉しいし。

それに加えてアニメーション。趣向を凝らした演出で、見る人を飽きさせない。ハラハラドキドキの連続。





端的に言うと駄目でした。

しかも二人共。





あっという間に軍資金5千円が吸い込まれ、隣の父の500円玉を時折くすねたりしながら粘ったのですが、うんともすんとも言わない。ひどい。

当てる気がないなら無駄にキラキラしたり音出したりするのはやめて欲しいですよね。ドキッとするじゃないの!






もう・・・後がない

この2千円で・・・ 全てを終わりにしよう・・・



虎の子の2千円札を両替し投入。せめて今だけでいい、赤木しげるが私に憑依してくれないだろうか・・・

いや運という意味では豪運ホワイトホール・鷲巣様がいい。 23巻面白かったな…家帰ったらまた読もう。


祈りのうちにかかったのは、もうすっかり見慣れた平凡なリーチ。

が、今回ばかりはなにやら様子が違う。



どうせ駄目だろと思いきや…発展。


でも次で……いや、また発展?


それから発展につぐ発展。速くなる鼓動。またも発展。



台上の赤サイレンが2個とも点灯している。画面真ん中から変なキラキラする物体が降りてきている。右のハットリ君フィギュアが手裏剣モーションをしている。

うちの父親が覗き込んでいる。隣のオニーチャンも熱い眼差しを送っている。熱い。これは熱い。激アツだ。来た。来たな。来たよ。これは確実に来た・・・・!!


神域・赤木しげるよありがとう。豪運・鷲巣巌よありがとう。




そして全ての福本キャラに・・・ 確変大当りッ・・・!!
























ハットリ君は悪くない。


ただ・・・期待をしすぎてしまった私がいけなかった。



赤木しげるでも鷲巣巌でもなく、うっかり矢木さん(←1巻で中学生アカギに負けた代打ちの人)あたりを憑依させてしまったようです。



パチンコはギャンブル。負ける確率の方が高いということを、私達は忘れてはならない。



「次は来るのでは」という期待も、本来はしてはいけないのだ。夢を見る者から切られる・・・

これは・・・戦争だろうがっ・・・・!!





ハットリ君は本当何も悪くないけど、でもハットリ君は…ちょっとしばらく許せないな…と思いました。CMは好きだけど。

『恋する瞳は美しい』(後編)

忘れた頃にやってくる・・・・・・・・!


もうすご~~~…く、前に書いたSSの後半パートです…。前半ふざけておいてあれなんですが、後半は似非シリアスになりました。。。

ちなみにずっと謙也君のターンです。 白石とうとう蚊帳の外に…。(…)

ヒロイン(←※武蔵のことです)ですらほっとんど出てきません・・・ すみません・・・

謙也はテニプリ内で1、2位を争う片想いが似合うキャラだと思うんです…!もちろん良い意味で…!!


(そんな わけが あるか)



無駄に長いので読むのしんどいのですが、お付き合い頂ければ嬉しいです。






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「…なんやめっちゃ疲れたわ…」



ひとまず事態の収拾は銀と千歳に任せて、俺はこっそりとホテルを抜け出した。あいつらがいれば当面は大丈夫だろう。
白石のアレは、最近始まった発作のようなものだ。少し経てばいつもの冷静さを取り戻すだろう…多分。
今日のは一段と酷かったが…。
先程の地獄絵図を思い出して、胃と頭が同時にキリキリと痛み出した。努めて考えまいと、わざと胸を張って大股に歩き出す。
もうこうなってしまった以上、いっそ鏡見には白石と本格的に付き合って貰うか、もしくは全く関係ない別の誰かと付き合って貰うしかない。この際男女は問わない。
どんな形にせよきっちり決着をつけるしかないだろう。もはやそれしか道はない気がする。
四天宝寺テニス部の安泰の為に。俺の平穏無事な部活動の為に。





それよかなんで俺がここまで世話焼いてやらにゃならんねん、と呟きながら歩いていると、いつの間にか公園へと辿り着いていた。
この場に留まる理由は何もなかったが、習慣からだろうか。なんとなくそのままボールの音がする方向へと身体を向けた。
人もまばらなテニスコートで、真っ先に見憶えのある青と黒のウェアが目に入る。鏡見だ。
時間帯からして試合ではないだろう。かといってパートナーらしき人影もなく、一人黙々とサーブ練習をしている。
キレイなフォームやな。
タイミングの良し悪しを考えるより先に、その後姿が目に留まった。


女子の目線で見れば、鏡見は美形の枠に入るのだろう。だが、白石や氷帝の跡部と違って、別段目立つ訳ではない。
”目立つ”のではなく、”目を引く”タイプだ。視界に入れば自然と足を止めてしまうような。今の俺のように。
他の連中からしてもそう映るのだろう。



その証拠に、いつもあいつの隣には誰かがいる。




「…いつもて。そんなしょっちゅう見とる訳やないわ」


勝手にこぼれ出た呟きにぎょっとして慌てて口を押さえるが、間に合わなかった。
ボールを投げようとしていた手を止め、鏡見が振り向いた。
そして俺の顔をじっと見ながら3秒程停止した後、口をぱくぱくさせながら近付いてきた。



「あー…っと、確か……忍足だ!氷帝の忍足の…弟?」
「弟ちゃうわ。イトコや従兄弟」



思い出すのが侑士が先て、と不満に思ったが、あえて口には出さなかった。
そんな俺の様子を鏡見は全く意に介さず、フェンスの扉を開けてコートの中へと招く。



「いやほんとナイスタイミング。ストローク練習したかったんだよな、やろうぜ」
「俺今ラケット持ってへんねん。お前も持ってないやろ?予備」

ベンチ無造作に置かれたラケットケースは、一本しか入らないタイプだ。
ついでにこのとーり、とポケットから出した手をひらひらさせ、完全なる手ブラであることをアピールする。
明らかにガッカリした鏡見の表情に、テニスラケットは常備しとくもんやなと一人悔んだ。
俺も出来ればお前と打合いたかったけどなぁ…
慰めのつもりで言ってやるより早く、鏡見に先手を打たれた。



「そっかー、じゃあいいや。ボール拾ってカゴに集めてくれるだけで」

「おう、まかしとけ! って何でやねん。お前通りすがりの俺に球拾いさす気かい」

「ハハッ、だよな。んじゃあ今日はそろそろ上がるかー」



口ではそう言ったものの、結局手伝ってしまうのは俺の性分か。
鏡見のアッサリ・あっけらかんとした態度に若干不満を感じつつ、ボールをカゴに放り投げる。
それから、なんとなくここに着いた時から思っていたことを口にした。



「自分…今日は一人なん?珍しな」


「うーん、ちょっと想うところがあって…ってヤツ?そんな気分の時もあるだろ」



せやなと返しながらも、かがんでボールを集める鏡見の背中は、どことなく寂しそうに見える。
いつも楽しそうにテニスをするコイツしか見ていなかったから、初めて目にするその様子が余計に気になった。
…またや。だからいつもて、そんないつも見てへんちゅうねん。
光速でセルフツッコミを済ませてから、悩みあんなら聞いたるで~と軽いノリで話しかけてみた。
ウザいと思われんように注意を払いつつ。




「…実はさ。転校することになってさ、俺。ちなみにアメリカな」



ぽつりと呟いた鏡見のセリフに、すぐには反応することができなかった。




「ハァ…?いやいや、何のギャグやねん。自分ついこないだ転校してきたばっかやろ」

しかもアメリカて。どんだけ遠くへ飛ばされんねん。
ツッコミの手のつもりで放ったボールはむなしく転がり、返ってくることはなかった。
曖昧に笑った鏡見の様子で、それが冗談ではないことが理解できた。
親の仕事の都合らしい。それを出されるとどうしようもない。俺らガキには、どうにもでけへんことやな。
空気がわずかに重くなったのを肌で感じる。

何か言ってやらねばと頭を高速回転させるが、結局あたりさわりのないことを尋ねるに終わった。




「…そや。ソレ、誰かに相談したん?」
「まだ、誰にも」
「そら…また」



「なんでお前には話しちまったんだろうな」




どこか気恥かしそうに笑う鏡見に、不覚にも胸が高鳴った。

なんでかなんて、そんなん俺が一番聞きたいわ。
つまるところそれは、何かのCMのフレーズ風に言うと”なぜなら特別な存在だからです”ということか。
視線が合うと、ふいっと逸らされてしまった。何やその意味深長な素振り。

全く予期せぬ反応が返って来てしまい、動揺が声へと伝わってしまった。





「な、なんや。パートナーにも言わんこと…俺にしゃべってエエんか」


「えっ?…ああ…いや、アイツにだけは全部話したよ」



あ、そう…。
たった2秒で平常心へと引き戻された。なんやヌカ喜びやないかい。俺の気持ち弄びよってからに。
ついでに白石ご愁傷サマ、と心の隅で合掌した。
少しはにかんで、その時のパートナーとのことを、まるで産まれたての雛鳥を包むみたいに、大切そうに話す鏡見を横目で見ながら。




「まぁ…あれやな、ほとんど知らん奴のが話しやすいっちゅうこともあるやろ」



半ば投げやりに吐いたセリフに、自分で言っておきながら、心臓がチクリと痛む。



「俺の事は路傍の石とでも思ってくれや」

「なんだよソレ。じゃあ石に独り言しゃべってるとか、オレ普通に危ない奴だろ」




笑いながらも、頭では先程の言葉の意味を考えていた。
”誰にも”の中に含まれない鏡見のパートナーは、その他大勢とは別格な存在だということになる。
俺とソイツの、永久に越えられないであろう高い壁を感じた。



それに、今の感じは…ただのダブルスパートナーというより、むしろ、もっと別の…






「さ、この話はもう終わり。…そういや、忍足は何やってたんだ?こんな所で」


暗い表情になった俺を気遣ってか、転校の話題を切り上げる鏡見。ようやく当初の目的を思い出した。



「え?…あ、ああ……せや、実はお前に話があってな」

「俺に話?」

「え~っと、あー…なんや、その。…少々込み入った話いいますか…」

「歯切れ悪いなぁ、ぶっちゃけちまえって。やっぱ止めたとかはナシだからな」



このタイミングで言うような話題ではなかったが、鏡見の期待に満ちた表情に促され、渋々口を開いた。
肩に置かれた手を、その感触をできるだけ意識しないように気をつけながら。



「つ…付き合ってくれへんかな。紹介したい奴がおりますよって…」

「なにっ?んだよそういうことは早く言えって!どんな子?試合とか観に来てる子?どんなカンジ?写メとかある?」

「いやぁ…写メも何もお前も面識あるんで…… 顔…はええかな、うん。性格も良い…思うで。テニスも出来てなぁ…」

「そっかぁ、参ったなー。そんじゃいっちょ作っちゃうかな~、夏の最後の思い出」




どんどんテンションの上がっていく鏡見とは正反対に、俺の心はネガティブに下降していく。
本当にここで白石のことを話すのか?あいつのあのスペックは、男心までかっさらって行くような男だ。
いやそんなことよりなんやコイツ、近いうちに国外逃亡するってのに、何やねんそのテンション。寂しくないんか。
それにパートナーには、ソイツだけには打ち明けるて。そんで今の今まで俺に一言もないっちゅーのはどないやねん。
寂しそうながらもなんとなくスッキリした顔してたのは、その大事なパートナーとやらとわだかまりが溶けたからか?
辛いのを誤魔化すように、やや大袈裟に浮かれてみせてるのだと理解しながらも、理不尽な苛立ちは溢れる一方だった。
俺はこんなに、しないでもいい苦労を背負い込んでるってのに。

誰のせいでこんなに悩んでると思っとんねん。




気がついたらお前のことばっかり考えてる










「鏡見、付き合うて欲しい。…俺と」



俺の中で何かが切れた感覚がした瞬間、既に言葉になっていた。





「俺と付き合えや、武蔵」


「……?」


「ゴチャゴチャ言わんと、お前はハイ頷くだけでええんや」



俺の動かせない目線の先で、全く状況が飲み込めずボンヤリしている表情から、かろうじて「俺まだ何も言ってないんだけど」という顔に変わる。
何言ってんだと思う意識を遠くに置いて、口だけは滑らかに動く。
結局のところこれが俺の本心なんやと、頭の中で俺が他人事のように呟いた。



「…あ…っと…」



返事を促す為に黙ったまま睨みつけている俺に、明らかに困惑している。
視線は外さないまま、真剣に考え悩んでいる。どうしたら俺が傷つかないかを。
バカなこと言ってんなよと笑い飛ばしてしまえばいいものを、妙なところでクソ真面目な男だ。

今なら、冗談だと言ってやれば、今までのことを全部リセットできる。

それから向こうでも頑張れよと背中を叩いてやれば、鏡見も晴れやかな気持ちで旅立てるだろう。
俺のその一言さえあれば、誰も傷つかなくて済む。




「…あ…あのさ、忍足。俺は…」





その続きを待てなかったのか。それとも聞きたく無かったのか。
飲込ませるように、唇を塞いだ。






おそらく、そんなに長い時間ではなかった筈だ。
閉園の案内放送が遠くで聞こえる。そうして、ようやく俺達の間に空気の通り抜ける隙間ができた。
ゆっくりと背筋を伸ばす。少し低い位置にある鏡見の眼は、先程と同じように俺をまっすぐ見ている。
その視線に押されるように、じり、と後ずさる。
俺は今何を、とか、そういうレベルではもはや無い。決定的だ。
ようやく自分のしでかしたことの重大さが圧し掛かってきた。終わってしまってから。
当の鏡見は変わらず俺を見ているが、その目は怒っているのでも非難しているでもない。
いわゆる一種の思考停止状態、何が起こったのか理解できていないだけだ。
言い訳も取り繕うこともできず、鏡見の無反応をいいことに、そのまま二歩、三歩と後退し続ける。
背中がフェンスにぶつかって、それをきっかけに、一気に。浪速のスピードスターと言われる所以の俊足で逃げ出した。



俺の名前を呼ぶ声が背後から聞こえるが、立ち止まれる訳がない。
今は1メートルでも遠く離れたかった。絶対に追い付かれないよう全速力で。

何だ今の。俺は今アイツに何を言って、何をした。完全にキャラ変わっとるやないか。

後ろを一度も振り返らず、進行方向すらも見ず。ただ滅茶苦茶に走り続けた。



あかんもうワケわからん…










ただひたすらに、がむしゃらに走って走って日もすっかり落ちた頃。
ようやく宿泊先のホテルに辿り着いた。



重い脚を引きずりながらロビーのソファに身体を沈める。年季の入った溜息と共に。
その頃には幾分か気持ちは落ち着いていた。




「あっ、ちょーっと謙也!あんたどこ行ってたん?ミーティングとっくに終わってもうたわよッ」


出迎えてくれた小春の声で、霞がかっていた頭に現実感が戻ってきた。
というより、たまたま通りかかった風だったが。



「や…ヤボ用っちゅーか…そんな所や。出れんとスマンかったな」


言いながらミーティングが終わっていたことにホッとした。そんな気分ではとてもじゃないけど、ない。
なにより、今日はもう白石と顔を合わせずに済むかもしれないということに一番安堵した。
今になって罪悪感や後ろめたさがひしひしと胸に迫ってきている。
よりにもよってダチの惚れとる相手にちょっかいかけるなんて。
いくら苛立っていたとはいえ、あれはなかった。我ながら不可思議すぎる行動をしてしまった。
白石には死ぬまで黙っておくにせよ、鏡見…
鏡見にだけは謝らなければいけない気がする。
この間のアレは俺もちょっと色々あって疲れてて、単なるノリだったんやと。
あの言葉もあの行動も深い意味はなくて、全部気にせんと水に流してくれれば…





「…あら?あらあらあら??」


「なんやねん…ジロジロ見んなや」



何故か無遠慮に・執拗に顔を覗き込んで来る小春。
人がシリアスに浸っとるっちゅーに、一体何のつもりやねん。
正直かなりウンザリしたが、身も心も疲れ果てていた俺には顔を背けるくらいしかできなかった。



「キラキラさせちゃってぇ。しかも切なそぉに」
「ハ?なにが?」
「うう~ん何ちゅうか、アンタも蔵リンとおんなしような目ェしとんなぁ思て」
「……はあ…?」
「分かったわ、恋ね!謙也も恋しちゃったのね。誰よ~~~まさかアンタも鏡見く」
「じゃあしゃあ!だぁっとれドアホ!!いてこますど!!!」



「な、何やねんいきなり怒鳴んなや! もうっ、やーねぇみんなして…穏やかじゃないんだからァ」







ロビー中に響き渡る大声を張り上げ、またも俺は逃げ出した。
背後から小春の地声の怒声が聞こえた気がしたが、そんなことはどうでも良かった。
階段を二段飛ばしで駆け上がり、そのままの勢いで部屋へと飛び込む。扉を後ろ手で閉めると、沿うようにその場にへたり込んだ。もう一歩も動けなかった。

息苦しさの向こうで、次々に湧き上がる想いを片っ端から否定してゆく。

誰が誰に惚れてるって?
アイツに惚れとんのは白石やろ。俺じゃない。俺は違う。

俺は武蔵のことを好きなんかじゃ、決して




「な、なんやコレ…。なんで俺…みっともないわ……」



走ったからではない頬の熱さと、理由も分からず零れる涙に喚きたくなるのを必死に堪えた。
浮かんだまま消えないあいつの姿にも。













間もなくアメリカへ行ってしまうという事実が、今ひたすらに胸を締め付けた。
俺はまだ、何ひとつ大事なことを伝えていないのに。

拍手お返事です。

朝起きたら雨・風共に凄まじくて、一気に会社に行く気力を失いました。

午後からは台風一過でとても良く晴れたのですが、あまりにも良く晴れた青空を見て仕事をする気力を失いました。



はじめから仕事をする気が    な い



そうだ失うものなどなにもない・・・!!(ちょっと違う)






台風の影響で、小・中・高あたりは休校が多かったみたいですね。

お兄ちゃんもまだ中学生だから、いけないと思いつつワクワクしちゃったと思います。学校が急に休みになるって、かなりテンション上がりますよね。


『ウチ(桜臨)今日休みなんだけど!!』て、メールを跡部あたりに送っちゃってるとカワイイです。

跡部も『何浮かれてんだよ。ガキじゃあるまいし』とか返しながらも、普段はあまり見せない、武蔵の子供っぽい一面が見られて密かに萌えてるといいですね。

(跡部には見せてないだけで・・・ 橘さんには見せてるんだよ・・・!)

意気揚々とテニス道具一式持って跡部邸(の室内テニスコート)に行こうとするんだけど、当然親に「この天気に何考えてるの!」と怒られ部屋でふてくされお兄ちゃん。

することなくて、結局一日中跡部とメールしてるのもいいかな~と思いました。



いつもながらオチなくてすみません…!






それはそうとありがとうございます・拍手のお返事です。

仕事の遅い溜め屋(って何)で申し訳ありません・・・・・ッ!!








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10月1日:こま様


いらっしゃいませこまさま~こんばんは!

(お返事が遅くなってしまってすみませんでした…!;;)


あああああ探しました。ここ数日地元の古本屋を右往左往してきました。


・・・が、ダメっ・・・!!


人気作だからでしょうか…。どこ行っても置いてないのです『銀と金』・・・。

セット購入すると無駄な男気を迸らせているのがダメなんだと思うのですが、でも・・・でも一気に読みたくなってしまったので・・・こまさまのコメントで…!

あっ、確かに!

(悔しいので)ネットで調べたところ、おおお確かに老アカギ風味ナイスおじ様…!彼が銀さんですか!

なんかこう、色々トンガった感じがすごくタイプです。。。



・(男同士で)お姫様抱っこ

・人間を飼う



ちょ・・・


すみませんあの、そ、そこのシーンがどの巻なのかだけ教えていただけませんか…!

そこの巻だけ新品で購入するので…!!(うわあ…)

誰がお姫様抱っこされるのか・・・ 誰が飼われる目に遭うのか・・・

想像するとこう… 今にも河底ロンしそうです(意味不明)

あと誰がそんなことに… もしや森田氏ですか? 森田が銀さんに…とかだったら今すぐすっ飛(ry

それだけでも大分かなり衝撃的なのに、まだ、まだ何かがあるというんですか…?!

わたしの隠されたツボを刺激するネタをありがとうございました…!!

読むのが楽しみです。BL…じゃない、ギャンブル漫画的な意味で・・・・・・っ!

(必死)







六道さま:


ろ・6さ~ん… !!!!!

こんにちはこんばんはいつもどうもありがとうございます!!

……いっつもなにかと返信遅れてすみませ・・・っ・・・!orz orz orz



カイジ映画化しますね・・・! いよいよ明後日ですねっ・・・!(初日特攻するつもりです!)

カイジ=藤原君はちょっとどうかなと思ってたりもしたんですが(ダメ人間さが足りない…!)

でもいいかなとも思い始めています…(…)



アカギ…!

アカギは本当すごくオススメの漫画なので、ぜひ読んでみてください…!

本当すごくおすすめです…これは…本当に…

麻雀が全く分からなくても楽しめます!読むとなんか分かったような気になります!(えっ)

激アツな漫画です。もうすっ飛んでってお貸ししたいほどに・・・

4巻あたりからアカギが最高のイケ男に見えてきますよ…!!




法要も・・・ また素晴らしいセレモニーでした。結構感動してしまったんですこれが・・・

すごい数の人もなんのその!!

会場を離れたらドッと疲れが出ましたが、でも心は錦でした。 財布は・・・・・

次回はぜひご一緒しましょう!!!!!! (…10…年後・・・?)




ダブルスの王子様・・・


こ れ は も う ぜ ひ プ レ イ し て く だ さ い


ホンッ、ぜひ、もう!超オススメゲーです・・・!!

男主人公・女主人公と2パターンあるんですが、特に推進するのがボーイズ版でして(照)

この主人公がまたイイ男なのですよ・・・ 可愛いし・・・

テニプリキャラと友情を育みつつ普段は見られない反応を楽しむゲーム(そうか?)なのに、誰よりも主人公君に転んでしまったが為に、いちいち彼のセリフ・行動・全てに萌えを見出す日々を送っております…

これももう…2009年最もオススメしたいゲームです。

なんならいっそ私、お貸ししますので!!!!(えっ)




コメントたくさんありがとうございましたー!

本当いつもありがとうございます…見捨てないでくださって(嬉涙)

闘恋伝説 ムサシ - 狂躁の庭球 -

ちょっと気を抜いていたら跡部の誕生日が終わってしまっている・・・!?

お兄ちゃんを捧げられなくて申し訳ありませんでした…!

でもいつも一緒なんだからいいよね…!!(脳内構図展開中)


そして本日…10月7日は我らが部長・手塚国光の誕生日ですね。

10月から11月にかけてテニキャラの誕生日ラッシュなので気が抜けないなぁ。

次は誰だろう・・・(早くもスルーフラグ)



誕生日記念ということで、手塚×武蔵を考えてみよう。

……きっかけがなさすぎてどうしたらいいのか…! 興味はあるのに…!

とりあえず何をするにせよ時間がかかりそうな二人です。

某麻雀漫画のごとく、それこそ告白に5年、さらにキスまでに5年みたいな↓↓↓






手塚: 「…いよいよ明日か」

武蔵: 「ああ…まだあんまり実感ないけどな。アメリカなんて…」

手塚: 「…遠いな。明日から…お前がいないことを想像すると、寂しくなる」


武蔵: 「……あの、な。手塚…」




痛い・・・苦しい・・・胸が・・・!
この重苦しい空気のせいではない・・・・・
ただ・・・彼を見る時のみ現れる・・・特有の症状・・・・!
瞬間・・・! 電流走る・・・・!
そう・・・恋・・・・!!
これが・・・ 恋心・・・・!!!



ならば今・・・ 今しかないっ・・・!

これを逃せば一生訪れないであろう、最大の好機っ・・・!




武蔵: 「…や、…やっぱり…なんでも…」

手塚: 「…?」



が、ダメっ・・・!




否・・・・・!

ここで諦めてそれが何になる

俺が今やっているのは恋愛という名の博打だっ・・・!

危ない橋一本渡れない男に、勝機があるかっ・・・!

どうせ死ぬなら・・・ 強く打って死ねっ・・・!




武蔵: 「好きだっ・・・!」


手塚: 「・・・そうか・・・」




この時鏡見の心、崩壊・・・・・!

成就させるならさらに攻めるしかないのに、それができない・・・

一種の錯乱状態・・・

そしてようやく理解する・・・


終った・・・! 何もかも・・・!




手塚: 「・・・倍プッシュだ」


武蔵: 「え・・・?」


手塚: 「つれないな・・・鏡見武蔵。 見ろよ、俺を・・・!」


武蔵: 「そんなに見たいか…負け犬の面などっ・・・」


手塚: 「何ズレたことを言っている。さっきの言葉をサシウマに乗せてもう一度… 倍プッシュだ・・・!」




ドキニ・・・!




鏡見、混乱する -!


混乱ののち、氷解 -!




手塚、鏡見へとラケットを突き付ける

互いの足は既にコートという戦場の上

舞台は既に整っていた・・・・・!




手塚: 「俺が勝ったら…先程の返事をしよう。そして、お前は日本に残ってもらう・・・」



武蔵: 「…ククク…いいだろう。ただし、俺が勝ったら… 腕一本・・・とる・・・!」




ざわ・・・  ざわ・・・







手塚国光vs鏡見武蔵


後に伝説となる男二人の、戦いの火蓋が切って落とされた -------











なんだこれは

勝ったら腕一本とか言いだすお兄ちゃんは・・・ さすがに嫌かな・・・

明日は台風の影響が酷そうだし、いい加減もう寝よう。

手塚お誕生日おめでとうございましたっ・・・・・!