今年の発表会コンセプトは「1人1人が輝くステージを目指す」ということと、「バレエ経験者たちにスポットを当てる」ことに決めました。
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そして、それを実現するためにどうすれば良いのか考えた私は、まず今年の発表会で生徒達のレッスン風景を上演することにしました。
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次に、舞台のサイズにあわせて、少人数ずつで踊ることにしました。
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それから、1人1人の個性や雰囲気、年齢的なことも考慮してキャスティングすることにしました。
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次に、それぞれの人が似合う役う役や作品はどのようなものか、1人1人の個性や雰囲気を考えながら全体の構成を決めていきます。
まず、ずっと前から上演することを決めていた、ドン・キホーテの“夢の場”というシーン。
ドン・キホーテはスペインのお話しですので、この作品を色でいうなら赤と黒。情熱的な雰囲気の作品中、唯一パステルカラーになるシーンであり、全員がクラシックチュチュを着て踊る幻想的なシーンです。
主役がいて、準主役がいて、ソリスト(1人で踊る場面がある上手な人達が踊る役)がいて、コールド(群舞)がいる、バレエをよく知らない人達が“バレエ”と聞いてすぐに思い浮かべる、いかにもクラシックバレエらしい雰囲気のシーン。
このシーンは私の中では、才能のあるユース(若手)が経験を積むのに丁度良い作品だと位置づけています。
ですから、ここは今回は若手の人達に踊ってもらうことに決めまていました。
また、衣装がクラシックチュチュですので、私から見てスタイルが良い人はぜひこの役を踊ってもらいたいですし、本人がクラシックチュチュに憧れている人や、脚を見せながら踊ることに抵抗がない人(普段の会話やレッスンの時に着て来る洋服などから判断します)なども優先的に選びました。
チュチュは超ミニ丈ですし、脚を見せるための衣装ですので、ある程度の覚悟が必要になるからです。中にはダイエットのためにあえてチュチュを着たがる人もいるくらいのプレッシャーですので、まだバレエの舞台歴が少ない人や、短い丈の衣装で踊ることに慣れていない人は、クラシックチュチュで落ち着いて踊れるようになるまで、もう少し待つことにしました。
そしてベテランさん達の役について。
ベテランさん達の多くは大人からバレエをはじめた人達で、昨年の発表会でソリストを踊っています。(昨年のコンセプトは『大人からバレエをはじめて頑張っている人にスポットライトをあてる』でしたので。)
そうなると、今年はバレエ経験者達がメインを踊りますから、ソリスト以外の役になりますが、ドン・キホーテの中のソリスト以外の役というのが、踊っている本人はとても楽しいのですが、びっくりするくらい1人1人は目立たない役が多いんですね。ソリスト役の数も昨年の“眠れる森の美女”に比べると少ないのです。
(今年はコールドなしで、全員ソリストにすることにしたのも、こういうことが理由の一つでもありました。)
演技の練習にはなるのですが、それはこのメンバーはすでにもう何度も経験してきていますので。
それなら、ドン・キホーテ以外の小品集に彼女達に似合う作品を持って来て踊ってもらったほうが良いのではないかと思うようになりました。
練習熱心で、1人をのぞいてはバレエ歴も長く舞台歴も多く、バレエ愛がとても強くて深い人達。
彼女達にもっとも似合いそうな役を考えに考えて、選んだのがこちらの作品です。
『パ・ド・カトル』
バレエ通の方達はこの写真を見ただけで作品名がすぐにわかるくらい、とても有名な作品です。
なぜこの作品を選んだかは次回お話ししますお楽しみに
つづく
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