先日のキャスト発表と同時に、今年の発表会のコンセプトも発表しました。
コンセプトその①
「バレエ経験者達にスポットライトを当てる。」
昨年のコンセプトが「大人からバレエをはじめて頑張ってきた人達にスポットライトを当てる」でした。
目立つ役は大人からバレエをはじめて、地道にコツコツ頑張ってきた人達が踊り、センターも大人からバレエをはじめた人が務めました。
そして、バレエ経験者達はその後ろでコールド(群舞)として、文句一つ言わすに主役・準主役・ソリスト(1人で踊る役)の人達を支えてくれました。
経験者さん達が後ろで綺麗に踊ってくれたおかげで、深みのある舞台になりました。
今年こそは、その実力を思う存分発揮してもらおうと思っています。
バレエ経験者さん達は、サクラバレエに入るまでにすでに、たくさんのレッスン時間、たくさんの舞台経験を積んできています。
厳しい先生に叱られながら何年も頑張ってきたのです。1度バレエをやめたのに、「やっぱりバレエが好き」だということに気がついて、もう一度踊ることを決めたのです。
普通の子供中心のバレエ教室では、バレエ経験者さんでも大人であれば、大人クラスでレッスンを受けることが一般的です。
本人が希望して先生が許可すれば、高校生クラスに混ぜてもらえますが、少数です。
そして、どちらの場合でも発表会では大人からバレエをはじめた人と一緒に“そんなに重要ではないシーンを大人クラス全員で1曲踊って終わり”であることが多いです。
主役や目立つ役は高校生、中学生が独占します。
(だって普通のバレエ教室は学生さんのためのバレエ教室ですから!)
大人クラスにいればもちろん、たとえ高校生達と一緒にレッスンを受けていても、大人は大人、“枯葉も山のにぎわい”的なポジションを割り振られることが多いです。
ところが、サクラバレエでは実力や経験があれば、チャンスはいくらでもあります。
ケガを防ぐためにレッスンはきちんと受けていないといけませんが、発表会までケガなく踊りきれそうで、「この人になら重要な役を任せても大丈夫」「この先生ならついていっても大丈夫」という信頼関係がお互いに出来ていれば、主役・準主役・ソリストなどの主要な役を任されることも少なくありません。
ただし、うちのスタジオは「上手な人がエライ」という従来のバレエ界の常識は適応されません。
上手だろうが、先月バレエをはじめた人だろうが、人としては平等です。
残念ながら、美しく踊れるからといって人間としての価値が高い訳でもエライ訳でもないのです。
キャスティングはだたの適材適所。
役に良いも悪いも何の意味もありません。
そこにどんな価値を持たせてどんな意味がある役にするのかは、自分次第です。
それに、サクラバレエの場合は発表会にコンセプトがありますので、毎年どこにどんな役でキャスティングされるかはわかりませんが、それを気にしない人はとても貴重な経験が出来ると思います。
発表会が毎年なため、参加費も普通のバレエ教室よりかなり抑えています。
練習は基本的にレッスンの時に行われます。毎週日曜日に集まって練習なんてことはありません。
発表会に向けた自習もあり、スタジオを使って練習出来ます。
合同練習やリハーサルに参加出来なくても、参加OK!(自分が大丈夫なら)
何曲踊るかや、トゥシューズを履くかどうかや、衣装などもある程度希望を聞いてもらえます。
普通のバレエ教室ではちょっとありえないくらい好きなこと、やりたいことが出来るのが、サクラバレエです。
バレエが大好きで、バレエ音楽が大好きで、踊ることが大好きなバレエ経験者メンバー。
今年は自分らしく、のびのびと踊ってもらえたらと思っています。
「昔踊っていた頃よりも、今踊っている自分が好き!」
いつかそういう風に思ってくれたら良いなと思っています。
つづく
◇
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