だけどね、思ったんです。
やはり心=感情が呼ぶんだな、と。
心に「怖れ」や「不安」があると、それらが身体に出てくるんだな、と。
先日コーチング・レッスンで「感情」について学びました。
心に響いたのは、このことでした。
人間は、体験に対して色をつけたがる習性がある。
事実をただ、事実として何も感情を入れず「ただ見る」ことは、勇気がいることですよね？
ついつい自分の過去の体験が作ったプログラムのフィルターを通し、その出来事に色をつけてしまいがちです。
その出来事に対して「いい、悪い」とジャッジします。
わかりやすく被害者、加害者、の位置づけをする、ということね。
それが、心地良いのです。
何だか、わかる気がしますよね？
その事実だけを淡々と見つめること。
目の前で起きていることを、感情を入れずに観察すること。
ジャッジせず、ただ見ること。
言葉に書くと簡単ですが、なかなか難しいですね。
自分の持っているプログラム、というフィルターをなくすことは、喜怒哀楽を消してしまう事。
感情があるからこそ人間だ
と言えばその通りですが、人はなかなかフィルターを手放したくない生き物です。
これを学びながら、以前書いた小説「アビエス・フェルマ」のことを思い出しました。
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「イレモノは、感情を持つからこそすばらしい。
そのことをこの星で、学んだんじゃないの？
「感情」は、厄介。たしかに。
取り扱い注意の、爆発物のようなものよ。
だけど、イレモノたちはその感情を使い
幸せになることを知っている」
つい向きになって連珠に向けて、矢を放った。
連珠は静かにその矢を受け取り、抜きながら告げた。
「ほら、きみも今、「感情」という厄介なものに、取り込まれた。
いったんここに取り込まれたイレモノは、自分自身をコントロールすることが、むつかしくなる。
この星では一番大切で、一番厄介なイレモノを動かすパワーのみなもと「自分の感情」をコントロールするすべを、誰も教えていない。
行われている教育は知識をつめこみ、大多数が生存しやすい環境に適応しやすいイレモノを、作り上げているだけ。
だから、そこについて行けないイレモノが、いくつも出てくる。
彼らは、感情に取り込まれ引きこもったり、あるいは暴走したりする。
「不幸」や「絶望」と呼ぶものに、引き込まれていくものも多い。
イレモノは、一体いつになったらこの「感情」とやらを、手放すんだろう。
それらがない世界、というものを創造できるのだろうか？ 」
「そんな世界、創造しなくてもいい！
誰もがみな、同じ感情
誰もがみな、なにも感じないような・・・
そんな世界なんて・・・
わざわざ来る価値もないよ！！
ねぇ、連珠見たでしょう？
乃樹が亡くなった時、たくさんの人が乃樹のことを悼んだよ。
乃樹のために、泣いたんだよ。
それが「感情」からくる、慈しみや憐みの気持。
愛、という不思議な感情。
この星のイレモノがもつ、美しいところ。
善いところ。
その善いところを伸ばすすべを、教えたらいいんじゃないの？
「感情」のコントロールのコツさえつかんだら、この星のイレモノたちは、もっともっとすばらしいことができるよ。
イレモノたちは「感情」という厄介なものを持っているから、「不幸」や「絶望」を体験したあとにやってくる「幸せ」という満たされた感情が、わかるんだよ。
ありがたい、とか、満たされている、とかいう気持ちが湧いてくるんだよ。
わたし達のように、満たされているのが当たり前、輝くのが当たり前になってる世界にいたらなにも感じないの。
大きな不幸もない代わりに心を揺さぶられるほどの、幸せもない。
どっちが良いのか、わたしにはわからない。
でも、イレモノたちは、あきらめていないよ。
つねに自分を満たし、幸せになることを、あきらめていないんだよ！ 」
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これを書いた時も宇宙に書かされていました。
だけど、今も改めて読んでみて、そうやな～と思います。
人間にとって一番厄介で、幸せを感じる思いであり波動
それが、感情。
この「感情」をどう取り扱うかうか、が人生の達人になるコツ。
まず、ここから意識してみませんか？
何か出来事が起こった時、一切過去の記憶や感情のフィルターを手放す。
ただその事実のみを見る努力をする。
今、あなたが悩んでいることや人に対しても、そう意識してみて下さい。
すると何かが見えてくると思いますよ！
自分の感情をコントロールできるのが、人生の達人
ネガティブアタックも、呼び寄せないようになりますよ！
未来のカケラ・・・【世界一短い、未来から愛が届くエール小説】
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叶うことを知っているから、鮮明に思い描けた未来”バリの神様”
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宇宙ビジョン作家 人響三九楽ヒビキサクラ
