音楽ライターさんの片手間ブログ -48ページ目

2001年の記録より抜粋

戦って生きていけばいくほど、自分の中の深い愛情を見つけていくんだよ。

実際そうだったしね。それが本物なんだと思うよ。やっぱり。



ブラジルのロミオとジュリエット

今日はブラジル人の知人を交えて、コロンビアン・パーティーを楽しみました。

コロンビアって言われても、普段あんまり知る機会はないよね。

シャキーラとかフアネスといったミュージシャンはコロンビア出身なのは

有名だけど。後はたまにゲリラとか誘拐とかのニュースがテレビで流れるだけ。

でも実際現地に3年間住んだ人に言わせると、変な所に行かなければ、

ニューヨークより安全なんだそう。でも一人では旅行に行かない方がよいとのこと。


真ん中の写真はコロンビアの伝統的な料理、トウモロコシの皮で

ジャガイモと牛肉を包んだもの、これは一度食べたら止まらないおいしさです。

一番下の写真、白いのは一見豆腐かなと思ったけど、チーズなんです。

このチーズとグアバのかたまりを一緒に食べるのが正しい食べ方。

これはコロンビアだけではなく、ブラジルでも愛されてるデザートなんだそう。

あまりの相性の良さに、ブラジルでは「ロミオとジュリエット」とまで呼ばれてます。

どっちがロミオでどっちがジュリエットなのかは謎ですが。

コロンビアの人が最初日本に来たとき豆腐をこのコロンビアチーズと勘違いして、

グアバと一緒に食べて悲惨な思いをしたこともあるらしいです。

それ以来4年間豆腐を食べることもできなくなるほど衝撃的な組み合わせだったらしく。


でもブラジル人の食欲ってすごいんだ、

お客さんとしてブラジルの家庭に遊びに行った日には、

「朝食と昼食とおやつと夕食を一日各2回は食べさせられる。」

のだそう。大盤振る舞いでもてなしてくれるけど、

全部食べないとすごい悲しい顔をされるんだそうです。

一ヶ月のブラジル滞在で11キロ体重が増えた人も実際にいるんだそう。


食欲旺盛・元気いっぱいな南米の皆さん。

でもそれが幸せの秘訣なのかも。








フランス人はその11分9秒を我慢できない

けっこう昔なんだけど、「セプテンバーイレブン」という映画を見に行きました。

フランスだけじゃなくて、イランとかイスラエルといった各国の映画監督が、

「2001年9月11日」をそれぞれの視点でとらえた短編映画集です。

それぞれが11分9秒1フレームという手法で撮影されてます。


フランスからは「男と女」で有名なクロード・ルルーシュが参加してます。

観にいった日に映画館の中にフランス人(たたずまいで分かる)のカップル

がいたんだけど、たぶん彼の映画が目当てだったんだろうね。

ルルーシュがなんと無声映画を創ってきて、時折日本語の字幕が入るけど、

彼らは日本語ができないからわからなくって。

「いったい何だこれは、馬鹿げている。」といわんばかりのジェスチャーを見せて退席したの。

本来なら多様な視点、文化の多様性が大切なテーマの一つだったと思うんだけどね。

その後のブルキナファソ-昔あのトルシエさんがサッカーの代表チームの監督をやっていた国-

の「ビン・ラディンを探して」は大爆笑もののおもしろさだったんだけど、しかもフランス語だったし。

アフリカのフランス語はフランス語じゃないのかしら?

でも日本にいるなら日本語勉強しなよって思うけどね。

映画の字幕を見るのだって勉強方法だと思うけど、日本語だと違うのかな?


「好奇心の欠落」、たしかエマニュエル・ベアールもそんなことを言っていたような気が・・・。


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