バスの窓から見たニューヨーク
こんにちは。SAIONです。
暖かくなってきましたね。
今日は久しぶりの作品紹介。
今回はアメリカの青春映画風に作ってます。
まだ早いけど、夏を感じて下さい。
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MY CLOSURE, MY SUMMER OF LOVE ( 旅の終わり 我が夏の恋 )
どうして君を失えるだろう?
どうして君を忘れられるだろう?
僕が誰だったかを覚えていてくれる最後の人かもしれないのに
最後のアメリカでの夏
君が突然となりの席に移ってきた それが全ての始まり
教室の中 誰がどう見ても奇妙な組み合わせだった2人
金曜の夜のSOUTH STREET
川の向こうのNEW JERSEYの夜景
バスの窓から見たNEW YORKの街並
夜中の3時でもひどいにおいのするCHINA TOWN
RITTENHOUSE SQUAREに降る通り雨の音
7年前と何か変わったろうか
”ブーツの先までバカ丸出し”の男が大統領になり
あらゆる口実を見つけて世界に警棒を振り下ろしている
打ち割られたショウウィンドウ
勢いあまって星条旗を燃やした人 運悪く騎馬警官に踏まれてしまった人
最低限誰も撃たれなかったと笑った夏の午後
帝国に変わってしまったの?
神の全権代行者を気取る連中が黙示録ごっこをしているだけ
彼らは神を道具にしてしまった
君の良心に変わりはないと思いたい
この国もたいしてかわらないよ
打ち下ろされるのは警棒ではないけれど
たくさんの人が血を流して倒れている
でも個人的な反抗だけはあきらめてはいけないって
君が教えてくれたこと
旅の終わり 我が夏の恋
走り去る路面電車の中から見た君の姿が旅を終わらせてくれた
忘れない ずっと
あの夏の夜 BALTIMORE AVENUEで起きた奇跡の瞬間を
あの夏を閉じ込めて また歩き出す
封印した愛は永遠に変わらないけれど
もっと長く自分を知ってくれる人は必ずいるから
まだ人生が魔法を失ったなんて思っていないから
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やっぱりフィラデルフィアです。
「ロッキー・ファイナル」はやっぱり見に言っちゃうんだろうなぁ。
あー、フィラだ。懐かしいって感じで。
ロッキーの像とかもあるんですよ。実は。
コールド・ケースを見ると妙に切なくなります。
永遠の夏って感じです。
ヒットチャートはゴミの山
以下、1997年の記録より抜粋。
「頼むからそんな音楽は止めてくれ。
どうにかなっちまいそうだ。
愚にもつかない拡大再生産にはもうウンザリさ
今 生きることはこんなにも曖昧さ。
俺の機嫌も悪くなる一方だ。」
俺は最近の音楽シーンには不満を持っているんだ。
あまりにもつまらない薄っぺらな言葉が多いから。
「音を通じて言葉を伝える歌」っていうのがだんだん減っているように感じる。
書き手の感情があんまり入ってない。
冷たいし、血が通っている感じがしない。
だんだん人がコントロールされた感動に慣らされてきてるんじゃないかな。
誰も感動の本質に迫らないわけだから、芸術性みたいなものがどんどん薄れてきてる。
洗脳されて来ちゃってるよね。みんな。
だから自分がこれだ!!と思うもの以外は極力避けてる。
消費感覚が敏感なのと感受性が豊かなのは基本的に別物だよ。
物やメディアが垂れ流してくる流行や情報につられるのと、
インスピレーションに反応できるのとじゃ全然違うからね。
両者のひらきは相当でかいよ。
今のヒットチャートを見てみなよ。
はっきり言ってゴミクズの山だよ。
それが何百万単位で垂れ流されて消費されている。
屈辱だよ。本当に。
最近のミュージシャンの詞を見てもさ、悪いけど俺は好きにも
なれないし、尊敬もできないね。本当に。
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あれから10年。
時代と戦えるバンドはもはや絶無。
どうしようもなく落っこちた状態で不況。
当たり前だよな。
どこの業界でもアートのことなんか気にもしてない金の亡者
に必要以上の玩具を与えればダメになるんだよ。
やつらが作った情報の檻から出なかったら。
疑問も感じない奴等の世界を抜け出さないと。