フランス人はその11分9秒を我慢できない | 音楽ライターさんの片手間ブログ

フランス人はその11分9秒を我慢できない

けっこう昔なんだけど、「セプテンバーイレブン」という映画を見に行きました。

フランスだけじゃなくて、イランとかイスラエルといった各国の映画監督が、

「2001年9月11日」をそれぞれの視点でとらえた短編映画集です。

それぞれが11分9秒1フレームという手法で撮影されてます。


フランスからは「男と女」で有名なクロード・ルルーシュが参加してます。

観にいった日に映画館の中にフランス人(たたずまいで分かる)のカップル

がいたんだけど、たぶん彼の映画が目当てだったんだろうね。

ルルーシュがなんと無声映画を創ってきて、時折日本語の字幕が入るけど、

彼らは日本語ができないからわからなくって。

「いったい何だこれは、馬鹿げている。」といわんばかりのジェスチャーを見せて退席したの。

本来なら多様な視点、文化の多様性が大切なテーマの一つだったと思うんだけどね。

その後のブルキナファソ-昔あのトルシエさんがサッカーの代表チームの監督をやっていた国-

の「ビン・ラディンを探して」は大爆笑もののおもしろさだったんだけど、しかもフランス語だったし。

アフリカのフランス語はフランス語じゃないのかしら?

でも日本にいるなら日本語勉強しなよって思うけどね。

映画の字幕を見るのだって勉強方法だと思うけど、日本語だと違うのかな?


「好奇心の欠落」、たしかエマニュエル・ベアールもそんなことを言っていたような気が・・・。


映画に関しての情報はこちら、すでにDVDになってます。



http://www.kanshin.com/keyword/347341