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突き指と言えば、バレーボールやバスケットボール、野球などの球技をしている人なら誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

わりと軽くみられがちの怪我で、怪我をしてもそのまま放置というのはよくある話。しかし、その「たかが突き指」が実は大事につながることもあります。

今回は、そんな突き指に関して、ぜひ知っておいて頂きたいことをお伝えします。



突き指とは?


突き指とは、指先から外力が加わり指の関節にダメージが加わる外傷のことです。球技などのスポーツで発症することが多いとされています。突き指は、軽く考えられがちですが、中には指の腱断裂、裂離骨折、関節脱臼することもあるため、放っておかず早期に来院してください。エコー検査をやり、状況によっては紹介状で整形外科受診も考えられます。





自宅でもできる応急処置


①無理に動かさない

突き指をしてしまった時には、無理に動かさないことが重要です。突き指のようなケガのことをスポーツ外傷と呼んでいますが、原則としてまずは安静にすることが求められます。

もちろんスポーツ外傷という名称がついているからといって、日常生活で突き指をしないわけではありません。何はともあれ、突き指をしたらまずは安静を心がけましょう。


RICE処置をおこなう

突き指をしてしまったら、まずはRICE処置と呼ばれる応急処置をおこないます。

Rest(安静)

Ice(冷却)

Compression(圧迫)

Elevation(挙上)

突き指をしたら患部を動かさないようにしてアイシングをおこない、包帯などで圧迫し、心臓よりも高い位置で保定することが基本となります。

RICE処置をおこなうことで痛みを軽減し、症状の悪化を防ぐことが期待できます。


 サポーターやテーピングをする

突き指が治りきっていないのに試合に出なければならないような場合、サポーターやテーピングをすることで、二次的なケガを予防することが期待できます。

突き指をしやすい競技の場合、あらかじめサポーターやテーピングをすることもおすすめです。


突き指の豆知識


 「突き指は指を引っ張れば治る」は逆効果です。

突き指をした場合、指を引っ張れば治ると聞いたことがありませんでしょうか?

医学的に見て、指を引っ張れば治るということに何の根拠もありません。一口に突き指といっても症状はさまざまで、場合によっては剥離骨折や脱臼を起こしていることもあります。そんな時に指を引っ張ってしまっては、かえって傷口が開き症状を悪化させてしまいます。



②突き指はクセになります

突き指をしたときにしっかりと治しておかないとクセになります。突き指後は靱帯がゆるんだ状態になり、再発リスクが高くなります。捻挫グセって足首などで聞いたことがあると思います。それと、同じ状況です。


突き指の治療法


①エコー画像検査

問診・視診・触診と併せて正確な病態の把握ができます。エコー(超音波)は、放射線を浴びることがないので妊婦や高血圧の方にも安心安全な観察法で厚生労働省にも認められています。エコー検査では、骨折・骨の変形・肉離れ・腱断裂・捻挫による靭帯損傷などを映像で診ることが可能です。


②超音波骨折治療器 


プロスポーツ分野でも多く活躍しており、無痛・無感覚の極めて安全なエネルギーです。効果としては、低出力超音波で骨折部位の治療期間を約40%短縮します。突き指や関節、腱の痛みを軽減し早期回復を促します。突き指をして少しでも早く治して試合に間に合わせたい方

毎日かければ効果は高いです。

 


③手技治療

マッサージや筋膜リリース、運動療法などを使って痛みの回復や機能改善を促進させます。

固まってる筋組織の癒着をとる事により、筋肉や筋膜の滑走を良くします。

特に肩関節に関わる肩甲骨の動きをつけたり、PNFで可動域を改善させます。


治癒する期間


軽傷の打撲、捻挫→23週間

腱断裂→68週間

骨折→56週間

くらいとなっています。ただし、治癒期間は個人差がありますので、症状に合わせて適切な治療を受けることをお勧めします。


まとめ

子供の突き指は油断してはいけない理由は分かりましたか?練習中や特に試合期間中は我慢してしまったり、適当に処置を済ませてしまうことも少なくありません。ただ、ちゃんと治しておかないと再発リスクが増しますし、後遺症を残す可能性もあります。

スポーツを長く楽しむためにも、日常生活に支障を来さないためにも、突き指はしっかりと治しておくことが重要です。突き指が疑われるようなときには、その判断などもエコー検査にて確認でき整形外科Dr.との提携も有りますのでご紹介も可能です。

いつでも、ご相談お待ちしております。


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