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骨端症は、成長期にみられる成長軟骨の異常です。骨の先端部分にある成長軟骨に、血流障害が発生し、壊死が起こっている病態を言います。成長期は組織修復力が高く、ある程度まで症状が進むと好転し治癒に至りますが、症状の悪化が進んだ場合は後遺症をもたらす場合もあります。


シーバー病とは?


10歳前後の男児に多くみられる病気で、かかとの軽い腫れ、圧痛、歩行時痛がその症状です。シーバー病とは、発育期の成長途上のかかとの骨の端(踵骨骨端部)に負荷がかかることで、骨の壊死や骨軟骨炎が生じ、痛みなどの症状を引き起こす病気です。

いわゆる「成長痛」とは異なります



シーバー病の原因


①扁平足


扁平足とは、足の裏の土踏まずの構造が潰れて足の裏が平らになった状態のことを指します。体重を効率よく支えるアーチ状の構造が形成されている土踏まずがなくなってしまうため、足裏全体が地面についてしまう状態になります。特にジャンプや長距離走などを行うスポーツ選手に多く見られます。

アーチがないと、着地の時の踵への負担が増えます。


②外反母趾


外反母趾とは、足の親指が隣の指に向かって曲がってしまう変形の病気です。

健常な足には縦のアーチだけでなく横のアーチがあります。外反母趾ではこれらのアーチが崩れ扁平足になると、足の親指の付け根の関節にある骨の突起が徐々に成長し、時間の経過とともに足の指が内側に向いてきます。原因は遺伝性足の変形、出生時の構造異常、足の怪我などが考えられます。母趾が痛いと地面を蹴れなくなるので踵に重心が集まりやすくなります。


③足関節の柔軟性


足首は、脛骨と距骨の間にある関節で、前後左右に動くことができます。柔軟性が高いと、スポーツや日常生活での動作がスムーズに行えるようになります。逆に、柔軟性が低いと、運動能力が低下したり、怪我をしやすくなったりすることがあります。それにより、足底への圧力が増して足への負担が増えます。

 


治癒する期間


シーバー病の治療期間は、個人差があります。早期に発見でき、早く治療や予防ができるようなケースであれば1カ月~2カ月程度で回復する場合もあります。しかし、長期化するケースは多いです。自覚症状が少ないことで、周囲も気づかず、受診せずに運動を続けてしまうことも多いためです。そのため症状が長引いてしまい、状態によっては長期的な治療を必要とするケースもあります。レントゲンで回復を確認しながら、少しずつリハビリを行う必要があるため、そのような場合は完治まで1年~数年程度かかる可能性があります。


シーバ病の治療方法は?

 超音波 US-750


この治療器は2つの周波数により、皮下浅部・深部の治療ポイントに合わせた的確な照射が可能です。温熱作用と音圧作用により、身体の深いところまで温めて血流を良くしたり、筋肉のコリをほぐしたり(マッサージ効果)、シーバー病の溜まった腫れや老廃物を除去するなど幅広く使用することができます。


②インソール


👇詳しくわ👇

https://www.fbsl.tokyo/



当院でも取り扱ってます。インソールの販売とパッティングを行っています。インソールをやる事により、踵の痛みや疲労の軽減、衝撃の吸収、アーチサポート、着地の安定に繋がります。シーバー病の痛みの軽減が見られて好評です。

そして、パッティングといって一人一人の足の歪みや癖を調整する事が可能です。是非、お試しください。


③キネシオテーピング


キネシオテーピングは、筋肉の機能を正しくもどす、血液・リンパ液の循環を良くする、痛みを抑える、関節のずれを正すなどの効果があります。それにより、踵やアキレス腱への痛みの手助けになります。インソールと比べ直接的にアプローチできるので両方合わせてやる方も多いです。


まとめ


小児に多い骨端症は侮れません。早期治療が大切になります。ジュニアアスリートは早期発見と早期治療が大切となります。その為に、少しの異変や動きで家族や周りの人達が気付いてあげる事です。

シーバー病は初期症状から、継続的に治療が必要となります。アスリートは治療しながら少しでも痛みが軽減する方法でプレーできるようにサポートします。その判断などもエコー検査にて確認でき整形外科Dr.との提携も有りますのでご紹介も可能です。

いつでも相談お待ちしています。


👇院内情報です👇


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