子供に多いオスグッドって何？

骨端症は、成長期にみられる成長軟骨の異常です。骨の先端部分にある成長軟骨に、血流障害が発生し、壊死が起こっている病態を言います。成長期は組織修復力が高く、ある程度まで症状が進むと好転し治癒に至りますが、症状の悪化が進んだ場合は後遺症をもたらす場合もあります。

子供に多いオスグッドって何？

正式名称は「オスグッド・シュラッター病」であり、下腿骨の脛骨粗面が隆起し、腫れと痛みが生じます。大腿四頭筋に引っ張られ、成長軟骨が剥離すると痛みが生じます。

オスグットは、筋肉が発達し、運動量が増える小学校高学年から中学生にかけての成長期に多く見られる骨端症でオーバーユース障害のひとつであり、膝を曲げると痛みを感じるようになり、ひどい場合には歩くことさえ困難になってしまいます。陸上、サッカー、バレー、バスケなどジャンプ系と走る系の球技に多いです。

オスグッド病の原因

10～15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎると、発生します。

大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。

治癒期間

痛みがなくなればスポーツは可能です。
発症後、急性期は3～6ヵ月はスポーツをすると症状が強くなるの無理はできません。その後は痛みが無い程度に運動を始めて大丈夫です。

痛みが治っても、脛骨粗面の隆起部分は残ってしまう場合が多いです。

オスグッドとジャンパー膝の違い

・ジャンパー膝

　ジャンパー膝は、膝蓋骨と脛骨をつなぐ膝　

　蓋腱の損傷によって生じる痛みのことです。

・オスグッド・シュラッター病

　脛骨粗面に痛みがでる骨端症です。靱帯や腱　　でなく骨自体に影響がでます。

　将来隆起が残る場合が多い。

成長痛との違い

オスグッドの治療方法は

① 超音波 US-750

この治療器は2つの周波数により、皮下浅部・深部の治療ポイントに合わせた的確な照射が可能です。温熱作用と音圧作用により、身体の深いところまで温めて血流を良くしたり、筋肉のコリをほぐしたり(マッサージ効果）、オスグッドの溜まった腫れや老廃物を除去するなど幅広く使用することができます。

② 超音波骨折治療器

プロスポーツ分野でも多く活躍しており、無痛・無感覚の極めて安全なエネルギーです。効果としては、低出力超音波で骨折部位の治療期間を約40％短縮します。オスグッドを少しでも早く治して試合に間に合わせたい方におすすめです！なるべ毎日かけたほうが回復は早くなります。

③マスターパルス(体外衝撃波)

〜オスグッドは難治性なので早く治したい方にオススメです〜

その為には、特別な治療器が必要です！！

衝撃波とは、音速を超えて伝わる圧力波を示します。整形外科分野では主に腱障害の除痛や組織修復に効果があるとされ、さらに骨の疾患に対しても治療により効果があると報告されています。

痛みを感じる神経(自由神経終末)を変性させる効果、神経内で痛みに関与する伝達物質の減少や炎症に関与している物質の発言抑制での除痛効果、また血管新生や成長因子の生産により組織修復が促されることで除痛効果が得られると報告されています。

まとめ

オスグッドとは何か理解して頂きましたか？

子供に多い骨端症なので、スポーツに携わる方分かってると対応がしやすいです。骨端症は基本的には治るのに時間がかり、成長期に関係する怪我になります。痛みが有りながらプレーしてる事多いですが知識やセルフケアなども知っておくだけで痛みを抑える事も可能です。

その指導などもさせて頂きます。また、オスグッドの状況などもエコー検査にて確認でき整形外科Dr.との提携も有りますのでご紹介も可能です。

いつでも相談お待ちしています。

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