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積水ハウス シャーウッド 2021年6月末完成
現在は完成までについて、時系列で不定期にブログ更新中
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2020年の10月上旬に気になる土地を見せてもらい、そこから間取りを少しずつ考えて、12月下旬に無事間取りが確定となりました
間取りが決まると役所に建築申請というものを出すそう
建築申請を出す際は、家の大きさや形、窓の位置や柱の位置は決める必要がありますが、部屋の壁などは後から変えることができます
また窓の大きさ程度であれば、軽微な変更として後でも修正可能と言われていました
12月末に確定してからは、設計士さんからの提案で壁を5cmずらした、とかはありましたが(これは申請には関係ないはず)、間取りを変更することはありませんでした
ということで、構造に関連する金額はこの時点で決まり、あとは設備や内装での金額調整でした
先日こちらの記事に予算オーバーにならないためにエクセルを使った管理を書きましたが、今回は間取りに関連する減額調整です
こちらに書いたように400万円オーバーからスタートし、最終的には減額調整によって予算内にしたのですが、構造上の減額調整で何をしたかを書いていきたいと思います
①太陽光
こちらの記事に理由を書いたように、最初にやめました
当初は3 kw設置予定の見積もりでした
割引を考慮しないと、純粋に太陽光をやめたことで100万円ほど減額になりました
②屋根
太陽光一体の瓦の屋根から、太陽光をやめたので、瓦もやめてスレートの屋根にしました
耐久性としては瓦の方が上と言われていますが、積水ハウスの場合は30年保証があるので、安価なスレートでも良いと判断しました
また屋根の角度も、スレートの場合は4寸から2,5寸に変えることができ、屋根の量が減ることで減額できました
屋根を変えることで、屋根に付随する雪止めや軒先も変更となりました
⑥に書いた床面積を削ったのと、屋根を変えたことで50万円ほどの減額
屋根の変更は意外と大きかったです
スレートの耐久性はこれから分かることですが、保証があることを考えると、私たちは減額対象にして良かったと思っています
ちなみに積水ハウスは軒が長いのですが、家の裏側とかはだいぶケチっています
逆に家の正面だけはちょっと見栄えを意識して立派にしました
積水ハウスは長い軒も特徴の一つだったりするので、最初の提案では軒が立派なこともありますが、必要なければ短くするのも減額になります
細かい内装で減額するより、軒を短くするほうが大きな減額になったりしますよ
③エネファーム
太陽光同様、こちらの記事に書いたようにやめました
エコジョーズという普通の給湯機にしました
エネファームからエコジョーズに変えたことで60万円ちょっと減額されていましたが、床暖房の割引が減ったりもしたので、実際は30万~40万円程度の減額かなぁと思います
④HEMS
これはエネルギーを見える化するものです(詳しくはこちら)
太陽光をのせていれば、今どれくらい発電して、どれくらい電気を使っているかを確認出来たり、IoTに対応していたりするので、今政府が設置を促進しているものです
が、我が家の場合は太陽光のせないのと、IoTに全く興味がないんです
そのためHEMSの設置はしたくないと伝えたところOKをいただけたので、やめることにしました
中には太陽光をやめても、設置がマストのメーカーもあるかもしれないです
最初HEMSをやめたいと伝えたところ、積水ハウスはほぼ全てのお家についているから、厳しいかもしれないと言われました
もちろんついているとメリットもあり、異常があった際に積水ハウスのカスタマーサポートに自動で連絡がいくとか、そういった便利な機能もあるようです(詳しくは聞いていないので間違っていたらすみません)
HEMSはモニターも大きそうだし、正直スイッチ類が多いのも邪魔で嫌だなと思っていました
こういったものがあればあるほど、壊れるリスクが高まるので、私はあまり設置したくないと考えるタイプです
結局HEMSも電気を使っているわけだし、何もないほうがシンプルでお金がかからなそうと思ってしまったり笑(比較してないので個人の感覚でしかないですが)
HEMSをやめたことで、25万円弱減額できました
⑤ベランダ
1番最初の間取りは一般的なものが出てきたのでベランダがついていましたが、即やめました
そのため最初の見積もり段階から削っていたので金額が載っていなくて、正直いくら減額したのか分からないのですが、一般的には20万円前後は減額になるはずです(もっとかかる場合もあると思います)
ベランダは防水の処理があるのでそれなりに高いですし、ベランダに水栓をつけたりすればそこにも値段がかかります
ランドリールームを作り、部屋干しにすることを決めていたのと、外観は凹凸が少なくてカッコ悪くなりますが、それよりも建設費用とその後のメンテナンスや掃除が嫌だったのでやめました
⑥床面積
1番減額したのはこちらです
我が家の場合は10平米、7畳くらい、3坪ちょっと減らしました
1部屋分くらい減らしたので、結構狭くなったような気がしますが、最初がちょっと大きすぎたところもあったので、完成してみるとあまり気になりませんでした
こちらの記事に書いたように、これは設計士さんのアドバイスに従って減らしたのですが、金額も減ったし、狭くなって困るということもなく、とても良い減らし方ができたと思っています
床面積を減らすと、基礎や屋根の量が減るので、その分減額となります
基礎が高い家は1階を減らす方が大きく減額できるそう
我が家は1階も2階もほぼ同じくらい減らしました
床面積を減らすと屋根や基礎、外壁と色々なところも減るので、明確にどれくらい減ったのかは分からないですが、床面積を減らすことが1番手っ取り早く減額できる方法です
一旦大きくしたものを小さくするのは勇気がいりますが、完成した家を見ると、減らしても全く問題なかったので、減らして予算内にできてよかったです
⑦天井高
積水ハウスの標準の天井高は2500mmです
しかし1階はより広く見せるため、2700mmの天井高を希望していました
2階はこちらに書いたように生活のためのスペースなので、広く見せる必要もないと思い、標準の高さから下げて2400mmにしてもらいました
これは⑥の減額と一体化してしまっていて、いくら下がったかは分からないですが、数万円から10万円くらいは影響があったはずです
こういった点はこちらから積極的に言わないと教えていただけなかったりします
我が家は減額できる部分を聞きまくったので、営業の方から教えていただけましたが、標準からのダウングレードみたいなことはなかなか教えていただけないので、SNSなどで調べて提案するのも良いと思います
⑧外壁
外壁は当初からこちらの記事に書いたようにベルバーンというものを使う予定でした
ここでサイディングに変えたら、それなりには減額できたと思いますが、ベルバーンのままにしたかったのです
ただ⑥や⑦で行った床面積を減らす、天井高を下げることで、外壁の面積が減るので減額となりました
あとはベランダがなかったり、凹凸がないのも減額要因になります
床面積を削ったり、天井高を下げたことで、10万円くらい下がりました
⑨窓
最も検討に時間がかかったものかもしれません
間取りを決める際に、どこに窓をつけるかはかなり迷いました
住宅街のど真ん中で、住宅同士も密集しています
そのため大きな窓をたくさんつけたところで、大して開けられないんです
ということで、唯一大きい窓はLDKに、それ以外は必要最低限にすることにしました
当初はトイレ2か所、お風呂、玄関に窓がついていたのですが、それらは全部やめました
トイレやお風呂はもともと窓の必要性を感じていなかったですし、SNSで必要ないと書いている方も多いです
私もすぐやめました
また玄関の窓は採光のために良いとも言われますが、私はあまり光をいれることを重要視していません笑
必要な明るさがあればよいし、そもそも今もカーテン開けずに1日仕事をしていても、何も嫌だと思わない人です笑
日に当たりたければ、週末晴れの日にもっと日焼けできるところに行きます
なので採光のための窓は必要ないと思いカットしました
さらにキッチンの勝手口や窓もなし
勝手口はキッチンから出たところで、玄関から出た方が早いという間取りなので必要なかったですし、キッチンの窓も減額のためカットしました
これは設計士さんは風の抜けが感じられないから嫌そうでしたが、私たちは風の抜けとか感じないタイプなので笑
制度上、どうしても窓をつけなくてはいけない場合、すべて小さくしてもらうことで減額しました
唯一、大きな窓を入れたのはLDKなのですが、これも窓の種類を変えることで減額しました
通常LDKの窓の多くは掃き出し窓という、窓が半分ずつになっていて、カギを開けて外に出られるタイプだと思います
しかし掃き出し窓よりも、FIX窓といわれる、窓が開かないタイプの方が安いです
しかも窓を開けられないので、1面綺麗なガラスになります
網戸もつかないので、とっても綺麗ですよ
我が家の場合、掃き出し窓1つ、FIX窓2つにしたので、FIX窓の方は一面ガラスでとても見栄えがよいです
実は多くの方は、念のため…と掃き出し窓にされるそうで、FIX窓をこれだけ思いきれる人は少ないと言われました
見栄えも良いし、1か所開けられれば十分なので、FIX窓を使うことで減額しました
ちなみに窓を減らすことと、窓をカスミにすることで、カーテンの量も減らせるので、内装の減額にもつながります
我が家は2階の窓は全てカスミにして、カーテンも減らしました
現場監督と呼ばれる方とお話した際に、「1番最初に図面を見たときに「窓が少ない!」と思った」とおっしゃっていました
理由は周りの家の窓を考慮してやめたのと、減額調整のため
掃除も面倒なので、掃除をしたくない、というのもありましたが、最も大きな理由は減額調整です
窓って本当に高くて
積水ハウスの窓は確かに断熱性に優れていたりして良い窓だとは思います
でも1枚7万~10万円は結構当たり前で、うちはリビングの天井を高くしたので、大きな窓は1枚20万円くらいしました
そのため窓を減らすだけでも、結構な額を減額できたのです
トイレ2か所とお風呂1か所、玄関1か所の窓をやめたり、必ず窓が必要な場所は大きい窓を小さくすることで、15万円くらいは減額できたと思います
間取りの減額調整で、意外とインパクトがあるのが窓です
ぜひ減額調整に苦戦している方は、検討してみてください
⑩シャッター
間取り関係の減額調整ラストはシャッター
内装にしようか迷いましたが、多分これは建築申請段階で決めておくべき内容だと思うので、こちらに入れておきます
当初はLDKの大きな窓や、寝室も窓が大きめの予定だったので、シャッターを付ける予定でした
しかも多くの方が電動にすべき!と書いているので、電動シャッターの予定でした
最終的には
すべてのシャッターをやめました
当初は準防火地域という地域なので、必ずシャッターが必要だと思っていたのです
しかしLDKの窓の場所が絶妙で、シャッターなしでもOKでした
あと10cmズレていたらアウトとか、そんなレベルだったと思うのですが、ギリギリシャッターなしにできたのです
また積水ハウスの窓はお高いですが、防犯面でも優れているそうです
簡単に割って入ることができないとのこと
我が家の場合、LDKの窓は道路から丸見えなので、割って入ろうとするとしっかり見えます
しかもそう簡単に割れないし、ホームセキュリティーもいれているので、シャッターの有無で防犯面が変わるとは思えませんでした
寝室についても、当初の窓を小さくしたのでシャッターを付けなくてOKになり、すべての電動シャッターをやめたことで、なんと50万円の減額でした
これは大きかったです
なんとなく最初はLDKの大きな窓はもちろん、ほとんどの窓にシャッターをつけなくてはいけないと思ってしまっていたのですが、なくてもOKな場合もあります
外観もシャッターない方がすっきりしますし、制度上問題ない場合、気にならない方は思い切ってやめるのも良いと思います
大きな減額調整をできるのは間取り確定の前までだと思います
内装は単価が小さいものの積み重ねなので、そこまで大きな減額は難しいことも多いです
間取り確定前に、一旦予算の確認をしておくと、大幅な予算オーバーや最後に苦しい減額調整が減るかもしれません
つづく