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マイホームブログについてはこちらのテーマにまとめています
積水ハウス シャーウッド 2021年夏前に完成予定です
時系列で不定期にブログ更新予定です
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予算の決め方についてはFPさんに相談した記事をこちらに書きました
我が家では予算内を絶対に超えないという約束で進めて、最終的に
予算からマイナス数万円
で着地しました
予算から大幅に前後させることは簡単ですが、予算ぴったりを目指すにはかなり細かい管理が必要です
ということで、我が家が行った作業は
エクセルでの管理
です
これはこちらの記事に書いた、勝手に減額されていた、というのがあったのがきっかけでした
1つ1つの項目をエクセルに記載し、見積もりが変わったら自分で数字を入力することで、おかしい部分に気づくことができるからです
また打合せ後に新たな見積もりをいただけるまで、早くても1週間から10日ほどはかかります
この間に他のことも決める必要があったりするので、前回の見積もりから最新の見積もりが出てくるまで、このエクセルで変更点を自分で反映して、計算をしていました
基礎や躯体については細かい部分は素人には厳しいので、項目ごとに入れませんでしたが、たとえば内部工事であれば
窓はどこの窓がいくらかなどの備考も記載して入力しました
見積もりには窓の名称しか書いてなかったりするので、図面と見比べて、どこの窓なのかをチェックしたりもしました
おかげで躯体と基礎以外のすべての項目が、家のどこに使っているのかを把握できました
打合せで窓を変更した場合、アバウトに金額を教えてもらっておくことで、事前に数字を差し替えることができます
数式を入れておけば諸経費なども勝手に修正されるので、前回の見積もりと打合せの結果を予想で入れたオリジナルの見積もりをエクセルで作り、新しい見積もりが出たら正しい金額に差し替えるという作業を繰り返しました
例えばエアコンは積水ハウス経由だと40万円と言われていて、家電量販店に行って話を聞くと35万円になりそうと分かったら、とりあえず35万円に差し替えて様子を見たりしていました
この作業をすることで分かること
①変更点
最初に良いと思って採用したものが、打合せをしながらやっぱり変更したくなったり、減額したくて変更したり…
大量に出てきます
すごく気に入っていても、構造上どうしてもNGだったりすることもあったり…絶対に最初から変わらない部分は少ないです
そういった変更をした際に、何が何に変わり、いくら変わったかが分かります
なぜかと言えば1項目ずつエクセルに打ち込むから
新しい見積もりを見て、前回の見積もりから変更された項目を打ち込むことで、打合せで話したことが変更されているかを確認出来るし、自分自身でも「ここを変えたんだな」という再確認ができます
②1つ1つの値段
積水ハウスの見積もりはこちらの記事に書いたように、何にいくらかかっているのかが分かります
窓1つ、ドア1つでも種類や大きさで値段が全然変わります
あの窓はこんなに高いんだ、あのドアはこんなに安いなら、こちらもあのドアに変えよう、とか検討することもできます
さらに住んでからも「あれは〇万円もしたから、大切にしないと!」なんて思ったりもすると思います
パーっと見積もりを眺めているだけではスルーしてしまうこともあるかと思いますが、1つずつ打ち込むと、1つ1つの値段をしっかり把握することができます
③誤り
これだけの項目があったら、間違えも起こると思います
特に途中の見積もりは、なかなかダブルチェックなどをして提出は難しいと思うので、誤っていても仕方ないと思いました
そこまで細かくリクエストしていたら、さすがにウザイ客になるので(すでになっているかもしれないが笑)、誤っていること自体は全く責めるつもりはなかったです
が、誤りのままではよくないので、誤りに気づいたら次回は修正いただくようにお願いしました
これも1項目ずつ見ているからこそ気づくことができます
④手数料を含めた総額
意外と盲点なのがこれだと思っています
だいたい皆さん、土地はいくら、建物はいくらって予算を立てていると思うのですが、そこに手数料が入るか入らないかで、かなり金額が異なります
土地は〇円とビラに書いてあっても、そこに別途購入の手数料、登記費用などがかかるし、建物も同様です
ハウスメーカーからもらう本体見積もりには手数料は記載されていません
積水ハウスの場合、「資金ご計画案」には、登記料金や印紙代、火災保険などの手数料も記載されていました
我が家では土地や建物に加えて、こういった手数料もすべて含めて、〇円という予算を決めていました
住宅購入に関するすべての費用をエクセルに入力しておくことで、思っていたより手数料が高かったということが起こらないようにしました
全体の価格から見たら大したことないと思ってしまうかもしれませんが、登記料金もそこそこしますし、事前にきちんと把握していることは大切だと思っています
自分の手でエクセルに入力することで、住宅購入全体でいくらかかるかを把握することができました
費用も積水で頼むか、外部で頼むか迷っていたもの(エアコンや外構など)も全部エクセルにいれて、目標と差額計算をしていました
一番疲れた作業がこの予算との闘い
なぜかと言えば、こちらの記事に書いたように
スタートから400万円オーバーしていたから
つまりずっと減額する必要があったのです
通常は、最初に標準的なものが決まり、それにオプションを追加というイメージで、やりたいことを追加して合計を出してもらい、オーバーしたら取捨選択をするかと思います
しかし我が家の場合は最初からオーバーでスタートしているので、最初から減額をしていかなくてはいけなかったのです
最初に高い設備などは見積もりに入れてもらっていましたが、それでも漏れはあるし、内装なんかは特に打合せを進めてから追加したいものがたくさんあります
そのため減額をしつつも、入れたいものを入れるので再び増額してしまったりして、常に値段と闘っていました
本来は仕様などを決めるのは楽しい時間で、最後に減額調整という作業をするところが辛いのだと思いますが、私たちは常に減額調整をしている状態だったので
ストレスが半端なかったです
笑
そもそもこの時期、すごく仕事が忙しくて、遅い日は深夜1時くらいまで自宅で仕事をして数字を見ているのに、週末も打合せに行って数字と闘うという、心が休まらない状態になりました…
時々行った週末のスキー場が本当に楽しくて、それがなかったら病んでいましたね笑
実は私は
もう二度と家を建てたくない
と言っているくらいなのですが笑、その理由の1つがこの予算との闘いが辛いからです
お金のことを気にしないで良いならもう1回建てても良いですが…
そんなわけで、実は根本として
スタートから予算オーバーしている人は危険
だと思っています
スタートから予算オーバーしている方のアルアルは
①結局予算オーバーのまま
②苦しい減額調整
このどちらかに陥る可能性が高いです
できれば契約時点で、まだ内装などを決めていない段階での見積もりは、予算よりはかなり余裕があった方がよいです
そうすればオプションも楽しく選べますし、多くのオプションを実現させることができると思います
もし我が家のようにスタートから予算がオーバーしていて、絶対に予算以内にしたい方は、ぜひエクセルなどで細かく管理してください
ここまでやればあまりオーバーしないはずです
例えば最後の最後に20万円くらい予算からマイナスになった時は、迷っていた玄関の鏡15万円を追加したりしました
ここまで細かくやると、無駄に諦めることがなくなり、また予算を大幅にオーバーすることもなくなります
結果として、私たちの中では、諦めたものはあまりなく予算内にすることができました
でも本当に疲れます
また、これができたのは積水ハウスの見積もりがとても細かかったからです
丸っとまとめられている見積もりだった場合、1つ1つの項目を見て取捨選択ができないので、ここまで細かく管理ができず、予算から乖離する可能性が高かったです
我が家のような管理をする人には、積水ハウスの見積もりはとても良かったです
どこまで細かくやるかは人それぞれですが、見積もりに誤りがないようにしたい、予算との誤差を小さくしたい方には自分で別途管理するのはとてもオススメです
つづく