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マイホームブログについてはこちらのテーマにまとめています
積水ハウス シャーウッド 2021年夏前に完成予定です
時系列で不定期にブログ更新予定です
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こちらの記事の翌週だったと思いますが、FP(ファイナンシャルプランナー)さんと相談する機会を設けていただきました
事前に記載するシートをいただき、年収、貯金額、食費や交際費など毎月使う金額を記載していきました
まずは
夫婦で年収と貯金を公開する
我が家、共働きです
年収は年に1回、確定申告の時に公開します
しかーし
貯金は伏せていました
割勘で生活していて、数か月に1回精算をするんです
どっちが何を払ったかはレシートなどを取っておいて、エクセルを使って計算します(会計士っぽいね、って結構引かれる笑)
だから財布は完全に別です
昔は貯金の話をした気もしますが、金額を公開するのはだいぶ久々です
貯金の公開をしないといけないというのは、住宅購入の際によくある話みたいですね
年収を伏せている方もいらっしゃるので、このタイミングで初めて知ったという話も
でも予算の話はとても大事なので、家を買う検討をしたら、共働きで旦那さんだけがローンを組むとしても、年収と貯金額を正確に共有したほうがよいのでは?と思います
そして次に何にいくら使っているかを考えたのですが…毎日数字を見ている仕事をしているので
家計簿とかめんどくさい
というのが本音です
他人の会社の数字は日々追いかけていますが、自分のことは全くやる気なし
ということで、食費すら、いくらかかっているのか分かりませんでした笑
でも割勘生活のため、レシートを取っていたり、エクセルに入力していたのです
さらにほとんどがキャッシュレス決済なので、何にいくら使ったかを調べられました
FPさんに相談したい場合で、毎月何にお金を使っているか分からない、さらに遡って調べられないという方は、1か月生活して生活費を把握してからFPさんに相談する方が良いと思います
間違えると、無理したローンを組めると勘違いしてしまう可能性があるので、気をつけた方がよいです
そして異常に多いレジャー費
旅行大好き夫婦
まともに旅費も計算していませんでした…
で、年間に使った旅費をアバウトに計算して、12か月で割ってみたところ
生活費よりもレジャー費の方が多い
ということが起こりました笑
(旅費も多いが、意外と生活費が安い…)
さすがに使いすぎだ、とFPさんに相談する前に反省
しかしこれも正確に申告する必要があります
ここで使いすぎだから、少なめに申告…ということをやると、無理したローンになる可能性が
何かの費用がとても高かったとしても、その事実を知れたことがまずプラスなので、とりあえず正確に伝えた方が良いと思います
ということで、正確に埋めたシートをFPさんに見せました
うちは年収も正確に出しましたが、中には年収を少なめに出す方もいらっしゃるようですね
このあたりはどれだけ正確にやりたいかと、どれだけ営業の方にハッキリNoと言えるかなのだと思います
私たちは性格的にも、数字を見るという点でも、無理なローン結果が出たらNoとハッキリ言えるので、正確に提出しました
ただし、算定にあたり副業分の収入は無視してもらいました
これは変動幅がかなり大きいのと、1年後にはあるかないか分からないレベルだからです
提出したシートを見て、FPさんからの質問がいくつかありました
年収はどれくらい上がりそうか、退職金は出るか、想定されるイベントは何かなどなど…
不確定要素が多い方は気をつけた方がよいかもしれません
FPさんに相談する前に、夫婦で今後のライフプランについて大まかに話し合っておくのも大切だと思います
私たちは怖いので
年収は2019年から50万円しか上がらない
という想定で進めました
そうならないで欲しいですが…
未来は分かりません
手に職があるという点では、働く場所がなくなることは考えにくいですが、年収が下がる可能性はあるので、生涯あと50万円しか年収が上がらない想定で進めれば安全かなと判断しました
その他は、車はこのくらいの値段のものが、何年スパンで欲しいとかも伝えました
車は一括で買いたいので、その想定で入れてもらいました
ちなみにFPさんが
レジャー費こんなに多額に入れた方、初めてです
とおっしゃってました笑
しばらく海外旅行も無理そうだし、日本でも海外でもホテルにいないことが多いので、今後国内旅行でもホテルのランクは落とそう、という話をしています
で、FPさんが私たちの話を聞きながら、ソフトに色々入力して算出してくれました
今回は、私たちの年収でローンを組めるだろうマックス金額に近い金額で算出してくれました(つまり、私たちが「借りられる額」です)
結果は…
全然問題ないですね
やったーーーーー
旅費、控えなくても良さそう
(これはパンフレットですが、こんな感じでグラフで分かりやすく結果を見れました)
実際ローンを組むとなったら、もっと低い金額で組もうと思っていたので、シュミレーション結果よりも貯金できそうです
年収もほぼ上がらないという想定で進めているので、かなり守りのシュミレーションになっていたはずです
それでも心配です
正直、できる限りローンは低めに抑えつつ、満足の家にしたいと思っていました
よく言われているように、
借りられる額と返せる額は異なります
借りられる額で借りたら、かなりカツカツの生活になります
それを分かってFPさんとも話していたので、借りられる額でOKをもらっても、そんな高い家は買いませんと言っていました
積水ハウスの営業の方も、借りられる額からはそれなりに減額した金額で「予算は○○万円くらいがよさそうですね」とおっしゃっていました
ただFPさんは、一応「お二人ならマックスこれくらいは絶対に借りられるはずなので」と前提を言いつつも、かなり高額の借りられる額で計算してきました
今回は借りられる額でも返せて、生活に問題がなさそうという結果が出てしまったので、そこから特に話は進みませんでしたが、何かを改善しなくてはいけない場合は、ここから色々と詰めていくのだと思います
不安な方はかなり守りの金額で、返せる額でシュミレーションしてもらったほうが良いです
私たちは自分たちで真剣に計算する気がなかっただけで(FPさんのソフトでやってもらった方が楽なので…)、数字を見るという面では絶対に強い方です
結果を見て自分たちで分析して、どうすれば良さそうかを考えることができるので、自分たちで返せる額のシュミレーションをし直すことができます
しかし、もしFPさんの相談をそのまま真に受けると、借りられる額で家を建てるという選択をしてしまう方もいるのでは?と感じました
FPさんは良い方でしたが、ハウスメーカーの営業の方に頼んだ方でもあるので、基本的にはハウスメーカー寄りだと思った方がよいのかなと…
FPさんに相談することはとても大切ですが、その結果を見て判断するのは自分です
今回は自分たちが何にいくら使っているのかを真剣に知るきっかけにもなりましたし、ソフトを使って計算してもらうと便利で正確だと感じる面もあったのでお願いしてよかったと思っています
お家を買う検討をしている方には「FPさんへの相談は必ずした方が良いよ!」と勧めると思います
でもあくまでも判断するのは自分なので、相談してOKが出たから前に進むのではなく、相談結果をもう一度よく見て、ご自身でしっかり中身を確認したほうが良いです
数字が苦手、という方もたくさんいらっしゃると思いますが、住宅購入は今まで買ってきた買い物とは訳が違う規模になるので、苦手な方も少しだけ我慢して真剣に向き合った方が良いと思います
SNSの投稿でも、FPさんに診断してもらうときではなく、そもそも展示場などお話する際も、営業の方には8割くらいの予算を伝えるのが良いと書いている方がいらっしゃいますが、それも一つの手段だと思います
また、ハウスメーカーや工務店と全く関係ないFPさんに相談するのであれば、正確に算定してもらい、返せる額の結果からさらに少し低い金額を、営業の方に伝えるのも良いと思います
ちなみに私たちは保険の営業はいらない、というお話を事前に営業の方に伝えていました
だからかFPさんからは営業が一切ありませんでした
パンフレットくらいくれるかと思っていましたが、それすらなくて、逆に拍子抜け
後日、シュミレーションした結果を送ってくださったのですが、その際も営業はありませんでした
なさすぎて驚いてしまいましたが、営業はいらないとお伝えしていたのを忠実に守ってくださったのは好印象でした
ということで、住宅購入でとっても大事な
予算の確認
ができました
これが出来ると、買える家と買えない家が区別できるので、かなり前に進んだ気がしました
特に土地から購入するとなると、予算が決まることでかなり絞られてきます
・買える土地の場所
・買える土地の広さ
・建てる家の大きさ
・建てるハウスメーカーや工務店
このあたりのバランスを予算から検討できるようになります
FPさんのシュミレーションによる、予算の検討はとってもオススメ
です
マイホーム購入をされるなら、具体的に進めるより前に、1度はやってみるのをオススメします
つづく
追記
ここまで書いたのはだいぶ前なんです
今建築が進む中で思うのは、「返せる金額」に加えて、「納得できる金額」を提示することが大切だったなと…
もしこれから住宅購入を検討される方は、多少のミスや違和感を受け入れられたり、この値段ならこれが出来なくても仕方ないと納得できる、というような予算設定をオススメします
時系列で書いているので、時期がきたら書きたいなと思いますが、私は「返せる金額」にはしたものの、「納得できる金額」ではなかったかなというのが正直なところなんです
こんな高いのに、これが出来ないのか…とか、こんなに雑なのかなとか、そう思ってしまう部分がありました
もう少し安かったら、多分そうは思わなかったな、と
この金額は人それぞれ感覚が異なりますが、私はあと1000万円安かったら納得できたかもしれないけど、こんな金額を払っているのに納得できないなという部分があったりしました
「返せる金額」かつ自分の中で多少のマイナスポイントも受け入れられる「納得できる金額」
これで予算を組むのが多分失敗しない、後悔しない1つのポイントでもある気がしました